USER'S GUIDE 2269 操作のしくみと表示の見方 ★ 各部の名称 ★ モードの切り替え ★ 各モードの表示の見方 Cボタンを押すごとに確認音が鳴り、以 下の順でモードが切り替わります。 時刻モード <マルチタイム表示> 時刻モード <カレンダー表示> ボタン ボタン 月の形 ムーンデータモード 地名(6文字以上はスクロール表示) タイドグラフ ( マルチタイム ) 表示切替 ボタン ボタン 日の出・日の入りモード 午後マーク (午前はA点灯) 時・分・秒 ボタン (モード切替) 時刻モード <カレンダー表示> タイマーモード ( オートライト ON/OFF切替 ) 月・日 (ライト点灯) ストップウオッチモード 日の出・日の入りモード 地名(6文字以上はスクロール表示) 地名(6文字以上はスクロール表示) ローカルタイム ★マルチタイム表示切り替え(17ページ参照) 時刻モード<カレンダー表示>のとき、 ボタンを押すと<マルチタイム表示> に切り替わり、以後、 ボタンを押すごとにローカルタイムを表示します。 ※ ボタンを押す、または ボタン
USER'S GUIDE 2269 ライト点灯について 本機の表示部には EL パネル(エレクトロルミネッセンスパネル)が内蔵されており、 暗いときに表示を明るくして見ることができます。また、時計を傾けると文字板が発 光するオートライト機能もあります。 ■ ボタンを押して発光させる∼手動発光∼ ●時刻モード、ムーンデータモード、日の出・日の入り モード、アラームモードのときは、 ■ 時計を傾けて発光させる∼オートライト機能∼ オートライトは、ボタンを押さなくても文字板が発光する便利な機能です。 オートライト機能では、どのモード(修正中も含む)のときでも、時計を傾けるだ けで文字板が約 2 秒間発光します。 <時刻モード> 準備:時刻モード<カレンダー表示>のとき、E ボタンを約2秒間押し続けて、オート ライト ON( 点灯)にします。 D ボタンを押します ※オートライト ON のとき、E ボタンを約 2 秒間押し 消灯)に戻り 続けるとオートライト OFF( ます。 ●タイマーモード、ストップウオッチモードのときは、 E ボタンを押します ➜約 2 秒間文字板が発光します。 ※オートライトの
USER'S GUIDE 2269 マルチタイム表示について 本機では 10 タイムゾーン(10 地域)の時刻を表示でき、マルチタイム表示で簡単に 知ることができます。 ※表示できるのは使用場所での時刻(ホームタイム)と他の 9 地域の時刻(ローカルタ イム)です。 ※ローカルタイムはセットされている時差にしたがい表示されます。 ※ローカルタイムの「秒」はホームタイムの「秒」に連動しています。 ※ホームタイムを 24 時間制にしているときは、ローカルタイムも 24 時間制で表示さ れます。 工場出荷時、および電池交換後は「世界のサーフィン大会開催ポイント」10 地域 が設定されております(19 ページ参照)。 ■ マルチタイム表示にするには 時刻モード<カレンダー表示>のとき、Bボタンを押すと<マルチタイム表示>に切 り替わります。 マルチタイム表示に切り替えた直後は、ホームタイムと地名が表示されます。以後、 Bボタンを押すごとにローカルタイムと地名を表示します。 時刻モード<マルチタイム表示> 地名 地名 時刻モード <カレンダー表示> … なお、表示される 10 地域の「月齢」 「ムーンデータ」
USER'S GUIDE 2269 ■ 場所設定のしかた (2) A ボタンを約 1 秒間押し続けます 本機の表示する「時刻」 「月齢」 「タイドグラフ」 「日の出・日の入り時刻」は、場 所により表示される値が異なります。 工場出荷時、および電池交換後は「世界のサーフィン大会開催ポイント」10 地域 (19 ページ参照)が設定されておりますが、これ以外の場所に合わせて表示させ たいときは、以下の手順で設定しなおしてください。 (1)時刻モード<カレンダー表示>のとき、 B ボタンを押します ➜ON または OFF が点滅します。 ★ DST*、時差、地名の設定 C ボタンを押すごとに以下の順で点滅が移動しま すので、設定したい箇所を点滅させます。 *DSTはサマータイムを意味する 「Daylight Saving Time」 の略語です。 地名 DST ON/OFF 地名 DST ON/OFF ➜<マルチタイム表示>に切り替わります。 ※マルチタイム表示に切り替えた直後は、ホームタ イムと地名が表示されます。 時 差 地 名 (地名1桁目∼8桁目の順で点滅が移動) ★使用場所を設定する
