MA1101-A P 高度・気圧・温度計測機能 3255 取扱説明書 JA 保証書付 3255 このたびは、弊社製品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。 末長くご愛用いただくために、この説明書をよくお読みいただき、正しくお取り 扱いくださいますようお願い申し上げます。 本機を安全に正しくお使いいただくための注意事項「安全上のご注意」を本書に 記載しています。本機をご使用になる前に、必ずお読みください。 なお、この説明書は大切に保管し、必要に応じてご覧ください。 ※ 本書に記載の製品イラストの中には、視認性を考慮して、実際のものとは異 なる描写を行っているものがあります。ご了承ください。 本機の計測機能は、専門的な計測器としての用途を目的に製造されたもの ではありません。ご使用にあたっては本機の特性をよくご理解の上、あく までも目安としてご使用ください。
安全上のご注意 絵表示に 本書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あ なたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するため、色々な ついて 絵表示をしています。その表示と意味は次のようになっています。 危険 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を 負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。 警告 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を 負う危険が想定される内容を示しています。 注意 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う危険が 想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示して います。 絵表示の例 記号は「気をつけるべきこと」(注意)を意味しています (左の例は感電注意)。 記号は「してはいけないこと」(禁止)を意味しています (左の例は分解禁止)。 記号は「しなければならないこと」(強制)を意味してい ます(左の例は電源プラグをコンセントから抜く)。
警告 本機をスキューバダイビング ( アクアラング)に使用しないでくだ さい。 本機はダイバーズウオッチではありません。誤って使用すると、 事故の原因となります。 電池の取り扱いについて 本機で使用しているボタン電池を取り外した場合は、誤ってボタン電池を飲むこと がないようにしてください。特に小さなお子様にご注意ください。 電池は小さなお子様の手の届かない所へ置いてください。万一、お子様が飲み込ん だ場合は、ただちに医師と相談してください。 注意 お手入れについて ケース・バンドは汚れからサビが発生し、衣服の袖口を汚すことがあります。ケー ス・バンドは常に清潔にしてご使用ください。特に、海水に浸した後放置しておく とサビ易くなります。 1
注意 かぶれについて 時計の本体およびバンドは、直接肌に接触していますので、使用状態によってはか ぶれを起こす恐れがあります。 1 金属・皮革に対するアレルギー 2 時計の本体およびバンドの汚れ・サビ・汗等 3 体調不良等 バンドをきつくしめると、汗をかきやすくなり、空気の通りが悪くなりますので かぶれ易くなります。バンドは余裕をもたせてご使用ください。 「抗菌防臭バンド」は汗などによる細菌の繁殖を抑え、においの発生を防ぐもので、 皮膚のかぶれを防ぐものではありません。 万一、異常が生じた場合は、ご使用を中止し、医師にご相談ください。 分解しないでください 本機を分解しないでください。ケガをしたり、本機が故障する原因とな ることがあります。 2
注意 ご使用にあたって 時計表示の確認は、思わぬ転倒やケガの予防のため、十分に安全が確認された場所 で行ってください。特に、道路でのマラソンやジョギング、自転車やバイク・自動 車等の運転中は事故の原因になることがありますので、十分にご注意ください。ま た、第三者への接触による事故防止にも十分にご注意ください。 時計が止まった場合は、速やかに電池を交換してください。 時計着脱の際に、バンドの中留で爪を傷つける恐れがありますのでご注意ください。 特に、長く伸ばした爪では、中留の操作はおやめください。 思わぬケガやアレルギーによるかぶれを防ぐため、就寝時は時計をはずすなど十分 にご注意ください。 幼児を抱いたり、接したりする場合は、幼児のケガやアレルギーによるかぶれを防 ぐため、時計をはずすなど十分にご注意ください。 3
目次 安全上のご注意 表紙裏面 操作のしくみと表示の見方 6 ライト点灯について 8 ライトを点灯させる ................................................. 8 液晶表示について 9 操作音について 10 高度計測 11 高度計測のしかた ...................................................11 基準高度のセット ...................................................12 高度ミニ知識 ...........................................................13 気圧・温度計測 16 気圧・温度計測のしかた........................................16 気圧差グラフィックの見方 ....................................17 気圧調整のしかた ..........................................
