MA1410-H 方位・高度・気圧・温度計測機能 3172 JA 取扱説明書 3172 このたびは、弊社製品をお買い上げくださいまして、誠にありがとうございます。 末長くご愛用いただくために、この説明書をよくお読みいただき、正しくお取り 扱いくださいますようお願い申し上げます。 本機を安全に正しくお使いいただくための注意事項「安全上のご注意」を本書に 記載しています。本機をご使用になる前に、必ずお読みください。 なお、この説明書は大切に保管し、必要に応じてご覧ください。 ご使用前に十分に光を当ててください。 本機は、光で発電した電気を充電しながら使うようになっております。 安定してお使いいただくために、本書に従って、光が当たるようにしてお使 いください。 (充電時間については「電源について」をご参照ください) 本機の計測機能は、専門的な計測器としての用途を目的に製造されたもので はありません。ご使用にあたっては本機の特性をよくご理解の上、あくまで も目安としてご使用ください。 ※本機の方位計を本格的な登山等でご使用になるときは、必ず予備のコンパ スを携帯するようにしてください。
安全上のご注意 絵表示に 本書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あ なたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するため、色々な ついて 絵表示をしています。その表示と意味は次のようになっています。 危険 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷 を負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示してい ます。 警告 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷 を負う危険が想定される内容を示しています。 注意 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う危険 が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を 示しています。 絵表示の例 記号は「気をつけるべきこと」(注意)を意味しています。 (左の例は感電注意) 記号は「してはいけないこと」(禁止)を意味しています。 (左の例は分解禁止) 記号は「しなければならないこと」 (強制)を意味しています。 (左の例は電源プラグをコンセントから抜く)
警告 本機をスキューバダイビング(アクアラング)に使用しないで ください。 ※ 本機はダイバーズウオッチではありません。誤って使用する と、事故の原因となります。 電池の取り扱いについて 本機で使用しているボタン電池を取り外した場合は、誤ってボタン電池を飲むこと がないようにしてください。特に小さなお子様にご注意ください。 電池は小さなお子様の手の届かない所へ置いてください。万一、お子様が飲み込ん だ場合は、ただちに医師と相談してください。 注意 お手入れについて ケース・バンドは汚れからサビが発生し、衣服の袖口を汚すことがあります。ケー ス・バンドは常に清潔にしてご使用ください。特に、海水に浸した後放置しておく とサビ易くなります。 1
注意 かぶれについて 時計の本体およびバンドは、直接肌に接触していますので、使用状態によってはか ぶれを起こす恐れがあります。 1 金属・皮革に対するアレルギー 2 時計の本体およびバンドの汚れ・サビ・汗等 3 体調不良等 • バンドをきつくしめると、汗をかきやすくなり、空気の通りが悪くなりますので かぶれ易くなります。バンドは余裕をもたせてご使用ください。 •「抗菌防臭バンド」は汗などによる細菌の繁殖を抑え、においの発生を防ぐもの で、皮膚のかぶれを防ぐものではありません。 • 万一、異常が生じた場合は、ご使用を中止し、医師にご相談ください。 分解しないでください 本機を分解しないでください。ケガをしたり、本機が故障する原因となる ことがあります。 データ控えを作ってください 記憶させた内容は、ノートなどに書くなどして、本機とは別に、必ず控え を残してください。 本機の故障、修理や電池消耗により、記憶内容が消えることがあります。 2
注意 ご使用にあたって 時計表示の確認は、思わぬ転倒やケガの予防のため、十分に安全が確認された場所 で行なってください。特に、道路でのマラソンやジョギング、自転車やバイク・自動 車等の運転中は事故の原因になることがありますので、十分にご注意ください。ま た、第三者への接触による事故防止にも十分にご注意ください。 時計着脱の際に、中留で爪を傷つける恐れがありますのでご注意ください。特に、長 く伸ばした爪では、 中留の操作はおやめください。 思わぬケガやアレルギーによるかぶれを防ぐため、就寝時は時計をはずすなど十分 にご注意ください。 幼児を抱いたり、接したりする場合は、幼児のケガやアレルギーによるかぶれを防 ぐため、時計をはずすなど十分にご注意ください。 オートライト作動時のご使用について オートライト作動状態のとき、本機を腕につけて自動車などを運転すると、不用意 にライトが点灯し、運転の妨げになり危険ですのでおやめください。交通事故の原 因となることがあります。 3
目次 安全上のご注意 表紙裏面 十分に光を当ててご使用ください 6 本機の使用例 8 操作のしくみと表示の見方 10 電源について 12 パワーセービング機能について 16 ライト点灯について 17 ボタンを押して点灯させる …………………… 17 時計を傾けて点灯させる ……………………… 18 操作音について 電波時計について 電波時計とは …………………………………… 標準電波 ………………………………………… 電波の受信範囲の目安 ………………………… 受信時間について ……………………………… 電波受信を行なうときの場所について ……… 受信方法について ……………………………… 自動受信 ………………………………………… 4 20 21 21 21 22 24 24 24 25 手動受信 ………………………………………… 受信中の状況表示(レベル表示)について … 受信結果の確認 ………………………………… 自動受信 ON / OFF の設定 ………………… 受信に関するご注意 …………………………… こんなときには ………………………………… 方位計測 方位
高度計測 高度計測のしかた ……………………………… 高度計測間隔の設定 …………………………… 高度差計測のしかた …………………………… 高度メモリー …………………………………… メモリーしたデータを見る …………………… 基準高度のセット ……………………………… 登山中やトレッキング中の使用例 …………… 高度ミニ知識 …………………………………… 計測異常検出機能 57 58 59 60 60 62 65 66 66 69 “ERR”表示となるときは …………………… 69 日の出/日の入りモードの使い方 70 使用場所のセット ……………………………… 70 日の出/日の入り時刻の見方 ………………… 72 ワールドタイムの使い方 都市のサーチ …………………………………… サマータイム(DST)について …………… サマータイムの設定 …………………………… 都市コード一覧 ………………………………… ストップウオッチの使い方 77 77 78 78 79 タイマーの使い方 82 タイマーのセット ……………………………… 82 タイマーの使い方(減算計測のしかた)
十分に光を当ててご使用ください 本機は、光で発電した電気を充電しながら使うようになっ ております。 安定してお使いいただくためには、本機のソーラーセルに 光が当たるようにしてお使いください。 ●光が当たっているときと当たらないとき 〈光が当たっているとき〉 〈光が当たっていないとき〉 放 電 二次電池 供給 光 ソーラーセル (光で充電) 電気エネルギー 時計は光が当たらないときでも常に動いていますので、こ のままでは二次電池の容量が減って機能が使えなくなりま す。 ●ライト(表示用照明)をたくさん使うと 二次電池 充 電 ライトを多用すると二次電池の容量は早く減ります。 供給 放 電 二次電池 供給 オートライト機能を使うと、頻繁にライトが点灯する 状態になりますのでご注意ください。 6
●時計に光が当たるようにしましょう • 電池容量を示すバッテリーインジケーターがレベル 3 に なると機能に制限がかかりますので、レベル1、レベル2 を保つように光を当ててください。 • 腕に付けているときはなるべく袖が表示面(ソーラーセ ル)にかからないように使用してください。 光 <バッテリーインジケーター> レベル1 レベル2 レベル3 二次電池 レベル4 すべての機能が 使えます 機能に制限が かかります 一部でも袖に隠れていると、 充電効率が著しく低下します。 • 腕から外したときは表示面(ソーラーセル)を明るい方 に向けて置くなどして、充電を心掛けてください。 ソーラーセル 光 蛍光灯下や窓際などの光が 当たる所に置いてください。 7
本機の使用例 <登山に使用するとき> .登山前 ●気圧の変化から今後のお天気の傾向がわかります。 ➔ 51 ページ 「気圧・温度計測」参照 気圧傾向グラフ 温度 気圧差 グラフィック 気圧 ●日の出/日の入りの時刻がわかります。 ➔ 70 ページ 「日の出/日の入りモードの使い方」 参照 デイライトグラフ (日の入り) 日付 デイライトグラフ (日の出) 日の出時刻 日の入り時刻 <気圧・温度計測モード> 8 <日の出/日の入りモード>
本機は内蔵されたセンサーにより、方位・高度・気圧・温度をそれぞれ計測し、入力された緯度経度情報から、日の出/ 日の入り時刻を表示しますので、登山やハイキングなどに使用すると便利です。 .登山を始めてから ●高度を見て、どのくらい登ったか ●方位計測で、現在どの方位を がわかります。 向いているのかがわかります。 また、高度と日時がメモリーできます。 ➔ 33 ページ 「方位計測」参照 ➔ 57 ページ「高度計測」参照 高度傾向グラフ ●登山中の気圧や気温を計 測することができます。 ➔ 51 ページ 「気圧・温度計測」参照 気圧傾向グラフ 方位 温度 高度差表示 高度 気圧 時刻モードの時刻 <高度計測モード> 方位の角度 時刻モードの時刻 <方位計測モード> <気圧・温度計測モード> .登山後、家に戻ってから 登山中にメモリーした高度を見直し、次回 の登山計画などを立てることができます。 ➔ 62 ページ 「メモリーしたデータを見る」参照 9
