MA0809-A P 5068 取扱説明書
このたびは、弊社製品をお買い上げいただきまして、誠に ありがとうございます。末長くご愛用いただくために、こ の説明書をよくお読みいただき、正しくお取り扱いくださ いますようお願い申し上げます。 本機を安全に正しくお使いいただくための注意事項「安全 上のご注意」を本書に記載しています。本機をご使用にな る前に、必ずお読みください。 なお、この説明書は大切に保管し、必要に応じてご覧くだ さい。 ※本書に記載の製品イラストの中には、視認性を考慮して、 実際のものとは異なる描写を行なっているものがありま す。ご了承ください。 ■ 本機の特長 ● ソーラー充電 ● 電波時計 ● ストップウオッチ ● タイマー ● ワールドタイム ● アラーム ● 針位置自動補正機能 ご使用前に十分に光を当ててください 本機は、光で発電した電気を二次電池に充電しながら 使うようになっております。 安定してお使いいただくために、本書に従って、光が 当たるようにしてお使いください。 (充電時間については、 「ソーラー充電について」をご 参照ください) 1
安全上のご注意 絵表示について 本書および製品への表示では、製品を安 全に正しくお使いいただき、あなたや他 の人々への危害や財産への損害を未然に 防止するため、色々な絵表示をしていま す。その表示と意味は次のようになって います。 絵表示の例 記号は「気をつけるべきこと」 (注意)を意味しています。 (左の例は感電注意) 記号は「してはいけないこと」 (禁止)を意味しています。 (左の例は分解禁止) 記号は「しなければならないこ と」(強制)を意味しています。 (左の例は電源プラグをコンセン トから抜く) 2
危険 この表示を無視して 誤った取り扱いをする と、人が死亡または重 傷を負う危険が差し 迫って生じることが想 定される内容を示して います。 警告 この表示を無視して 誤った取り扱いをする と、人が死亡または重 傷を負う危険が想定さ れる内容を示していま す。 注意 この表示を無視して 誤った取り扱いをする と、人が傷害を負う危 険が想定される内容お よび物的損害のみの発 生が想定される内容を 示しています。 3
警告 本機をスキューバダイビン グ(アクアラング)に使用し ないでください。 ※ 本機はダイバーズウオッ チではありません。誤って 使用すると、事故の原因と なります。 電池の取り扱いについて 本機で使用しているボタン電池を取り 外した場合は、誤ってボタン電池を飲 むことがないようにしてください。特 に小さなお子様にご注意ください。 電池は小さなお子様の手の届かない所 へ置いてください。万一、お子様が飲 み込んだ場合は、ただちに医師と相談 してください。 4
注意 お手入れについて ケース・バンドは汚れからサビが発生 し、衣服の袖口を汚すことがあります。 ケース・バンドは常に清潔にしてご使 用ください。特に、海水に浸した後放 置しておくとサビ易くなります。 5
注意 かぶれについて 時計の本体およびバンドは、直接肌に 接触していますので、使用状態によっ てはかぶれを起こす恐れがあります。 1 金属・皮革に対するアレルギー 2 時計の本体およびバンドの汚れ・サビ・汗等 3 体調不良等 • バンドをきつくしめると、汗をかき やすくなり、空気の通りが悪くなり ますのでかぶれ易くなります。バン ドは余裕をもたせてご使用ください。 •「抗菌防臭バンド」は汗などによる 細菌の繁殖を抑え、においの発生を 防ぐもので、皮膚のかぶれを防ぐも のではありません。 • 万一、異常が生じた場合は、ご使用 を中止し、医師にご相談ください。 6
注意 分解しないでください 本機を分解しないでください。 ケガをしたり、本機が故障する 原因となることがあります。 7
注意 ご使用にあたって 時計表示の確認は、思わぬ転倒やケガの 予防のため、十分に安全が確認された場 所で行なってください。特に、道路での マラソンやジョギング、自転車やバイ ク・自動車等の運転中は事故の原因にな ることがありますので、十分にご注意く ださい。また、第三者への接触による事 故防止にも十分にご注意ください。 時計着脱の際に、中留で爪を傷つける 恐れがありますのでご注意ください。 特に、長く伸ばした爪では、中留の操作 はおやめください。 思わぬケガやアレルギーによるかぶれ を防ぐため、就寝時は時計をはずすな ど十分にご注意ください。 8
注意 ご使用にあたって 幼児を抱いたり、接したりする場合は、 幼児のケガやアレルギーによるかぶれ を防ぐため、時計をはずすなど十分に ご注意ください。 9
お使いになる前に ■ 十分に光を当ててください 本機は、光で発電した電気を二次電池に充電しながら使う ようになっております。保管期間により電池容量が減って いる場合がありますので、お使いいただく前に十分に充電 してください。詳しくは 18 ページをご覧ください。 ●充電切れ予告 30 二次電池の容量が少なくなる と、時刻モードで秒針が 2 秒ご とに運針を行ない、充電不足を お知らせします。詳しくは 20 ページをご覧ください。 2秒ごとに 運針 ■ パワーセービング機能について パワーセービング機能とは、暗いところに本機を放置する と自動的に針の動きを停止してスリープ状態にし、節電す る機能です。 文字板に光をあてるかボタン操作をすることでスリープ状 態は解除されます。 10
※針は停止していますが、時計内部では時を刻み続けてい ます。 ※時計が袖などで隠れている場合でも、スリープ状態にな ることがあります。 ※ストップウオッチモード、タイマーモードのときは、ス リープ状態になりません。 〈参考〉スリープ状態になるには ● スリープレベル 1 午後 10 時∼午前 6 時の間、暗いところで本機を約 1 時間 放置します。 • 秒針がその場で停止します。 ※時針、時針(24 時間制) 、分針、日付表示、ワールドタ イム時分針は運針を継続します。 ※自動受信は行ないます。 ※アラーム・タイマーの報音は行ないます。 ● スリープレベル 2 スリープレベル1のまま暗いところで6∼7日間経過します。 • 時針、時針(24 時間制) 、分針、ワールドタイム時分針 はその場で停止します。 • ワールドタイムモードの場合は、時刻モードの時刻が 「0:00」になったときに、停止します。 • 自動受信は行ないません。 • アラームの報音は行ないません。 ※日付表示は動きます。 11
目次 安全上のご注意 お使いになる前に 2 10 十分に光を当ててください ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 パワーセービング機能について ・・・・・・・・・・・・・ 10 操作のしくみと表示の見方 16 ソーラー充電について 18 電波時計について 24 電波時計とは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 標準電波 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 電波の受信範囲の目安 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 受信時間について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 電波受信を行なうときの場所について ・・・・・・・ 30 受信方法について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 自動受信 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 手動受信 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34 受信結果の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 受信に関するご注意 ・・・・・・・・・・・・・・
