Operation Guide 3102 MA0707-A 3. 時計に光が当たるようにしましょう 十分に光を当ててご使用ください ●電池容量を示すバッテリーインジケーターがレベル 3 に なると機能に制限がかかりますので、レベル1、レベル2 を保つように光を当ててください。 本機は、光で発電した電気を充電しながら使うようになっております。 安定してお使いいただくためには、本機のソーラーセルに光が当たるようにしてお使いください。 1. 光が当たっているときと当たらないとき 〈光が当たっているとき〉 光 2.
Operation Guide 3102 操作のしくみと表示の見方 ●A・B・C ボタンを押すと各計測モードに切り替わり、自動的に計測が開始されます(D ボタンを押すと時刻モード に戻ります) 。 ●高度計測モードで 9 ∼ 10 時間ボタン操作を行なわないと、自動的に時刻モードに戻ります。 方位計測モード 時刻モード 方位の計測ができます。 曜日 時・分 ●Dボタンを押すごとに確認音が鳴り、リコールモード、ワールドタイムモード、ストップウオッチモード、タイマーモー ド、アラームモードに切り替わります。 ●リコールモード、アラームモード、方位計測モード、気圧・温度計測モードで 2 ∼ 3 分間ボタン操作を行なわないと、自 動的に時刻モードに戻ります。 リコールモード ワールドタイムモード メモリーした高度を呼び出して見ることができま す。 世界30都市29タイムゾーンの時刻を知ることが できます。 ボタン 気圧・温度計測モード 気圧と温度の計測ができます。 気圧傾向グラフを表示します。 ボタン 午後マーク (午前は消灯) ストップウオッチモード 秒 ボタン ボタン ボタン
Operation Guide 3102 電源について 本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使 うようになっております。 光が当たりにくい場所での保管および使用、長袖で本機が 隠れたままの使用が長時間続きますと、二次電池が消耗し て表示しなくなることがあります。 安定してご使用いただくために、なるべく光が当たるよう にしてお使いください。 二次電池が消耗して時計機能が停止すると (レベル5) 、 メモリーされているデータや設定は消去されます。 ●リカバーマークが点灯している場合 ライトやアラームなどを短時間に連続して使用し、電池に 大きな負担がかかった場合、リカバーマークが点灯して、 一時的に以下の操作ができなくなります。 • EL バックライトの点灯 • アラーム・時報などの報音 • タイマーのタイムアップ 予告・タイムアップ報音 • センサー計測 この場合は、時間がたてば電池 電圧が復帰し、使用できるよう になります。 リカバーマーク ● バッテリーインジケーターの見方 レベル 1 すべての機能が使用可能 レベル 2 すべての機能が使用可能 レベル 3 EL点灯不可、 アラー
Operation Guide 3102 ●ライトを点灯させる 表示照明用 EL バックライトについて 本機の表示部には EL パネル(エレクトロルミネッセンス パネル)が内蔵されており、暗いときに表示を明るくして 見ることができます。また、暗い場所で時計を傾けると自 動的にライトが点灯するオートライト機能もあります。 本機を振ると「カラカラ」と音がすることがあります。 これはオートライト機能のためのスイッチ(金属球) が内部で動くための音で、故障ではありません。 1 ■ 時計を傾けて点灯させる 〈オートライトご使用時の注意〉 2 時計を腕にはめ、 水平にします ● オートライトを頻繁に使用すると電池の持続時間が 水平状態から、 表示が見え るように約40°傾けます ∼オートライト機能∼ ■ ボタンを押して点灯させる ∼手動点灯∼ オートライト ONマーク どのモードのときでも、 L ボタンを押します ➟ L ボタンを押すとライトが ● 時計を傾けたとき、ライトの点灯が一瞬遅れること 40° 以上 (約3秒間) 灯は約1.5秒間または約2.
