USER'S GUIDE 2241 まず確認してください パッケージを開けたら、以下の製品が揃っているかどうかご確認ください。 ●本機本体 ● Satellite Navi Link Software CD-ROM 1 枚 ●地図データ CD-ROM 1枚 ● RS-232C ケーブル ●インターフェイスボックス 1 個 ●マニュアル ● AC アダプター 1
USER'S GUIDE 2241 本機を充電する ここでは本機を充電する方法を説明します。 本機をインターフェイスボックスに接続する ■ AC アダプターで充電する インターフェイスボックスに本機9時の方からツメに引っかけるようにセットします。 カバー押さえ棒で本機の開いたカバーを押さえ、カチッというまで倒し込みます。 操作 インターフェイスボックスにACアダプターを接続し、コンセントに差し カバー押さえ棒 込んでから充電スイッチを ON にする LED が緑に点灯すれば、充電可能です。 LED OFF ON CHARGE 注意 カバー押さえ棒を下ろさずにスライドさせると、押さえ棒が折れます。 本機をインターフェイスボックスに接続する前に 本機のカバーを開けます。インターフェイスボックスのカバー押さえ棒を上げます。 2
USER'S GUIDE 2241 本機を充電する 充電を開始する インターフェイスボックスから取り外した後に 本機をカチッと音がするまでスライドさせます。 赤いLEDが点灯したら充電開始です。 カバー押さえ棒を定位置に戻し、必ず電源を OFF にしてください。 赤い LED が消えたら充電終了です。 LED が消灯したら、電源は OFF の状態です。 OFF LED ON CHARGE ■本機をインターフェイスボックスから取り外す 注意 操作 本機をインターフェイスボックスから取り外す前に 脱着スイッチを押して本機をスライドさせ、 カバー押さえ棒を必ずおこしてください。 カバー押さえ棒 本機をインターフェイスボックスから取り外す ・本機をインターフェイスボックスに接続してから充電スイッチをONにすると、うまく 充電できないことがあります。必ず充電スイッチを ON にして、緑の LED の点灯を確 認してから本機を接続してください。 ・充電時間は、本機のバッテリーが空の状態で、約 70 分です。 ・本機は通常、未充電の状態で出荷されますが、希に出荷前の機能テストで使用した電池が残っ
USER'S GUIDE 2241 本機を充電する ■単 4 乾電池で充電する 電池カバーを取り付ける インターフェイスボックスにアルカリ単4乾電池を装着して、本機を充電することもできます。 本機を屋外で長時間使用するときなどに便利です。 操作 ロック インターフェイスボックス裏面の電池カバーを開ける インターフェイスボックスの裏面の電池蓋にはロックがついています(インターフェ イスボックス側面に小さくスライドするロックがあります)。 電池蓋を開け閉めする時はこのロックを必ず解除してください。また蓋を閉めたとき 本機をインターフェイスボックスに接続し、充電が終わったらインター フェイスボックスから取り外す 本機の充電方法は、 「AC アダプターで充電する」のステップ は必ずロックしてください。 以降と同じです。詳細 は「AC アダプターで充電する」(→ P.
USER'S GUIDE 2241 各部の名称と機能 本機とインターフェイスボックスの各部の名称と機能を簡単に説明します。 参考 ■本機本体 ・ディスプレイ、 GPS アンテナ、 マーク ① ・ボタン MODE ② ④ ③ ⑩ ⑤ ⑥ ⑨ ⑧ LIGHT ⑦ ① ディスプレイ(画面) GPS 測位情報などが表示されます。 ② GPS アンテナ GPSアンテナです。GPS 測位を行なうときは、ア ンテナを隠さないでください。 ③ GPS マーク GPS 測位中に点灯します。 ④ CONT マーク 1 秒連続計測モード(→ P.54)を設定していると きに点灯します。 ⑤ AUTO マーク 自動計測モード(→ P.54)を設定しているときに 点灯します。 ⑥ 2D マーク ・GPS 測位中は本機画面下の GPS マークが点灯します(1 回計測モード、1 秒連続計 測モード、自動計測モード(→ P.
USER'S GUIDE 2241 各部の名称と機能 裏側 ■インターフェイスボックス 表側 1 2 7 ⑦電池ボックス 3 ① 本機本体装着場所 6 5 4 ライトの点灯で充電の状態を表示します。 のために、本機を接続します。 ・緑点灯:充電可能です。 本機との接続を解除するときに押します。 ③ 充電 ON/OFF スイッチ 本機を充電するときにスイッチをONにし ます。 ④ AC アダプター端子 充電のためにACアダプターを接続します。 は、ポータブル充電器として使用できます(→ P.15)。 ⑤ LED インジケータ 充電やパソコンとのデータ通信(→P.
USER'S GUIDE 2241 本機でできること 本機は、GPS 衛星からの電波を受信して(以下、GPS 測位と呼びます) 、現在の位置情報 ● 現在位置をグラフィックに表示する−プロットモード(→ P.96) などを画面に表示させることができる腕時計型 GPS システムです。 現在位置が常に画面の中心にドットで表 本機では以下のような GPS 測位を行なうことができます。 示されます。ランドマーク(→ P.57)や ● 緯度・経度を GPS 測位する− GPS 測位の基本(→ P.84) 軌跡データ(→P.120)を表示させると、 最も基本的な GPS 測位です。GPS 測位 現在地のまわりにあるランドマークや、 で緯度・経度情報を画面に表示させます。 今まで移動して来た軌跡を表示させるこ 通常はこの基本的な GPS 測位を行なって とができます。 から、POSITION モード以下の GPS 測位 を行ないます。 ● 現在位置を GPS 測位する− POSITION モード(→ P.
USER'S GUIDE 2241 本機でできること ● 目的地に対する現在位置を表示する−グラフィカルナビモード (→P.103) ● パソコンでデータを管理する(→ P.153) ランドマーク(→ P.57)を目的地に設定 本機はパソコンと接続して、データを送 し、現在位置から見た目的地の方角や目 受信することができます。GPS 測位デー 的地までの距離、現在の進行速度や高度 タの管理や、各種設定をパソコン側でも などを画面に表示させます。 行なうことができます。 ● GPS 測位した高度を表示する−高度リコールグラフモード(→ P.117) 軌跡データ(→ P.
USER'S GUIDE 2241 本機でできること GPS について GPS(グローバル ポジショニング システム)とは、米国国防総省が開発、運用している全世界測 位システムのことです。地上約 21,000km の宇宙空間に浮かぶ NAVSTAR(GPS 衛星)から地上 に発信される電波を同時に 3 つ以上受信し、 「衛星と本機までの距離」と「衛星の軌道」を元に、三 角測量の原理で現在位置を割り出します。 1 つの衛星からは、GPS測位に必要な時刻と 1 秒パルス(UTC:世界時)とその衛星の軌道情報(エ 注意 ・GPS衛星は、 米国の追跡管理センターによって信号をコントロールされているた め、意図的に精度が落ちたり、電波が止まってしまうことがあります。 ・また、本機は人工衛星からの電波を利用しているため、使用上の制限があります。 以下のような場所では電波がさえぎられ、受信できないことがあります。 フェメリスデータ) 、他の全衛星の軌道情報(アルマナックデータ)などが常に発信されています。 衛星から受信したデータを本機で解析し、現在位置情報の表示などに使用します。 ●建物の中や地下街 ●高層ビルの
USER'S GUIDE 2241 本機の操作方法の概要 本機では、 ボタンを押すだけで GPS 測位を行なうことができます。お買い上げいただ ● GPS 測位と条件設定の概要 いた本機を充電して、すぐに GPS 測位を行なうこともできます。現在地の緯度と経度は測 位できます( 「緯度・経度を GPS 測位するー GPS 測位の基本」 (→ P.84)参照)。 ●FUNCTION MENU ●SET UP MENU ●MAIN MENU ボタン ボタン ただし、 「本機でできること」 (→ P.
USER'S GUIDE 2241 基本的なボタンの使い方 本機の基本的な使い方 本機では、GSP 測位はもちろん、測位のための条件や情報の入力を、本機前面と側面に取 り付けられた 6 つのボタンで行ないます。それぞれのボタンには、各メニューごとに、いく つかの役割が割り当てられています。 ここでは、全モード共通のボタン操作方法と、メニュー操作で共通のボタン操作方法を説明し ます。メニューごとに割り当てられているボタン操作は、本書の各項目を参照してください。 *1: FUNCTION MENU の設定画面に入っている状態を指します。 *2: セット状態とは、各メニューの入力・選択項目が点滅している状態を指します。 *3: 元のモードとは、時刻、POSITION、プロット、グラフィカルナビ、高度リコールグラフの5つのモー ド、FUNCTION MENU、MAIN MENU を指します。これらのモードやメニューの設定画面にいる ときは、 ボタンを押して元のモードに戻ることができます。 *4: 緯度・経度の度・分・時を入力するときなど、入力桁を選択するときに使用します。 *5: メニューによって、ボタンに割り
USER'S GUIDE 2241 モードの切り替えとメニューの表示方法 本機の基本的な使い方 MAIN MENUとSET UP MENUの切り替え方法 ここでは本機の5つのモードの切り替え方法と、各モードからFUNCTION MENU、MAIN 本機の 3 つめのメニューである SET UP MENU は、MAIN MENU に含まれています。こ MENU を表示させる方法を説明します。実際に操作して、本機のボタン操作とメニュー構 こでは MAIN MENU と SET UP MENU の切り替え方法を説明します。実際に操作してメ 造に慣れてください。 ニューの切り替え方法と構造を把握してください。 ●GPSモード 時刻モード ●FUNCTION MENU (*1) D.S.T(サマータイム設定) MSR.MODE (測位モード設定) または POSITIONモード MSR.MODE (測位モード設定) MAX SPD CLR (最高速度消去) または プロットモード (*2) GO TO (目的地設定) DISPLAY(方角表示設定) NORTH(北極点/磁北設定) MSR.
