User manual

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USER'S GUIDE 2241
緯度・経度、UTM表示を設定する(SET UP MENU)
 UTM 座標とは
●UTM の基本概念
UTM は、Universal Transverse Mercatr's projection(ユニバーサル横メルカトル)の
略です。
主に地形図などの投影に使われる座標で、基本的にガウス- クリューゲル図法( 等角横軸円筒図法)
を用い、地球を経度6 ゜ごとに60 等分したゾーンに分けて投影します。( 緯度は北緯84 ゜
∼南緯80 ゜まで利用できます)。
ゾーンは西経180 ゜∼174 ゜をNo.1 とし、東周りに6 ゜ずつ順番に番号が付けられて
います。
日本の場合、ゾーンは以下のように区分されます。
・126 ゜≦東経<132 ゜:ゾーンNo.52
・132 ゜≦東経<138 ゜:ゾーンNo.53
・138 ゜≦東経<144 ゜:ゾーンNo.54
UTM 座標では、各ゾーンの中央の経線を中央子午線( ゾーンNo.53 は132 ゜
+3
゜
=135 ゜) とし、これと赤道との交点をゾーンの原点とします。座標値は東西方向の座標値(E
(東)行くほど大きくなります) 、南北方向の座標値(N(北)へ行くほど大きくなります) で(x,y)
と表し、単位はm( メートル) を用います。ただし、負の値がないように、東西方向の中央子
午線上の原点座標値は500000 固定とし、北半球と南半球とでは原点の座標を下記のように
変えます。
・ 北半球での原点座標値(500000,0)
・ 南半球での原点座標値(500000,10000000)
■UTM 座標概念図
東(E)
西(W)
北(N)
南(S)
中央子午線
北緯
84゜
南緯
80゜
赤道
-3゜
+3゜
原点座標値
(500000,0)
北半球での
原点座標値
(500000,10000000
)
南半球での
原点
ゾーン
→
x
y
↑
例)明石と大阪のUTM 座標
明石の緯度経度は、北緯34 ゜40'00" 東 経135 ゜00'00" で、ゾーン
No.53
の中央子
午線が通るため、UTM 座標は(500000.00,3835697.88)となります。
大阪の緯度経度は、北緯34 ゜40'00" 東 経135 ゜30'00" で、明石と同じくゾーンNo.53
であるため、UTM 座標は(545804.82,3835811.57)となります。
■明石と大阪のUTM 座標図
東(E)
西(W)
北(N)
南(S)
北緯
84゜
南緯
80゜
赤道
132゜
138゜
ゾーン
No.53
135゜
(545804.82,3835811.57
)
(500000.00,3835697.88)
大阪
明石
中央子午線