Operation Guide 3102 ■ 計測上のご注意 方位計測 本機は、内蔵の磁気センサーで検出した磁気を方位に変換して表示しますので、目標物の方位や、現在位置を調べたりす ることができます。 ※方位計測が正しくないと思われるときは、 「方位補正のしかた」を参照して、「方位補正」を行なってください。 ■ 方位計測のしかた 時刻モード、気圧・温度計測モード、高度計測モードのと き、本機を水平に持ち(または腕にはめ) 、計測したい 方向に 12 時位置を向けてから A ボタンを押します (本機の12時位置が“北西”方向の場合) 計測したい方向 西 方位 計測中は 点滅 方位の 角度 東 (1)計測するときは (2)使用場所について 本機が水平になるように持つか、 または腕に付けてください。 ※本機が水平面に対して傾いているときは、計測誤差が大 きくなります。 計測を行なう場所により、計測誤差が大きくなる恐れがあ ります。以下の場所での計測にはご注意ください。 <方位の角度の見方> 上記の例では、計測したい方向(本機の12時位置)が「北西 (NW) 315度」 であることを表わしてい
Operation Guide 3102 ●2 点補正のしかた ●北方位補正のしかた 3. 1点目方位計測 1. 方位計測モードにする 時刻モードのとき、 〈方位計測モード〉 A ボタンを押します 1. 方位計測モードにする “− 1 −”表示のとき、 2.
Operation Guide 3102 7. 例えば、計測結果が 45°の場合Bが北から 45°とな ●2 カ所の目印から現在地を割り出す(クロスベアリング) 1. 周囲に見える山頂や人工物など「地図と対応可能な目 印」 を2カ所見つけます。 なお、 2カ所の目印は、 90° ぐら いの角度を形成する位置にあるものを選んでください。 A B 4. 例えば、計測結果が292°の場合、Aが北から292°とな る方向の線上のどこかに現在地があることになります。 地図にその線を書き込みます。 5. 次に、Bの方向に、本機の 12 時位置を向けます。 6. 手順 3. と同様の方法で、方位を計測します。 B る方向の線上のどこかに現在地があることになります。 地図にその線を書き込みます。 8. 地図上の「Aから引いた線」と「Bから引いた線」の交 点が、現在地となります。 A 45° 12時位置 2. まず、Aの方向に、本機の 12 時位置を向けます。 3.
Operation Guide 3102 ● 自動車内での使用について 自動車内は車体が磁化している可能性があるため正確な方 位を計測することができませんが、目安としてご使用にな るときは、下記のように 2 点補正を行なってから計測して ください。 ※ 2 点補正のしかたについては「2 点補正のしかた」を参 照してください。 注 意 自動車の運転中に 2 点補正や方位計測を行な うと危険ですので、絶対に行なわないでくだ さい。 (1)まず、自動車を180 度回 転できる安全な場所に止 めます。 (2)計器やボディーから離 れたところで 2 点補正 状態にし、1回目の計測 を行ないます。 ★方位補正時のご注意 • 2 点補正の 1 回目と 2 回目の 計測は、必ず同じ場所で行 なってください。 • 磁気を発生するもの(計器、ボディーなど)からできるだ け離してください。 • 自動車の磁化の状態によっては、計測できないことがあ ります。 • 個々の車により磁化の状況が異なるため、それぞれの車 ごとに 2 点補正を行なってください。 • 同じ車の中でも、車内での計測位置が変わった場合(助 手席から後部座
Operation Guide 3102 ■ 気圧傾向表示の見方 気圧・温度計測 ■ 気圧・温度計測のしかた 時刻モード、方位計測モード、高度計測モードのときに B ボタンを押して気圧・温度計測モードに切り替えると、気圧と 気圧傾向表示、温度を表示します。 気圧傾向表示は2時間おきに自動計測された気圧を連続し て過去30時間分(16回計測)をグラフ表示するものです。 ※グラフ表示は前回との差が 1hPa 以上あった場合に変化 します。 主に、気圧の変化を読み、天気の傾向を知る「晴雨計」と してお使いください。 <気圧計測> ●表示の見方 <気圧傾向はこのように見ます> 気圧傾向を見るときには、下記の表示例を参考にして気圧 変化(お天気の傾向)の目安にしてください。 なお、測定場所の高度などの環境条件が変わると、気圧が 変化して気圧傾向表示に影響を及ぼしますのでご注意くだ さい。 ➔ 気圧が連続して上昇しているとき 計測範囲:260hPa ∼ 1,100hPa 計測単位:1hPa ※計測値が計測範囲を超えた場合は、 “−−−−”表示とな ります。 気圧傾向表示 気圧 気圧差 グラフィック 温度
Operation Guide 3102 ■ 気圧調整のしかた ■ 温度調整のしかた 本機は、工場出荷時に大気圧に近い値を表示するように調整してありますので、本来気圧の調整を行なう必要はありませ ん。正確な気圧計があって、その気圧に対して本機の表示が大きくずれている場合にのみ以下の操作にしたがい気圧を調 整してください。この気圧調整を誤って使用しますと、気圧計測が正しく行なえなくなりますのでご注意ください。 本機の温度計は、工場出荷時に調整してありますので、本来温度の調整を行なう必要はありません。正確な温度計があっ て、その温度に対して本機の表示が大きくずれている場合にのみ以下の操作にしたがい温度を調整してください。この温 度調整を誤って使用しますと、温度計測が正しく行なえなくなりますのでご注意ください。 1. 気圧・温度計測モードのとき、 1. 気圧・温度計測モードのとき、 E ボタンを約 2 秒間押 し続けます 3.