操作のしくみと表示の見方 ●C・B・A ボタンを押すと各計測モードに切り替わり、自動的に計測が開始されます(D ボタンを押すと時刻モード に戻ります) 。 ●高度計測モードで、計測間隔を 2 分に設定しているときは約 24 時間、計測間隔を 5 秒に設定しているときは約 1 時間 ボタン操作を行なわないと、自動的に時刻モードに戻ります。 方位計測モード 時刻モード 方位の計測が できます。 P-33 曜日 月・日 ボタン 午後マーク (午前は消灯) 時・分 ボタン 気圧・温度計測モード 気圧と温度の計測が できます。 気圧傾向グラフを 表示します。 P-51 高度計測モード 高度の計測が できます。 高度のメモリーが できます。 P-57 10 秒 ボタン ボタン ボタン ボタン(ライト点灯) ★ 表示切替えについて ボタンを押すごとに本機上部の表示内容が切り 替わります。 曜日 月・日 年 月・日 月・日 気圧傾向グラフ
●D ボタンを押すごとに、日の出/日の入りモード、リコールモード、ワールドタイムモード、ストップウオッチモード、 タイマーモード、アラームモード、電波モードに切り替わります。 ●リコールモード、アラームモード、電波モード、方位計測モードで 2 ∼ 3 分間ボタン操作を行なわないと、自動的に時 刻モードに戻ります。 ●モードを切り替えたとき、グラフィックが時計のベゼル部分にあるモード名を指します。 日の出/日の入りモード リコールモード 緯度と経度で特定した場所の日の出と日の 入り時刻を見ることができます。 P-70 メモリーした高度の記録を呼び出して見ることが できます。 P-62 ワールドタイムモード 世界48都市31タイムゾーンの時刻を知ることが できます。 P-77 電波モード ストップウオッチモード 受信日時の確認や手動受信が行なえます。 また、自動受信のON/OFFができます。 P-21 1/100秒単位で23時間59分59秒99(24時 間計)まで計測できます。 P-80 アラームモード タイマーモード アラーム時刻のセットや時報のON/OFFが できます。 P-84 1
電源について 本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使 うようになっております。光が当たりにくい場所での保管 および使用、長袖で本機が隠れたままの使用が長時間続き ますと、二次電池が消耗して表示しなくなることがありま す。安定してご使用いただくために、なるべく光が当たる ようにしてお使いください。 ●バッテリーインジケーターの見方 レベル 1 すべての機能が使用可能 レベル 2 すべての機能が使用可能 レベル 3 ライト点灯不可、 アラームなどの報音不可、 センサー計測不可、 電波受信不可 二次電池が消耗して時計機能が停止すると (レベル5) 、 メモリーされているデータや設定は消去されます。 ●すべてのバッテリーインジケータ(H,M,L) が点滅している場合 ライトやアラームなどを短時間に連続して使用し、電池に 大きな負担がかかった場合、すべてのバッテリーインジ ケーター(H,M,L)が点滅して、一時的に以下の操作がで きなくなります。 • • • • ライトの点灯 アラーム・時報などの報音 タイマーのタイムアップ報音 センサー計測 この場合は、時間がたてば電池 電圧が復帰し
※直射日光下などの強い光で充電した場合、バッテリーイ ンジケーターが一時的に実際の電池容量より高いレベル を表示することがあります。レベルは充電後しばらくし てから確認してください。 ※レベル5になっても再度充電を行なうことで使用できま す。 ※レベル5から充電したときは、 レベル4になると表示が点 灯し、C (Charge) マークが点滅します。 ただし、 この状態 では機能が使用できませんので、 レベル2またはレベル1 になるまで十分に光を当ててから、 ご使用ください。 ● 充電必要サイン レベル3、レベル4の状態は、電池残量が極端に少なくなっ ています。このときは、本機を光に当てて、十分に充電を 行なってください。 また、頻繁にすべてのバッテリーインジケーター(H,M,L) が点滅する場合も電池残量が少なくなっていますので光を 当てて充電してください。 ● 充電時のご注意 以下のような高温下での充電はお避けください。 • 炎天下に駐車中の車のダッシュボード • 白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所 • 直射日光が長く当たって、高温になる所 なお、極端な高温下では液晶パネルが黒くなることがあり ますが
●充電のしかた ●充電の目安 本機のソーラーセル部を光源に向けます。 ※ソーラーセルの一部が隠れていると充電効率が下がりま すので、ご注意ください。 本機は一度フル充電すると、 充電しなくても基本動作*に加 え、下記の使用例で使用した場合に約5ヵ月動き続けます。 ソーラーセル ※イラストは樹脂バンドの場合です。 14 使用例 〈1日動くのに必要な充電時間〉 • ライト:1.
●各レベルに回復するための充電時間 環境(照度) 充電時間 レベル5 \レベル4 \ レベル3 \レベル2 \ レベル1 晴れた日の屋外など (50,000ルクス) 約2時間 約11時間 約3時間 晴れた日の窓際など (10,000ルクス) 約5時間 約54時間 約15時間 曇り日の窓際など (5,000ルクス) 約8時間 約110時間 約30時間 蛍光灯下の室内など (500ルクス) 約87時間 −−− −−− ※この充電時間は目安のため、実際の環境下においては充 電時間が異なる場合があります。 ●センサー計測中の電圧降下について 方位、気圧・温度、高度の各計測モードにおいて、電池容 量のレベルが 2 以上であるにもかかわらず、電池電圧がセ ンサー駆動電圧に満たない場合(すべてのバッテリーイン ジケーター(H,M,L)点滅)は、センサー計測が行なわれ ず、下記の状態となります。 モード切替え直後 計測途中で電池電圧が 降下した場合 方位 空白表示 −−− 気圧・温度 空白表示 −−− 高度 空白表示 −−− ※ただし電池電圧が復帰すれば通常通り使用でき
パワーセービング機能について パワーセービング機能とは、暗いところに放置すると自動 的に液晶表示を消してスリープ状態にし、節電する機能で す。 本機は工場出荷時に「パワーセービング機能」を ON に設 定してあります。 ※時計が袖などで隠れている場合でも、表示が消えること があります。 ●スリープ状態になるには • 表示スリープ 午後 10 時∼午前 6 時の間、暗いところで本機を約 1 時 間放置します。 ※ 高度計測モード、タイマーモード、ストップウオッチ モードのときは、スリープ状態になりません。 ➟液晶表示が消え、パワー セービングマークが点滅 します。 アラーム・時報の報音、タ イマーのタイムアップ報 音は行ないます。 パワーセービングマーク 16 • 機能スリープ 表示スリープのまま暗いところで6∼7日間経過します。 ➟パワーセービングマークが点滅から点灯にかわります。 以下の機能は作動しません。ただし、時計機能は正常 に作動しています。 アラーム、時報、タイマーのタイムアップの報音 2 時間ごとの気圧計測 自動受信 ●スリープ状態を解除するには • 本機を明るいところに置く • 本機の
ライト点灯について 本機の表示部には EL パネル(エレクトロルミネッセンス パネル)が内蔵されており、暗いときに表示を明るくして 見ることができます。また、暗い場所で時計を傾けると自 動的にライトが点灯するオートライト機能もあります。 ● ライト点灯時間の切替え 1. ■ ボタンを押して点灯させる E ボタンを約 2 秒間押 し続けます ∼手動点灯∼ どのモードのときでも、 約3秒 ➟E ボタンを押すと“SET Hold”と画面に表示が出 ますので、 “SET Hold”が 消えて都市コードが点滅 するまで E ボタンを押し 続けてください。 L ボタンを押します ➟L ボタンを押すとライトが 点灯します。 2. ※オートライト OFF のときも L ボタンを押すと点灯し ます。 ※ライトの点灯時間を約1 .
3. 点灯時間を選ぶ Aボタンを押します ➟A ボタンを押すごとに約 1.5 秒間と約 3 秒間が切り 替わります。 LT1 =約 1.5 秒間 LT3 =約 3 秒間 4. セットを終わる ■ 時計を傾けて点灯させる ∼オートライト機能∼ どのモードのときでも、時計を傾けるだけでライトが 約 1.
〈オートライトご使用時の注意〉 ●ライトを点灯させる 1 2 時計を腕にはめ、 水平にします 水平状態から、 表示が見え るように約40°傾けます ● オートライトを頻繁に使用すると電池の持続時間が 短くなりますのでご注意ください。 ● 時計が服の袖に隠れるようにつけると、明るいとき でもオートライトが点灯することがあります。 ● 時計を傾けたとき、ライトの点灯が一瞬遅れること 40° 以上 がありますが異常ではありません。 ● ライト点灯後、 時計を傾けたままにしておいても、 点 灯は約1.
操作音について モード切替え時などに鳴る操作音のON/OFFを切り替え ることができます。 3. ON / OFF を選ぶ Aボタンを押します ●操作音の ON / OFF 切替え 1. 時刻モードのとき E ボタンを約 2 秒間押 し続けます ➟E ボタンを押すと“SET Hold”と画面に表示が出 ますので、 “SET Hold”が 消えて都市コードが点滅 するまで E ボタンを押し 続けてください。 2. 操作音の ON / OFF のセット状態にする Dボタンを9回押します ➟“MUTE”あるいは“KEY ♪”が点滅します。 20 ➟操作音を OFF にしたいときは“MUTE”を、ON にし たいときは“KEY ♪”を表示させます。 セット状態にする 4.
電波時計について ■ 電波時計とは ■ 標準電波 正確な時刻情報をのせた長波標準電波を受信することによ り、正しい時刻を表示する時計です。 ●日本の標準電波(JJY )は独立行政法人情報通信研究機構 ( N I C T )が 運 用 し て お り 、福 島 県 の「 お お た か ど や 山 (4 0 k H z )」および佐賀県と福岡県の境にある「はがね山 (60kHz)」から送信されています。 ●中国の標準電波(B P C )は中国科学院の国家授時中心 (NTSC) が運用しており、 河南省商丘市から送信されてい ます。 ●アメリカの標準電波(WWVB)はNational Institute of Standards and Technology (NIST)が運用しており、コロ ラド州にあるフォートコリンズから送信されています。 ●イギリスの標準電波 (MSF) はNational Physical Laboratory(NPL) が運用しており、 イングランド北部の アンソーンから送信されています。 ●ドイツの標準電波 (DCF77) はPhysikalischTechnische Bund
日本の標準電波はほぼ24時間継続して送信されてい ますが、保守作業や雷対策等で一時送信が中断される ことがあります。 詳しい情報は独立行政法人情報通信研究機構(NICT) 日本標準時プロジェクトのホームページをご覧くださ い。 http://jjy.nict.go.