USER'S GUIDE 2241 モードの表示内容と操作方法の基本 ここでは時刻モードを例に、具体的なメニューの表示方法を説明します。 本機の画面上段(メイン表示領域)に時刻が表示されている状態を、 「時刻モード」と呼び ます。まず、時刻モードの操作方法をマスターしてください。 参考 サブ表示領域の緯度・経度部には、GPS 測位を行った後は(→ P.84) 、現在地の緯度・ 経度が表示されます。完全にバッテリーが切れて(表示が消えて)本機を充電した後 や、エリア設定(→ P.33)を行った後は、エリア設定で設定した緯度・経度(初期値) が表示されます。 ■ POSITION(緯度・経度)とストップウオッチ表示の切り替え方 時刻モードでは、最初は画面下(サブ表示領域)に緯度・経度が表示されます。これを ボタンを押してストップウオッチ表示に切り替え、 本機をストップウオッチとして使用でき ます。具体的な使い方は P.
USER'S GUIDE 2241 モードの表示内容と操作方法の基本 ■時刻モードからのメニューの呼び出し方 参考 GPS 測位に必要な情報の設定は、FUNCTION MENU、MAIN MENU、SET UP MENU で行ないます。MAIN MENU と SET UP MENU は、どのモードでもすべてのメニューを 設定できます。これに対し、FUNCTION MENU は、各モードで必要なメニュー以外の設 ・FUNCTION MENUを呼び出すと、FUNCTION MENUを呼び出したモードからのみ 設定できるメニューが表示されます。図の例は時刻モードで設定できる FUNCTION MENU です。 ・ 「測位モードの設定」 (MSR.MODE)は、基本的な GPS 設定であるため、どのモード からでも設定できます。通常は GPS 測位を行なう前に設定します。 定はできません。 ここでは時刻モードからメニューを呼び出す方法を説明します。メニューの呼び出し方は、 ほかのモードでも基本的に同じです。 なお、時刻モードで設定できる FUNCTION MENU は、以下の 2 メニューです。 ・D.S.
USER'S GUIDE 2241 GPS測位のための設定手順 本機の GPS 測位は、 ボタンを押すだけの簡単なものです。ただし、その前に、測位条 件や測位のための情報を登録する必要があります。ここでは GPS 測位を行なうまでの設定 手順を、設定メニュー別に簡単に説明します。 ※ 測位した緯度・経度を地図上で確認するときに使用する地図です。日本の地図は通常 T O K Y O 測地系で作成されています。測地系の違う地図上で位置確認するときは、 MAP DATUM を変更して測位し直す必要があります(海外の地図や海図等)。 なお、測地系は地図に記載されています。記載がなければ地図の発行元、または地図管 理官庁(日本では国土地理院(建設省))にて確認することができます。 ● GSP 測位の準備設定 あらかじめ登録しておく必要がある基本設定や、基本情報です。 本書では、 「AREA SET(エリアセット) 」から「TIME SET(時刻設定)」/「AUTO TIME ADJUST(自動時刻日付設定)」までを「GPS 測位に必要な基本情報を設定す る」 (→ P.
USER'S GUIDE 2241 GPS測位のための設定手順 ● プロットモード、グラフィカルナビモードで GPS 測位前に行なう設定 ●その他の設定 プロットモードとグラフィカルナビモードでは、以下のメニュー項目を、GPS 測位前 GPS 測位で得られた情報を管理するためのメニューです。 「TRACKS(軌跡データ管 に設定する必要があります。プロットモードやグラフィカルモードを実行していないと 理) 」では、測位データの確認や削除などができます。 「PC INTERFACE(パソコン接 きに、プロットモードやグラフィカルモードに画面を切り替えて、あらかじめ設定して 続) 」は、本機とパソコンの間で GPS データの送受信を行なうときに使用します。 おいてください。詳細はそれぞれのモードの説明を参照してください。 使用 モード プロット モード グラフィ カルナビ モード 項目 メニュー の種類 ZOOM (縮尺変更) DISP LMK (ランドマーク表 示設定) DISP TRK (軌跡表示設定) FUNCTION MENU GO TO (目的地設定) DISPLAY (方角
USER'S GUIDE 2241 GPS測位に必要な基本情報の概要 GPS 測位に必要な基本情報は以下のとおりです。まず、設定項目の概要を把握してくださ い。 項目 エリアをセットする (SET UP MENU) 測地系をセットする (SET UP MENU) 測位モードを設定 する(FUNCTION MENU) 日時を設定する (SET UP MENU) ランドマークを登 録する (MAIN MENU) スタート地点と目 的地(経由地)を 登録する(MAIN MENU) 設定内容 GPS測位を行な.う場所を選択します。東京以外の 場所(海外を含む)で本機を使用するときは、必 ず設定してください。ここで設定したエリアで、 すべてのGPS測位(→P. 83)を行います。 使用する地図(※)の測地系を指定します。TOKYO 測地系の地図以外を使用するときは、必ず設定し てください。 GPS測位方法(1回のみ、1秒ごとに連続、指定し た時間間隔で測位)を設定します。ここで設定し たGPS測位方法で、すべてのGPS測位(→P.
USER'S GUIDE 2241 GPS UP MENU) エリアをセットする(SET GPS測位するときに、現在地の初期値として使用するエリアを設定します。設定方法には、 本機にあらかじめ登録されている都市コードからエリアを選択する方法と、ランドマーク (→P. 57)から選択する方法、緯度・経度を手入力で設定する3つの方法があります。 GPS測位を始める前に、必ずGPS測位を行なうエリアを設定してください。 測位に必要な基本情報を設定する または ボタンを使って「SET UP」を選択し、 ボタンを押す 「SET UP」画面が表示されます。 ■エリアセット画面の表示方法 エリアセット画面( 「AREA」 )を表示するまでの手順を説明します。 操作 時刻モードで ボタンを押す 「FUNCTION」画面が表示されます。 参考 時刻モードが表示されていないときは、 ボタンを1秒以上押して、時刻モード を表示させてください。 .
USER'S GUIDE 2241 GPS UP MENU) エリアをセットする(SET または ボタンを使って「AREA」を選択し、 測位に必要な基本情報を設定する ボタンを押す 都市コードを選択する 「AREA」画面が表示されます。 ・ ボタン: ボタンを押すとリストが上方に選択されます。 1秒以上押し続けると、 ・ ボタン: ボタンを押すとリストが下方に選択されます。 1秒以上押し続けると、 リストが上方にスクロール(早送り)されます。 リストが下方にスクロール(早送り)されます。 ■都市コードからエリアを選択する GPS測位を行なう場所に一番近い都市コードを選択します。選択した都市の位置座標値、時 ボタンを押す 差、および測地系(→ P.
USER'S GUIDE 2241 GPS UP MENU) エリアをセットする(SET ■ランドマークからエリアを選択する GPS 測位を行なう場所に一番近いランドマークを登録しているときは、ランドマークから 測位に必要な基本情報を設定する ボタンを押す 設定したランドマークの緯度・経度情報を保存し、「SET UP」画面に戻ります。 エリアを選択します。選択したランドマークの位置座標値が設定されます。時差、および測 地系は設定されません。 注意 ランドマークをあらかじめ登録しておいてください(→ P. 57) 。 操作 「AREA」画面で 択し、 または ボタンを使って「SELECT LMK」を選 ボタンを押す 「AREA:LMK」 (ランドマーク選択)画面が表示されます。 ランドマークを選択する ・ ・続けて測地系を設定してください(→ P. 41) 。 参考 ・時差は、「都市コードからエリアを選択する」(→ P. 34)で都市コードを選択したと きは、その都市の時差が設定されます。 「エリアの緯度・経度を手入力する」 (→P.
USER'S GUIDE 2241 GPS UP MENU) エリアをセットする(SET ■エリアの緯度・経度を手入力する GPS 測位を行なう場所の緯度・経度がある程度わかるときは、 「INPUT」を選択し、緯度経 度、および時差を手入力します。測地系(→P.
USER'S GUIDE 2241 GPS UP MENU) エリアをセットする(SET ボタンを押す 入力した緯度・経度の情報が確定し、時差を手入力できる状態になります。 ・ ボタン: ボタンを押すたびに数値がプラスされます。1 秒以上押し続けると、数値 ・ ボタン: ボタンを押すたびに数値がマイナスされます。1 秒以上押し続けると、数 測位に必要な基本情報を設定する 注意 がプラス方向に早送りされます。 値がマイナス方向に早送りされます。 参考 ・UTM 座標や MGRS 座標を入力したときは、その座標を 1 度、緯度・経度へ変換して 保存し、その緯度・経度から UTM 座標、または MGRS 座標に再度変換して表示しま す。そのため無効な座標値が入力されたときや、演算精度などによっては、入力した座 標値とは異なる数値が表示されることがあります。また、UTM 座標のゾーン端の座標 値などが入力されたときは、 演算精度によって隣のゾーンに移ってしまうことがありま す。しかし、距離的には数メートルの違いで、緯度・経度に換算した場合はほぼ同等の 値になります。 ・時差は 15 分単位で入力でき
USER'S GUIDE 2241 GPS UP MENU) 測位に必要な基本情報を設定する エリアをセットする(SET ■都市コード一覧(表示順) 「エリアをセットする(SET UP MENU) 」で「都市コードからエリアを選択する」(→P.