Operation Guide 3102 ■ 高度計測のしかた 高度計測 ハイキングや山登りをしているときに頂上や休憩地点で高度計測を行なうと、 その現在地の高度を調べることができます。 本機の高度計測機能は、内蔵の圧力センサーで検出した変化量を国際民間航空機関(ICAO)が定めている国際標準大気 (ISA)と照合し、高度に換算して表示するものです(相対高度計)。 時刻モード、方位計測モード、気圧・温度計測モードのときに C ボタンを押して高度計測モードに切り替えると、その ときの高度を計測して表示します。 ●表示の見方 ●高度計測について 高度グラフ <ご注意> 高度を計測する場合は、時計を素肌に直接つけるなどして、なるべく時計自体の温度を一定にし、温度変化の影響を 受けないようにして行なってください。 ※大気の温度変化および標高差による温度変化の影響を受けると多少の誤差がでることがあります。 高度計測モードに切り替えると、最初の約 3 分間は約 5 秒 ごとに計測し(ACT マーク点滅)、その後は 2 分おきに自 動計測します(ACT マーク消灯)。 ACTマーク <高度計測> 高度 現
Operation Guide 3102 3. 目標高度のセットは、 ■ 高度アラームの使い方 高度アラームは高度計測値が目標高度を経過したとき、5 秒間電子音を鳴らす機能です。なお、高度アラームは高度計測 モードでのみ作動します。 ●目標高度のセットのしかた E ボタンを約 2 秒間押 し続けます ➟ セット状態になり、 “OFF” 2.
Operation Guide 3102 ■ メモリーしたデータを見る ●メモリーデータ表示 高度計測モードでメモリーしたデータ(メモリーデータ/過去メモリーデータ)はリコールモードで見ることができます。 ※リコールモードに切り替えるには、時刻モードのときに D ボタンを 1 回押します。 メモリーデータ表示では、C または A ボタンを押すごとに、メモリーされた順に表示されます。 ※C または A ボタンは押し続けると早送りができます。 ●メモリーデータ表示/過去メモリーデータ表示の切替え 〈最新データ〉 〈メモリーデータ表示〉 〈最高高度〉 高度 リコールモードで B ボタンを押すごとに、メモリーデータ表示と過去メモリーデータ表示が切り替わります。 〈過去メモリーデータ表示〉 1秒ごと 月日 時刻 〈相対高度〉 ★過去メモリーデータのクリアー ●過去メモリーデータ 過去メモリーデータ表示では、C または A ボタンを押す ごとに、以下の順に表示されます。 〈今までメモリーされた 最高高度の中で一番高い値〉 〈今までメモリーされた 最低高度の中で一番低い値〉 過去メモリーデー
Operation Guide 3102 ■ 温度を優先的に計測するには 温度を優先的に計測するときは、本機を腕からはずすなど、 体温の影響を受けないようにして行なってください。 ※ただし、このとき表示される高度値は、温度変化の影響 を受けるため、腕につけたまま計測した高度値と比べて 若干の誤差を生じることがあります。 ※実際の気温と時計の温度が同じになるまで約20∼30分 程度かかります。 ●どちらかを優先して計測するときは ■ 高度ミニ知識 ●高度と気圧・気温の関係 一般的に海面より高度が高くなるほど気圧は低くなり、気 温は下がります。したがって、気圧がわかれば高度をある 程度知ることができます。 本機では国際民間航空機関(ICAO)が定めている国際標準 大気(ISA)の高度と気圧の関係を使って高度を推定する 方法を採用しており、相対高度を表示します。 高度 高度を優先的に計 測 す る と き は 、温 度を一定または温 度変化を少なくし ておきます。 温度を優先的に計 測するときは、体 温の影響を受けな いようにします。 例)直射日光に当た らないようにバッ グにさげるなど 例 )腕 に つ