ストップウオッチの使い方 42 計測のしかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 タイマーの使い方 46 タイマー時間のセット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 タイマーの使い方(減算計測のしかた)・・・・・・ 48 鳴っている電子音を止めるには ・・・・・・・・・・・・・ 49 ワールドタイムの使い方 50 都市のサーチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 サマータイムについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52 ホームタイム都市との入替え ・・・・・・・・・・・・・・・ 54 都市コード一覧表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 アラームの使い方 58 アラーム時刻のセット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 アラームの ON / OFF ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 鳴っている電子音を止めるには ・・・・・・・・・・・・・ 60 ホームタイム都市、サマータイム設定のしかた 62 時刻・カレンダーの合わせ方 66 13
針位置自動補正機能について 73 針位置自動補正をすぐに開始する ・・・・・・・・・・・ 74 針/日付の基準位置合わせ 75 製品仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82 ご使用上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88 本製品で使用している電池について ・・・・・・・・・ 93 お手入れについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 94 14
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操作のしくみと表示の見方 Cボタンを押すごとに、 以下の順でモードが切り替わります。 ※モード切替え後、約 1 秒経ってからモードの表示に切り 替わります。 ※早送りで運針しているときにボタン操作を行なうと、針 が一時停止する場合があります。 時刻モード 現在の時刻 (全てのモードで、 「時分」を指します。) ワールドタイムモードで 選んだ都市の時刻 ボタン ボタン 曜日針 秒針 日付 30 ボタン ボタン 時針(24時間制) (全てのモードで24時間制の「時」を指します。) ●A ボタン 1 回押すと電波の受信結果を確認できます。 (37 ページ 参照) ●針位置自動補正中を除き、C ボタンを約 2 秒間押し続け ると、どの状態からでも時刻モードに戻ります。 ●電波受信については 24 ページをご覧ください。 16
※機種により形状や文字板の印刷内容が異なります。 ストップウオッチモード 「ST」を指した後、ストップ ウオッチの1/20秒を表示 します。 タイマーモード 「TR」を指します。 タイマー時分針 30 30 ストップウオッチ 時分針 P-42 アラームモード 「AL」を指します。 アラーム時刻 P-46 ワールドタイムモード 「STD」または「DST」を 指します。 ワールドタイム 時刻 30 30 P-58 都市コード P-50 17
ソーラー充電について 本機は、光で発電した電気を二次電池に充電しながら使う ようになっております。 安定した状態でお使いいただくためには、本機のソーラー セルに光が当たるようにしてお使いください。 ●腕から外したときは文字板(ソーラーセル)を明るい方 に向けて置くなどして、充電を心掛けてください。 ソーラーセル 光 蛍光灯下や窓際などの光が当たる所に置いてください。 ●腕に付けているときはなるべく衣類の袖が文字板(ソー ラーセル)にかからないように使用してください。 一部でも袖に隠れていると、充電効率が著しく低下します。 18
●光が当たっているときと当たらないとき 〈光が当たっているとき〉 光 ソーラーセル (光で充電) 電気エネルギー 30 二次電池 充 電 供給 〈光が当たっていないとき〉 放 電 30 二次電池 供給 時計は光が当たらないときでも常に動いていますので、この ままでは二次電池の容量が減って機能が使えなくなります。 19
●充電時のご注意 以下のような高温下での充電はお避けください。 ●炎天下に駐車中の車のダッシュボード ●白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所 ●直射日光が長く当たって、高温になる所 充電の際、光源の条件によっては時計本体が極端に高 温になることがありますので、やけどなどをしないよ うにご注意ください。 ●充電切れ予告 二次電池の容量が少なくなると、時刻モードで秒針が 2 秒 ごとに運針を行ない、充電不足をお知らせします。 <注意> 以下の機能は使用できません。 • 自動受信および手動受信 • アラームの報音 • タイマー計測(計測中にこの状態になった場合は計測を 続けます。ただし、タイムアップ報音は行ないません。 ) ※機能停止状態になっても再度充電を行なうと使用できます。 ※機能停止状態から充電したときは、十分に充電されると 針が現在時刻の位置まで移動します。 ※通常状態になるまで十分に光を当ててから、 ご使用ください。 20
〈通常状態〉 30 1秒ごとに 運針 充電不足 になると 〈充電切れ予告〉 1 秒針が2秒ごとに運針し ます。午前12時になる と、日付が1日( 基準位 置)へ移動します。 基準位置表示 2秒ごとに 運針 更に充電不足 になると 〈機能停止状態〉 12時位置で停止 全ての針が12時位置 (基準位置)で停止しま す。 1 21
●リカバー状態について アラームや電波受信などを短時間に連続して使用し、電池 に大きな負担がかかった場合、一時的に運針を停止し、全 ての機能が使えなくなる場合があります。 時間がたてば電池電圧が復帰し、使用できるようになります。 ●充電の目安 ● 1日、安定した状態で時計を使用するために必要な充 電時間 ※1 日当たり電波受信を約 4 分間、アラームを 10 秒間行 なった場合。 環境(照度) 充電時間 晴れた日の屋外など(50,000ルクス) 約8分 晴れた日の窓際など(10,000ルクス) 約30分 曇り日の窓際など(5,000ルクス) 約48分 蛍光灯下の室内など(500ルクス) 約8時間 ※こまめに充電を行なえば、安定した状態でご使用いただ けます。 22
● 各レベルに回復するための充電時間 環境(照度) 充電時間 運針開始まで フル充電まで 晴れた日の屋外など (50,000ルクス) 約2時間 約23時間 晴れた日の窓際など (10,000ルクス) 約6時間 約85時間 曇り日の窓際など (5,000ルクス) 約8時間 約138時間 蛍光灯下の室内など (500ルクス) 約92時間 −−− ※この充電時間は目安のため、実際の環境下においては充 電時間が異なる場合があります。 23
電波時計について ■ 電波時計とは 正確な時刻情報をのせた長波標準電波を受信することによ り、正しい時刻を表示する時計です。 送信所 セシウム 原子時計 長波標準電波 本機 電波時計は正確な標準時を受信していますが、時計内 部の時刻演算処理等により、時刻表示に1秒未満のズ レが生じます。 24
■ 標準電波 ●日本の標準電波(JJY )は独立行政法人情報通信研究機構 (NICT)が運用しており、福島県田村郡の「おおたかどや山 (4 0 k H z )」および佐賀県と福岡県の境にある「はがね山 (60kHz)」から送信されています。 ●中国の標準電波(B P C )は中国科学院の国家授時中心 (NTSC) が運用しており、 河南省商丘市から送信されてい ます。 ●アメリカの標準電波(WWVB)はNational Institute of Standards and Technology (NIST)が運用しており、コロ ラド州にあるフォートコリンズから送信されています。 ●イギリスの標準電波(MSF) はNational Physical Laboratory (NPL) が運用しており、 イングランド北部の アンソーンから送信されています。 ●ドイツの標準電波 (DCF77) はPhysikalischTechnische Bundesanstalt(PTB) が運用しており、 フランクフルト南東に位置するマインフリンゲンから送 信されています。 ※標準電波や送信所に関する情報は、変更になる場合があ
日本の標準電波はほぼ24時間継続して送信されてい ますが、保守作業や雷対策等で一時送信が中断される ことがあります。 詳しい情報は独立行政法人情報通信研究機構(NICT) 日本標準時プロジェクトのホームページをご覧くださ い。 http://jjy.nict.go.
