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USER'S GUIDE 2173

本機の表示部にはELパネル（エレクトロルミネッセンスパネル）が内蔵されており、

暗いときに表示を明るくして見ることができます。また、時計を傾けると文字板が発

光するオートライト機能もあります。

■ ボタンを押して発光させる ∼手動発光∼

時刻・カレンダーモード、アラームモード、ダイビングモードのとき、

B ボタンを押します

➟

B ボタンを押すと、文字板が発光します。

※時刻・カレンダーモード、アラームモードのときは約

2 秒間、ダイビングモードのときは約 3 秒間発光し

ます。

※オートライトOFFのときも

Bボタンを押すと発光し

ます。

※ダイビングモードではセンサー計測後に文字板が発

光するため、発光が遅れることがあります。

■ 時計を傾けて発光させる ∼オートライト機能∼

オートライトは、ボタンを押さなくても文字板が発光する便利な機能です。

暗い場所で、時刻やダイビングモードの計測値などを見るときに大変便利です。

オートライト機能では、どのモードのときでも、時計を傾けるだけで文字板が発

光します。

※ダイビングモード以外の各モードのときは約2秒間、ダイビングモードのとき

は約 3 秒間発光します。

準備時刻・カレンダーモード、ダイビングモードのと

き、

D ボタンを約 1 秒間押し続けて、オートライ

トON（

点灯）にします。

※オートライト ON のとき、

D ボタンを約 1 秒間押し

続けるとオートライトOFF（

不点灯）に戻りま

す。

表示照明用ELバックライトについて

オートライトONマーク



●文字板を発光させる

※オートライト機能を使用するときは、時計を「左手首

の外側」にくるようにつけてください。

※文字板の左右（3 時− 9 時方向）の角度を± 15°以

内にしておいてください。15°以上傾いていると発

光しにくくなります。

＜ EL 発光についてのご注意＞

●直射日光下では発光が見えにくくなります。

●発光中にアラームなどが鳴り出すと発光を中断します。

●発光中に時計本体より音が聞こえることがありますが、これはELパネルが点

灯する際の振動音であり、異常ではありません。

＜オートライトご使用時の注意＞

●オートライトが作動するのは、“ ”を点灯させてから約6時間です。それ

以降は電池消耗防止のため、自動的に“

”が消え、オートライト OFF に

なります。（ダイビングモードのときは、時刻・カレンダーモードに切り替わっ

てから、“

”が消えて、オートライト OFF になります）

※引き続きオートライトを作動させたいときは、再度

Dボタンを約1秒間押し

て“

”を点灯させてください。ただし、オートライトを頻繁に使用すると

電池寿命が短くなりますのでご注意ください。（54ページ「製品仕様」参照）

●時計を傾けたとき、文字板の発光が一瞬遅れることがありますが異常ではあり

ません。

●

文字板発光後、時計を傾けたままにしておいても、発光は約2秒間または3秒間の

みとなります。

●

時計を「手首の内側」につけていたり、腕を振ったり、腕を上にあげたりしても発光する

ことがあります。オートライトを使用しないときは必ずOFFにしておいてください。

※時計を「手首の内側

や器材

」につけるときはできるだけオートライトをOFF

にしてご使用ください。

●静電気や磁気などでオートライトが動作しにくくなり、発光しないことがあり

ます。このときはもう一度水平状態から傾けなおしてみてください。なお、それ

でも発光しにくいときは、腕を下からふりあげてみると発光しやすくなります。

時計を腕にはめ、

水平にします

水平状態から、表示が見え

るように約40°傾けます

40°

以上

★温度表示について

カレンダー表示のとき

D ボタンを押すと、温度を約6 秒間表示します。（温

度表示後、カレンダー表示に戻ります）

※水面休息時間を計測しているときは、水面休息時間表示に切り替わります。

このときは、もう一度

D ボタンを押すと温度を約 6 秒間表示します。

操作のしくみと表示の見方

（ライト点灯

）

＜カレンダー表示＞

曜日



月・日



年



時・分・秒



ボタン

（モード切替）

午前マーク（午後はP点灯）

温度



＜温度表示＞



＜潜水前＞

潜水開始



時刻

潜水時間



現在時刻



現在温度



現在水深



組織別窒素グラフ



最大水深

＜潜水中＞

潜水開始時刻



現在水温

潜水時間



現在時刻



現在水温



現在水深



組織別窒素グラフ



C ボタンを約 2 秒間

押し続ける

潜水後に時刻・カレンダー

モードに切り替えます

潜水前にダイビング

モードに切り替えます

ダイビングモード

時刻・カレンダーモード

水深1.0m

以浅に浮上

水深1.0m

以深に潜降

●表示内容や使い方については各機能の項目をご覧ください。

●機能説明のためあらかじめ1つだけログデータを入れています。不要な場合はログ

データリコールモードまたは潜水プロフィールモードで

Aボタンを約2秒間押し続

けて消去してください。（39 ページ参照）

潜水開始時刻



潜水終了時刻



潜水番号

潜水月日

潜水プロフィールグラフ

潜水開始時刻

潜水終了時刻

潜水番号

潜水月日

潜水プロフィールグラフ

潜水時間

最大水深

モードマーク

現在時刻



アラーム時刻

最大水深

潜水時間

水面休息時間

水底水温

潜水終了時の組織別窒素グラフ

平均水深



5秒ごと

約3秒後



ログデータリコールモード

潜水プロフィールモード

アラームモード

Summary of content (9 pages)