Operation Guide 3102 ストップウオッチの使い方 「操作のしくみと表示の見方」にしたがい D ボタンを 押し、ストップウオッチモードにします。 ストップウオッチは 1/100 秒単位で 9 時間 59 分 59 秒 99(10 時間計)まで計測できます。計測範囲を超えると、 自動的に 0 に戻って計測し続けます。 ■ 計測のしかた ● 通常計測 ストップウオッチモードのとき、 スタート C ボタンを押します ➟Cボタンを押すごとに、計測がスタート/ストップします。 スプリット/ リセット ストップ リセット 積算計測… ロスタイムのあるときは、ストップ後リセット せずに C ボタンを押して再スタートすれば、 表示タイムに引き続き計測を始めます。 ● スプリットタイム(途中経過時間)の計測 1/100秒 スタート 時・分・秒 スプリット計測 スプリット解除 ストップ リセット 2着タイム表示 リセット <スプリット計測中> 現在時刻 スタート/ ストップ ● 計測中にA ボタンを押すと、表示は止まりますが、 内部では計測を続けるスプリット計測となり
Operation Guide 3102 タイマーの使い方 タイマーは 1 分単位で 60 分までセットできます。セット した時間を経過(タイムアップ)すると 5 秒間の電子音が 鳴ります。 また、タイムアップ後も自動的に計測を繰り返すオートリ ピートタイマーとしても使えます。 ■ タイマー方法について 本機のタイマーは以下の 2 種類があり、使い方に合わせて お好きな方を選ぶことができます。 ● リピートタイマー(繰り返し計測) タイムアップすると計測が止まり、約 5 秒後にタイ マー時間表示に戻ります。 ※リピートタイマーのときは、“ ”マークが点灯 します。 ● オートリピートタイマー(自動繰り返し計測) 「操作のしくみと表示の見方」にしたがい D ボタンを 押し、タイマーモードにします。 ■ 電子音の報音について ●タイムアップ予告 タイムアップ予告を ON に設定すると、タイムアップの 10・5・4・3・2・1 分前、50・40・30・20・10・5・ 4・3・2・1 秒前に電子音が鳴ります。 ※セットした時間が10分以下のときは、タイムアップ予告 は途中から行ないます。 ※タイムアップ予告
Operation Guide 3102 アラーム・時報の使い方 「操作のしくみと表示の見方」にしたがいD D ボタンを 押し、アラームモードにします。 時分を設定できるアラームが 5 本あり、設定した時刻になると 10 秒間電子音が鳴ります。 また、毎正時(00 分)に時報を鳴らすこともできます。 2. セット状態にする 1.
Operation Guide 3102 4. 切り替える ホームタイムデータ (時刻・カレンダー) の合わせ方 C ボタンを押します ホームタイムデータのセットとは、お使いになる地域(都市)や時刻・カレンダー等を合わせることです。 ※ホームタイムデータのセットや修正は時刻モードで行ないます。 ※パワーセービング機能の ON / OFF 設定も以下の操作で行ないます。 5. セット箇所を選ぶ D ボタンを押します ➟C ボタンを押すごとにサ ➟D ボタンを押すごとに以 ● OFF(OFF) サマータイムは OFF になります(通常時間) 。 ホームタイム 都市設定 マータイムの設定が切り 替わります。 下の順で点滅箇所が移動 しますので、設定したい箇 所を点滅させます。 ■ セットのしかた 1. 2.