製品仕様...................................................................34 ご使用上の注意 .......................................................38 お手入れについて ...................................................41 電池交換について ...................................................42 金属バンドの駒詰めについて ................................
操作のしくみと表示の見方 ● 時刻モードで C ボタンを押すと高度計測モードに切り替わり、自動的に高度計測が開始されます(B ボタンを押す と時刻モードに戻ります)。 ● 高度計測モードで、約 10 時間ボタン操作を行わないと、自動的に時刻モードに戻ります。 時刻モード B 高度計測モード 曜日 月・日 高度の計測ができます。 C ボタン 秒連動 グラフィック 午後マーク (午前は消灯) B ボタン ボタン P-11 ボタン 時・分 6 秒
● B ボタンを押すごとに、気圧・温度計測モード、ワールドタイムモード、ストップウオッチモード、タイマーモード、 アラームモードに切り替わります。気圧・温度計測モードに切り替えると、自動的に気圧・温度計測が開始されます。 ● アラームモードで 2 ∼ 3 分間、気圧・温度計測モードで約 1 時間、ボタン操作を行わないと、自動的に時刻モードに 戻ります。 気圧・温度計測モード ワールドタイムモード 気圧と温度の計測ができます。 世界 48 都市 31 タイムゾー ンの時刻を知ることができま す。 B ストップウオッチモード B 1/100 秒 単 位 で 23 時 間 59 分 59 秒 99 (24 時間計) まで計測できます。 P-22 P-16 P-25 B アラームモード タイマーモード アラーム時刻のセットや時報 の ON/OFF ができます。 1 分単位で 24 時間までセッ トでき、セットした時間を経 過すると 5 秒間の電子音が鳴 ります。 B B P-28 P-26 7
ライト点灯について 暗い場所で表示を見たいときは、ボタンを押してライトを 点灯させることができます。 ■ ライトを点灯させる ● ライト点灯時間の切替え 1. セット中(表示点滅)以外のどのモードのときでも、 D ボタンを押します セット状態にする 時刻モードのとき、 A ボタンを約 2 秒間押し続けます ➟A ボタンを押すと“SET Hold”と画面に表示が出 ますので、 “SET Hold”が消えて都市コードが点滅 するまで A ボタンを押し続けてください。 2. ライト点灯時間のセット状態にする B ボタンを 10 回押します ※ ライトの点灯時間を約 1.
3. 点灯時間を選ぶ C ボタンを押します ➟C ボタンを押すごとに約 1.5 秒間と約 3 秒間が切 り替わります。 “LT1”=約 1.5 秒間 “LT3”=約 3 秒間 4.
操作音について モード切替え時などに鳴る操作音の ON / OFF を切り替 えることができます。 ● 操作音の ON / OFF 切替え 1. A ボタンを約 2 秒間押し続けます ➟A ボタンを押すと“SET Hold”と画面に表示が出 ますので、“SET Hold”が消えて都市コードが点滅 するまで A ボタンを押し続けてください。 操作音の ON / OFF のセット状態にする B ボタンを 9 回押します ➟“KEY ♪”あるいは“MUTE” が点滅します。 10 ON / OFF を選ぶ C ボタンを押します ➟操作音を OFF にしたいときは“MUTE”を、ON に したいときは“KEY ♪”を表示させます。 セット状態にする 時刻モードのとき、 2. 3. 4.