USER'S GUIDE 2241 測地系をセットする (SET UP MENU) 使用する地図の測地系を設定します。TOKYO測地系以外の地図を使用するときは、必ず設 定してください。「エリアをセットする(SET UP MENU)」でランドマークからエリア を選択したとき(→P. 35)エリアの緯度経度を手入力したとき(→P.
USER'S GUIDE 2241 測地系をセットする (SET UP MENU) ボタンを押す ■測地系をリストから選択する 使用する地図の測地系を指定します。使用する地図の測地系をリストから選択します。 POSITIONが選択した測地系での位置座標値表示をするようになります。 設定した測地系を保存し、「SET UP」画面に戻ります。 操作 「DATUM」画面で または ボタンを使って使用したい測地系を選 択する ・ ボタン: ボタンを押すとリストが上方に選択されます。 1秒以上押し続けると、 ・ ボタン: ボタンを押すとリストが下方に選択されます。 1秒以上押し続けると、 リストが上方にスクロール(早送り)されます。 リストが下方にスクロール(早送り)されます。 参考 ・本機の出荷時は、測地系は「TOKYO」に設定されています。 ・本機にあらかじめ登録されている測地系は、 「測地系一覧(表示順)」 (→ P.
USER'S GUIDE 2241 測地系をセットする (SET UP MENU) ■測地系のパラメータを手入力する 「MAP DATUM」画面で 択し、 GPS 測位で得られるパラメータ(位置座標値)は、WGS84(世界標準測地系)での または ボタンを使って「USER」を選 ボタンを押す 「DATUM USER」画面が表示されます。 座標値です。WGS84測地系で作られた地図以外の地図で位置確認するときは、その地 図の測地系に設定する必要があります(本機は工場出荷時に「TOKYO」にしてありま すので、WGS84 → TOKYO に変換して表示します)。リストにない測地系を設定する 場合は、測地系パラメータを手入力することができます。 パラメータの種類は、以下のとおりです。 なお、パラメータを手入力するときは、リストで「USER」を選択します。 パラメータの種類 変換方法 dX WGS84の位置からのX座標の距離の差 dY WGS84の位置からのY座標の距離の差 dZ WGS84の位置からのZ座標の距離の差 dA WGS84の地球楕円体と長半径の差(m) dF WGS
USER'S GUIDE 2241 測地系をセットする (SET UP MENU) パラメータを入力したら、 択し、 ボタンを押す パラメータ(dX、dY、dZ、dA、dF)の数値を手入力する ・ ボタン: ボタンを押して、プラス / マイナスの選択欄、および数値を入力したい 桁を選択します。 「dF」の行を入力して 例) 「dX」の場合 +/−選択欄 ボタンを使って「DONE」を選 または ボタンを押したときも、自動的にカーソルが「DONE」の 行に移動します。 千の桁 百の桁 十の桁 入力したパラメータが本機に保存され、「SET UP」メニューに戻ります。 一の桁 なお、各パラメータごとに入力できる数値の桁数は異なります。各パ ラメータで入力できる桁数は以下のとおりです。 ・dX、dY、dZ:4 桁 ・dA:3 桁 ・dF:小数点以下 5 桁 ・ ボタン: ボタンを押すたびに数値がプラスされます。1秒以上押し続けると、数 値がプラス方向に早送りされます。+/ −選択のときは、ボタンを押す たびに +/ −表示が切り替わります。 ・ ボタン: ボタンを押すたびに数値がマ
USER'S GUIDE 2241 測地系をセットする (SET UP MENU) ■測地系一覧 「測地系をセットする(S E T U P M E N U )」で「測地系をリストから選択する」(→P. 42)ときは、以下の表を参照して測地系 を選択してください。 測地系名 ASTRONOMIC STATION 1952 ADINDAN AFG AIN EL ABD 1970 ANNA 1 ASTRO 1965 ARC 1950 ARC 1960 ASCENSION ISLAND 1958 ASTRO B4 SOR.
USER'S GUIDE 2241 測地系をセットする (SET UP MENU) 測地系名 表示 LUZON LUZON-1 MAHE 1971 MARCO ASTRO MASSAWA MERCHICH MIDWAY ASTRO 1961 MINNA LUZON-2 MAHE 71 MARCO ASTRO MASSAWA MERCHICH MIDWAY AST 61 MINNA NORTH AMERICAN 1927 NAD27-1 NAD27-2 NAD27-3 NAMIBIA NAPARIMA, BWI NAD27-4 NAD27-5 NAD27-6 NAD27-7 NAD27-8 NAD27-9 NAD83-1 NAD83-2 NAD83-3 NAD83-4 NAHRWAN-1 NAHRWAN-2 NAHRWAN-3 NAMIBIA NAPARIMA OBSERVATORIO 1966 OBSERV 66 OLD EGYPTIAN 1930 OLD HAWAIIAN OMAN PICO DE LAS NIVIES PITCAIRN ASTRO 1967 PUERTO RICO
USER'S GUIDE 2241 日時を合わせる 1 自動で時刻や日付けを合わせる(SET UP MENU) GPS 測位(→ P.
USER'S GUIDE 2241 日時を合わせる1 自動で時刻や日付を合わせる(SET UP MENU) 参考 ・自動時刻修正は「SET UP MENU」の「AUTO TIME ADJ」を「ON」に設定し、か つ GPS 測位を行なったときに実行されます。「AUTO TIME ADJ」を「OFF」に設 定したときは、GPS 測位しても自動時刻修正は行ないません。 ・自動時刻修正機能は、エリアセット(→ P. 33)で時差をきちんと設定しておかない と、正しい時刻には修正されません。また、DST(サマータイム) (→ P.
USER'S GUIDE 2241 日時を合わせる 2 手動で時刻や日付けを合わせる(SET UP MENU) または ボタンをを使って 「TIME」 を選択し、 ボタンを押す ボタンを押す 「TIME SET」画面が表示されます。 設定を終了し、「SET UP」画面に戻ります。 時、分、秒、12 時間 /24 時間表示、年、月、日を設定する ・ ボタン: ボタンを押すと設定項目が以下のように切り替わります。各項目の設 ボタンを押し、次の項目に移行してください。 定が終了したら 秒 ・ 時 分 12時間/24時間表示 年 月 日 ボタン: 秒が点滅しているときは、秒合わせになります。 (00 ∼ 29 秒:00 秒に、30 ∼ 59 秒:1 分繰り上げ) 。時、分、年、月、日はボタンを 押すたびに数値がプラスされます。1 秒以上押し続けると、数値がプ ラス方向に早送りされます。12 時間 /24 時間表示のときは、ボタン を押すたびに 12 時間 /24 時間表示が切り替わります。 ・ ボタン: ボタンを押すたびに数値がマイナスされます。 1秒以上押し続けると、 数値がマイナ
USER'S GUIDE 2241 測位モードを設定する(FUNCTION MENU) または ボタンを押して GPS 測位を行なうときに、1 回だけ測位を行なうか、1 秒ごとに連続し て測位を行なうか、指定した時間間隔(インターバル)で測位を行なうかを設定します。GPS 測位を行なう前に、必ず測位モードを設定してください。 ・ONE SHOT(1 回計測モード) : ボタンを押すと 1 回だけ GPS 測位を行ない ます。 にお進みください。 測位モードの設定は FUNCTION MENU で行ないます。 参考 ボタンを使って測位モードを選択する ・CONTINUOUS(1 秒連続計測モード): 選択した測位モードで実際に GPS 測位を行なう方法は、「GPS 測位する」(→ P.
USER'S GUIDE 2241 測位モードを設定する(FUNCTION MENU) ランドマークを登録する(MAIN MENU) ランドマークは、地図上の目印です。ここで登録したランドマークを使って、スタート地点 ボタンを押す 選択した測位モードが保存され、 「FUNCTION」画面に戻ります。 と目的地(経由地)(→ P. 69)を設定します。 スタート地点と目的地(経由地)を設定しておくと、プロットモード(→P. 96)で、スター ト地点からの移動の軌跡とともに、目的地(経由地)の No. とランドマークのシンボルを表 示させることができます。 目的地を設定しておくと、グラフィカルナビモード(→ P. 103)で、目的地までの距離や 方向、進行方向や移動速度などが表示させることができます。 ランドマークは、日本の主なランドマーク情報があらかじめ 100 件登録されています。 (→ P.67) 。最高 200ヶ所まで登録できます。 参考 「エリアをセットする(SET UP MENU) 」で「ランドマークからエリアを選択する」 (→ P.
USER'S GUIDE 2241 ランドマークを登録する(MAIN MENU) 参考 または 押す ・ワンタッチでランドマークを保存すると、ランドマークを No.001 から検索し、最初 に見つかった未登録の番号に保存します。 ・ワンタッチで保存したランドマークのデータは、表示(→ P.58)、修正(→ P.60)、 削除(→ P.65)できます。 ・保存は最低でも約 2 秒かかります。保存が終了するまでお待ちください。 ・ランドマークメモリーがいっぱいのとき(200 件すでに登録されている場合)は、 「MEMORY FULL」が表示され、元の画面に戻ります。ランドマークを削除(→P.