送信所の位置 <日本(JJY)> <中国(BPC)> 1500km はがね山 (60kHz) 1000km 長春 500km 500km 北京 おおたかどや山 (40kHz) 500km 上海 成都 香港 台湾エリアでは、条件が良ければ 受信することができます。 1000km <アメリカ(WWVB)> 商丘 <イギリス(MSF)/ドイツ(DCF77)> 1500km アンソーン 1000km マインフリンゲン 500km 3000km フォートコリンズ アンソーンから送信されている電波は、 この範囲でも受信できます。 ●受信環境により、図の範囲内でも電波を受信できない場合があります。内側の円の範囲を越えると電波が弱くなりますの で、受信環境の影響はより大きくなります。 ※受信に影響を与える環境・・・地形、建物、天気、季節、時間帯(昼・夜) 、各種ノイズ 23
■ 受信時間について ●ご注意 受信時間はおよそ 2 ∼ 7 分です。 ※ただし、周波数を変えて再受信するため、最大14分かか る場合があります。 電波は、以下のような場所では受信しにくくなりますので、 このような場所を避けて受信を行なってください。 ※電波受信については、ラジオやテレビと同じようにお考 えください。 ■ 電波受信を行なうときの場所について 本機を腕からはずし、金属をさけて下図のように時計上部 (12時位置のアンテナ)を外に向けて窓際に置いてください。 ビルの中およびその周辺 (ビルの谷間など) 高圧線、架線の近く 乗り物の中 (自動車、電車、飛行機など) 樹脂バンド ( 金属バンド ●時計本体を横向きに置くと受信しにくくなります。 ●受信中、時計を動かさないようにしてください。 家庭電化製品、 電波障害の起きるところ 工事現場、空港のそば OA機器のそば テレビ、スピーカー、 など FAX、パソコン、 携帯電話など ( ) 山の裏側…など ) 受信がうまくいかないときは、上記のような場所から離 れ、受信状況の良いところで再度受信してみてください。 ■ 受信方
■ 自動受信 ●自動受信を行なうときは、以下の操作を行なってくださ い。 • 時刻モードのホームタイム都市に、現在地で受信可能 な電波に対応した都市を設定する(22、23、86 ペー ジ参照) • 10ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがって 「時刻モード」または「ワールドタイムモード」にする • 下記の表中の「自動受信開始時刻」前に、24 ページの 「電波受信を行なうときの場所について」にしたがって 本機を置く 自動受信開始時刻 ホームタイム都市 TPE、SEL、TYO HKG、BJS 1 2 3 4 5 6 通常時刻 午前12時 午前1時 午前2時 午前3時 午前4時 午前5時 通常時刻 サマータイム 午前1時 午前2時 午前3時 午前4時 午前5時 − 午前12時 午前1時 午前2時 午前3時 午前4時 午前5時 HNL、ANC、YVR、LAX、YEA、DEN、 通常時刻 サマータイム MEX、CHI、NYC、YHZ、YYT LIS、LON MAD、PAR、ROM、BER、STO ATH MOW ●時刻モードの時刻(10 ページ参照)が
★ 受信が成功すると 成功した時点で受信を終了し、時刻を修正して、自動受信 を開始する前のモードの表示に戻ります。 ★ 受信が失敗すると 時刻修正は行なわずに、自動受信を開始する前のモードの 表示に戻ります。 ■ 手動受信 必要なときに、ボタンを押して受信を行ないます。 ●手動受信を行なうときは、以下の操作を行なってくださ い。 • 時刻モードのホームタイム都市に、現在地で受信可能 な電波に対応した都市を設定する(22、23、86 ペー ジ参照) • 10ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがっ て「時刻モード」にする • 24 ページの「電波受信を行なうときの場所について」 にしたがって本機を置く 時刻モードのとき D ボタンを 7 回押して、電波モードに します。 A ボタンを約2秒間押し続 けます ➟A ボタンを押すと“RC Hold”と画面に表示が出ま すので、 “Hold”が消えるま で A ボタンを押し続けてく ださい。 ➟受信を開始します。 ※安定状態がなるべく長く保てる場所で受信してください。 ※受信が完了するまで、時計を動かさないでください。 ※受信しやすい場所でも、安定するま
※受信状況 (右記参照) は、受信 状態の確認および受信場所を 決める際の目安としてお使い ください。 ※天候、時間、環境等により電 波状況は変化します。 ■ 受信中の状況表示(レベル表示)について 受信中は受信状態によってレベ ル表示が変化します。 安定状態がなるべく長く保てる 場所で受信してください。 受信状態レベル表示 ★ 受信完了 • 受信が成功すると“GET”を表示し、時刻を修正します。 ※“GET”表示後は、D ボタンを押すか、2 ∼ 3 分間放置 すると時刻モードの表示に戻ります。 受信成功インジケーター • 受信が失敗すると、“ERR”を表示します。 ※“ERR”表示後は、D ボタンを押すか、2 ∼ 3 分間放置 すると時刻モードの表示に戻ります。 不安定 安定 ※受信しやすい場所でも、安定するまで約10秒ほどかかり ます。 ★ 受信を中止するときは A ボタンを押します ●受信状態のレベル表示は、受信状態の確認および使 用場所を決める際の目安としてお使いください。 ●天候、時間、環境等により電波状況は変化します。 ※その日に一度でも受信に成功している場合は、受信成功 インジ
■ 受信結果の確認 時刻モードのときに D ボタ ンを7回押して、電波モード にします ■ 自動受信 ON / OFF の設定 受信月日 ➟受信により最後に修正した月 日と時分を表示します。 ※一度も受信に成功しなかった ときは、 “-:- -”を表示しま す。 ※時刻モードに戻すには、もう 一度 D ボタンを押します。 ※2∼3分間何も操作を行なわ ないと、自動的に時刻モード に戻ります。 自動受信をOFFにすると、電波の自動受信をさせなくする ことができます。 ※ホームタイム都市を受信機能対応都市に設定していると、 自動受信 ON / OFF の設定を行なうことができます。 * 受信機能対応都市については、22 ページ参照。 1. 受信日時を表示させる 時刻モードのときに D ボタンを 7 回押して、電 波モードにします 受信時刻 ➟受信日時を表示します。 ※ 2 ∼ 3 分間何も操作を行 なわないと、自動的に時 刻モードに戻ります。 2.
3. セットする Aボタンを押します ➟ON と OFF が切り替わり ます。 ★ 自動受信を ON にすると… ● ホームタイム都市が TPE、SEL、TYO の場合 自動受信は ON になり、 「おおたかどや山(40kHz) 」 と「はがね山(60kHz) 」からの電波のうち、受信し やすい方を自動的に選びます(自動選局) 。 ※前回受信に成功した方の電波を優先的に受信しま す。 ●ホームタイム都市が HKG、BJS の場合 自動受信は O N になり、中国の河南省商丘市 (Shangqiu)からの電波を受信します。 ●ホームタイム都市が HNL、ANC、YVR、LAX、 YEA、DEN、MEX、CHI、NYC、YHZ、YYT の 場合 自動受信は ON になり、アメリカのフォートコリンズ からの電波を受信します。 4.
■ 受信に関するご注意 ■ こんなときには ●自動受信は時刻モードとワールドタイムモードでのみ行 なわれます。 1.電波が受信できないのですが? ●以下のときは、電波受信を行ないません。 ・ タイマー計測中のとき。 ・ バッテリーレベルがレベル3∼5のとき。 ・ すべてのバッテリーインジケーター(H,M,L)が点滅し ているとき。 ・ センサー計測中。 ・ パワーセービング中(機能スリープ時) 。 ●自動受信中にボタン操作を行なうと、受信を中断します。 ●受信は送信されている電波の届く範囲内で行なってくだ さい。 ただし、電波の届く範囲内でも、地形や建物の影響を受 けたり、季節や時間帯(昼・夜)などによってうまく受信 できないことがあります。 ●電波障害により、誤った信号を受信することがあります。 そのときは、再度受信を行なってください。 ●電波が届かない地域では通常の時計としてご使用くださ い。 ●電波受信を行なわないときは、製品仕様に記載の精度範 囲で動きます。 ●極度の静電気により、誤った時刻を表示することがあり ます。 ●受信中にアラームが鳴ると、受信を中断します。 ●本機のカレンダー機能は
● 自動受信を行なう時間帯(25 ページ参照)に、時刻モー ドまたはワールドタイムモード以外になっていませんで したか。 自動受信は時刻モードまたはワールドタイムモードでし か行なわれませんので、自動受信時間帯は他のモードに 切り替えないでください。 2.電波を受信したのに、時報と時計の表示が若干ずれるの ですが? ● 電波時計は標準電波を受信して時刻修正を行ないますが、 時計内部の演算処理等により若干(1秒未満)のずれが発 生します。 3.電波を受信したのに、時刻がちょうど1時間進んでいる のですが? ● サマータイムになっていませんか。86 ページの「セット のしかた」をご覧になり、サマータイムの設定を OFF ま たは AUTO にしてください。 5.自動受信 ON / OFF の設定ができないのですが? ● ホームタイム都市の設定が22ページの 「電波の受信範囲 の目安」に記載されている都市以外の場合は、自動受信 ON / OFF の設定を行なうことができません。86 ペー ジの「セットのしかた」をご覧になり、ホームタイム都市 を正しく設定してください。 6.自動受信は何時頃行なわれる
★電波受信ができないときや受信しても時刻が合わないと きなどは、設定を確認してください。 ※本機は工場出荷時、電池交換後、レベル 5 からの充電 時には、以下の内容でセットされています。 自動受信 自動受信する ホームタイム 都市 東京 サマータイム 電波受信による自動切替え 32
方位計測 本機は、内蔵の磁気センサーで検出した磁気を方位に変換 して表示します(磁気コンパス)。目標物の方位や、現在位 置を調べたりすることができます。 ※方位計測が正しくないと思われるときは、39ページを参 照して、 「方位補正」を行なってください。 ●磁気コンパスについて ★「磁気コンパス」とは 地球は、北極と南極に極を持つ 大きな磁石のようなもので、地 球の持つ磁気を“地磁気”と呼 びます。 本機は内蔵の電子式磁気セン サーによりこの“地磁気”を検 知し、方位を計測する「磁気コ ンパス」です。 地球 ● 磁気コンパスが指す「北」は 磁気コンパスが指す北(磁北と呼びます)と地球の真の北 極(真北と呼びます)は一致していないため、磁気コンパ スの指す北は、地球上の場所により東西のどちらかに偏っ ています。 このズレを“偏差” と呼び、その角度を“偏角”と呼びます。 “磁北”の極はカナダの北側に、 “磁南”の極はオーストラ リアの南側に位置するため、それぞれの“磁極”に近いほ ど“偏角”が著しく大きくなるため、高緯度地方で使用す る際は、ご注意ください。 なお、日本付近では約 5 度(鹿児島近辺)∼約
■ 方位計測のしかた 時刻モード、気圧・温度計測モード、高度計測モードのと き、本機を水平に持ち(または腕にはめ) 、計測したい 方向に 12 時位置を向けてから C ボタンを押します ※方位計測モードに切り替えたときは、前回このモードで 最後に表示していた状態( 「方位計測」または 35 ページ 「ベアリングメモリー」 )になります。 ベアリングメモリー状態になっているときは、E ボタン を押してベアリングメモリー状態を解除してください。 計測したい方向 西 北 方位 画面に“COMP”と表示されてから約 2 秒後、方位計 測モードとなり、20 秒間向いている方位の角度、お よび東西南北をグラフィック表示します。 方位計測は 1 回の操作で 1 秒ごとに 20 秒間連続して 計測します。 方位計測終了後は、「方位」および「方位の角度」に −−−が表示されます。 方位計測後、C ボタンを押すと再計測を行ないます。 ★方位計測中にアラームなどの電子音が鳴ったときやLボ タンを押してライトを点灯させたときは、計測を中止し、 電子音報音後またはライト点灯後に計測を再開します。 ★地磁気の弱い場所では方位計測値
■ 計測した方位を記録する (ベアリングメモリー) 計測した方位を記録させて、目標物や目的地の方位を確認 しながら進むことができます。 1. 34 ページの「方位計測の しかた」をご覧になり、計 測したい方向の方位を計測 します。 ※ 方位計測モードに切り替えたときは、前回このモード で最後に表示していた状態(34ページ「方位計測」ま たは「ベアリングメモリー」 )になります。ベアリング メモリー状態になっているときは、E ボタンを押し てベアリングメモリー状態を解除してください。 2.