高度計測 頂上や休憩地点などで高度計測を行うと、その現在地の高 度がわかります。 ■ 高度計測のしかた 時刻モードのときに C ボタンを押して高度計測モード に切り替えると、そのときの高度を計測して表示します。 C ボタンを押すごとに、高度を再計測することができま す。 現在時刻 本機の高度計測機能は、内蔵の圧力センサーで検出した変 化量を国際民間航空機関(ICAO)が定めている国際標準 大気(ISA)と照合し、高度に換算して表示するものです(相 対高度計)。 <ご注意> 高度を計測する場合はなるべく時計自体の温度を一定 にし、温度変化の影響を受けないようにして行ってく ださい。 ※ 温度変化の影響を受けると多少の誤差がでることが あります。 高度 温度 ※ モード切替え直後は“ALTI”表示となり、高度表示に 4 ∼ 5 秒かかる場合があります。 ※ 高度計測モードでも温度を計測することができます。 高度計測モードで、高度を計測するのと同じ間隔で 温度計測を行います。温度計測についての詳細は、16 ページの「気圧・温度計測について」をご覧ください。 11
<高度計測> 計測範囲:− 700m ∼ 10,000m 計測単位:5m ※ 本機の高度値は相対高度値ですので、実際は海面より 高くてもマイナス表示されることがあります。 ※ 計測値が計測範囲を越えた場合は、 “−−−−”表示と なります。 ● 高度計測間隔について 高度計測モードに切り替えると、最初の約 3 分間は約 5 秒ごとに計測します。 その後は約 2 分おきに約 10 時間、計測を続けます。 高度計測モードで、約 10 時間ボタン操作を行わな いと、自動的に時刻モードに戻ります。 ■ 基準高度のセット 正確な高度計または高度基準の標識のあるところで基準高 度をセットするときは、以下の手順で行ってください。 本機で表示する高度は、気圧の変化や、大気の温度変 化および標高差による温度変化のために多少の誤差が 出ることがあります。そのため、登山のときなどは、 高度基準の標識と本機の示す高度とを照らし合わせ、 以下の操作にしたがいこまめに高度をセットすること をおすすめします。 1.
2.
● 使用例:海抜高度に近い値を得るには ● 高度の表現方法(相対高度と海抜高度) 海抜高度に近い値を表示するように使用するときは、海岸 や山の標識などの海抜高度のわかるところで、計測の直前 に高度を同じ値にセットしてください。 ※ 日によって気圧の変化があるため、なるべく直前にセット してください。 高度を表わす方法には、以下の 2 通りがあります。 例)海抜高度 400m の標識に合わせる (1) A 地点にて海抜高度 400m の標識と同じ値に 高度をセットします。 (2) A 地点から B 地点へ行き、高度を計測します。 (3) もし、B 地点にも海抜高度標識があれば、もう 一度海抜高度をセットします。 ※ 気圧変化などにより B 地点 での海抜高度と誤差がある 場合は、必ずセットし直し てください。 1 海抜高度…海面からの絶対的な高さ 2 相対高度…ある場所とある場所との高さの差(高度差) ※ 本機では、相対高度を計測します。 <海抜高度と相対高度> <相対高度(高度差) > ビルの高さ130m <海抜高度> 屋上の海抜330m B地点 A地点 400 海 ★海抜高度に近い値とし
● 高度計測上のご注意 ● 本機は、気圧の変化を高度に換算しますので、同じ場 所で高さを計測しても、気圧が変化すれば高度表示が 変わります。 例:地上を 0m にセットしても,気圧が変わると高度 表示が変わる。 12 月 28 日(晴,高気圧 1,030hPa)に地上で 0m にセットした場合,12 月 31 日(雨,低気 圧 990hPa)に気圧が下がり,高度表示をみる と地上が 335m 表示となる。 <12/28 → 12/31の高度表示> 12/28<山の高さ>12/31 ※地上からの建物の高さ および山の高さ (相対高度) 959hPa 500m 海抜 高度 ● 天候の急激な変化により気圧や気温が大きく変化した 場合は、正しく計測できなくなります。 例:山登り中に低気圧が接近し、 気圧が下がったときは、 実際より高度が高く表示されます。 ● 急激な温度変化が計測値に影響を及ぼすため、なるべ く時計自体に温度変化の影響を受けないように、素肌 に直接つけるなどしてご使用ください。 ● 飛行機内でアナウンスされる高度は、飛行機の回りの 大気圧を計測していますので、実際に機内で計測した 高度と一致しま
気圧・温度計測 ■ 気圧・温度計測のしかた 時刻モードのときに B ボタンを押して気圧・温度計測モー ドに切り替えると、気圧、気圧差グラフィック、温度を表 示します。 ● 気圧・温度計測について 気圧・温度計測モードに切り替えると、最初の約 3 分間 は約 5 秒ごとに計測します。 その後は約 2 分おきに約 1 時間、計測を続けます。 ※ 温度は高度計測モードでも計測することができます (11 ページ参照)。 ● 表示の見方 <気圧計測> 気圧 計測範囲:260hPa ∼ 1,100hPa 計測単位:1hPa 現在時刻 気圧差グラフィック ※ 計測値が計測範囲を超えた場合は、 “−−−”表示とな ります。 <温度計測> 温度 ※ モード切替え直後は気圧表示に 4 ∼ 5 秒かかる場合が あります。 16 計測範囲:− 10.0℃∼ 60.0℃ 計測単位:0.1℃ ※ 計測値が計測範囲を超えた場合は、 “−− .