■ 電波の受信範囲の目安 本機は、ホームタイム都市を下記のように設定すると、そ の都市に対応した標準電波を受信します。 ※ホームタイム都市の設定については62ページ参照。都市 コードについては 56 ページ参照。 ホームタイム都市 (受信機能対応都市) 受信電波 TYO 日本の標準電波(JJY) HKG 中国の標準電波(BPC) (HNL)、(ANC)、LAX、 アメリカの標準電波 (WWVB) DEN、CHI、NYC LON、PAR、ATH イギリスの標準電波(MSF)、 ドイツの標準電波(DCF77) ※( )内の各都市は条件が良ければ受信する場合もありま す。 27
送信所の位置 <日本(JJY)> 1000km おおたかどや山 (40kHz) 500km 500km はがね山 (60kHz) 1000km <アメリカ(WWVB)> 1000km 3000km フォートコリンズ ●受信環境により、図の範囲内でも電波を受信できない場 合があります。内側の円の範囲を越えると電波が弱くな りますので、受信環境の影響はより大きくなります。 28
<中国(BPC)> 1500km 長春 500km 北京 上海 成都 香港 商丘 <イギリス(MSF)/ドイツ(DCF77)> 1500km アンソーン マインフリンゲン 500km アンソーンから送信されている電波は、 この範囲でも受信できます。 ※受信に影響を与える環境・・・地形、建物、天気、季節、 時間帯(昼・夜) 、各種ノイズ 29
■ 受信時間について 受信時間はおよそ 2 ∼ 7 分です。 ※ただし、周波数を変えて再受信するため、最大14分かか る場合があります。 ■ 電波受信を行なうときの場所について 本機を腕からはずし、金属をさけて下図のように時計上部 (12時位置のアンテナ) を外に向けて窓際に置いてください。 樹脂バンド 金属バンド ●時計本体を横向きに置くと受信しにくくなります。 ●受信中、時計を動かさないようにしてください。 30
● ご注意 電波は、以下のような場所では受信しにくくなりますので、 このような場所を避けて受信を行なってください。 ※電波受信については、ラジオやテレビと同じようにお考 えください。 ビルの中およびその周辺 (ビルの谷間など) ( 高圧線、架線の近く 乗り物の中 (自動車、電車、飛行機など) 家庭電化製品、 電波障害の起きるところ 工事現場、空港のそば OA機器のそば テレビ、スピーカー、 など FAX、パソコン、 携帯電話など ( ) 山の裏側…など ) 受信がうまくいかないときは、上記のような場所から離 れ、受信状況の良いところで再度受信してみてください。 ■ 受信方法について 受信方法には、以下の 2 種類があります。 ●自動受信:1 日最大 6 回(中国電波は 1 日最大 5 回) ●手動受信:必要なときに、ボタンを押して受信を行な います 31
■ 自動受信 ●自動受信を行なうときは、 以下の操作を行なってください。 • 時刻モードのホームタイム都市に、 現在地で受信可能な 電波に対応した都市を設定する。 (27∼29ページ、62 ページ参照) • 16ページの 「操作のしくみと表示の見方」 にしたがって 「時刻モード」 または 「ワールドタイムモード」にする。 • 下記の表中の 「自動受信開始時刻」 前に、 30ページの 「電 波受信を行なうときの場所について」 にしたがって本機 を置く。 ホームタイム都市 自動受信開始時刻 1 TYO スタンダードタイム 午前12時 HKG スタンダードタイム 午前1時 HNL、ANC、LAX、スタンダードタイム 午前12時 DEN、CHI、NYC サマータイム LON PAR ATH 32 2 午前1時 午前2時 午前1時 スタンダードタイム 午前1時 午前2時 サマータイム 午前2時 午前3時 スタンダードタイム 午前2時 午前3時 サマータイム 午前3時 午前4時 スタンダードタイム 午前3時 午前4時 サマータイム 午前4時 午前5時
●時刻モードの時刻(16 ページ参照)が下記の表中の自動 受信開始時刻になると、1 日最大 6 回(中国電波は 1 日 最大 5 回) 、自動的に受信を行ないます。ただし、1 日 1 回受信が成功すれば、それ以降、その日の自動受信は行 ないません。 また、自動受信開始時刻は、設定したホームタイム都市 やサマータイム設定によって異なります。 ※サマータイムとは DST(Daylight Saving Time)とも 言い、通常の時刻(スタンダードタイム)から 1 時間進 める夏時間制度のことです。 ※サマータイムを採用していない国や地域があります。 ※サマータイムを採用していても、その期間は国や地域に より異なります。 自動受信開始時刻 3 4 5 6 午前2時 午前3時 午前4時 午前5時 午前3時 午前4時 午前5時 午前2時 午前3時 午前4時 午前5時 午前3時 午前4時 午前5時 翌日午前12時 午前4時 午前5時 翌日午前12時 翌日午前1時 午前5時 翌日午前12時 翌日午前1時 午前4時 午前5時 翌日午前12時 翌日午前1時 翌日午前2時
★受信が成功すると 成功した時点で受信を終了し、時刻モードに戻って修正し た時刻を表示します。 ★受信が失敗すると 時刻修正は行なわずに、時刻モードの表示に戻ります。 ■ 手動受信 必要なときに、ボタンを押して受信を行ないます。 以下の操作を行なってください。 ●手動受信を行なうときは、 • 時刻モードのホームタイム都市に、現在地で受信可能 な電波に対応した都市を設定する。 (27 ∼ 29 ページ、 62 ページ参照) • 16ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがっ て「時刻モード」にする。 • 30 ページの「電波受信を行なうときの場所について」 にしたがって本機を置く。 時刻モードのとき A ボタンを約2秒間押し続 けます 後、 「READY」 (または「R」 ) 位置に移動します。 ※時針、分針は通常通り運針し ます。 34 30 ➟秒針が電波受信結果を表示 READY(またはR)
★受信中は 30 • 受信中は秒針が受信状況を指 します。 「READY」(または「R」): 不安定な受信 「W O R K 」(または「W 」): 安定した受信 ※安定状態がなるべく長く保て る場所で受信してください。 ※受信が完了するまで、時計を 動かさないでください。 ※受信しやすい場所でも、安定 するまで約 10 秒ほどかかり ます。 ※受信状況は、受信状態の確認 および受信場所を決める際の 目安としてお使いください。 ※天候、時間、環境等により電 波状況は変化します。 ※時針、分針は通常通り運針し ます。 WORK(またはW) 35