USER'S GUIDE 2241 ランドマークを登録する(MAIN MENU) マークの情報を登録できます。登録済みのランドマークを修正するときも、基本的にはラン ドマークを手入力で新規登録するときと同じ方法で修正します。 ボタン : ボタンを押すとシンボルが「→」方向に選択されます。1 秒以上押し続 けると、シンボルが「→」方向に早送りされます。 ・ ボタン:ボタンを押すとシンボルが「←」方向に選択されます。1 秒以上押し続 けると、シンボルが「←」早送りされます。 (バツ)←→ (チェック)←→ (旗)←→ (家)←→ (十字) ▲ ▲ (Y字)←→ (T字)←→ (山)←→ (船)←→ (飛行機) ▲ 操作 ▲ スタート地点と目的地(経由地)の登録(→ P.
USER'S GUIDE 2241 ランドマークを登録する(MAIN MENU) 名前は必ず入力してください。名前を入力せずに は緯度の入力欄 に移動しません。 注意 参考 ボタンを押しても、カーソル ボタンを押し、緯度・経度を入力、または修正する(緯度・経度を入力、 または修正しないときは に進む) ・ ▲ または ボタンで数値を入力します。 ボタン:ボタンを押すと設定項目が以下のように切り替わります。各項目の設 定が終了したら ボタンを押し、次の項目に移行してください。 10,000の桁 → 1,000の桁 → 100の桁 → 10の桁 → 1の桁 ・ ボタン:ボタンを押すたびに数値がプラスされます。1秒以上押し続けると、数 ・ ボタン:ボタンを押すたびに数値がマイナスされます。1秒以上押し続けると、 値がプラス方向に早送りされます。 数値がマイナス方向に早送りされます。 ボタンを押し、次の項目に移行してください。 北緯/南緯(N/S) → 10度桁 → 1度桁 → 10分桁 → 1分桁 → 10秒桁 → 1秒桁 ▲ 1/10秒桁 → 東経/西経(E/W)→ 100度桁
USER'S GUIDE 2241 ランドマークを登録する(MAIN MENU) ・ランドマークや目的地(経由地)の位置数値を手入力したときは、測地系(→ P. 41) に関係なく、入力した位置数値が保存されます。従って測地系を変更してもランド マークや目的地(経由地)の位置数値は変わりません。また、現在位置保存したラン ドマーク(→ P. 57)や軌跡データの位置数値(→ P.
USER'S GUIDE 2241 ランドマークを登録する(MAIN MENU) ■ランドマーク一覧 ■ランドマークのマップを表示する 「ランドマーク一覧」画面から任意のランドマークを選択し、その位置を本機の画面に表示 させることができます。表示方法はプロットモード(→ P.96)と同じです。 操作 「ランドマーク一覧」画面で または ボタンを使ってマップを表示さ せたいランドマークを選択し、 ボタンを押す 「FUNCTION」画面が表示されます。 または ボタンを使って「SHOW MAP」 (ランドマークマップ表 示)を選択し、 ボタンを押す 選択したランドマークが表示されます。 で 2秒後 ZOOM IN ZOOM OUT ができます。 または ボタンを押すと「ランドマーク一覧画面」に、 押すと「FUNCTION」に戻ります 「ランドマーク一覧」画面に戻ります。 参考 ボタンを で「FUNCTION」に戻ります。 ・選択したランドマークのアイコンが画面の中心に表示されます。周辺のランドマークの 表示(→ P. 101)、軌跡データの表示(→ P.
USER'S GUIDE 2241 ランドマークを登録する(MAIN MENU) 緯度 度 分 経度 度 046 火打山 No 名称 ヒウチヤマ 表示 N 36 55 11.0 秒 E 138 04 16.0 分 秒 高度(m) 2462 新潟県 047 高妻山 タカヅマヤマ N 36 47 49.2 E 138 03 18.0 2353 新潟県、長野県 048 雨飾山 アマカザリヤマ N 36 53 56.0 E 137 57 57.0 1963 長野県、新潟県 049 白馬岳 シロウマダケ N 36 45 20.0 E 137 45 42.0 2932 長野県、富山県 050 五竜岳 ゴリュウダケ N 36 39 19.2 E 137 45 21.0 2814 富山県、長野県 051 鹿島槍ヶ岳 カシマヤリガタケ N 36 37 16.8 E 137 45 00.0 2889 長野県、富山県 052 常念岳 ジョウネンダケ N 36 19 21.
USER'S GUIDE 2241 スタート地点と目的地(経由地)を登録する(MAIN MENU) 登録済みのランドマークを使ってスタート地点と目的地(経由地)を登録します。スタート または 押す 地点と目的地(経由地)を設定しておくと、プロットモード(→ P. 96)でスタート地点か らの移動の軌跡や、現在地の周辺にある目的地(経由地) (ランドマークのシンボル)を表 ボタンを スタート地点と目的地(経由地)が何も設定されていないときは、 「S」 (スタート地 示させることができます。1 か所のスタート地点と、最高 9 か所までの目的地(経由地)を 点)がブランクで表示されます。スタート地点と目的地(経由地)がすでに設定され 登録できます。 参考 ボタンを使って「WAY POINT」を選択し、 ているときは、スタート地点と目的地(経由地)が一覧表示されます。 スタート地点と目的地(経由地)を登録する前に、必ずランドマークを登録しておいて ください(→ P.
USER'S GUIDE 2241 スタート地点と目的地(経由地)を登録する(MAIN MENU) ■スタート地点と目的地(経由地)を新規登録する スタート地点と目的地(経由地)を初めて登録するときは、スタート地点、目的地(経由地) または ボタンを使ってブランクの目的地(経由地)を選択し、 ボタンを押す 「W.P.
USER'S GUIDE 2241 スタート地点と目的地(経由地)を登録する(MAIN MENU) 参考 ・ 「START POINT」や「WAY POINT」画面で、選択されているランドマークの名前 が 7 文字以上のときは、左方向に 1 ドットずつ名前がスクロール表示されます。 ・ の「START POINT」画面で ボタンを押すと、 「スタート地点と目的地(経由地) の一覧表示」画面に戻ります。 ・ランドマークが登録されていないときは、ディスプレイに約 2 秒「NO DATA」と表 示され、「スタート地点と目的地(経由地)の一覧表示」画面に戻ります。 または ボタンを使って「YES」を選択し、 ボタンを押す スタート地点や目的地(経由地)が、選択したランドマークに変更されます。 「NO」 を選択すると、変更をキャンセルして、 「スタート地点と目的地(経由地)の一覧表 示」画面に戻ります。 ■目的地(経由地)を挿入する 登録済みの目的地(経由地)と目的地(経由地)の間に、新たな目的地(経由地)を挿入す ることができます。 注意 目的地(経由地)がすでに 9 か所設定されているときに目的
USER'S GUIDE 2241 スタート地点と目的地(経由地)を登録する(MAIN MENU) または ンを押す ボタンを使って挿入したいランドマークを選択し、 ボタ 参考 「INSERT W.P.
USER'S GUIDE 2241 スタート地点と目的地(経由地)を登録する(MAIN MENU) ボタンを押す スタート地点や目的地(経由地)の名前、緯度・経度、高度を修正する 名前の入力方法の詳細は、 「ランドマークを手入力で新規登録する・修正する」の (→ P.61)を参照してください。 緯度・経度の入力方法の詳細は、 「ランドマークを手入力で新規登録する・修正する」 の (→ P. 62)を参照してください。 修正したスタート地点や目的地(経由地)の情報を保存し、 「スタート地点と目的地 (経由地)の一覧表示」画面が表示されます。 高度の入力方法の詳細は、 「ランドマークを手入力で新規登録する・修正する」の (→ P. 63)を参照してください。 注意 ・ランドマークや目的地(経由地)の位置数値を手入力したときは、測地系(→ P. 41) に関係なく、入力した位置数値が保存されます。従って測地系を変更してもランドマー クや目的地(経由地)の位置数値は変わりません。また、現在位置保存したランドマー ク(→ P. 57)や軌跡データの位置数値(→ P.
USER'S GUIDE 2241 スタート地点と目的地(経由地)を登録する(MAIN MENU) または ■登録済みの目的地(経由地)を削除する ボタンを使って「YES」を選択し、 ボタンを押す 選択した目的地(経由地)が削除されます。 「NO」を選択すると、削除をキャンセル 登録済みのスタート地点や目的地(経由地)を削除できます。 して「スタート地点と目的地(経由地)の一覧表示」画面に戻ります。 目的地(経由地)を削除すると、削除した No. より後ろに登録されていた目的地(経由 地)の No.