● 温度を計測するときは 温度を計測するときは、本機を腕からはずすなど、体温、 汗(水滴)、直射日光などの影響を受けないようにして行っ てください。 ※ 実際の気温と時計の温度が同じになるまで約 20 ∼ 30 分程度かかります。 温度を計測するときは、 体温などの影響を受けないよ うにします。 例)直射日光に当たらないよ うにバッグにさげるなど ■ 気圧差グラフィックの見方 気圧差グラフィックは、気圧・温度計測モードで計測され た値と、2 時間おきに自動計測された最新の計測値との差 をグラフィック表示しますので、最新の気圧傾向を確認す ることができます。 ※ 気圧差グラフィックは 1hPa 単位で± 5hPa 範囲をグ ラフィック表示します。 ※ 気圧差グラフィックが「−側」に向かって表示されて いるときは、気圧が下り傾向(天気が悪くなる傾向) という目安になります。 気圧差グラフィックが「+側」に向かって表示されて いるときは、気圧が上がり傾向(天気が良くなる傾向) という目安になります。 例:最新の気圧傾向が+ 2hPa の場合 気圧差グラフィック (+2hPa) ±0hPa ● 気圧差が± 5h
2. ■ 気圧調整のしかた 本機は、工場出荷時に大気圧に近い値を表示するように調 整してありますので、通常は気圧の調整を行う必要はあり ません。正確な気圧計があって、その気圧に対して本機の 表示が大きくずれている場合にのみ以下の操作にしたがい 気圧を調整してください。この気圧調整を誤って行うと、 気圧を正しく計測できなくなるのでご注意ください。 1. B ボタンを押します ➟気圧が点滅します。 3.
2. ■ 温度調整のしかた 本機の温度計は、工場出荷時に調整してありますので、通 常は温度の調整を行う必要はありません。正確な温度計が あって、その温度に対して本機の表示が大きくずれている 場合にのみ以下の操作にしたがい温度を調整してくださ い。この温度調整を誤って行うと、温度を正しく計測でき なくなるのでご注意ください。 1. セット状態にする 気圧・温度計測モードのとき、 A ボタンを約 2 秒間押し 続けます ➟A ボタンを押すと“SET 温度値をセットする C または D ボタンを押し ます ➟C ボ タ ン を 押 す ご と に 0.1℃ずつ進み、D ボタン を押すごとに 0.
■ 気圧ミニ知識 ● 気圧の変化を読むことにより、天気の予想 ができます。 気圧は大気が動くにつれて変化しますので、気圧の変化を 見れば天気が良くなるか、それとも悪くなるかをある程度 予想できます。 <気圧が高くなりつつあるとき> 天気は回復傾向 <気圧が低くなりつつあるとき> 天気は下り坂傾向 その理由は ・・・ 高気圧あるいは低気圧が接近してくると下記のよ うな天候の変化が生じるからです。 <高気圧のとき> <低気圧のとき> 下降気流となるので雲は 消え、天気が良くなる。 上昇気流となるので雲が でき、雨が降ってくる。 上空 上空 上 昇 気 流 下 降 気 流 高気圧 20 雲 地面 (北半球) 低気圧 地面 (北半球) ● 大気圧について テレビ、新聞などで発表される気圧値は、実際に山頂や平 地や海上で計測した気圧値を海抜 0m で測った値に計算 していますので、山間部などは天気図上その場所の気圧値 ではありません。 これは、気圧分布を見る(気圧を比較する)ためには一定 の高さにおける気圧値として統一する必要があるからです。 この一定の高さ(海抜 0m)として修正することを海
計測異常検出機能 センサーの故障および接触不良により正常な計測が行えな くなった場合には、自動的に計測を停止し、“ERR”の表 示を行います。 また、急に電源や電圧が下がった場合に、自動的に計測を 停止し、バッテリーマークを表示します。 ■“ERR”表示となるときは 気圧・高度・温度を計測中に“ERR”が表示された場合は、 再計測を行ってみてください。それでも“ERR”が表示 されるようでしたら故障が考えられますので、「修理サー ビス窓口」(45 ページ参照)にお問い合わせください。 <気圧・温度計測時> <高度計測時> ■ バッテリーマーク( 示されたときは )が表 気圧・温度、高度の各計測モードにおいて、電池電圧がセ ンサー駆動電圧に満たない場合は、センサー計測が行われ ず、時計の左上の表示部にバッテリーマーク( )が表 示されます。 ※ 電池電圧が復帰すれば通常通り使用できます。 ※ バッテリーマークが頻繁に表示される場合、電池交換 が必要です。 バッテリーマーク 21