★受信完了 ★ 受信を中止するときは いずれかのボタンを押します 36 YES(またはY) 30 • 受信が成功すると、秒針が 「YES」 (または「Y」 )位置に 移動し、時刻を修正します。 ※時刻修正後に時刻モードに 戻ります。 • 受信が失敗すると、秒針が 「NO」(または「N」 )位置に 移動します。 ※約5秒後に時刻モードに戻 ります。 NO(またはN)
■ 受信結果の確認 時刻モードのとき Aボタンを押します ➟受信結果確認状態になり、受信結果を表示します。受信 が成功しているときは秒針が「YES」 (または「Y」 )を 指し、受信が失敗しているときは「NO」 (または「N」 ) を指します。 ※時刻モードに戻すには、A ボタンを 1 回押します。 ※約5秒間何も操作を行なわないと、 自動的に時刻モードに 戻ります。 YES(またはY):成功 30 NO(またはN) :失敗 受信結果は受信ごとにリセットされます。 37
■ 受信に関するご注意 ●自動受信は時刻モードとワールドタイムモードでのみ行 なわれます。 ●以下のときは電波受信を行ないません。 • タイマー計測中のとき。 • 充電切れ予告の状態のとき。 • リカバー状態のとき。 ●自動受信中にボタン操作を行なうと、受信を中止します。 ●受信は送信されている電波の届く範囲内で行なってくだ さい。 ただし、電波の届く範囲内でも、地形や建物の影響を受 けたり、季節や時間帯(昼・夜)などによってうまく受信 できないことがあります。 ●電波障害により、誤った信号を受信することがあります。 そのときは、再度受信を行なってください。 ●電波が届かない地域では通常の時計としてご使用くださ い。 ●電波受信を行なわないときは、製品仕様に記載の精度範 囲で動きます。 ●極度の静電気により、誤った時刻を表示することがあり ます。 ●受信中にアラームが鳴ると、受信を中断します。 ●本機のカレンダー機能は 2099 年までですので、2100 年以降は受信してもエラーとなります。 38
■ こんなときには 1.電波が受信できません。 ● 電波受信環境が悪い場所にいませんか。 電波受信できる地域であっても電波が遮断されたり、発 生するノイズにより受信しにくくなります。受信はこの ような場所を避けて行なってください。 (31ページの「ご 注意」参照) ● 電波が受信できない地域にいませんか。 電波受信ができる地域は、27 ページの「電波の受信範囲 の目安」をご覧ください。 ●ホームタイム都市が正しく設定されていますか。 62ページの「ホームタイム都市、サマータイム設定のし かた」をご覧になり、ホームタイム都市を正しく設定し てください。 ● 電波の送信が中断していませんか。 電波時計が利用している標準電波は、保守作業や雷対策 等で一時的に送信が中断されることがあります。 ● タイマー計測中ではありませんか。 タイマー計測中は自動受信を行ないません。 2.電波を受信したのに、時報と時計の表示が若干ずれています。 ● 電波時計は標準電波を受信して時刻修正を行ないますが、 時計内部の演算処理等により若干(1秒未満)のずれが発 生します。 39
3.電波を受信したのに、時刻が合っていません。 ● ホームタイム都市が正しく設定されていますか。 62ページの「ホームタイム都市、サマータイム設定のし かた」をご覧になり、ホームタイム都市を正しく設定し てください。 ● 針が基準位置からずれていませんか。 強い磁気や衝撃を受けると、針や日付が基準位置からず れることがあり、正しい時刻を表示できません。本機は 1 時間に 1 度、自動的に針の基準位置を合わせます。詳 しくは73ページの「針位置自動補正機能について」、75 ページの「針/日付の基準位置合わせ」をご覧ください。 ★電波受信ができないときや受信しても時刻が合わないと きなどは、設定を確認してください。 ※本機は工場出荷時および電池交換後には、以下の内 容でセットされています。 ホームタイム都市 TYO 東京 サマータイム設定 STD スタンダードタイム サマータイムについては 52 ページ参照 40
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ストップウオッチの使い方 ストップウオッチは 1/20 秒単位で 23 時間 59 分 59 秒 95(24時間計)まで計測できます。計測範囲を超えると、 自動的に 0 に戻って計測し続けます。 ■ 計測のしかた ストップウオッチモードのとき Bボタンを押します ➟B ボタンを押すごとに、計測がスタート / ストップしま す。 ストップウオッチ秒針 ・ スタート ・ ストップ ストップウオッチ 1/20秒針 30 ・ スプリット ・ リセット ストップウオッチ時分針 42
16 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい Cボタンを押し、ストップウオッチモードに切り替えます。 ★計測中にDボタンを押すと、針は止まりますが、内 部では計測を続けるスプリット計測となります。 ※スプリットは約5秒後に自動的に解除され、計測 タイムの表示になります。 ★1/20秒針は、計測スタートまたは再スタート後の 30 秒間のみ動きます。ストップ後は、計測値を表 示します。 ★計測をストップした後、Dボタンを押すと、計測値 が 0 に戻ります(リセット)。 ※ストップウオッチの計測値を表示するために針が動 いている間は、次の操作はできません。 スプリット、リセット 43
●通常計測 スタート ストップ リセット ●スプリットタイム(途中経過時間)の計測 スタート スプリット 約5秒後 スプリット解除 ストップ リセット • スプリットタイムの表示中にもう一度 D ボタンを押す と、新しいスプリットタイムを表示します。 • スプリットタイムの表示中にBボタンを押すと、計測が 止まり、ストップ時間を表示します。 <積算計測> ロスタイムのあるときは、ストップ後リセットせずに B ボタンを押して再スタートすれば、表示タイムに引き続き 計測を始めます。 44
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タイマーの使い方 • タイマーは、1分単位で24時間までセットすることがで き、1 秒単位で減算計測を行ないます。 • セットした時間を経過(タイムアップ)すると、10 秒間 電子音が鳴ります。 • タイムアップ後は、1秒単位で24時間までタイマー時間 後の経過時間を計測します。 • 経過時間の計測が計測範囲を超えると、自動的に 0 に 戻って計測し続けます。 タイマー秒針 ・スタート ・ ストップ ・タイマー時間−1分 「TR」を指します 30 ・ タイマー時間+1分 ・ リセット タイマー時分針 46
16 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい C ボタンを押し、タイマーモードに切り替えます。 ■ タイマー時間のセット 1. 計測リセット状態にする タイマーモードのとき 計測をストップしているときにD Dボタンを押します。 2.