USER'S GUIDE 2269 <月潮間隔時間の設定> ★ 緯度/経度、月潮間隔の設定 <緯度/経度のセット> 緯度/経度が点滅しているとき、BボタンまたはEボタンを押して、 合わせたい緯度/経 度を表示させます。 ※B・E ボタンとも、押し続けると数字が早送りします。 緯度 ボタンを押すごとに、以下の順で緯度が進みます。 ※ ボタンを押すと、進む方向が逆になります。 N:北緯 65°S 0° N 65°N S:南緯 ※ 経度 ボタンを押すごとに、以下の順で経度が進みます。 ボタンを押すと、進む方向が逆になります。 E:東経 W:西経 179°W 0°E 180° E ※日本国内の緯度/経度は 38 ページ「日本の緯度・経度」を参照してください。また、 海外などその他の地域は 39 ページ「時差と緯度・経度」を参照してください。 ※緯度・経度は 1 度単位で表示されますので、1 度未満の端数は丸めて入力してくださ 。 い(例= 50°40’ \ 51°) 緯度/経度入力後、C C ボタンを押します ➜月潮間隔の「時」が点滅します。 40ページ「月潮間隔一覧表」を参照して設定した い場所(港)を
USER'S GUIDE 2269 「月齢」と「タイドグラフ」の見方 ■「月齢」を見る 月齢 月の形 ●「今日の月齢」を見る ●「好きな日の月齢」を見る 「今日の月齢」表示のとき、E E または B ボタンを押します ➜ E ボタンを押すと 1 日ずつ進み、B ボタンを押すと 1 日ずつ戻りますので、月齢を 見たい日にちを選びます。 ※E・B ボタンとも、押し続けると早送りします。 ※E・B ボタンを押して日にちを選ぶと、グラフ部がアニメーション表示する計算表 示の後、その日の月齢とムーンデータ * を表示します。 時刻モード<カレンダー表示>のとき、 Cボタンを 1回押します ➜ ムーンデータモードに切り替わり、約 2 秒間地名を 表示した後、今日の月齢を表示します。 ※このとき、月が正中する時刻(ムーンデータ *)も同 時に表示します(右図)。 * ムーンデータについては 35 ページ参照 * 他の地域の「今日の月齢」表示のときは選んだ地域のデータを表示します。 ムーンデータ [正中時(上)] ムーンデータ[正中時(下)] グラフ部がアニメーション表示します <他の地域の「今日の月齢」を
USER'S GUIDE 2269 ■「潮の様子(タイドグラフ) 」を見る 時刻モード <カレンダー表示> ●「現在の潮の様子」を見る 現在の潮の様子 時刻モード<カレンダー表示>のとき、 グラフ部分に表 示されます(右図) 。 タイドグラフ表示のとき、E E または B ボタンを 押します (戻る) ➜ E ボタンを押すごとに 1 時間ずつ進み、B ボタン を押すごとに 1 時間ずつ戻りますので、見たい時間 帯を選びます。 ※E・B ボタンとも、押し続けると早送りします。 ※A ボタンを押すと月齢表示に戻ります。 ●「好きな日の潮の様子」を見る (1)28ページの“ 「好きな日の月齢」を見る”の手順で、 日にちを選びます。 ※選んでいる地域のデータを表示します。 (2) A ボタンを押します <同じ日の他の時間帯の「潮の様子」を見るときは> 午前6時の潮の様子(点滅) 午前6時 ➜ タイドグラフ表示となり、選んでいる日 * の午前 6時(6:00)時点の潮の様子をグラフ表示します。 ※このときタイドグラフが点滅します。 ※もう一度Aボタンを押すと月齢表示に戻ります。 (進む) 1時間
USER'S GUIDE 2269 参考 ■ 月の満ち欠けと月齢 * 月は約29.53日の周期で満ち欠けを繰り返します。これは月の公転により地球と太陽 に対する月の位置(月の離角*)が少しずつずれることで、地球から見た月の影の見え 方が変わるためです。 なお、月の満ち欠けや月相のことを天文用語では「月の盈虚(えいきょ)」といいます。 * 月齢…新月(朔:さく)からの経過時間を日数で表わしたもの 例)6月14日の午前6時が新月 (=月齢0日) のとき、 1.5日 (36時間) 後の6 月15日午後6時の月齢は1.5日となります。 * 月の離角…地球から見て太陽の見える方向からの角度 315° 月の満ち欠け 新月(朔:さく) 上弦 満月(望:ぼう) 下弦 月の離角 0° 90° 180° 270° 月齢 0.0日 約7.4日 約14.7日 約22.