■ 計測時/保管時のご注意 ∼正しい計測のために∼ ●計測するときは ●使用場所について 計測を行なう場所により、計測誤差が大きくなる恐れがあ ります。以下の場所での計測にはご注意ください。 ●地磁気に強く影響を及ぼす物の近く ➟ これらのものから離して計測を行なってください。 本機が水平になるように持つか、 または腕に付けてください。 ※本機が水平面に対して傾いているときは、計測誤差が大 きくなります。 永久磁石 (磁気ネックレスなど) 金属 (鉄製の机、ロッカーなど) 家庭電化製品 (テレビ、パソコン、スピーカーなど) 36 高圧線、架線
●乗り物の中、または室内(特に鉄筋コンクリート造り) ➟ この場合は、正確な計測はできません。 自動車 ★ 自動車内での使用について 自動車内は車体が磁化している可能性があるため正確な方 位を計測することができませんが、目安としてご使用にな るときは、下記のように 2 点補正を行なってから計測して ください。 ※2 点補正のしかたについては 40 ページを参照してくだ さい。 注 意 船・飛行機 1. 電車 自動車の運転中に 2 点補正や方位計測を行な うと危険ですので、絶対に行なわないでくだ さい。 まず、自動車を180度 回転できる安全な場所 に止めます。 2. 計器やボディーから離 れたところで 2 点補正 状態にし、1 回目の計 測を行ないます。 室内(鉄筋が磁化している場合) ※自動車など方向が自由に変えられる乗り物については、 「2点補正」することによりある程度方位を知ることがで きます。 ( 「2 点補正」については 40 ページを参照してくださ い。 ) 3.
<方位補正時のご注意> • 2 点補正の 1 回目と 2 回目の 計測は、必ず同じ場所で行 なってください。 ●保管場所について 本機を磁石などの強い磁気を帯びたものに近づけないでく ださい。 永久磁石 (磁気ネックレス、バッグの止め金など) 家庭電化製品 (テレビ、スピーカーなど) • 磁気を発生するもの(計器、ボディーなど)からできるだ け離してください。 • 自動車の磁化の状態によっては、計測できないことがあ ります。 • 個々の車により磁化の状況が異なるため、それぞれの車 ごとに 2 点補正を行なってください。 • 同じ車の中でも、車内での計測位置が変わった場合(助 手席から後部座席へ、など)は、その都度 2 点補正を行 なってください。 <本機が磁気を帯びた場合は> 本機そのものが磁気を帯びたとき(“着磁”または“帯磁” と呼びます)は、方位計測の精度に影響を及ぼす恐れがあ ります。 このようなときは、「2 点補正」(40 ページ参照)を行な うことにより、着磁(帯磁)の影響分を補正することがで きます。 ●着磁(帯磁)しているかどうかよくわからないとき は、 「2 点補正」を行なってから計測
■「磁北」を基準とした方位補正の しかた 本機で計測した方位が正しくないと思われるときは、以下 の 2 種類の方法で方位補正を行なってください。 2 点補正 本機を使用する際、その磁気環境に合わせた最適な状 態に整える機能です。 例えば、本機を自動車内のような特殊な環境で使 用するときや、本機そのものが着磁した恐れがあ るようなときには、その影響を補正するために、最 初に 2 点補正を行ないます。 ★ ワンポイントアドバイス 「2点補正」は積極的に行なうほど、その都度正確な方位計 測が行なわれます。使用する環境が変わったとき、本機を しばらく使用していなかったとき、計測結果がおかしいと 感じたときなどは「2 点補正」を行なってから使用するよ うにしてください。 • 2 点補正は実際に方位計測を行なう場所で行なってくだ さい。 例えば、野外でご使用になるときは野外で、自動車内で ご使用になるときは自動車内で行なってください。 • 2 点補正を行なう方向はどちらでも構いませんが、向き を変えるときは、なるべく正確に180度になるようにし てください。 • 自動車や船舶などの乗り物内で、2 点補正を行なうとき
3. ●2 点補正のしかた 1. 方位計測モードにする <方位計測モード> 本機を水平面に置き、 C ボタンを押します 時刻モードのとき、 C ボタンを押します ➟ 計測が正しく行なわれる ➟ 方位計測モードとなります。 2.
3. ●北方位補正のしかた 1. 北方位補正 “− N −”が点灯しているとき、 方位計測モードにする 時刻モードのとき、 <方位計測モード> C ボタンを押します ➟ 方位計測モードとなります。 本機を水平面に置き、 12 時位置を磁北に向け て、C ボタンを押します 磁北方向 ➟ 計測が正しく行なわれる と、 ( “OK”表示の後)自 動的に方位計測表示 ( “−−−”)に戻ります。 方位の角度 2.
■ 方位計測の基準を「真北」に変 更する(磁気偏角補正) 磁北と真北との角度の差(磁気偏角)の値をもとに補正を 行なうと、 「真北」を基準に方位を計測することができます。 ●「磁気偏角」の調べ方 ●磁気偏角補正のしかた 1. 方位計測モードにする 時刻モードのとき、 C ボタンを押します ➟方位計測モードとなりま す。 • 地形図や登山地図のような等高線が描かれた地図に記載 されています。 • 国土地理院のホームページ上で調べることができます。 ●本機で設定する「磁気偏角」について • 本機では、ご使用になる地域の「磁気偏角の値」 と 「磁北が 東偏か、 西偏か」 の2項目を設定します。 例えば、 お調べになった資料に 「磁針方位は西偏 約7° 」 と 記載されている場合は、 「磁気偏角の値」 には 「7」 を、 「磁気 偏角の方向」 には 「W」 を設定してください。 • 本機に入力する 「偏角値」 は、 1° (度) 単位です。 磁気偏角の 値をお調べになった資料によっては、0.
3. 「磁気偏角の方向と値」をセットする A ボタンまたはC C ボタ ンを押します ➟A ボタンを押すごとに磁 気偏角の値が東偏へ進み、 C ボタンを押すごとに西 偏へ進みます。 • OFF :補正しない •E :東偏 磁気偏角の値 • W :西偏 ※ AとCボタンを同時に押して、 値を0° (OFF) に設定 することもできます。 ※ それぞれ押し続けると早送りします。 ※ 磁気偏角の値は、 0° ∼90° でセットできます。 4. ■ 登山中やトレッキング中の使用例 磁気偏角の方向 セットを終わる E ボタンを押します ➟点滅が止まり、セット完了です。 ●整置(正置)について 登山やトレッキングでは、自分が今どこにいるかを把握す ることが必要です。そのためには地図と実際との方向を合 わせることが大切です。これが「整置」です。整置をする ことで、地図と実際との対応が容易になります。具体的に は、地図上の北方向と本機の北方向を合わせる作業のこと です。 ★ 現在地を把握する 1.
2. 本機に北が表示されたら、地図だけを回して、本機の 北と地図の北が一致する方向に揃えます。 ※ 本機に表示される北を「磁北」に設定している場合 は、地図上の「磁北」にあわせます。本機に表示さ れる北を「真北」に設定している場合は、地図上の 「真北(通常真上) 」にあわせます。 ★ 進行方向を把握する 1. 地図上の現在位置を確認します。 2. 地図上の進みたい方向が体 の正面を向くように地図を 回します。 地図上の北 N 時計の北 N 3. 時刻モード、方位計測モー 3. 4.
4. 5. 地図の持ち方は変えずに、本機の北と地図の北が一致 するように体を回します。 地図と周囲の風景の方向が一致し、体は進みたい方向 を向いている状態になります。 ● 2 カ所の目印から現在地を割り出す (クロスベアリング) 1. 周囲に見える山頂や人工物など 「地図と対応可能な目 印」 を2カ所見つけます。なお、 2カ所の目印は、90°ぐ らいの角度を形成する位置にあるものを選んでくださ い。 A 2.
3. 4. 時刻モード、方位計測モード、気圧・温度計測モード、 高度計測モードのいずれかのモードで、本機を水平に 持つか、または腕にはめて水平な状態にして、Cボタ ンを押します。約 2 秒後に方位が表示されます。 7. 8. 例えば、 計測結果が292°の場合、Aが北から292°と なる方向の線上のどこかに現在地があることになりま す。 地図にその線を書き込みます。 例えば、計測結果が 45°の場合Bが北から 45°とな る方向の線上のどこかに現在地があることになりま す。地図にその線を書き込みます。 地図上の「Aから引いた線」と「Bから引いた線」の 交点が、現在地となります。 5. N B 北 A 45° E W 次に、Bの方向に、本機の 12 時位置を向けます。 S B 12時位置 292° ※ 2 カ所以上の目印から、同様の手順で、現在地を割 り出すことができます。目印が多いほど、より正確 な現在地を割り出すことができます。 6. 46 手順 3.
●地図上に示された目標地点の方位を調べ、 その方向に進む(ベアリングメモリー) 1. 2. 地図上の現在位置を確認します。 地図上の現在地と目標地点とを結ぶ方向に本機の 12 時位置を向けます。 ※ この後の手順 4.で整置を行なうので、 この時点で は地図の向きを意識しなくても問題ありません。 3. 時刻モード、方位計測モード、気圧・温度計測モード、 高度計測モードのいずれかのモードで、本機を水平に 持つか、または腕にはめて水平な状態にして、Cボタ ンを押します。約 2 秒後に方位が表示されます。 ※ 方位計測後、約 20 秒以内に、下記の手順 4. 5.