■ タイマーの使い方(減算計測のしかた) タイマーモードのとき B ボタンを押します ➟ B ボタンを押すごとに計測がスタート/ストップしま す。 ※計測は 1 秒単位で行ないます。 ※針は「反時計回り」に運針します。 タイマー秒針 ・スタート ・ ストップ 30 ・ リセット タイマー時分針 スタート 48 ストップ リセット
★計測ストップ後、D ボタンを押すと、計測前の表示 に戻ります(リセット)。 ★ロスタイムがあるときは、B ボタンでストップ後、 もう一度B ボタンを押すと表示タイムに引き続き 計測を始めます。 ★タイムアップすると報音を行ない、そこからの経過 時間の計測をスタートします。経過時間を計測中、 針は「時計回り」に運針します。B ボタンを押すと 計測がストップし、ストップ状態でD ボタンを押 すと計測前の表示に戻ります(リセット)。 ※タイマーの計測値を表示するために針が動いている 間は、リセット操作はできません。 ■ 鳴っている電子音を止めるには いずれかのボタンを押すと音が止まります。 49
ワールドタイムの使い方 ワールドタイムモードでは、世界 29 都市(29 タイムゾー ン)の時刻を簡単に知ることができます。 ワールドタイム時刻 都市コード ・ ホームタイム都市 との入替え (3秒間) ・ サマータイムの設定 (STD/DST)の 切替え(2秒間) 30 ・ 都市のサーチ サマータイムの設定 (「STD」または「DST」)を指します ※選択都市の時刻が合っていないときは、ホームタイム都 市の設定を確認し、違っているときは正しく直してくだ さい。(62 ページ参照) ※都市の時刻を表示するために針が動いている間は、次の 操作はできません。 A ボタン:サマータイムの設定の切替え B ボタン:ホームタイム都市との入替え 50
16 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい Cボタンを押し、ワールドタイムモードに切り替えます。 ■ 都市のサーチ ワールドタイムモードのとき Dボタンを押します ➟D ボタンを押すごとに秒針 30 が1都市ずつ進みます。 ※Dボタンを押してから約1秒 後に選択都市の時刻にかわり ます。 (進む) 51
■ サマータイムについて サマータイムとは D S T (D a y l i g h t S a v i n g T i m e ) とも言い、通常の時刻(スタンダードタイム)から 1 時間 進める夏時間制度のことです。 ●サマータイムを採用していない国や地域があります。 ●サマータイムを採用していても、その期間は国や地域に より異なります。 ● サマータイムが設定されていないとき 針が「STD」 (スタンダードタイム)を指します。 ● サマータイムが設定されているとき 針が「DST」を指します。スタンダードタイムより 1 時間進んでいます(夏時間)。 52
● サマータイムの設定 ワールドタイムモードのとき Dボタンを押して、 設定したい都市を選びます Aボタンを約2秒間押し続けます ➟Aボタンを約2秒間押し続けるごとに「STD」と「DST」 が切り替わります。 ※サマータイムは各都市ごとに設定することができます。 ただし、 “UTC”にはサマータイムの設定はできません。 30 30 (2秒間) 53
■ ホームタイム都市との入替え 現在ワールドタイムモードで選んでいる都市を、ホームタ イム都市と入れ替える(ホームタイム都市に設定する)こ とができます。 例:ホームタイム都市を東京(TYO)からニューヨーク (NYC)に設定する。 ホームタイム都市 ワールドタイムモードでの都市 操作前 東京(TYO) ニューヨーク(NYC) 操作後 ニューヨーク(NYC) 東京(TYO) 1.
2. ホームタイム都市を入れ替える Bボタンを約3秒間押し 続けます だ都市(ニューヨーク)が ホームタイム都市になり ます。 ※ 操作を行なう前のホーム タイム都市(東京)がワー ルドタイムモードの選択 都市になり、ワールドタイ ムモードの時刻が修正さ れます。 30 ➟確認音が鳴り、1.
■ 都市コード一覧表 コード 時差 UTC 0 LON 0 PAR +1 都市名 コード 時差 〈協定世界時〉 ADL +9.5 都市名 アデレード ロンドン SYD +10 シドニー パリ NOU +11 ヌーメア ATH +2 アテネ WLG +12 ウェリントン JED +3 ジェッダ PPG −11 パゴパゴ THR +3.5 テヘラン HNL −10 ホノルル DXB +4 ドバイ ANC −9 アンカレジ KBL +4.5 カブール LAX −8 ロサンゼルス KHI +5 カラチ DEN −7 デンバー DEL +5.5 デリー CHI −6 シカゴ DAC +6 ダッカ NYC −5 ニューヨーク RGN +6.