USER'S GUIDE 2269 ■ 日本の緯度・経度 ■ 時差と緯度・経度 都市名 パゴパゴ ホノルル パペーテ アンカレジ ロサンゼルス サンフランシスコ ラスベガス バンクーバー シアトル デンバー エルパソ エドモントン シカゴ ヒューストン ダラス ニューオーリンズ メキシコシティ ニューヨーク モントリオール デトロイト マイアミ ボストン パナマ リマ カラカス サンティアゴ リオデジャネイロ サンパウロ 130°132°134° 136°138°140°142°144° (東経) (北緯) 44° 128° 沖縄 札幌 42° 40° 那覇 仙台 26° 38° 東京 名古屋 大阪 36° 34° 福岡 地 域 本機を使用する場所(港)を探し、その場所に一番近い地域の月潮間隔を読み取 り、その時間を本機に入力すると、その場所でのタイドグラフを表示できます。 北海道南岸 本州北岸 本州東岸 東京湾 本州南岸 地 (港) 名 平均高潮間隔 紋別* 稚内* 留萌* 小樽* 函館 室蘭 苫小牧 浦河 釧路 青森 大湊 八戸 釜石 塩釜/港橋 小名浜 鹿島
USER'S GUIDE 2269 ❚ 注意事項 ❚ ●精度に関して 潮汐現象は地域によって、はっきり現れる地域と現れない地域があります。また、 はっきり現れる地域においても、潮周りによって潮汐現象がはっきりしなくなります (小潮、若潮、長潮)。 本機のタイドグラフの精度も、潮汐現象がはっきりしている地域(時期)においては 精度が高くなりますが、潮汐現象がはっきりしない地域(時期)においては実際の潮 汐現象と大きく異なります。 「月潮間隔」の入力は、潮汐現象がはっきりしている地域で、はっきりしている時期 (大潮の頃)で算出して入力することをおすすめします。 ●時計の日付が変わると(午後 11:59 \ 午前12:00) 、本機では新しい日付の月齢、 ムーンデータ、日の出・日の入り時刻を自動的に計算します。また、時刻・カレンダー の修正やホームタイムの入れ替えを行なったときも同様に再計算します。 ※計算表示中(約 15 秒間)は通常のボタン操作はできますが、月齢、ムーンデータ、 日の出・日の入り時刻を見るときは、計算終了後操作を行なってください。 タイマーの使い方 タイマーは、1 秒単位で最大 24 時間まで
USER'S GUIDE 2269 ■ タイマー時間のセット ●計測中の報知について(タイムアップの予告音) 残り時間 10 分のとき 残り時間 5 分∼ 1 分のとき 残り時間 50 秒∼ 0 秒のとき 電子音が鳴ります。 1 分ごとに電子音が鳴ります。 10秒ごとに電子音が鳴り、5秒前から電子音で カウントダウンします。 ★ タイムアップ予告音の ON / OFF 設定 (1)タイマーモード(計測リセット状態)のとき、 A ボタンを約 1 秒間押し続けます ➜タイマー時間の「分」が点滅します。 (2) C ボタンを押します 予告音ON表示 タイマーモード(計測リセット状態)のとき、B ボタ ンを押すごとにタイムアップ予告音の ON / OFF が切 り替わります。 ※予告音 ON( )のときは電子音が鳴り、予告 )のときは電子音が鳴りません。 音 OFF( ➜Cボタンを押すごとに点滅箇所が以下の順で移動 しますので、合わせたい箇所を点滅させます。 分 タイマー切替 分 秒 時 タイマー切替 (戻る) (3) E または B ボタンを押します ●タイムアップになると セットした