4. もう一度、整置を行ないます。 ( 「整置(正置)につい て」43 ページ参照) 。 5. Eボタンを押すと、その時 表示されている方位が記録 されます。 ※ 方位計測後の約20秒間、 記録した方向を指し示す グラフィックを表示しま す。また、常に記録した 方位の角度を表示しま す。 ●周囲の山の名前を調べる(山座同定) 1. 名前を調べたい山の方向 記録した方向を指し示す グラフィック 北 2.
4.
●同一場所なのに、方位表示が計測するたびに変わる 原因: 高圧線のそばなど、磁気の状態が不安定である。 対処: 計測場所を変えて、再計測してください。 ●室内で正確な計測ができない 原因: テレビ・パソコンなど、近くに磁気の方向を乱す物 体がある。 対処: 計測場所を変えるか、室外に出てから再計測してく ださい。特に鉄筋コンクリート造りでは、正確な計 測はできません。 50
気圧・温度計測 ■ 気圧・温度計測のしかた ● 気圧・温度計測について 時刻モード、方位計測モード、高度計測モードのときにB ボタンを押して気圧・温度計測モードに切り替えると、気 圧と気圧傾向グラフ、気圧差グラフィック、温度を表示し ます。 気圧・温度計測モードに切り替えると、最長約 3 分間は約 5 秒ごとに計測します。 以後、B ボタンを押すごとに再計測を行ないます。 ※外気温を計測するときは、時計を腕からはずして、体温、 汗(水滴)、直射日光などの影響を受けないようにしてく ださい。 ●表示の見方 温度 気圧傾向グラフ 気圧 気圧差グラフィック <気圧計測> 計測範囲:260hPa ∼ 1,100hPa 計測単位:1hPa ※計測値が計測範囲を超えた場合は、 “−−−−”表示とな ります。 <温度計測> ※ モード切替え直後は気圧表示に4∼5秒かかる場合が あります。 計測範囲:− 10.0℃∼ 60.0℃ 計測単位:0.
●温度を計測するときは ■ 気圧傾向グラフの見方 温度を計測するときは、本機を腕からはずすなど、体温の 影響を受けないようにして行なってください。 ※実際の気温と時計の温度が同じになるまで約20∼30分 程度かかります。 気圧傾向グラフは2時間おきに自動計測された気圧を連続 して過去24 時間分(12回計測)をグラフ表示するもので す。 ※グラフは、1hPa単位で表示します(縦1ドットが1hPa を表わします) 。 主に、気圧の変化を読み、天気の傾向を知る「晴雨計」と してお使いください。 温度を計測するときは、 体温の影響を受けないよう にします。 例)直射日光に当たらないよ うにバッグにさげるなど 高度差の生じる移動および急激な天気、温度変化など によって気圧が大幅に変化すると、過去の気圧データ がグラフ表示領域からはずれて見えなくなることがあ ります。なお、その後に計測された値が見えなくなっ た値に近いものになると、再び表示されます。 ●気圧傾向グラフについて 2時間おきに自動計測された気圧値をグラフで表示します。 気圧・温度計測モードでボタン操作を行なわずに 約 1 時間経過すると、自動的
<気圧傾向はこのように見ます> 気圧傾向を見るときには、下記の表示例を参考にして気圧 変化(お天気の傾向)の目安にしてください。 なお、測定場所の高度などの環境条件が変わると、気圧が 変化して気圧傾向グラフに影響を及ぼしますのでご注意く ださい。 ➔ 上昇傾向にあるとき ■ 気圧差グラフィックの見方 気圧差グラフィックは、気圧・温度計測モードで計測され た値と、2 時間おきに自動計測された最新の計測値との差 をグラフィック表示しますので、最新の気圧傾向を確認す ることができます。 ※気圧差グラフィックは 1hPa 単位で± 10hPa 範囲をグ ラフィック表示します。 例:気圧差が− 5hPa の場合 気圧が上がり傾向(天気が良くなる)という目安になります。 ➔ 下降傾向にあるとき 気圧が下り傾向(天気が悪くなる)という目安になります。 ●温度・湿度の環境によって若干、気圧傾向の表示が変わ ることがあります。あくまでも気圧傾向の目安として見 てください。 ●気圧計測時にセンサーが故障しているとき、または二次 電池が消耗しているときや機能スリープ中には計測は行 なわれず、その時間帯の気圧傾向は表示され
2. ■ 気圧調整のしかた 本機は、工場出荷時に大気圧に近い値を表示するように調 整してありますので、通常は気圧の調整を行なう必要はあ りません。正確な気圧計があって、その気圧に対して本機 の表示が大きくずれている場合にのみ以下の操作にしたが い気圧を調整してください。この気圧調整を誤って行なう と、気圧を正しく計測できなくなるのでご注意ください。 1. E ボタンを約 2 秒間押 し続けます ➟ E ボタンを押すと“SET D ボタンを押します ➟ 気圧が点滅します。 3.
2. ■ 温度調整のしかた 本機の温度計は、工場出荷時に調整してありますので、通 常は温度の調整を行なう必要はありません。正確な温度計 があって、その温度に対して本機の表示が大きくずれてい る場合にのみ以下の操作にしたがい温度を調整してくださ い。この温度調整を誤って行なうと、温度を正しく計測で きなくなるのでご注意ください。 1. 気圧・温度計測モードのとき、 E ボタンを約 2 秒間押 し続けます ➟ E ボタンを押すと“SET 温度 Hold”と画面に表示が出 ますので、 “SET Hold”が 消えるまで E ボタンを押 し続けてください。 気圧 ※ なお、気圧が表示されるま で約4∼5秒かかりますの で操作せずにお待ちくだ さい。 ※ 調整状態で 2∼ 3分間何も操作を行なわないと、自動 的に調整状態が解除されます。 温度値のセットは、 A または C ボタンを押 します ➟A ボタンを押すごとに 0.1℃ずつ進み、Cボタン を押すごとに 0.
■ 気圧ミニ知識 ●気圧傾向グラフの便利な使い方 その 1 ハイキングや山登りなどで出発する前日の夜から朝までの 気圧を測り、天気の傾向を知る目安にできます。 その 2 気圧の傾向が表示されるので、 夕立が起こりやすいかなどの天 気の傾向を知る目安にできま す。 その理由は・・・ 高気圧あるいは低気圧が接近してくると下記の ような天候の変化が生じるからです。 <高気圧のとき> <低気圧のとき> 下降気流となるので 雲は消え、天気が良 くなる。 上昇気流となるので 雲ができ、雨が降っ てくる。 上空 上空 雲 上 昇 気 流 下 降 気 流 地面 ●気圧の変化を読むことにより、天気の予想 ができます。 気圧は大気が動くにつれて変化しますので、気圧の変化を見れ ば天気が良くなるか、それとも悪くなるかをある程度予想でき ます。 <気圧が高くなりつつあるとき> ➔ 天気は回復傾向 <気圧が低くなりつつあるとき> ➔ 天気は下り坂傾向 56 高気圧 地面 低気圧 ●大気圧について テレビ、新聞などで発表される気圧値は、実際に山頂や平 地や海上で計測した気圧値を海抜0mで測った値に計算し ていま
高度計測 <現在地の高度を調べる(58 ページ)> • 頂上や休憩地点などで高度計測を行なうと、その現在地 の高度がわかります。 本機の高度計測機能は、内蔵の圧力センサーで検出した変 化量を国際民間航空機関(ICAO)が定めている国際標準大 気(ISA)と照合し、高度に換算して表示するものです(相 対高度計)。 <ご注意> 高度を計測する場合はなるべく時計自体の温度を一定 にし、温度変化の影響を受けないようにして行なって ください。 ※温度変化の影響を受けると多少の誤差がでることが あります。 < 2 点間の高度差を調べる(60 ページ)> • 基準地点から現在地点までの高度差を表示します。 あらかじめ基準地点となる場所で 0 mにリセットしてお くと、その基準地点から、どれだけ登ったのか(下ったの か)がわかります。 ※ 標高差を調べる時などにも便利です。 57
<高度計測> ■ 高度計測のしかた 時刻モード、方位計測モード、気圧・温度計測モードのと きにAボタンを押して高度計測モードに切り替えると、そ のときの高度を計測して表示します。Aボタンを押すごと に、高度を計測して表示することができます。 ※計測は表示範囲内の 10,700m 間で行ないます。 ※本機の高度値は相対高度値ですので、基準高度の設定値 により、実際は海面より高くてもマイナス表示されるこ とがあります。 ※計測値が計測範囲・表示範囲を越えた場合は、オーバー 表示(−−−−)となります。 高度傾向グラフ 高度 表示範囲:− 10,000m ∼ 10,000m 表示単位:5m 計測範囲:− 700m ∼ 10,000m 計測単位:5m 高度差 ●高度計測間隔について 時刻モードの時刻 ※ モード切替え直後は“ALTI”表示となり、高度表示に 4 ∼ 5 秒かかる場合があります。 <高度傾向グラフ> 高度計測モードで計測した高度 をグラフ表示します。 ※グラフの単位は、 「縦:10m」 、 「横:高度計測間隔(5 秒また は2分)」です。 58 現在高度(点滅) 高度計測モードに切
■ 高度計測間隔の設定 1. 高度計測モードのとき、 E ボタンを約 2 秒間押 し続けます 2. 計測間隔の設定に切り替える D ボタンを押します ➟「2'00」または「0'05」が点 滅します。 ➟E ボタンを押すと“SET Hold”と画面に表示が出 ますので、 “SET Hold”が 消えるまで E ボタンを押 し続けてください。 ※ なお、高度が表示されるま で、約4∼5秒かかります ので操作せずにお待ちく ださい。 ※ 設定状態で2∼3分間何も 操作を行なわないと、自動 的に設定状態が解除され ます。 3. 計測間隔を選ぶ A ボタンを押します ➟A ボタンを押すごとに、 「2'00」 と 「0'05」 が切り替 わります。 ※ 2'00: 約2分おきに 約24時間計測する 0'05: 約5秒おきに約1時 間計測する 4.