USER'S GUIDE 2241 スタート地点と目的地(経由地)を登録する(MAIN MENU) ■スタート地点と目的地(経由地)の登録順番を逆にする 登録済みのスタート地点と目的地(経由地)の順番を逆にすることができます。目的地(経 由地)からの帰路に本機を使用するときなどにご利用ください。 ボタンを押す 登録順が逆になったスタート地点と目的地(経由地)を保存し、 「MENU」画面に戻 ります。 操作 「スタート地点と目的地(経由地)の一覧表示」画面で、 ボタンを押す 「FUNCTION」画面が表示されます。 または ボタンを使って「REVERSE」選択し、 ボタンを押す 「REVERSE?」 (登録順の逆転の確認)画面が表示されます。 または ボタンを使って、「YES」を選択し、 ボタンを押す スタート地点と目的地(経由地)の登録順が逆になります。 「NO」を選択したときは、 登録順の逆転をキャンセルして、元の「スタート地点と目的地(経由地)の一覧表示」 画面が表示されます。 47
USER'S GUIDE 2241 スタート地点と目的地(経由地)を登録する(MAIN MENU) または ■スタート地点や目的地(経由地)のマップを表示する ボタンを押す 「スタート地点と目的地(経由地)の一覧表示」画面に戻ります。 「スタート地点と目的地(経由地)の一覧表示」画面から任意のスタート地点や目的地(経 で「FUNCTION」 に戻ります。 同じです。由地)を選択し、その位置を本機の画面に表示させることができます。表示方 法はプロットモード(→P. 96)と同じです。 操作 「スタート地点と目的地(経由地)の一覧表示」画面で または ボタ ンを使ってマップを表示させたいスタート地点や目的地(経由地)を選 択し、 ボタンを押す 「FUNCTION」画面が表示されます。 参考 ・選択したスタート地点や目的地(経由地)のアイコンNoが画面の中心に表示されます。 ランドマークの表示(→ P. 101)、軌跡データの表示(→ P.
USER'S GUIDE 2241 緯度・経度をGPS測位するGPS測位の基本 本機では、 「測位モードを設定する(FUNCTION MENU)」 (→ P. 54)で設定した測位方 ① 衛星サーチ中は「SERACH」が表示されます。 法に従って、時刻モードから ② 現在時刻が 24 時間制で表示されます。 ボタンを押すだけで現在位置の緯度・経度を GPS 測位する ことができます。ここでは時刻モードから ボタンを押して行なう、最も基本的な GPS 測 の意味は以下のとおりです。 位方法を説明します。 注意 参考 ③ 円で囲まれた衛星位置情報内に、衛星の状態がアイコンで表示されます。アイコン 「DOP 値を設定する(SET UP MENU)」 (→ P. 126)で DOP 値を小さく(精度よく) 設定すると、GPS 測位完了までに時間がかかることがありますのでご注意ください。 本項で説明する GPS 測位方法は、POSITION モード(→ P. 91) 、プロットモード(→ P. 96)、グラフィカルナビモード(→P. 103) 、高度リコールグラフモード(→P.
USER'S GUIDE 2241 緯度・経度をGPS測位するGPS測位の基本 衛星サーチが終了すると、自動的に「マップ拡大」画面が表示される (日本国内で GPS 測位したときのみ) GPS 測位が成功したときに、測位した緯度・経度に応じて現在位置のマップ拡大を 行ないます。マップ拡大は、測位された地点が北緯 20 ∼ 46 度、東経 122 ∼ 149 ●自動計測モードの場合 「測位モードを設定する(FUNCTION MENU) 」 (→ P.
USER'S GUIDE 2241 緯度・経度をGPS測位するGPS測位の基本 注意 ・ の GPS 測位のとき、約 2 分経過しても測位が完了しないとき(衛星からの情報を受 信できないとき)は、 「タイムアウト」画面が表示され、そのときの衛星配置が表示さ れます。 ・ ボタンを押して GPS 測位をやり直すか、 または ボタンを押して元のモードに 戻り、しばらく時間をおいてから GPS 測位をやり直してください。 タイムアウトした時刻 ・GPS 測位停止中には、1 秒連続測位中(→ P. 54)にのみ表示される HDG(進行方向) およびSPD(移動速度)の数値は表示されません(「−」 (バー)で表示されます)。ALTI、 DOP 値、高度値、およびPOS DOP 値は、最後に計測した数値がそのまま表示されます。 参考 ・ 「SEARCH」(衛星サーチ中)画面が表示されているときに ボタンを押すと、GPS 測位を中止して時刻モードに戻ります。 ・1 秒連続計測モード(→ P.
USER'S GUIDE 2241 緯度・経度をGPS測位するGPS測位の基本 GPS 測位の精度について 衛星位置情報内の衛星マークの見方 衛星位置情報内の衛星マークは、天球を真上から見た状態で表示されます。 北 地平線 方位角度 5 3 西 1 6 が POS DOP 値です。POS DOP 値の数値が小さければ小さいほど、精度のよい位置計測を行なっ 真北を0° として 東まわりに359° まで ています。本機の画面に表示される POS DOP 値を参考にして、GPS 測位による位置計測値の精度 4 天頂 2 GPS 測位による位置計測値の精度は、衛星の配置によって変わります。この精度の指針となる数値 の信頼性を把握することができます。 東 ● POS DOP 値と位置計測値の誤差(*1) 7 8 POS DOP 値 南 1 2 3 4 5 位置精度 最大誤差 10m 20m 30m 40m 50m (SA なし) 平均誤差 約 3.1m 約 4.6m 約 5.6m 約 9.3m 約 14.
USER'S GUIDE 2241 現在位置をGPS測位する−POSITIONモード POSITION モードでは、現在位置の緯度・経度や進行方向、移動速度、最高移動速度、高 度などを、GPS 測位によって計測、表示します。 基本情報が設定されていれば、 ボタンを押すだけで GPS 測位できます。 ■ POSITION モードの GPS 測位方法 すでに GPS 測位を行なっており、かつ測位モードが 1 秒連続計測モード(→ P. 54) 、自 動計測モード(→ P. 54)に設定されているときは、POSITION モードに切り替えるだけ で、各種データを表示できます。 ■ POSITION モードの表示方法 時刻モードで 参考 ボタンを 1 回押すと、POSITION モードが表示されます。 ・ ボタンを押すたびに、POSITION モード、プロットモード(→ P. 96)、グラフィ カルナビモード(→ P. 103)、高度リコールグラフモード(→ P.
USER'S GUIDE 2241 現在位置をGPS測位する−POSITIONモード ■ POSITION モードのサブ表示領域切り替え方法 参考 ボタンを押すたびに表示内容が切り替わります。 ボタンを押して確認したい情報を表示さ せてください。 ●時刻表示 現在の「年」 「月」 「日」 、および「時」 「分」 「秒」 「午前(AM)/ 午後(PM) 」が表示されます。 ●進行方向 / 速度表示 1秒連続計測モード(→P. 54)で計測中のみ、進行方向(HDG) ・進行速度、最高速度の表示単位は、本機の出荷時は km/h(キロメートル / 時間)です。 mi/h(マイル / 時間) 、knot(ノット)に変更できます(→ P.140)。 ・自動計測モード(→ P. 54) 、1 回計測モード(→ P. 54)が設定されているとき、ま たは 1 秒連続計測モード(→ P. 54)でも進行方向や速度が計測できていないときは 「---」が表示されます。 ・本機にメモリーされている最高速度は消去できます(→ P.95)。 ・高度は 1 秒連続計測モード(→ P.
USER'S GUIDE 2241 現在位置をGPS測位する−POSITIONモード ●保存されている最高速度を消去する(FUNCTION MENU) または ボタンを使って「YES」を選択し、 ボタンを押す 本機の内部に保存されている最高速度のデータを消去できます。移動中の最高速度を再 メモリーされていた最高速度がクリアーされ、POSITIONモードに戻ります。 「NO」 計測したいときなどに使用ください。 を選択すると、最高速度のクリアーをキャンセルして、POSITION モードに戻りま す。 操作 POSITION モードで ボタンを押す 「FUNCTION」画面が表示されます。 または を押す ボタンを使って「MAX SPD CLR」を選択し、 ボタン 参考 ・ 「FUNCTION」画面で ボタンを押すと、POSITION モードに戻ります。 ・ 「MAX SPD CLR」画面で ボタンを押すと、POSITION モードに戻ります。 タンを押すと、「FUNCTION」画面に戻ります。 ボ 「MAX SPD CLR」画面が表示されます。 55
USER'S GUIDE 2241 現在位置をグラフィックに表示する−プロットモード プロットモードでは、現在位置が、常に画面の中心にドット( )で表示されます。設定し てあるスタート地点や目的地(経由地)を表示させると、現在位置を具体的に把握できます。 また、本機に保存されているランドマーク(→ P.57)を表示させることもできますし、軌 ■プロットモードの表示方法 時刻モードで 跡データ(→ P.120)を表示させると、今まで移動して来た軌跡を表示できます。 基本情報が設定されていれば、 ボタンを押すだけで GPS 測位できます。ただし、ランド マークや軌跡データの表示 / 非表示、および画面の縮尺(スケール)の切り替えは、プロッ トモードでしかできません。 参考 ボタンを 2 回押すと、プロットモードが表示されます。 ・ ボタンを押すたびに、POSITION モード(→ P. 91)、プロットモード(→ P. 96) 、 グラフィカルナビモード(→ P. 103)、高度リコールグラフモード(→ P.
USER'S GUIDE 2241 現在位置をグラフィックに表示する−プロットモード 注意 ・プロット表示では、現在位置を中心に、軌跡やランドマークの距離と方向を元に表示し ます。軌跡やランドマーク 1 つ 1 つについて、現在位置から何ドット離れているかを 計算しているため、現在位置が移動すると、あるランドマークは表示位置が変わり、別 のランドマークは表示位置が変わらないという症状が起こることがあります。これは1 ドットあたりの精度によるもので、問題はありません。 ・プ ロ ッ ト 表 示 の 北 方 向 は 、 地 図 な ど と 同 じ く 真 北 ( 北 極 の 方 向 ) に な り ま す 。 「FUNCTION MENU」の「USER MAG」(→ P.