USER'S GUIDE 2269 ストップウオッチの使い方 ストップウオッチは、23 時間 59 分 59 秒 99(24 時間計)まで計測でき、以後、自 動的に 0 に戻って計測し続けます。 また、スタート 5 秒前からカウントダウンを開始し、3 秒前から 1 秒ごとに電子音で 報知することができます(オートスタート機能)。 スタート ストップ リセット <積算計測> ロスタイムのあるときは、ストップ後リセットせずにDボタンを押して再スタートす れば、表示タイムに引き続き計測を始めます。 ■ 計測のしかた ストップウオッチモードのとき、 (スプリット/ ) リセット D ボタンを押すごとに計測開始/終了します ➜計測は、1/100秒単位で行ないます。計測値が 1 時間以上になると、表示単位が「時・分・秒」 になり、1 秒単位で計測を行ないます。 ★計測中に B ボタンを押すと、表示は止まります が、内部では計測を続けるスプリット計測とな ります(SPL 表示)。 ★計測終了後Bボタンを押すと計測値が0になり ます。 ● 通常計測 ● スプリットタイム(途中経過時間)の計測 スタート 1
USER'S GUIDE 2269 アラーム・時報の使い方 3 本の「月日時分」を設定できるアラーム機能と、毎正時(00 分)に電子音で知らせ る時報機能があります。 ※アラーム・時報はホームタイムに合わせて鳴ります。 ■ アラーム時刻の確認 時 (2) A ボタンを約 1 秒間押し続けます 分 ➜アラーム時刻の「時」が点滅し、アラームマーク ”が点灯します。 “ アラーム番号 (3) C ボタンを押します アラームモードのとき、E E ボタンを押します ➜Cボタンを押すごとに点滅箇所が以下の順で移動 しますので、合わせたい箇所を点滅させます。 ➜Eボタンを押すごとに表示が以下の順で切り替わり ます。 月 日 アラームマーク 時 アラーム1 (ALM-1) アラーム2 (ALM-2) アラーム3 (ALM-3) 分 月 日 時 報 (SIG) アラーム 時刻 ■ アラーム時刻の設定 (1)アラームモードのとき、E ボタンを押して、設定したいアラーム番号を選びます。 (3)∼(4)の操作を繰り返して、アラーム時刻を合わせます。 ※ホームタイムを 24 時間制にしてい
USER'S GUIDE 2269 時刻・カレンダーの合わせ方 電池交換後などで、時刻やカレンダーが合っていないときは、以下の方法でセットし ます。 ●「秒」合わせ…± 30 秒以内の遅れ/進みの調整 ■ 時刻の合わせ方 ➜「00 秒」からスタートします。 ※秒が 00 ∼ 29 のときは切り捨てられ、30 ∼ 59 の ときは 1 分繰り上がって「00 秒」になります(時報 は「時報サービス 117 番」が便利です)。 (1)時刻モード<カレンダー表示>のとき、 時刻モード <カレンダー表示> A ボタンを約 1 秒間押し続けます 00秒になる 時報に合わせて E ボタンを押します ➜「秒」が点滅します。 このとき、A ボタンを 1 回押すと場所設定表 示になり、使用場所の DST、時差、地名を設 定することができます(21 ページ参照)。 ●「時刻・カレンダー」合わせ 秒 もう一度Aボタンを押すと使用場所の緯度/ 経度、月潮間隔を設定することができます (24 ページ参照)。 b. E または B ボタンを押します a.