■ 高度差計測のしかた ■ 高度メモリー 基準地点から現在地点までの高度差を表示します。 • 基準地点よりも高い場所に移動した場合: 「+」符号が付 いた数値で表示 • 基準地点よりも低い場所に移動した場合: 「−」符号が付 いた数値で表示 高度計測値を記録する高度メモリーには、2種類あります。 <高度計測> 表示範囲:− 3,000m ∼+ 3,000m ※計測値が計測範囲・表示範囲を越えた場合は、オーバー 表示(−−−−)となります。 ●高度差を計測するには 高度差計測の基準とする地点(現在地など)で、 E ボタンを押します 高度計測を行ない、上段に高度差(0m)を表示します。 高度差 60 ●自動記録データ 高度計測モードで計測したすべての計測値をもとに、最高 高度・最低高度・積算上昇高度・積算下降高度を、自動記 録しています。 過去の登山も含めて、記録した月日・時刻とともに確認す ることができます。 ※高度計測モード以外のモードに切り替えると、高度計 測を終了し、自動記録も終了します。 再び高度計測モードに切り替えると、自動記録データ は前回の記録に引き続き積算計測します。最高高度、 最
最高高度 ストップ地点 ●自動記録データのメモリーエリア 4 つの値(最高高度・最低高度・積算上昇高度・積算下降 高度)は、次の図のように 2 つの独立したメモリーエリア に同時に記録されます。 スタート地点 メモリーエリア 最低高度 最 高 高 最 低 高 積 算 上 昇 高 積 算 下 降 高 度:すべての計測値中の最高高度 度:すべての計測値中の最低高度 度:上昇した高度の合計(A +C) 度:下降した高度の合計(B +D) 1 最高高度(MAX-1) 最低高度(MIN-1) 積算上昇高度(ASC-1) 積算下降高度(DSC-1) メモリーエリア 2 最高高度(MAX-2) 最低高度(MIN-2) 積算上昇高度(ASC-2) 積算下降高度(DSC-2) • 計測データは、メモリーエリア 1 とメモリーエリア 2 に 同時に記録されますが、各メモリーは個別にクリアーす ることができます。 例えば、メモリーエリア 1 は登山するたびに毎回クリ アーし、メモリーエリア2はクリアーせずに使い続ける、 といった応用ができます。 • 各メモリーエリアのデータをクリアーするには、64ペー ジの
■ メモリーしたデータを見る ●手動記録のしかた 高度計測モードのとき、 A ボタンを約 2 秒間押し続 けます ➟A ボタンを押すと“R E C Hold”と画面に表示が出ま すので、 “Hold”が消えるま で A ボタンを押し続けてく ださい。 ➟ そのときの高度と月日・時刻 をメモリーします。 RECマーク 高度計測モードでメモリーしたデータ(自動記録/手動記 録)はリコールモードで見ることができます。 ※リコールモードに切り替えるには、時刻モードのときに D ボタンを 2 回押します。 ●手動記録データ表示と自動記録データ表示 の切替え リコールモードでBボタンを押すごとに、手動記録データ 表示と自動記録データ表示が切り替わります。 〈手動記録データ表示〉 〈自動記録データ (メモリーエリア1)表示〉 〈自動記録データ (メモリーエリア2)表示〉 62
●手動記録データ表示 ● 自動記録データ表示 A または C ボタンを押すごとに、メモリーされた順に表 示されます。 ※A または C ボタンは押し続けると早送りができます。 ※各表示の最下段には、 「月日」と「時刻」が 1 秒ごとに交 互に表示されます。 AまたはCボタンを押すごとに、以下の順に表示されます。 ※「最高高度値」および「最低高度値」表示の最下段には、そ の値を記録した「月日」と「時刻」が1秒毎に交互に表示 されます。 ※「積算上昇高度値」および「積算下降高度値」表示の最下 段には、積算記録を開始した「月日」と「年」が1秒毎に 交互に表示されます。 ※何もデータが入っていない場合、 “- - -”と表示されます。 メモリーデータ番号 〈最高高度値〉 〈最低高度値〉 〈積算下降高度値〉 〈積算上昇高度値〉 高度 1秒ごと 時刻 月日 1万の位の数値を表示します。 上のイラストで表示されている 値は、 「99995m」となります。 1万の位の数値を表示します。 上のイラストで表示されている 値は、 「99995m」となります。 63
★ 手動記録/自動記録データのクリアー 「手動記録データ」、「自動記録データ(メモリーエリア 1)」、「自動記録データ(メモリーエリア 2)」を各データ ごとにクリアーすることができます。 1. リコールモードのとき、 B ボタンを使って、クリアーしたいデータ( 「手動 記録データ」、「自動記録データ(メモリーエリア 1) 」 、あるいは「自動記録データ(メモリーエリア 2) 」 )を表示します 2.
■ 基準高度のセット 2. 基準高度のセットは、 正確な高度計または高度基準の標識のあるところで基準高 度をセットするときは、以下の手順で行なってください。 A または C ボタンを押 します 本機で表示する高度は、気圧の変化や、大気の温度変 化および標高差による温度変化のために多少の誤差が 出ることがあります。そのため、登山のときなどは、高 度基準の標識と本機の示す高度とを照らし合わせ、以 下の操作にしたがいこまめに高度をセットすることを おすすめします。 ➟ Aボタンを押すごとに5m 1.
■ 登山中やトレッキング中の使用例 ■ 高度ミニ知識 ●高度差計測 ●高度と気圧・気温の関係 基準地点から現在地点までの高度差を表示します。あらか じめ目標地点までの高度差を調べておくと、あと何メート ル登れば良いか(下れば良いか)の目安になります。 一般的に海面より高度が高くなるほど気圧は低くなり、気 温は下がります。したがって、気圧がわかれば高度をある 程度知ることができます。 1. 地図上で、等高線などを参 本機では国際民間航空機関(ICAO)が定めている国際標準 大気(ISA)の高度と気圧の関係を使って高度を推定する方 法を採用しており、相対高度を表示します。 目標地点 考にして、現在地と目標地 点の高度差を調べます。 高度 現在地 2. 高度計測モードのとき、 高度差 E ボタンを押します (基準地点なので、 ここでは0m) 気圧 4,000m 616hPa 100m毎に約8hPa −11℃ 3,500m 3,000m ➟ 高度計測を行ない、上段に 温度 701hPa 100m毎に約9hPa −4.
●使用例:海抜高度に近い値を得るには ● 高度の表現方法(相対高度と海抜高度) 海抜高度に近い値を表示するように使用するときは、海岸 や山の標識などの海抜高度のわかるところで、計測の直前 に高度を同じ値にセットしてください。 ※日によって気圧の変化があるため、なるべく直前にセッ トしてください。 高度を表わす方法には、以下の 2 通りがあります。 例)海抜高度 400 mの標識に合わせる (1)A地点にて海抜高度400mの標識と同じ値に高度 をセットします。 (2)A地点からB地点へ行き、高度を計測します。 (3)もし、B地点にも海抜高度標識があれば、もう一 度海抜高度をセットします。 ※気圧変化などによりB地点 での海抜高度と誤差がある 場合は、必ずセットし直し てください。 1海抜高度…海面からの絶対的な高さ 2相対高度…ある場所とある場所との高さの差(高度差) ※本機では、相対高度を計測します。 <海抜高度と相対高度> ビルの高さ130m <相対高度(高度差)> 屋上の海抜330m <海抜高度> B地点 A地点 400 海 ★ 海抜高度に近い値として使うときの注意点 以下の条件下で
●高度計測上のご注意 ●本機は、気圧の変化を高度に換算しますので、同じ場所 で高さを計測しても、気圧が変化すれば高度表示が変わ ります。 例:地上を0mにセットしても,気圧が変わると高度 表示が変わる。 12月28日(晴,高気圧1,030hPa)に地上で 0mにセットした場合,12月31日(雨,低気圧 990hPa)に気圧が下がり,高度表示をみると地 上が335m表示となる。 <12/28 → 12/31の高度表示> 12/28<山の高さ>12/31 ※地上からの建物の高さ および山の高さ (相対高度) 959hPa 500m 海抜 高度 921hPa 835m 600m 12/28<建物の高さ>12/31 994hPa 200m 955hPa 535m 山頂の高さ 500m 300m 建物の高さ 200m <海面の気圧> 12/28 12/31 1,030hPa 990hPa 12/28<地上の高さ>12/31 1,018hPa 0m 978hPa 335m 100m (地上)海抜高度100mの場合 0m (海面) 68 ●天候の急激な変化により気圧や気温が大きく変化した場
計測異常検出機能 センサーの故障および接触不良により正常な計測が行なえ なくなった場合には、自動的に計測を停止し、下記の表示 を行ないます。 ■“ERR”表示となるときは 気圧・高度・温度・方位を計測中に“ERR”が表示された 場合は、再計測を行なってみてください。それでも“ERR” が表示されるようでしたら故障が考えられますのでカシオ テクノ修理相談窓口(101ページ参照)にてチェックを受 けてください。 <気圧・温度計測時> <高度計測時> <方位計測時> 69
日の出/日の入りモードの使い方 本機の日の出/日の入り時刻表示をご使用の前に、あらか じめ使用する場所のデータ(使用都市・緯度・経度)をセッ トしてください。 ■ 使用場所のセット ●使用都市のセット 使用都市のセットは時刻モードで行ないます。 • 使用場所のセットは、一度行なえば再びセットする 必要はありません。ただし、引っ越しや旅行などで 大きく移動したときは、その場所に合わせてセット しなおしてください。 • 本機は工場出荷時に「使用都市=東京(TYO) 、緯 度=北緯 36 度、経度=東経 140 度」にセットさ れております。 • 現在のホームタイム都市を変更する場合、標準電波 を受信して時刻修正することができなくなる場合が あります。 70 1.
2. 使用都市をセットする A または C ボタンを押 します ● 緯度・経度のセット 緯度・経度のセットは時刻モードで行ないます。 1. ➟ A ボタンを押すごとに 1 つずつ進み、C ボタンを 押すごとに戻ります。 ※ A・C ボタンとも押し続 けると早送りができます。 ※ 都市コードについては、 79 ページの「都市コード 一覧」をご覧ください。 3. セットを終わる E ボタンを約 2 秒間押 し続けます ※ 点滅表示のまま 2∼3 分間すると、自動的に点滅が止 まります。 都市コード ➟E ボタンを押すと“SET Hold”と画面に表示が出 ますので、 “SET Hold”が 消えて都市コードが点滅 するまで E ボタンを押し 続けてください。 2. 緯度・経度のセットに切り替える 緯度 もう一度 E ボタンを押 します Eボタンを2回押します ➟ 点滅が止まり、時刻モードに戻ります。 セット状態にする ➟ 緯度が点滅します。 3.