USER'S GUIDE 2241 現在位置をグラフィックに表示する−プロットモード 参考 ・進行速度、最高速度の表示単位は、本機の出荷時は km/h(キロメートル / 時間)です。 mi/h(マイル / 時間) 、knot(ノット)に変更できます(→ P.132)。 ・高度表示単位は、本機の出荷時は m(メートル)です。ft(フィート)に変更できます。 ・自動計測モード(→ P. 54) 、1 回計測モード(→ P. 54)が設定されているとき、 または 1 秒連続計測モード(→ P. 54)でも進行方向や速度が計測できないときは、 「---」が表示されます。 ・本機にメモリーされている最高速度は消去できます(→ P. 95)。 ・高度は 1 秒連続計測モード(→ P. 54)が設定されているときはリアルタイムで更新 されます。1 回計測モード(→ P. 54) 、自動計測モード(→ P.
USER'S GUIDE 2241 現在位置をグラフィックに表示する−プロットモード または ・ 「ZOOM 設定」画面で ボタンを押すと、「FUNCTION」画面に戻ります。 ・縮尺の単位(km/mi/NM)は変更できます(→ P.140)。 参考 ボタンを使って「DONE」を選択し、 ボタンを押す 設定を保存して、プロットモードの画面に戻ります。 ●ランドマークの表示をオン / オフする(FUNCTION MENU) 「DISP LMK」機能では、あらかじめ登録されているランドマークのシンボルを選択し、そ れらの位置を画面に表示させることができます。 注意 ランドマークが登録されていないとこの機能はご利用できません(→ P. 57)。 操作 「FUNCTION」画面で または 選択し、 ボタンを押す ボタンを使って「DISP LMK」を 参考 本機の出荷時は、ランドマークの表示はすべて「OFF」に設定されています。 「ランドマーク表示設定」画面が表示されます。 ●軌跡の表示をオン / オフする(FUNCTION MENU) 「DISP TRK」機能では、軌跡データ(→ P.
USER'S GUIDE 2241 現在位置をグラフィックに表示する−プロットモード または ボタンを押して「ON」を選択し、 ボタンを押す 設定を保存してプロットモードの画面に戻ります。 目的地に対する現在位置を表示する−グラフィカルナビモード グラフィカルナビモードでは、ランドマーク(→ P.
USER'S GUIDE 2241 目的地に対する現在位置を表示する−グラフィカルナビモード ●目的地を設定する(FUNCTION MENU) 「GO TO」機能では、あらかじめ登録されているランドマーク(→ P.
USER'S GUIDE 2241 目的地に対する現在位置を表示する−グラフィカルナビモード ・本機の出荷時には、方角表示は北に固定(NORTH UP)に設定されています。 ・ 「方角表示設定」画面で ボタンを押すと、「FUNCTION」画面に戻ります。 ・ 「NORTH UP」 (北固定)に設定したときは、1 秒連続計測モード(→ P. 54)で進行 方向がわかっても、常に画面上が北になります。 「HEADING UP」 (進行方向表示)を 設定したときは、1秒連続計測モードで測位中のときだけ進行方向に対して方角が表示 されます。 ・1 回計測モードや自動計測モード(→ P.
USER'S GUIDE 2241 目的地に対する現在位置を表示する−グラフィカルナビモード ボタンを押す 選択した北表示方法が保存され、グラフィカルナビモードの画面に戻ります。 注意 参考 パグラフィカルナビを、方位磁石で指す方向を北として使用するときは、USER MAG セットで磁北の偏差を設定する必要があります。 ボタンを押すと、「FUNCTION」画面に戻ります。 「北設定」画面で 北表示方法の概念 「USER MAG」では、入力された偏差により、進行方向と目的地の方向を補正します。 ・東(E)方向の偏差を設定する場合:東(右回り)に入力した角度だけ北極の方向北をずらします。 日本の磁北は真北より西に向いています。東京や大阪、名古屋あたりではおよそ 6_7 度、北海道で は 9 度前後、沖縄付近では 5 度前後です。 ・西(W)方向の偏差を設定する場合:西(左回り)に入力した角度だけ北極の方向北をずらします。 磁 石 の 真 北偏 北 角 例) 「USER MAG」を「W007°」に設定した場合 9° 44° 北を西方向に 7 度補正したので、進行方向は 7 度東方向に補正され
USER'S GUIDE 2241 目的地に対する現在位置を表示する−グラフィカルナビモード ■グラフィカルナビモードの GPS 測位方法 ●「北に固定」(NORTH UP)が設定されている場合 ① 目的地の設定(→ P. 104)と基本的な GPS 測位(→ P. 84)を行なっていれば、グラフィ カルナビモードに表示を切り替える(→ P. 110)だけで、各種データを表示させることが ② できます。 ③ 参考 ・測位モードが 1 回計測モード(→ P. 54)に設定されているときは、プロットモード に表示を切り替えてから ボタンを押してください。 「緯度・経度を GPS 測位する GPS 測位の基本」 (→ P. 84)と同様の流れで、衛星サーチを行ったあと、各種データ が表示されます。他のモードで 1 回計測したときは、その時のデータが表示されます。 ・グラフィカルナビモードで GPS測位されたデータは、軌跡データとして本機に保存さ れます(→ P.
USER'S GUIDE 2241 目的地に対する現在位置を表示する−グラフィカルナビモード ●グラフィカルナビモードのサブ表示領域切り替え方法 グラフィカルナビモードを最初に表示したときは、サブ領域情報は表示されません。 ●高度表示 ・ALTI DOP:GPS 測位の ALTI DOP 値(→ P.
USER'S GUIDE 2241 目的地に対する現在位置を表示する−グラフィカルナビモード ■目的地接近アラーム機能を使う または ボタンを使って「SET UP」を選択し、 ボタンを押す 「SET UP」画面が表示されます。 目的地接近アラーム機能は、グラフィカルナビモードの FUNCTION MENU で設定し た目的地(→ P.
USER'S GUIDE 2241 目的地に対する現在位置を表示する−グラフィカルナビモード 目的地からの距離、目的地接近アラームのオン / オフを設定し、 ンを押す ・ ボタ 注意 ボタン :ボタンを押すと設定項目が以下のように切り替わります。 各項目の設定が終了したら ボタンを押し、次の項目に移行してくだ さい。 ▲ ・ 距離(10の位)→距離(1の位)→距離(小数点第1位)→目的地接近アラームオン/オフ ・目的地接近アラーム機能(ARRIVAL ALM)は 1 分に 1 回、目的地までの距離と 設定した距離を比較します。その際、セットした距離より近ければ 1 回だけ目的 ボタン :ボタンを押すたびに数値がプラスされます。1 秒以上押し 地接近アラーム音が鳴ります。1 度距離が離れ、もう 1 度セットした距離よりも 続けると、数値がプラス方向に早送りされます。オン / オフ 近づくと、もう 1 度目的地接近アラーム音が鳴ります。ただし、1 分以内にセッ 選択のときは、ボタンを押すたびにオン / オフ表示が切り替 トした距離よりも目的地に近づいてもアラーム音は鳴りません。 わり
USER'S GUIDE 2241 測位した高度を表示する−高度リコールグラフモード GPS測位した高度を表示する−高度リコールグラフモード 高度リコールグラフモードでは、軌跡データ(→ P. 120)に保存されている高度の推移を 本機の画面に表示できます。山登りをするときなどにご使用になると便利です。 ■高度リコールグラフモードの GPS 測位方法 4回 高度リコールグラフモードでは、過去に GPS 測位したデータから高度情報を抽出して、棒 グラフで高度の推移を画面に表示します。基本情報が設定されており、かつ軌跡データに高 度情報が保存されていれば、 高度リコールグラフモードに切り替えるだけで高度情報を表示 させることができます。 参考 ・測位モード(→ P. 54)や GPS 測位方法の種類にかかわらず、軌跡データとして本機 に保存されている高度情報を持つデータは、すべて高度リコールグラフモードで表示で きます。 ・高度リコールグラフモードは TRACKS(軌跡)保存(→ P.
USER'S GUIDE 2241 測位した高度を表示する−高度リコールグラフモード GPS測位した高度を表示する−高度リコールグラフモード ■高度リコールグラフモードで設定できる FUNCTION MENU 注意 2D 測位時には高度計測はできません。 参考 ALTI DOP値は垂直方向の精度を表す値です。水平方向の精度を表す値はPOS DOP値 (→ P. 90)になります。 GPS 測位に必要な情報の設定は、FUNCTION MENU、MAIN MENU(SET UP MENU) で行います。MAIN MENU(SET UP MENU)は、どのモードからでも、すべてのメニュー を設定できます。これに対し、各モードで設定できる FUNCTION MENU は、各モードで 必要なメニューだけです。 高度リコールグラフモードで設定できる FUNCTION MENU は、以下の 1 項目です。 ・MSR.MODE:測位モードの設定(→ P.54) 「測位モードの設定」 (MSR.
USER'S GUIDE 2241 軌跡データを管理する(MAIN MENU) または GPS 測位を行うと(→ P.83) 、測位で得られたデータは、軌跡データ(TRACKS)として ボタンを押して「TRACKS」を選択し、 ボタンを押す す。 軌跡データの空き件数と登録済み件数が約2秒間表示されたあと、 「軌跡データ一覧」 画面が表示されます。 ・FREE :軌跡データの空き件数が表示されます。 軌跡データは、最高400件まで保存できます。ここでは軌跡データの管理方法を説明します。 ・USED :軌跡データの登録済み件数が表示されます。 本機に自動的に保存されます。このデータを元に、プロットモード(→ P. 91)で移動軌跡 を表示させたり、高度リコールグラフモード(→ P.