ワールドタイムの使い方 ワールドタイムモードでは、世界 48 都市(31 タイムゾー ン)の時刻を知ることができます。 ※ ワールドタイムモードに切り替えると、前回このモー ドで最後に見た都市の時刻を表示します。 ※ 現在時刻(ホーム都市の時刻)を 24 時間制にしてい るときは、ワールドタイムも 24 時間制で表示されます。 6 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい B ボタンを押し、ワールドタイムモードにします。 ■ 都市の選択 ワールドタイムモードのとき、 C ボタンを押します ➟C ボタンを押すごとに都 現在時刻 (ホーム都市の時刻) モード名 市コードが進みます。 <ご注意> ワールドタイムが合っていないときは、ホーム都市の 時刻およびホーム都市の設定を確認し、違っていると きは正しくセットしてください。 ※ ホーム都市について、およびセットのしかたについ ては、30 ページ「ホーム都市・時刻・日付のセット」 をご覧ください。 ※ ボタンを押し続けると早 送りします。 ワールドタイム 都市コード 22
■ サマータイム(DST)について ■ サマータイムの設定 サマータイムとは DST(Daylight Saving Time)とも 言い、通常の時刻(スタンダードタイム)から 1 時間進 める夏時間制度のことです。 準備: ワールドタイムモードのとき、C ボタンを押して、 設定したい都市を選びます。 サマータイムを採用していない国や地域があります。 サマータイムを採用していても、その期間は国や地域 により異なります。 A ボタンを約 2 秒間押 し続けます DSTマーク ➟A ボ タ ン を 押 す と “DST Hold” と 画 面 に 表 示 が 出 ま す の で、 “DST Hold”が消える まで A ボタンを押し 続けてください。 ➟A ボタンを約 2 秒間押し続けるごとにスタンダードタ イムとサマータイムが切り替わります。 ※ サマータイムのときは、DST マークが点灯して、通常 の時刻より 1 時間進みます。 ※ 各都市ごとにサマータイムを設定することができます。 ただし、“UTC”表示のときはサマータイムの設定はで きません。 ※ ワールドタイムモードでは、ホ
■ 都市コード一覧 コード UTC LIS LON MAD PAR ROM BER STO ATH CAI JRS MOW JED THR DXB KBL KHI DEL KTM DAC RGN BKK SIN HKG BJS 24 時差 0 +1 +2 +3 + 3.5 +4 + 4.5 +5 + 5.5 + 5.75 +6 + 6.
ストップウオッチの使い方 6 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい B ボタンを押し、ストップウオッチモードにします。 ストップウオッチは 1/100 秒単位で 23 時間 59 分 59 秒 99(24 時間計)まで計測できます。計測範囲を超えると、 自動的に 0 に戻って計測し続けます。 ■ 計測のしかた ● 通常計測 ストップウオッチモードのとき、 C ボタンを押します ➟C ボタンを押すごとに、計測がスタート/ストップし ます。 (スプリット/リセット) モード名 現在時刻 時 分 C C A スタート ストップ リセット 積算計測… ストップ後リセットせずに C ボタンを押して 再スタートすれば、表示タイムに引き続き計 測を始めます。 ● スプリットタイム(途中経過時間)の計測 C A A C A スタート スプリット 計測 スプリット 解除 ストップ リセット 秒 <スプリット計測中> (スタート/ストップ) 1/100秒 ● 計測中に A ボタンを押すと、表示は止まりますが、 内部では計測を続けるスプリット計測となります (SP
6 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい B ボタンを押し、タイマーモードにします。 タイマーの使い方 タイマーは 1 分単位で 24 時間までセットできます。セッ トした時間を経過(タイムアップ)すると 5 秒間の電子 音が鳴ります。 準備: タイマー計測中の場合は、C ボタンを押して計測 を停止してから A ボタンを押して計測時間をリ セットします。 タイマー計測がストップしている場合は、A ボタ ンを押して計測時間をリセットします。 ■ タイマーのセット 1. セット状態にする ➟A ボタンを押すと“SET C または D ボタンを 押します ➟C ボタンを押すごとに 点滅箇所の数字が進み、 D ボタンを押すごとに 戻ります。 ※ それぞれ押し続けると早送りします。 ※「24 時間」をセットする場合は、 「0H00'00」とセッ トしてください。 3. 「分」をセットする タイマーモードのとき、 A ボタンを約 2 秒間押し 続けます 2.