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アラームの使い方 アラームモードでは時分を設定でき、設定した時刻になる と 10 秒間電子音が鳴ります。 ※アラームは時刻モードの時刻に合わせて鳴ります。 ※アラームモードで2∼3分間何も操作を行なわないと、自 動的に時刻モードに戻ります。 ・アラームのON/OFF ・ アラーム時刻−1分 アラーム時刻 30 ・ アラーム時刻+1分 「AL」を指します アラームの設定 (「ON」または「OFF」) を指します 58
16 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい C ボタンを押し、アラームモードに切り替えます。 ■ アラーム時刻のセット アラームモードのとき D またはB B ボタンを押 します (戻る) 30 ➟D ボタンを押すごとに 1 分ずつ進み、B ボタンを 押すごとに 1 分ずつ戻り ます。 ※ D・B ボタンとも押し続 けるとボタンを離しても 針が連続して動き続ける 早送り状態になります。 早送り状態を止めるにはい ずれかのボタンを押しま す。 アラーム時刻 (進む) 59
■ アラームの ON / OFF アラームモードのとき Aボタンを押します ➟A ボタンを押すごとに、ON と OFF が切り替わります。 30 30 ON OFF ■ 鳴っている電子音を止めるには いずれかのボタンを押すと音が止まります。 60
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ホームタイム都市、サマー ホームタイム都市(お使いになる地域や都市)、サマータイ ムの設定をします。 ※ホームタイム都市やサマータイムの設定は、時刻モード で行ないます。 1.
タイム設定のしかた ※修正できる項目は、C ボタンを押すごとに、以下の順で 切り替わります。 ・ホームタイム都市 ・サマータイムの設定 時分 年 月 日 時刻や日付を合わせるには「時刻・カレンダーの合わせ方」 (66 ページ参照)をご覧ください。 2.
3.
※ 続けて、 「時刻、 カレンダーを修正する」 場合は、 67ペー ジの手順2に進んでください。 ただし、 「時刻、カレンダーを修正する」操作に入ると、 「ホームタイム都市、サマータイムの設定」状態に戻る ことはできません。 もう一度、 「ホームタイム都市、 サマータイムの設定」 状 態にする場合は、Aボタンを押してセット状態を解除 して、 62ページの手順1から操作をやり直してくださ い。 4.
時刻・カレンダーの合わせ方 電波受信ができない場所で本機をお使いになる場合は、以 下の操作で時刻や日付を合わせてください。 1.
※修正できる項目は、C ボタンを押すごとに、以下の順で 切り替わります。 ・ホームタイム都市 ・サマータイムの設定 時分 年 月 日 ホームタイム都市、サマータイム設定をするには「ホーム タイム都市、サマータイム設定のしかた」(62 ページ参照) をご覧ください。 2.
3.
4.「年修正」にする 西暦の「10の位」 Cボタンを押します ➟年を修正する状態になり 30 ます。 ※ 年は、西暦の「10の位」と 「1 の位」を設定します。 西暦の「1の位」 5.
➟B ボタンを押すごとに、「10 の位」が 1 つずつ進み ます。 00年代 90年代 10年代 80年代 20年代 70年代 30年代 60年代 40年代 50年代 6.
7. 月を修正する Dボタンを押します ➟D ボタンを押すごとに、1 月ずつ進みます。 11月 12月 1月 10月 2月 9月 3月 4月 8月 7月 6月 5月 8.
9. 日付を修正する (戻る) D またはB B ボタンを押 します 日ずつ進み、 Bボタンを押 すごとに1 日ずつ戻りま す。 30 ➟D ボタンを押すごとに1 (進む) 10.
針位置自動補正機能について 強い磁気や衝撃を受けると、針や日付が基準位置からずれ ることがあり、電波受信を行なっても正しい時刻を表示で きません。本機は針位置自動補正機能により、針のずれを 自動的に補正します。 • 自動補正は時刻モードのときのみ行ないます。また、時 刻モードでもタイマー計測中は行ないません。 • 自動補正するのは、秒針 / 分針 / 時針です。その他の小針 や曜日針、日付などがずれた場合は「針/日付の基準位 置合わせ」 (75 ページ参照)をご覧になり、基準位置を 合わせてください。 • 1 時間に 1 度、− 55 分から+ 5 分までのずれを自動的 に直します。 • 操作により、すぐに合わせることもできます。 「針位置自 動補正をすぐに開始する」(74 ページ参照) ※本機が自動的に針の基準位置を合わせるには、最大で約 3 分 30 秒かかります。 ※針が 1 時間以上ずれた場合は 「針位置自動補正をすぐに開始する」 (74 ページ参照) または「針/日付の基準位置合わせ」 (75 ページ参照) をご覧になり、基準位置を合わせてください。 73
■ 針位置自動補正をすぐに開始する ※時刻が合っているときは、この操作を行なう必要はあり ません。 時刻モードのとき D ボタンを約6秒間押し続 けます 30 ➟押し続けると約3秒後に一度 秒針が停止しますが、そのま ま押し続けてください。秒針 がさらに一周して停止した ら、ボタンを離します。 自動的に針の基準位置合わせを行ないますので、そのま ましばらくお待ちください(最大で約 3 分 30 秒) 。基準 位置合わせが終わると、時刻モードに戻ります。 ※基準位置合わせを中止し、すぐに時刻モードに戻すには、 D ボタンをもう一度押してください。 ※もしも約3秒でDボタンを離してしまった場合は、 「針/ 日付の基準位置合わせ」の基準位置確認状態になります (75 ページ参照)。その場合は A ボタンを押して時刻 モードに戻してから、再度操作を行なってください。 基準位置合わせは次の順番で自動的に行なわれます。 1 針の基準位置の検査をするため、自動的に運針を開始し ます。 2 針の基準位置の検査が終わると、自動的に現在の時刻に 戻り、基準位置合わせは終了します。 74
針/日付の基準位置合わせ 強い磁気や衝撃を受けると、針や日付が基準位置からずれ ることがあり、電波受信を行なっても正しい時刻を表示で きません。以下の操作を行なって針や日付の基準位置を確 認し、ずれている場合は、基準位置を合わせてください。 ※時刻や日付が合っているときは、針の基準位置合わせを 行なう必要はありません。 ※秒針 / 分針 / 時針のずれは「針位置自動補正機能」を使っ て合わせることもできます(73 ページ参照)。 1.