4. 値をセットする ■ 日の出/日の入り時刻の見方 A または C ボタンを押 します ● 今日の日の出/日の入り時刻を見るには ➟ Aボタンを押すごとに進 み、 Cボタンを押すごとに 戻ります。 ※ A・C ボタンとも押し続 けると早送りができます。 緯度=65° S(南緯 65 度)∼ 0° N ∼ 65° N(北緯 65 度) 経度=179° W(西経 179 度)∼ 0° E ∼ 180° E (東経 180 度) ※ 緯度・経度とも 1 度単位で表示されますので、1 度未 満の端数は丸めてセットしてください。 ※ 緯度・経度については、 74ページの「日本の緯度・経度」 および「時差と緯度・経度」を参考にしてください。 5.
●好きな日の日の出/日の入り時刻を見るには <参考> 日の出/日の入りモードのときに A またはC C ボタンを押します ➟A ボタンを押すごとに 1 日ずつ進み、C ボタンを押す ごとに 1 日ずつ戻ります。 ※ A・C ボタンとも押し続けると早送りができます。 ※ 日にちは 2000 年 1 月 1 日から 2099 年 12 月 31 日 まで選べます。 年 月・日 ● 日の出/日の入りについて ●本機でいう「日の出/日の入 り」とは、海抜 0m における 水平面での時刻をさします。 そのため、海抜高度や地形に より多少の誤差ができます。 一般に高度が高くなるほど日 日の出 の出は早くなり、日の入りは 遅くなります。 水平面 日の入り ● 日の出/日の入り時刻の計算 日の出/日の入り時刻は日付による視赤経、恒星時と視赤 緯(季節により変わる太陽高度)、場所による UTC との時 差と緯度/経度によって決まります。本機では、これらの データを簡略化した推算式により概算していますので、地 域によっては多少の誤差が出ることがあります。 ※ 日の出/日の入りモードのまま 2 ∼ 3 分間経過する
●日本の緯度・経度 ●時差と緯度・経度 130° 132° 134° 136° 138° 140° 142° 144° 146° (東経) (北緯) 46° 44° 128° 130° 42° 28° 沖縄県 40° 26° 札幌 鹿児島県 函館 那覇 38° 博多 広島 36° 佐世保 東京 34° 32° 30° 74 名古屋 大阪 清水 都市名 パゴパゴ ホノルル パペーテ アンカレジ ロサンゼルス サンフランシスコ ラスベガス バンクーバー シアトル デンバー エルパソ エドモントン シカゴ ヒューストン ニューオーリンズ メキシコシティ ニューヨーク モントリオール デトロイト マイアミ ボストン パナマ リマ サンティアゴ セントジョンズ リオデジャネイロ 標準時差 経度 緯度 − 11 − 10 − 10 − 9 − 8 − 8 − 8 − 8 − 8 − 7 − 7 − 7 − 6 − 6 − 6 − 6 − 5 − 5 − 5 − 5 − 5 − 5 − 5 − 4 − 3.
都市名 サンパウロ ブラジリア ブエノスアイレス フェルナンドデノロニャ プライア ロンドン ダブリン ダカール リスボン パリ ミラノ ローマ マドリード アムステルダム ハンブルク ストックホルム フランクフルト ウィーン カイロ アテネ ヘルシンキ イスタンブール ベイルート ダマスカス クウェート ジェッダ 標準時差 − − − − − + + + + + + + + + + + + + + + + + 3 3 3 2 1 0 0 0 0 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 3 3 経度 47°W 48°W 58°W 32°W 24°W 0°E 6° W 17° W 9° W 2°E 9°E 12°E 4° W 5°E 10°E 18°E 9°E 16°E 31°E 24°E 25°E 29°E 35°E 36°E 48°E 39°E 緯度 24°S 16°S 35°S 4°S 15°N 51°N 53°N 15°N 39°N 49°N 45°N 42°N 40°N 52°N 54°N 59°N 50°N 48°N 30°N 38°N 60°N 41°N 34°N 3
都市名 グアム ヌーメア ポートビラ ウェリントン クライストチャーチ ナウル 標準時差 経度 緯度 + 10 + 11 + 11 + 12 + 12 + 12 145°E 166°E 168°E 175°E 173°E 167°E 13°N 22°S 18°S 41°S 43°S 1°S ※この表は 2008 年 6 月現在作成のものです。 ※時差は協定世界時(UTC)を基準としたものです。 76
ワールドタイムの使い方 ワールドタイムモードでは、世界 48都市(31 タイムゾー ン)の時刻を知ることができます。 10 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい D ボタンを押し、ワールドタイムモードにします。 ■ 都市のサーチ ワールドタイムモードのとき、 ※ワールドタイムモードに切り替えると、前回このモード で最後に見た都市の時刻を表示します。 ※ワールドタイムの「秒」は基本時刻の「秒」に連動してい ます。 ※ホームタイム(基本時刻)を24時間制にしているときは、 ワールドタイムも 24 時間制で表示されます。 A または C ボタンを押します ➟A ボタンを押すごとに都市コードが進み、C ボタンを 押すごとに戻ります。 ※A・C ボタンとも、押し続けると早送りします。 ■ ご注意 ■ ワールドタイムが合っていないときは、時刻モードの時刻 およびホームタイム都市設定を確認し、違っているときは 正しくセットしてください。 * セットについては 86 ページ参照。 77
★ グラフィック表示について 点灯グラフィックは、ワールドタイムの時刻を 24 時間制 で示しています。点滅グラフィックは、時刻モードの時刻 を 24 時間制で示しています。 ワールドタイムの 時刻グラフィック 都市コード 24時間の目盛り ■ サマータイム(DST)について サマータイムとは DST(Daylight Saving Time)とも 言い、通常の時刻(スタンダードタイム)から 1 時間進め る夏時間制度のことです。 • サマータイムを採用していない国や地域があります。 • サマータイムを採用していても、その期間は国や地域に より異なります。 ■ サマータイムの設定 準備:ワールドタイムモードのとき、A A または C ボタン を押して、設定したい都市を選びます。 E ボタンを約 2 秒間押し 続けます ワールドタイム 時刻モードの時刻 時刻モードの 時刻グラフィック(点滅) 78 ➟E DSTマーク ボタンを押すと“D S T Hold”と画面に表示が出ま すので、 “DST Hold”が消え るまで E ボタンを押し続け てください。 ➟Eボタンを約2秒間押し続けるごとにスタン
■ 都市コード一覧 コード UTC LIS LON MAD PAR ROM BER STO ATH CAI JRS MOW JED THR DXB KBL KHI DEL KTM DAC RGN BKK SIN HKG BJS 時差 都市名 コード 0 〈協定世界時〉 TPE 0 SEL リスボン 0 TYO ロンドン +1 ADL マドリード +1 GUM パリ +1 SYD ローマ +1 NOU ベルリン +1 ストックホルム WLG +2 PPG アテネ +2 HNL カイロ +2 エルサレム ANC +3 YVR モスクワ +3 LAX ジェッダ +3.5 YEA テヘラン +4 DEN ドバイ +4.5 MEX カブール +5 CHI カラチ +5.5 NYC デリー +5.75 カトマンズ SCL +6 YHZ ダッカ +6.5 YYT ヤンゴン +7 RIO バンコク +8 シンガポール FEN +8 RAI 香港 +8 北京 時差 都市名 +8 台北 +9 ソウル +9 東京 +9.
ストップウオッチの使い方 ストップウオッチは 1/100秒単位で23時間59分59秒 99(24時間計)まで計測できます。計測範囲を超えると、 自動的に 0 に戻って計測し続けます。 ■ 計測のしかた ストップウオッチモードのとき、 10 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい D ボタンを押し、ストップウオッチモードにします。 ● 計測中にCボタンを押すと、表示は止まりますが、 内部では計測を続けるスプリット計測となります (SPL 表示) 。 ※スプリット計測中にモードを切り替えると、スプ リットは解除されます。 ● 計測ストップ時にCボタンを押すと、計測値が0に 戻ります(リセット) 。 A ボタンを押します ➟Aボタンを押すごとに、計測がスタート/ストップします。 ●通常計測 1/100秒 時 (スプリット/リセット) (スタート/ストップ) 80 ストップ リセット 積算計測… ロスタイムのあるときは、ストップ後リセット せずに A ボタンを押して再スタートすれば、 表示タイムに引き続き計測を始めます。 分 時刻モードの時刻 スタート 秒
●スプリットタイム(途中経過時間)の計測 スタート スプリット計測 スプリット解除 ストップ リセット <スプリット計測中> ●1・2 着同時計測 スタート 2着ゴール 1着ゴール (1着タイム表示) 2着タイム表示 リセット 81
タイマーの使い方 タイマーは 1 分単位で 24 時間までセットできます。セッ トした時間を経過(タイムアップ)すると 5 秒間の電子音 が鳴ります。 ■ タイマーのセット 1. セット状態にする 時 ➟E ボタンを押すと“SET Hold”と画面に表示が出 ますので、 “SET Hold”が 消えて「時」が点滅するま で E ボタンを押し続けて ください。 ※ セット状態で2∼3分間何 も操作を行なわないと、自 動的にセット状態が解除 されます。 82 2. 「時」をセットする A または C ボタンを押 します ➟A ボタンを押すごとに点 タイマーモード(リセット状態)のとき、 E ボタンを約 2 秒間押 し続けます 10 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい D ボタンを押し、タイマーモードにします。 滅箇所の数字が進み、C ボタンを押すごとに戻り ます。 ※ それぞれ押し続けると早 送りします。 ※「24 時間」をセットする場合は、 「0H00'00」と セットしてください。 3.
4.
アラーム・時報の使い方 10 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい D ボタンを押し、アラームモードにします。 時分を設定できるアラームが 5 本あり、設定した時刻にな ると 10 秒間電子音が鳴ります。 また、毎正時(00 分)に時報を鳴らすこともできます。 ■ アラーム時刻のセット 1. アラームを選ぶ アラーム1 (AL1) アラーム2 (AL2) アラーム3 (AL3) 時 報 (SIG) アラーム5 (AL5) アラーム4 (AL4) アラームモードのとき、 A または C ボタンを押 します アラーム番号 84 セット状態にする E ボタンを約 2 秒間押 し続けます ➟ AまたはCボタンを押す ごとに以下の順で表示が 切り替わりますので、設定 したいアラームを選びま す。 ※ アラームモードに切り替 えた直後は、前回このモー ドで最後に表示していた アラームを表示します。 2.