■ タイマーの使い方(減算計測のしかた) ■ 鳴っている電子音を止めるには いずれかのボタンを押すと音が止まります。 タイマーモードのとき、 C ボタンを押します ➟ C ボタンを押すごとに、計測がスタート/ストップします。 ※ 1 秒単位で計測を行います。 (リセット) モード名 現在時刻 時 分 秒 (スタート/ストップ) ● 計測ストップ時に A ボタンを押すと、計測前の表 示に戻ります(リセット)。 ● C ボタンでストップ後、もう一度 C ボタンを押 すと表示タイムに引き続き計測を始めます。 27
アラーム・時報の使い方 6 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい B ボタンを押し、アラームモードにします。 時分を設定できるアラームが 5 本あり、設定した時刻に なると 10 秒間電子音が鳴ります。 また、毎正時(00 分)に時報を鳴らすこともできます。 アラーム 1 (AL1) 時 報 (SIG) アラームモードのとき、 ➟C ボタンを押すごとに 以下の順で表示が切り替 わりますので、設定した いアラームを選びます。 ※ アラームモードに切り替 え た 直 後 は、 前 回 こ の モードで最後に表示して いたアラームを表示しま す。 28 モード名 アラーム 2 (AL2) C アラーム 3 (AL3) C ■ アラーム時刻のセット 1. アラームを選ぶ C ボタンを押します C C C アラーム 5 (AL5) C アラーム 4 (AL4) アラーム番号 現在時刻 2.
3. 「時」をセットする ■ アラーム・時報の ON / OFF 設定 準備: アラームモードのとき、C ボタンを押して、鳴ら したいアラームを選びます。また、時報を鳴らした いときは時報表示を選びます。 C または D ボタンを 押します ➟C ボタンを押すごとに 点滅箇所の数字が進み、 D ボタンを押すごとに 戻ります。 ※ それぞれ押し続けると早送りします。 ※「時」のセットのとき午前/午後(P)または 24 時 間制にご注意ください。 ※ 現在時刻を 24 時間制にしているときは、アラーム 時刻も 24 時間制で表示されます。 A ボタンを押します ➟A ボタンを押すごとにアラームまたは時報の ON / OFF が切り替わります。 ※ ON にしたときはそれぞれのマークが点灯します。 <アラーム1表示> <時報表示> 4. 「分」をセットする B ボタンを押します ➟「分」が点滅します。 「分」も「時」と同様に C または D ボタンで セットします。 アラームマーク 分 時報マーク ■ 鳴っている電子音を止めるには いずれかのボタンを押すと音が止まります。 5.
時刻・日付の合わせ方 時刻・日付を合わせるには、お使いになる地域(ホーム都 市)を最初に合わせます。 ※ 操作音の ON / OFF 設定、ライト点灯時間設定も行え ます。 ■ ホーム都市・時刻・日付のセット 1. セット状態にする 時刻モードのとき、 A ボタンを約 2 秒間押 し続けます ➟A ボ タ ン を 押 す と 都市コード “SET Hold” と 画 面 に 表 示 が 出 ま す の で、 “SET Hold”が消えて 都市コードが点滅する まで A ボタンを押し続 けてください。 ※ セット状態で 2 ∼ 3 分間何も操作を行わないと、自 動的にセット状態が解除されます。 30 2. 「ホーム都市」を選ぶ C または D ボタンを 押します TYO=東京 ➟C ボタンを押すごとに 都市コードが進み、D ボタンを押すごとに戻 り ま す。 本 機 を お 使 い に な る 地 域( 都 市 ) を 選びます。 * 24 ページ「都市コード一覧」参照。 ※ C・D ボタンとも、押し続けると早送りします。 3.