※修正できる項目は、C ボタンを押すごとに、以下の順で 切り替わります。 秒針 時・分針 3時側2針 (24時間時分針) 9時側1針 (曜日針) 日付 2. 秒針を確認する 〈基準位置〉 秒針:12 時位置 ★秒針が基準位置にある場合は、手順 4.
秒針がずれている場合 3. 基準位置を合わせる Dボタンを押します ➟針が時計回りで回転しますので、基準位置に合 わせます。 ※ Dボタンを押し続けるとボタンを離しても針が 連続して動き続ける早送り状態になります。早 送り状態を止めるには、いずれかのボタンを押 します。 4.
★時・分針と時針(24 時間制)が基準位置にある場合は、 手順 6. に進みます。 時針と分針がずれている場合 5. 基準位置を合わせる DまたはB Bボタンを押します ➟Dボタンを押すごとに進み、Bボタンを押すごと に戻ります。 ※ D・Bボタンとも押し続けるとボタンを離しても 針が連続して動き続ける早送り状態になります。 早送り状態を止めるには、いずれかのボタンを 押します。 ※ 時針(24 時間制)は時・分針に連動して動きま す。 6.
★3 時側 2 針の時・分針が基準位置にある場合は、手順 8. に進みます。 3 時側 2 針の時針と分針がずれている場合 7. 基準位置を合わせる DまたはB Bボタンを押します ➟Dボタンを押すごとに進み、Bボタンを押すごと に戻ります。 ※ D・Bボタンとも押し続けるとボタンを離しても 針が連続して動き続ける早送り状態になります。 早送り状態を止めるには、いずれかのボタンを 押します。 8.
★曜日針が基準位置にある場合は、手順 10. に進みます。 曜日針がずれている場合 9. 基準位置を合わせる DまたはB Bボタンを押します ➟Dボタンを押すごとに進み、Bボタンを押すごと に戻ります。 ※ D・Bボタンとも押し続けるとボタンを離しても 針が連続して動き続ける早送り状態になります。 早送り状態を止めるには、いずれかのボタンを 押します。 10.
★日付が基準位置にある場合は、手順 12. に進みます。 日付がずれている場合 11.基準位置を合わせる DまたはB Bボタンを押します ➟Dボタンを押すごとに少しずつ進み、Bボタン を押すごとに少しずつ戻ります。 ※ D・B ボタンとも押し続けるとボタンを離して も連続して動き続ける早送り状態になります。 早送り状態を止めるには、いずれかのボタンを 押します。 12.
製品仕様 水 晶 発 振 周 波 数:32,768Hz 精 基 度:電波受信による時刻修正が行なえない 場合は、平均月差± 15 秒以内 本 機 能:時・分(10 秒運針)、秒、24 時間制、 日付、曜日 電 波 時 計 機 能:自動受信・手動受信 受信結果確認機能 サマータイム自動切替え 受信局自動選択機能(JJY、MSF/ DCF77 で対応) 受信電波= コールサイン:JJY(40kHz/60kHz)、 BPC(68.5kHz)、 WWVB(60kHz)、 MSF (60kHz)、 DCF77 (77.
タ イ マ ー 機 能:セット単位=1分 計測範囲=24時間 計測単位= 1 秒 電子音= 10 秒間 タイマー時間後の経過時間計測(1 秒 単位) ワールドタイム機能:世界 29 都市(29 タイムゾーン)の時 刻を表示、サマータイム設定機能、ホー ムタイム都市設定機能 ア ラ ー ム 機 能:セット単位=時・分 電子音= 10 秒間 そ の 他:針位置自動補正機能、自動復帰機能、 パワーセービング機能 主 要 回 路 素 子:音叉型高性能水晶振動子、 ワンチップ CMOS-LSI 使 用 電 池:二次電池 持 続 時 間:約 5ヵ月 光に当てないで、1 日あたり、ア ラーム機能で電子音 10 秒間、電波 受信 1 回(約 4 分)使用した場合 ( ) 83
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ご使用上の注意 ■防水性 ● 防水時計は時計の表面または裏蓋に「W A T E R R E S I S T 」 「WATER RESISTANT」と表示されているもので、次のように 分類されます。 日常生活用強化防水 日常生活用 防水 5気圧防水 10気圧防水 20気圧防水 表 時計の表面または裏蓋に表記 「BAR」 5BAR 10BAR 20BAR 表記無し 示 洗顔、雨 使 用 水仕事、水泳 例 ウインドサーフィン スキンダイビング(素潜り) ※ 専門的な潜水=スキューバダイビング(空気ボンベ使用)でのご 使用はお避けください。 ● 時計の表面または裏蓋に WATER RESIST または WATER RESISTANTと表示されていないものは防汗構造になっておりま せんので、多量の汗を発する場合、もしくは湿気の多い場所での ご使用や直接水に触れるようなご使用はお避けください。 ● 防水構造の機種でも水中や、水分のついたまま、りゅうずやボタ ンの操作をしないでください。 ● 防水構造の機種でも、時計をつけたままの入浴、洗剤等(石鹸・ シャンプーなど)のご使用をお避けください。防水性能を低下さ せる原因とな
● 防水時計の一部にデザイン上、皮バンドを使用しているモデルが ありますが、皮バンド付の状態で、水仕事・水泳など直接水のか かるご使用はお避けください。 ● 時計が急冷された場合など、ガラスの内側が曇ることがあります が、すぐに曇りが無くなるようであれば特に問題はありません。 曇りが消えなかったり、水が時計内部に浸入した場合は、そのま まご使用にならず、ただちに修理することが必要です。 ● 時計内部に浸入した水は、電子部品や機械、文字板などを破損す る原因となります。 ■バンド ● バンドをきつくしめると、汗をかきやすくなり、空気の通りが悪 くなりますのでかぶれ易くなります。バンドは指一本が入る程度 の余裕をもたせてご使用ください。 ● バンドは劣化やさび(錆)などにより切れたり外れたりする場合 があり、時計の落下や紛失の原因となります。バンドは、常にお 手入れしていただき、清潔にご使用ください。 バンドに弾力性がなくなったり、ひび割れ・変色・緩みなどがあ る場合は、お早めに点検・修理(有償)または新しいバンドと交 換してください。そのときは、お買い上げ店または最寄りのカシ オテクノ修理相談窓口にバンド交換