USER'S GUIDE 2241 軌跡データを管理する(MAIN MENU) ■軌跡データの保存間隔(インターバル)を設定する 軌跡データの保存間隔を設定し、 ボタンを押す 設定した保存間隔が保存され、「軌跡データ一覧」画面に戻ります。 ここでは軌跡データの保存間隔を設定する方法を説明します。OFF(軌跡データを保存 しない)、1 分、2 分、5 分、10 分、15 分、20 分、30 分、60 分から設定できます (本機の出荷時は、10 分ごとに自動保存されるよう設定されています)。 軌跡データの保存間隔は、 ・ ・ ボタンを使って設定します。 ボタン: ボタンを押すたびに数値がプラスされます。1秒以上押し続けると、数 値がプラス方向に早送りされます。 なお、1 秒連続計測モード、自動計測モード(→ P.
USER'S GUIDE 2241 軌跡データを管理する(MAIN MENU) または ■軌跡データを削除する 軌跡データの削除方法を説明します。 注意 ボタンを押して「YES」を選択し、 ボタンを押す 本機内部にメモリーされていた軌跡データがすべて削除され、 「軌跡データ一覧」画 面に戻ります(「NO DATA」が表示されます) 。 「NO」を選択すると、軌跡データの 削除をキャンセルして、「軌跡データ一覧」画面に戻ります。 削除は一括削除のみです。軌跡データを指定して削除することはできませんのでご注意 ください。 操作 「軌跡データ一覧」画面で、 ボタンを押す 「FUNCTION」画面が表示されます。 参考 「FUNCTION」画面で ボタンを押すと、「軌跡データ一覧」画面に戻ります。 ■軌跡データのマップを表示する または ボタンを押して「DELETE」(軌跡データの削除)を選択 し、 ボタンを押す 削除方法の確認画面が表示されます。 軌跡データの位置を本機の画面に表示させることができます。 表示方法はプロットモード (→ P.
USER'S GUIDE 2241 軌跡データを管理する(MAIN MENU) 「FUNCTION」画面で または ボタンを押して「SHOW MAP 」 (軌跡データマップ表示)を選択し、 ボタンを押す DOP値を設定する(SET UP MENU) DOP(Dilution of Precision)値は、GPS 測位の精度を表す値です。GPS 測位では、最 初に測位した後も継続して測位を行ないます。その際、GPS 測位で得られる POS DOP 値 が、ここで設定した POS DOP 値よりも大きいとき(GPS 測位精度が低いとき)は継続し 本機の画面に選択した軌跡データが表示されます。 て測位を行い、設定した POS DOP 値よりも小さくなるまで(GPS 測位精度が高くなるま で)測位を続けます(最大 30 秒) 。 2秒後 操作 時刻モードで ボタンを押す 「FUNCTION」画面が表示されます。 参考 または 時刻モードが表示されていないときは、 ボタンを 1 秒以上押して、時刻モー ドを表示させてください。 ボタンをす 「軌跡データ一覧」画面に戻ります。 ボタンを押す 「M
USER'S GUIDE 2241 DOP値を設定する(SET UP MENU) または ボタンを使って「ACCURACY」を選択し、 ボタンを押す 「ACCURACY」画面が表示されます。 ・ GPS 測位をスタートしてから、1 回目の測位(測位音 1 回鳴る)の後に、 「SET UP 参考 MENU」の「ACCURACY」 (→ P. 126)で設定した DOP 値未満になるまで連続し て測位を実行します(最大 30 秒間) 。設定した DOP 値未満になったところで測位成 功音を 3 回鳴らして測位をストップします。30 秒経過しても設定した DOP 値未満に ならなかったときは、測位音を 1 回鳴らして測位をストップします。なお、この DOP 値の判定は、1 回計測モード、自動計測モード(→ P. 54)のときに行ないます。1 秒 連続計測モード(→ P.
USER'S GUIDE 2241 緯度・経度、UTM表示を設定する(SET UP MENU) GPS 測位によって画面に表示される緯度・経度は、本機の出荷時には「度・分・秒」に設 または 定されています。これを「度・分」 、または「度」のみの表示に変更できます。また、緯度・ ボタンを使って「POS.FORM」を選択し、 ボタンを押す 「POS.FORM」画面が表示されます。 経度表示のかわりに UTM 座標(→ P. 131)を表示させることができます。 操作 時刻モードで ボタンを押す 「FUNCTION」画面が表示されます。 参考 時刻モードが表示されていないときは、 ボタンを1秒以上押して、時刻モード を表示させてください。 または ボタンを使って緯度・経度の表示方法、またはUTM,MGRS を選択し、 ボタンを押す 設定した表示方法が保存され、「SET UP」画面に戻ります。 ・DEG.MIN.SEC: 緯度・経度表示で「度・分・秒」が表示されます。 ボタンを押す ・DEG.
USER'S GUIDE 2241 緯度・経度、UTM表示を設定する(SET UP MENU) 例)明石と大阪の UTM 座標 UTM 座標とは ● UTM の基本概念 UTM は、Universal Transverse Mercatr's projection(ユニバーサル横メルカトル)の 略です。 主に地形図などの投影に使われる座標で、 基本的にガウス- クリューゲル図法( 等角横軸円筒図法) を用い、地球を経度 6 ゜ごとに 60 等分したゾーンに分けて投影します。( 緯度は北緯 84 ゜ ∼南緯 80 ゜まで利用できます)。 ゾーンは西経 180 ゜∼ 174 ゜を No.1 とし、東周りに 6 ゜ずつ順番に番号が付けられて います。 日本の場合、ゾーンは以下のように区分されます。 ・126 ゜≦東経< 132 ゜:ゾーン No.52 ・132 ゜≦東経< 138 ゜:ゾーン No.53 ・138 ゜≦東経< 144 ゜:ゾーン No.54 UTM 座標では、各ゾーンの中央の経線を中央子午線( ゾーン No.
USER'S GUIDE 2241 緯度・経度、UTM表示を設定する(SET UP MENU) ● UTM の緯度コード UTM の緯度コードは、緯度の数値により決まります。(緯度を 8 ゜ごとに区切ります)。 ただし、I と 0 は使用しません。また北緯 72 ゜∼ 84 ゜はまとめて X とします。 どのゾーンでも、同様の方法で緯度コードが決まります。 ■ UTM の緯度コードの概念図 北緯84゜ ゾーン 31 ∼ 37 の高緯度地方では、ゾーンを拡張する地域があります。 以下ににゾーン拡張地域を示します。 ゾーン拡張地域 ゾーン No と基準軽度 その範囲は 北極 ゾーン 72≦緯度<84 注意 56 ゜≦緯度< 64 ゜ AND 3 ゜≦経度< 6 ゜ 通常はゾーンは 31 で基準経度は 3 ゜であるが、 72 ゜≦緯度< 84 ゜ AND 6 ゜≦経度< 9 ゜ 通常はゾーンは 32 で基準経度は 9 ゜であるが、 72 ゜≦緯度< 84 ゜ AND 9 ゜≦経度< 12 ゜ 通常はゾーンは 32 で基準経度は 9 ゜であるが、 ゾーンは 32 、基準経度は 9 ゜とす
USER'S GUIDE 2241 緯度・経度、UTM表示を設定する(SET UP MENU) ● MGRS 座標表示について ●本機の UTM 座標表示 赤道 E 800000 W 700000 600000 500000 E AE BE CE DE EE ゾーン No.54 N 北緯84゜ 東京 緯度経度 北緯 35 度41 分 東経139度46 分 (TOKYO 測地系) 400000 ■東京の UTM 座標概念図 300000 ゾーン N 200000 北緯84゜ 100000 『東京』の緯度経度は、北緯 35 度 41 分、東経 139 度 46 分(TOKYO 測地系) です。これ を UTM 座標で表示すると、東経 139 度 46 分はゾーン No“54 ”、緯度コードは 35 度 41 分なので“S ”となります。 (x,y) 座標を「UTM 座標から緯度経度への演算方法」 (→ P.