4. 「サマータイム」設定を切り替える 5.
6. 点滅箇所をセットする c.「時」「分」 「年」「月」「日」セットのとき C または D ボタンを押します C ボタンを押すごとに点滅箇所 の数字が進み、D ボタンを押す ごとに戻ります。 a.「12/24 時間制表示」切替えのとき ※ C・D ボ タ ン と も、 押 し 続 けると早送りができます。 C ボ タ ン を 押 す ご と に 12 時 間 制表示“12H”と 24 時間制表示 “24H”が切り替わります。 12/24時間制 時 分 年 b.「秒」セットのとき 月・日 C ボタンを押すと「00 秒」から スタートします。 ※ 秒 が 00 ∼ 29 の と き は 切 り 捨 て ら れ、30 ∼ 59 の と き は 1 分繰り上がって「00 秒」にな ります(時報は「時報サービス 117 番」が便利です) 。 d.「操作音の ON / OFF」設定のとき 10 ページ「操作音の ON / OFF 切替え」をご覧ください。 00秒になる e.
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製品仕様 水 晶 発 振 周 波 数 : 32,768Hz 精 基 度 : 平均月差± 15 秒以内 本 機 能 : 時・分・秒、 午前/午後(P) / 24 時間制表示 曜日・月・日、フルオートカレンダー (2000 ∼ 2099 年) 高 度 計 測 機 能 : 計測範囲=−700m∼10,000m 表示範囲=−10,000m∼10,000m (範囲内のいずれか 10,700m 間、基準高度の 設定により変動します。) 表示単位= 5m 即時計測 基準高度セット機能 気 圧 計 測 機 能 : 計測範囲= 260hPa ∼ 1,100hPa 表示範囲= 260hPa ∼ 1,100hPa 計測単位= 1hPa 即時計測 気圧調整機能、気圧差グラフィック 温 度 計 測 機 能 : 計測範囲=− 10.0℃∼ 60.0℃ 表示範囲=− 10.0℃∼ 60.0℃ 計測単位= 0.
タ イ マ ー 機 能 : セット単位= 1 分 計測範囲= 24 時間 計測単位= 1 秒 タイムアップを 5 秒間の電子音で報知 ストップウオッチ機能 : 計測単位= 1/100 秒 計測範囲= 23 時間 59 分 59 秒 99 (24 時間計) 計測機能= 通常計測、積算計測、 スプリット計測、 1・2 着同時計測 使 用 電 池 : CR2025 持 続 時 間:約5年 1 個(電池別途販売) 次の条件で使用した場合 ラ イ ト 1.
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ご使用上の注意 ■ 防水性 ● 防 水 時 計 は 時 計 の 表 面 ま た は 裏 蓋 に「WATER RESIST」 「WATER RESISTANT」と表示されているもので、次のように 分類されます。 表示 日常 生活用 防水 使用例 時計の表面または 「BAR」 裏蓋に表記 表記無し 洗顔、雨 ○ 水仕事、水泳 × ウインドサーフィン × スキンダイビング × (素潜り) 日常生活用強化防水 5 気圧 10 気圧 20 気圧 防水 防水 防水 5BAR 10BAR 20BAR ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ 専門的な潜水=スキューバダイビング(空気ボンベ使用)でのご 使用はお避けください。 ● 時計の表面または裏蓋に WATER RESIST または WATER RESISTANT と表示されていないものは防汗構造になっており ませんので、多量の汗を発する場合、もしくは湿気の多い場所で のご使用や直接水に触れるようなご使用はお避けください。 ● 防水構造の機種でも水中や、水分のついたまま、りゅうずやボタ ンの操作をしないでください。 ● 防水構造の機種で