■ショック ● 通常の使用状態でのショックや軽い運動(キャッチボール、テニ スなど)には十分耐えますが、落としたり、強くぶつけたりする と、故障の原因になります。 ただし、耐衝撃構造の時計の場合(G-SHOCK/Baby-G/G-ms)は 腕につけたままでチェーンソーなどの強い振動や、激しいスポー ツ(モトクロスなど)でのショックを受けても時計には影響あり ません。 ■磁気 ● アナログ時計やコンビネーション(アナログとデジタル)時計は、 針を動かすために磁石の性質を利用したモーターを駆動させる方 式を採用していますが、このモーターは強い磁気(オーディオ機 器のスピーカー、磁気ネックレス、携帯電話など)を発生する器 具に近づけるとモーターの回転に影響を受け、針の「遅れ・進み・ 止まり・誤った時刻表示」などの原因となります。 ■静電気 ● 静電気により誤った時刻を表示したりします。また、極度に強い 静電気は、電子部品を破損する恐れがあります。 ■薬品類 ● シンナー、ガソリン、各種溶剤、油脂またはそれらを含有してい るクリーナー、接着剤、塗料、薬剤、化粧品類等が付着すると、樹 脂ケース、樹脂バンド、皮革な
■樹脂製品について ● 長時間、他の製品と密着させたり、濡れたまま他の製品と一緒に しておくと、他の製品に色が移行したり、他の製品の色が樹脂製 品に移行したりすることがありますので、濡れているときはすぐ に水分をふきとり、他の製品に密着させたままにしないでくださ い。 ● 長時間、直射日光(紫外線)に当てたり、汚れが付着したまま放 置すると色あせする場合があります。 ● 塗装部品は、使用状況(過度の外力、連続したこすれ、衝撃等)に より磨耗し色落ちしたりすることがあります。 ● バンドにプリントがしてある場合は、プリント部分を強くこする と他の部分に色がつくことがあります。 ● 蛍光商品は、長時間濡れたままにしておくと色が落ちる恐れがあ りますので、濡れているときはすぐに水分をふきとって、乾かし てください。 ● スケルトン(透明)仕様の部品は、汗や汚れ等の吸収や高温多湿 への放置により変色を起こすことがあります。 ● 樹脂部品の交換は、最寄りのカシオテクノ修理相談窓口にお申し 付けください。有償にて申し受けます。 ■天然皮革・合成皮革バンドについて ● 長時間、他の製品と密着させたり、濡れたまま他の製品と
■金属製品について ● 金属を使用した製品・バンドは、ステンレスやメッキ品でも汚れ たままご使用になりますと、さび(錆)が発生することがありま す。汗をかいたときや水に濡らしたときは、柔らかい吸湿性の良 い布などで良く拭き取った後に、通気性の良い場所に保管し、良 く乾燥させてください。 ● バンドは、時々、柔らかい歯ブラシなどにより、中性洗剤を水で 薄めた液や石鹸水でバンドを洗って、 良く手入れをしてください。 このとき、時計の本体にかからないようご注意ください。 ■抗菌防臭バンドについて ● 抗菌防臭バンドは汗などによる細菌の増殖を抑え、においの発生 を防ぎ、常に清潔で快適な装着感が得られます。抗菌・防臭の効 果を上げるために、バンドの汚れ、汗、水分等は吸湿性のよい柔 らかい布でふきとり、常に清潔にしてご使用ください。抗菌防臭 バンドは微生物や細菌の増殖を抑えるためのもので、アレルギー 等による皮膚のかぶれ等を抑えるものではありません。 万一、本機使用や故障により生じた損害、逸失利益または第三 者からのいかなる請求についても、当社では一切その責任を負 えませんのであらかじめご了承ください。 92
本製品で使用している電池について ● 専用の二次電池を使用しておりますので、お客様は電池を取り外 さないでください。専用の二次電池以外の電池を入れると時計の 破損の原因になります。 ● 二次電池は、ソーラーセルが受ける光により充電されますので、 定期的な電池交換の必要はありません。ただし、長年の充電と放 電を繰り返すことにより性能が劣化して、充電しても使用時間が 短くなることがあります。その場合は、お買い上げ店またはカシ オテクノ修理相談窓口にご相談ください。 93
お手入れについて ■お手入れのしかた ● ケース・バンドは汚れからさびが発生し、衣服の袖口を汚したり、 皮膚がかぶれたり時計の性能が劣化することがあります。ケー ス・バンドは常に清潔にしてご使用ください。特に、海水に浸し た後放置しておくとさび易くなります。 ● 樹脂バンドの表面にシミ状の模様が発生することがありますが、 人体および衣服への影響はありません。また布等で簡単にふきと ることができます。 ● 皮革バンドは乾いた布で軽く拭くなどして常に清潔にしてご使用 ください。樹脂バンドも皮バンド同様、日々の使用により劣化し、 切れたり折れたりする場合があります。 ● バンドにヒビなどの異常がある場合は、必ず新しいバンドと交換 してください。そのときは、お買い上げ店または最寄りのカシオ テクノ修理相談窓口にバンド交換をお申し付けください。保証期 間内であっても有償にて申し受けます。 ● 時計も衣服同様、直接身につけるものです。本体ケースやバンド の汚れ、汗・水分などは吸湿性のよい柔らかい布でふきとり、常 に清潔にご使用ください。 94
■お手入れを怠ると 〈さび(錆)〉 ● 時計で使用している金属はさびにくい性質ですが、汚れによりさ びが発生します。 ※汚れにより酸素が絶たれると、表面の酸化皮膜が維持できなく なり、さびが発生します。 ● 表面はきれいでも、すきまに付着した汚れやさびがしみ出して、 衣類の袖を汚したり、皮膚がかぶれたり、時計の性能が劣化する ことがあります。 〈劣化〉 ● 樹脂バンドは汗などの水分で濡れたままにしておいたり、湿気の 多い場所に放置すると経年劣化し、切れたり、折れたりすること があります。 〈かぶれ〉 ● 皮膚の弱い方や体調により、かぶれたりすることがあります。特 に、皮バンドや樹脂バンドをお使いの方は、こまめにお手入れを してください。万一、かぶれた場合には、そのバンドの着用を中 止し、皮膚科の専門医にご相談ください。 95