USER'S GUIDE 2241 緯度・経度、UTM表示を設定する(SET UP MENU) 『東京』の UTM 座標、 (x,y)=(388410,3949134) を MGRS 座標で表示すると、x 座標の 100000 メートルの桁が“3 ”なので x のコードは“U ”、y 座標の 100000 メートルの 桁が“39 ”なので y のコードは“Q ”となり、コードは UQ となります。 ( ゾーン No54 の TOKYO 測地系での変換により決まります)。 100000 メートルより下の桁は 1 つのブロック内での座標値となるのでそのまま表示します。 従って『東京』の UTM 座標は、本機では以下のように表示されます。 ■緯度経度から UTM 座標への演算 緯度経度からの UTM 座標への演算は、以下の計算式で行ないます。 UTM 座標 x= k0*N*[A+(1-T+C)*(A^3)/6+(5-18*T+T^2+72*C-58*e'^2)*(A^5)/120] y= k0*{M-M0+N*tan φ *[(A^2)/2+(5-T+9*C+4*C^2)*(A^4)/24+(61-58*T+T
USER'S GUIDE 2241 緯度・経度、UTM表示を設定する(SET UP MENU) 距離/速度/高度の単位を設定する(SET UP MENU) GPS 測位によって画面に表示される距離 / 速度 / 高度の単位は、本機の出荷時には「km」 ● UTM 座標から緯度経度への演算方法 「m」に設定されています。これを「mi(マイル)」、「NM(ノーティカルマイル)」「knot 緯度経度 φ = φ 1-(N1*tan φ 1/R1)*[(D^2)/2-(5+3*T1+10*C1-4*C1^2-9*e'^2)*(D^4)/24 +(61+90*T1+298*C1+45*T1^2-252*e'^2-3*C1^2)*(D^6)/720] λ = λ 0+[D-(1+2*T1+C1)*(D^3)/6+(5-2*C1+28*T1-3*C1^2+8*e'^2+24*T1^2) *(D^5)/120]/cos φ 1 φ 1= μ +[3*e1/2-27*(e1^3)/32]*sin2 μ +[21*(e1^2)/16-55*(e1^4)/32]*sin4 μ +[151*(e1^3)/96)*sin6 μ
USER'S GUIDE 2241 距離/速度/高度の単位を設定する(SET UP MENU) または ボタンを使って「UNITS」を選択し、 画面のコントラストを設定する(SET UP MENU) 商品の電気的特性上、表示画面によってはムラのように見えることがあります。このような ボタンを押す ときには見やすい状態にコントラストを調節してください。 「UNITS」画面が表示されます。 操作 時刻モードで ボタンを押す 「FUNCTION」画面が表示されます。 参考 時刻モードが表示されていないときは、 ボタンを1秒以上押して、時刻モード を表示させてください。 または ボタンを使って変更したい距離(DIST) 、速度(SPD) 、高 度(ALTI)を選択し、 ボタンを押す 選択した項目の単位を変更できる状態になります。 ・ ・ ボタン:「UNITS」画面のリストでは、変更したい距離(DIST)、速度 (SPD)、高度(ALTI)を選択するときに押します。 距離(DIST) 、速度(SPD) 、高度(ALTI)の選択欄では、ボタ ンを押すたびに設定できる単位が切り替わります。 ●
USER'S GUIDE 2241 画面のコントラストを設定する(SET UP MENU) または 押す ボタンを使って 「CONTRAST」 を選択し、 ボタンを ストップウオッチとして使う(時刻モード) 時刻モードのときに ボタンを押し、サブ表示領域にストップウオッチを表示させて、本機を ストップウオッチとして使用できます。最長 23 時間 59 分 59 秒 59 1/100 秒まで計測できます。 「CONTRAST」画面が表示されます。 参考 時刻モードが表示されていないときは、 させてください。 ボタンを 1 秒以上押して、時刻モードを表示 操作 時刻モードで ボタンを押し、サブ領域にストップウオッチを表示させる ボタンを押すたびに、サブ領域がストップウオッチと緯度・経度表示に切り替わり ます。 または ボタンを使ってコントラストの数値を設定し、 ボタンを押す 設定したコントラストが本機に保存され、「SET UP」画面に戻ります。 ・ ボタン: ボタンを押すたびに数値がプラスされます。1秒以上押し続けると、 時 数値がプラス方向に早送りされます。 ・ ボタン:
USER'S GUIDE 2241 ストップウオッチとして使う(時刻モード) 参考 ストップウオッチ表示で「SPL」 (スプリット)計測中に他の表示に切り替えると、もう 1 度ストップウオッチ表示に戻ったときは、 「SPL」 (スプリット)計測は解除されてい ますのでご注意ください。 ストップウオッチ機能を使いこなそう 本機のストップウオッチ機能には、通常のタイムカウントだけではなく、スプリットタイム計測機能 が備わっています。ここでは本機のストップウオッチ機能の使用例を説明します。 参考 時刻モードのサブ表示領域を、ストップウオッチからPOSITION表示に切り替えるたび に、POSITION の横に以下のいずれかのメッセージが約 2 秒間表示されます。 ・POSITION 13:00:前回 GPS 測位した時刻(→ P. 92) ・POSITION-INIT:初期値(→ P. 92) ・POSITION-CNT:連続計測中(→ P. 92) ・POSITION-OLD:4 時間以上経った古いデータ(→ P.
USER'S GUIDE 2241 ストップウオッチとして使う(時刻モード) 本機のアラームには、以下の 3 種類の機能があります。 ●途中経過時間計測(スプリットタイム計測) タイムカウントをスタートさせた後に アラームを鳴らす(SET UP MENU) ボタンを押すと、画面のタイムカウントは停止しますが、 ・アラーム時刻設定機能: に利用できます。 本機の内部では計測を続けるスプリットタイム計測を行います。トラックの長距離走などで、1周 ・時報機能: ごとの経過タイムを計測できます。 ●スタート 毎正時に時報を鳴らす機能です。60 分(:00 分表示)ごとに時 報が鳴ります。 ●スプリット解除 ●スプリット 計測中 (10秒) 設定した時刻にアラームを鳴らす機能です。 目覚ましの代わり ・目的地接近アラーム機能: グラフィカルナビ機能(→ P. 103)で設定した目的地に、設 計測中 (10秒) 定した距離よりも近づくと、1 回だけアラーム音が鳴ります (→P.
USER'S GUIDE 2241 アラームを鳴らす(SET UP MENU) または ボタンを使って「SET UP」を選択し、 ボタンを押す アラーム時刻(時、分)、アラームのオン / オフ、および時報のオン / オ フを設定する 「SET UP」画面が表示されます。 ・ ボタン :ボタンを押すと設定項目が以下のように切り替わります。各項目の設 定が終了したら ▲ ・ ボタンを押し、次の項目に移行してください。 時→分→アラームオン/オフ→時報オン/オフ ボタン :ボタンを押すたびに数値がプラスされます。1 秒以上押し続けると、 数値がプラス方向に早送りされます。オン / オフ選択のときは、ボタ ンを押すたびにオン / オフ表示が切り替わります。 ・ または ボタンを使って「ALARM」を選択し、 ボタンを押す ボタン :ボタンを押すたびに数値がマイナスされます。 1秒以上押し続けると、 数値がマイナス方向に早送りされます。オン / オフ選択のときは、ボ 「ALARM SET」画面が表示されます。 タンを押すたびにオン / オフ表示が切り替わります。 ボタンを押す アラー
USER'S GUIDE 2241 サマータイムに切り替える(FUNCTION MENU) サマータイムを設定すると、時刻表示が自動的に1時間進みます。日本でサマータイムが導 または 入されたときや、サマータイムが導入されている国に行くときは、その期間だけ時刻表示を ボタンを押す 時刻モードの画面に戻ります。 時刻モードでサマータイムが設定されていることを確 サマータイムに切り替えることができます。 時刻モードで ボタンを使って「ON」を選択し、 認してください。 ボタンを押す 「FUNCTION」画面が表示されます。 参考 時刻モードが表示されていないときは、 ボタンを1秒以上押して、時刻モード を表示させてください。 または ボタンを使って「D.S.T.」を選択し 参考 ・サマータイムを解除したいときは、 で「OFF」を選択してください。 ・サマータイムは、本機の出荷時は「OFF」に設定されています。 ボタンを押す 「D.S.T.
USER'S GUIDE 2241 GPS2 とパソコンを接続する 本機とパソコンでデータを送受信できるようにする(MAIN MENU) 本機とパソコンでデータを送受信するときは、 まず本機をパソコン接続モードに設定します。 本機とインターフェイスボックスを接続する 本機の画面に 「PC INTERFACE」 が表示されて いるときに、本機をインターフェイスボック 操作 スに接続します。 時刻モードで 右の図を参照して接続してください。 ボタンを押す 「FUNCTION」画面が表示されます。 参考 時刻モードが表示されていないときは、 ボタンを 1 秒以上押して、時刻 モードを表示させてください。 注意 「FUNCTION」画面で ボタンを押す 「MENU」画面が表示されます。 ・ 「PC INTERFACE」機能でデータ転送中に、インターフェイスボックスから本機を絶対に外 さないでください。データ転送中に本機を外すと、本機内部のデータを壊してしまう恐れが あります。 ・パソコンから本機へデータを転送すると、 本機のデータは転送したデータに全て入れ替わり、 本機に保存されてい
USER'S GUIDE 2241 本機とインターフェイスボックスを接続する 参考 ・本機をインターフェイスボックスに接続した後は、本機のボタン操作はできません。必ず本 機の画面に「PC INTERFACE」が表示されている状態にしてからインターフェイスボック スに接続してください。 ・本機が接続されたインターフェイスボックスと、パソコンの間でデータの送受信を行なうと きは、あらかじめインターフェイスボックスの DATA 通信端子とパソコンの DATA 通信端 子(RS232C)を接続しておいてください。附属ケーブル(→ P.
USER'S GUIDE 2241 メニュー一覧 ● SET UP MENU ● MAIN MENU 各モードの FUNCTION MENU でから設定します。どのモードからでも、すべての MAIN MENU のメニューを設定できます。 メニュー名 LAND MARK (ランドマーク設定) 概要 初期値 ランドマークの登録、修正、削除 100本 などを行なう。 参照ページ P. 69 TRACKS (軌跡データ管理) 軌跡データの保存期間(インターバ 10分 ル)の設定、削除などを行なう。 P. 120 SET UP SET UP MENUを参照。 - PC INTERFACE GPS2とパソコンでデータの送受 信を行なうときに使用する。 - P. 154 メニュー名 AREA (エリア設定) MAP DATUM (測地系設定) ACCURACY (DOP値設定) P.