■ 温度 ■ 薬品類 ● 自動車のダッシュボードや暖房器具の近く等の高温になる場所に 放置しないでください。また、寒い所に長く放置しないでくださ い。遅れ、進みが生じたり、止まったり、故障の原因となります。 ● + 60℃以上の所に長時間放置すると液晶パネルに支障をきた すことがありますのでご注意ください。液晶表示は、0℃以下や + 40℃以上では、表示が見えにくくなることがあります。 ● シンナー、ガソリン、各種溶剤、油脂またはそれらを含有してい るクリーナー、接着剤、塗料、薬剤、化粧品類等が付着すると、 樹脂ケース、樹脂バンド、皮革などに変色や破損を生ずることが ありますのでご注意ください。 ■ ショック ● 通常の使用状態でのショックや軽い運動(キャッチボール、テニ スなど)には十分耐えますが、落としたり、強くぶつけたりする と、故障の原因になります。 ただし、耐衝撃構造の時計の場合(G-SHOCK/Baby-G/G-ms) は腕につけたままでチェーンソーなどの強い振動や、激しいス ポーツ(モトクロスなど)でのショックを受けても時計には影響 ありません。 ■ 磁気 ● 通常、磁気の影響はありま
■ 天然皮革・合成皮革バンドについて ■ 液晶表示について ● 長時間、他の製品と密着させたり、濡れたまま他の製品と一緒に しておくと、他の製品に色が移行したり、他の製品の色が天然皮 革や合成皮革に移行したりすることがありますので、濡れている ときはすぐに水分をふきとり、他の製品に密着させたままにしな いでください。 ● 長時間、直射日光(紫外線)に当てたり、汚れが付着したまま長 時間放置すると色あせする場合があります。 ご注意:天然皮革・合成皮革は、摩擦・汚れにより色を移したり、 色落ちすることがあります。 ● 液晶表示は、見る方向によって表示が見えにくくなることがあり ます。 ■ 金属製品について ● 金属を使用した製品・バンドは、ステンレスやメッキ品でも汚れ たままご使用になりますと、 さび (錆) が発生することがあります。 汗をかいたときや水に濡らしたときは、柔らかい吸湿性の良い布 などで良く拭き取った後に、通気性の良い場所に保管し、良く乾 燥させてください。 ● バンドは、時々、柔らかい歯ブラシなどにより、中性洗剤を水で 薄めた液や石鹸水でバンドを洗って、良く手入れをしてください。 このと
お手入れについて ■ お手入れのしかた ● ケース・バンドは汚れからさびが発生し、衣服の袖口を汚したり、 皮膚がかぶれたり時計の性能が劣化することがあります。ケース・ バンドは常に清潔にしてご使用ください。特に、海水に浸した後 放置しておくとさび易くなります。 ● 樹脂バンドの表面にシミ状の模様が発生することがありますが、 人体および衣服への影響はありません。また布等で簡単にふきと ることができます。 ● 皮革バンドは乾いた布で軽く拭くなどして常に清潔にしてご使用 ください。樹脂バンドも皮バンド同様、日々の使用により劣化し、 切れたり折れたりする場合があります。 ● バンドにヒビなどの異常がある場合は、必ず新しいバンドと交換 してください。そのときは、お買い上げの販売店または「修理サー ビス窓口」にバンド交換をお申し付けください。保証期間内であっ ても有償にて申し受けます。 ● 時計も衣服同様、直接身につけるものです。本体ケースやバンド の汚れ、汗・水分などは吸湿性のよい柔らかい布でふきとり、常 に清潔にご使用ください。 ■ お手入れを怠ると 〈さび(錆)〉 ● 時計で使用している金属はさびにくい性質ですが
電池交換について ● 電池交換は必ずお買い上げの販売店または「修理サービス窓口」 にお申し付けください。 ● 電池は必ず当社指定の専用電池と交換してください。指定以外の 電池を使用しますと故障の原因となる場合があります。 ● 電池交換の際、防水検査を行います(防水検査は別途有償となり ます)。 ■ 最初の電池 ● お買い上げの時計に組み込まれている電池(モニター用電池)は、 工場出荷時点に時計の機能や性能をチェックするために組み込ま れたものです。 ● お客様がお買い上げになるまでの期間に電池は消耗しますので、 モニター用電池は取扱説明書などに記載されている電池寿命に満 たない場合があります。また、電池交換は保証期間内でも有料と なります。 ■ 電池の消耗 ● 電池が消耗しますと「時刻の狂いが目立ったり」 「表示が見にく くなったり」「消えたり」します。 ● 消耗した電池を使っていると故障の原因になりますので、お早め に交換してください。 42 金属バンドの駒詰めについて 金属バンドの駒詰めには専用の工具が必要となります。 お取り扱いによる、部品の変形や破損、またはケガ等を予防するた めにも、お買い上