3. 「時」をセットする ■ アラーム・時報のON/OFF設定 準備:アラームモードのとき、A A または C ボタンを押し て、鳴らしたいアラームを選びます。また、時報を 鳴らしたいときは時報表示を選びます。 A または C ボタンを 押します ➟ Aボタンを押すごとに点滅 箇所の数字が進み、Cボタ ンを押すごとに戻ります。 ※ それぞれ押し続けると早 送りします。 ※「時」のセットのとき午前/午後(P)または 24 時間 制にご注意ください。 ※ 基本時刻を 24 時間制にしているときは、アラーム時 刻も 24 時間制で表示されます。 B ボタンを押します ➟B ボタンを押すごとにアラームまたは時報の O N / OFF が切り替わります。 ※それぞれのマークが点灯しているときが ON となり、ア ラーム・時報が鳴ります。 アラームマーク 時報マーク 4. 「分」をセットする D ボタンを押します ➟「分」が点滅します。 「分」も「時」と同様に A または C ボタンでセット します。 5.
ホームタイムデータ(時刻・カレンダーなど)の合わせ方 ホームタイムデータのセットとは、お使いになる地域(都 市)や時刻・カレンダー等を合わせることです。 ※ホームタイムデータのセットや修正は時刻モードで行な います。 ※操作音の ON / OFF 設定、ライト点灯時間設定、パワー セービング機能の ON/ OFF 設定も以下の操作で行ない ます。 ■ セットのしかた 1.
4. サマータイムを切り替える A ボタンを押します 5.
6. c.「時」「分」「年」「月」「日」セットのとき 点滅箇所のセット A ボタンを押すごとに点滅箇 所の数字が進み、Cボタンを押 すごとに戻ります。 ※A・Cボタンとも、押し続け ると早送りができます。 A または C ボタンを押します a.「12/24 時間制切替え」のとき Aボタンを押すごとに12時間 制表示“12H”と 24 時間制表 示“24H”が切り替わります。 12/24時間制 年 月・日 時 秒 分 d.「操作音の ON / OFF」のとき 20 ページ「操作音の ON / OFF 切替え」をご覧ください。 e.「ライト点灯時間」のとき b.「秒」セットのとき A ボタンを押すと「00 秒」か らスタートします。 ※秒が 00 ∼ 29 のときは切り 捨てられ、30∼59のときは 1分繰り上がって「00秒」に なります。 (時報は「時報サー ビス 117 番」が便利です) 17 ページ「ライト点灯時間の切替え」をご覧ください。 f.
7.
製品仕様 水晶発振周波数:32,768Hz 精 基 度:電波受信による時刻修正が行なえない 場合は、平均月差± 15 秒以内 本 機 能:時・分・秒、 午前/午後(P)/24時間制表示 曜日・月・日/年・月・日/気圧傾向・月・日、 フルオートカレンダー(2000∼2099年) 電 波 時 計 機 能:自動受信・手動受信 受信日時確認機能 サマータイム自動切替え 受信局自動選択機能(J J Y 、M S F / DCF77 で対応) 受信電波= コールサイン:JJY(40kHz/60kHz)、 WWVB(60kHz)、 MSF(60kHz)、 DCF77(77.5kHz) BPC(68.
セ ン サ ー 精 度: ●方位センサー 計測精度=± 10°以内 (精度保証温度範囲=− 10℃∼ 40℃) 方位グラフでは± 2 目盛以内 ●温度センサー 計測精度=± 2℃以内 (精度保証温度範囲=− 10℃∼ 60℃) ●圧力センサー 条件(高度) 温度一定 のとき 温度変化に よる影響 0m∼6,000m 6,000m∼10,000m 0m∼6,000m 6,000m∼10,000m 高度計 ±(高度差× 2%+15m) ±(高度差× 2%+25m) 10℃につき ±50m 10℃につき ±70m 気圧計 ±(気圧差× 2%+2hPa) 10℃につき ±5hPa ※精度保証温度範囲=− 10℃∼ 40℃ ※強い衝撃を与えたり、極端な温度環境下に放置したりす ると、精度に対して悪影響を与えることがあります。 日の出/日の入り機能:日の出/日の入り時刻表示、日付セレク ト機能、デイライトグラフ ワールドタイム機能:世界 48 都市(31 タイムゾーン)の時 刻を表示、サマータイム設定機能 タ イ マ ー 機 能:セット単位= 1 分 計測範囲= 24 時間 計測単位= 1 秒 タイムアップ
主 要 回 路 素 子:音叉型高性能水晶振動子 ワンチップ CMOS-LSI 半導体圧力センサー、 半導体温度センサー、方位センサー 使 用 電 池:二次電池 持 続 時 間:約 5ヵ月 ライト 1.
93
ご使用上の注意 ■防水性 ● 防水時計は時計の表面または裏蓋に「W A T E R R E S I S T 」 「WATER RESISTANT」と表示されているもので、次のように 分類されます。 日常生活用強化防水 日常生活用 防水 5気圧防水 10気圧防水 20気圧防水 表 時計の表面または裏蓋に表記 「BAR」 5BAR 10BAR 20BAR 表記無し 示 洗顔、雨 使 用 水仕事、水泳 例 ウインドサーフィン スキンダイビング(素潜り) ※ 専門的な潜水=スキューバダイビング(空気ボンベ使用)でのご 使用はお避けください。 ● 時計の表面または裏蓋に WATER RESIST または WATER RESISTANTと表示されていないものは防汗構造になっておりま せんので、多量の汗を発する場合、もしくは湿気の多い場所での ご使用や直接水に触れるようなご使用はお避けください。 ● 防水構造の機種でも水中や、水分のついたまま、りゅうずやボタ ンの操作をしないでください。 ● 防水構造の機種でも、時計をつけたままの入浴、洗剤等(石鹸・ シャンプーなど)のご使用をお避けください。防水性能を低下さ せる原因と
● + 60℃以上の所に長時間放置すると液晶パネルに支障をきたす ことがありますのでご注意ください。液晶表示は、0℃以下や+ 40℃以上では、表示が見えにくくなることがあります。 ■ショック ● 通常の使用状態でのショックや軽い運動(キャッチボール、テニ スなど)には十分耐えますが、落としたり、強くぶつけたりする と、故障の原因になります。 ただし、耐衝撃構造の時計の場合(G-SHOCK/Baby-G/G-ms) は腕につけたままでチェーンソーなどの強い振動や、激しいス ポーツ(モトクロスなど)でのショックを受けても時計には影響 ありません。 ■磁気 ● 通常、磁気の影響はありませんが、極度に強い磁気(医療機器な ど)は誤動作や電子部品を破損する恐れがありますのでお避けく ださい。 ● 時計動作に影響を与えることはありませんが、製品自体が磁気を 帯びますと精度に影響を与えますのでお避けください。 なお、極度に強い磁気(医療機器など)は、誤動作や電子部品を 破損する恐れがありますのでお避けください。 ■静電気 ● 静電気により誤った時刻を表示したりします。また、極度に強い 静電気は、電子部品を破損する恐れ
■天然皮革・合成皮革バンドについて ■液晶表示について ● 長時間、他の製品と密着させたり、濡れたまま他の製品と一緒に しておくと、他の製品に色が移行したり、他の製品の色が天然皮 革や合成皮革に移行したりすることがありますので、濡れている ときはすぐに水分をふきとり、他の製品に密着させたままにしな いでください。 ● 長時間、直射日光(紫外線)に当てたり、汚れが付着したまま長 時間放置すると色あせする場合があります。 ご注意:天然皮革・合成皮革は、摩擦・汚れにより色を移したり、 色落ちすることがあります。 ● 液晶表示は、見る方向によって表示が見えにくくなることがあり ます。 ■金属製品について ● 金属を使用した製品・バンドは、ステンレスやメッキ品でも汚れ たままご使用になりますと、さび(錆)が発生することがありま す。汗をかいたときや水に濡らしたときは、柔らかい吸湿性の良 い布などで良く拭き取った後に、通気性の良い場所に保管し、良 く乾燥させてください。 ● バンドは、時々、柔らかい歯ブラシなどにより、中性洗剤を水で 薄めた液や石鹸水でバンドを洗って、 良く手入れをしてください。 このとき、時計の
お手入れについて ■お手入れのしかた ■お手入れを怠ると ● ケース・バンドは汚れからさびが発生し、衣服の袖口を汚したり、 皮膚がかぶれたり時計の性能が劣化することがあります。ケー ス・バンドは常に清潔にしてご使用ください。特に、海水に浸し た後放置しておくとさび易くなります。 ● 樹脂バンドの表面にシミ状の模様が発生することがありますが、 人体および衣服への影響はありません。また布等で簡単にふきと ることができます。 ● 皮革バンドは乾いた布で軽く拭くなどして常に清潔にしてご使用 ください。樹脂バンドも皮バンド同様、日々の使用により劣化し、 切れたり折れたりする場合があります。 ● バンドにヒビなどの異常がある場合は、必ず新しいバンドと交換 してください。そのときは、お買い上げの販売店または最寄りの カシオテクノ修理相談窓口にバンド交換をお申し付けください。 保証期間内であっても有償にて申し受けます。 ● 時計も衣服同様、直接身につけるものです。本体ケースやバンド の汚れ、汗・水分などは吸湿性のよい柔らかい布でふきとり、常 に清潔にご使用ください。 〈さび(錆)〉 ● 時計で使用している金属はさびにく
本製品で使用している電池について ● 専用の二次電池を使用しておりますので、お客様は電池を取り外 さないでください。専用の二次電池以外の電池を入れると時計の 破損の原因になります。 ● 二次電池は、ソーラーセルが受ける光により充電されますので、 定期的な電池交換の必要はありません。ただし、長年の充電と放 電を繰り返すことにより性能が劣化して、充電しても使用時間が 短くなることがあります。その場合は、お買い上げの販売店また はカシオテクノ修理相談窓口にご相談ください。 98 金属バンドの駒詰めについて 金属バンドの駒詰めには専用の工具が必要となります。 お取り扱いによる、部品の変形や破損、またはケガ等を予防するため にも、お買い上げの販売店にご相談ください。 なお、カシオテクノ・サービスステーションにおいても保証期間内は 無償、保証期間経過後は有償にて承っております。 詳しくは、最寄りのカシオテクノ・サービスステーションまたはカシ オテクノ修理相談窓口へお問い合わせください。