PAGE 1
USER'S GUIDE 2173 表示照明用ELバックライトについて ● 文字板を発光させる 1 時計を腕にはめ、水平にします 2 水平状態から、表示が見えるように約40°傾けます本機の表示部にはELパネル（エレクトロルミネッセンスパネル）が内蔵されており、暗いときに表示を明るくして見ることができます。また、時計を傾けると文字板が発光するオートライト機能もあります。 ■ ボタンを押して発光させる 40° 以上 ∼手動発光∼ 時刻・カレンダーモード、アラームモード、ダイビングモードのとき、 B ボタンを押します ※オートライト機能を使用するときは、時計を「左手首の外側」にくるようにつけてください。 ※文字板の左右（3 時− 9 時方向）の角度を± 15°以内にしておいてください。15°以上傾いていると発光しにくくなります。 ➟B ボタンを押すと、文字板が発光します。 ※時刻・カレンダーモード、アラームモードのときは約 2 秒間、ダイビングモードのときは約 3 秒間発光します。 B ボタンを押すと発光し ※オートライトOFFのときもB ます。 ※ダイビングモードではセンサー
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USER'S GUIDE 2173 時刻・カレンダーの合わせ方秒電池交換後などで時刻やカレンダーが合っていない場合は、以下の方法で合わせてください。なお、月に一度くらい「秒合わせ」をすると、時刻はいつも正確です。 ■ 秒の合わせ方…30 秒以内の遅れ・進みの修正 (1) 時刻・カレンダーモードのとき、 DST ON／OFF 分時日液晶コントラスト調整 12/24時間制月年 (戻る) (3) D または B ボタンを押します ➟D ボタンを押すごとに点滅箇所の数字が1つずつ A ボタンを約 1 秒間押し続けます B ボタンを押すごとに 1 つずつ戻ります。進み、B ※それぞれ押し続けると早送りします。 ➟「秒」が点滅します。秒 (2) 時報に合わせて、D D ボタンを押します (進む) “DST” マーク ★DST ON／OFF 切り替えは、D ボタンを押すごとに ON と OFF が切り替わります。 ※DST ON にすると、 “DST”マークが点灯して、通常の時刻より 1 時間早まります。 ※“DST”はサマータイムを意味する「Daylight
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USER'S GUIDE 2173 ■ 温度調整のしかた ●温度計測範囲（− 10℃∼ 60℃）を超えた場合温度表示が “−−−.
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USER'S GUIDE 2173 ■ 潜水開始で自動計測＆メモリーダイビングモードで潜水を開始すると、1.0m 以深の水深を感知後、自動的に潜水時間の計測を開始します。また、このときの時刻を「潜水開始時刻」としてメモリーします。 C ボタンを押すと、潜水開始時刻と最大水深を約3秒 ※ダイビングモードのときC 間表示します。 ※潜水開始時刻をメモリーした後、1.0m 以浅に浮上すると潜水時間の計測を自動的に中断しますが、この状態で再び1.0m以深に潜水すると潜水時間の計測を自動的に再開します。＜ダイビングモード＞表示内容：最大水深＝28.0m 現在水深＝8.2m 潜水開始時刻＝AM10:58 現在時刻＝AM11:28 現在水温＝24.3℃ 潜水時間＝30分52秒組織別窒素グラフ＝3秒毎に計測 ※約3秒間表示 ※潜水終了後 C ボタンを約 2秒間押し続けて、時刻・カレンダーモードに切り替えると、ログデータがメモリーされます。ただし、メモリーされるのは、水深 1.
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USER'S GUIDE 2173 潜水プロフィール機能について潜水プロフィール機能は1回の潜水においてメモリーされた1分ごとの最大水深（最大 100 分）を呼び出します。また、水深の傾向をグラフ化して表示します。 ※潜水プロフィールは潜水 20 本分までメモリーします。 ★ プロフィールデータのクリアー ■ プロフィールデータの見方 (1) C ボタンを押して潜水プロフィールモードに切り替えます。 ➟潜水プロフィールモードにすると、ログデータリコールモードで選ばれている潜水データを約 3 秒間表示します。 A ボタンを押すと、も ※潜水データ表示後、最大水深表示に切り替わります。（A う一度潜水データを約 3 秒間表示します）潜水プロフィールグラフ潜水プロフィールモードのとき A ボタンを約 2 秒間押し続けると、全てのプロフィールデータが消えます。（39 ページ参照）なお、プロフィールデータをクリアーすると、ログデータも全て消えます。 ■ 潜水プロフィールグラフについて ● ログデータリコールモード、潜水プロフィールモード（潜水データ表示、最大水深表示）のとき潜水プ
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USER'S GUIDE 2173 ■ ご注意 ■ ●無効潜水（ログデータ／プロフィールデータはメモリーしない） • 本機では、ダイビングモードへ切り替えた後、次に時刻・カレンダーモードへ切り替えるまでの間に行なわれた潜水は、すべて同一の潜水とみなします。 • 反復潜水のように最初から潜水を行なうときは、一度時刻・カレンダーモードに切り替え、再びダイビングモードに切り替えて使用してください。 •「潜水開始時刻」と「潜水終了時刻」との差が必ずしも「潜水時間」とはなりません。途中で「浮上 - 潜水」を繰り返すような潜水を行なった場合は、「潜水時間」には水面での経過時間は含まれません。 ■ ログデータ／プロフィールデータをメモリーする潜水とメモリーしない潜水について潜水方法によって、ログデータをメモリーする潜水（本書では「有効潜水」と呼びます）とログデータをメモリーしない潜水（本書では「無効潜水」と呼びます）があります。 ●有効潜水（ログデータ／プロフィールデータをメモリー、水面休息時間の計測）水深 1.
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USER'S GUIDE 2173 組織別窒素グラフ表示についてダイバーは潜水中、その水深に応じた圧縮空気（または混合気体）を呼吸します。そして、水深が深い（圧力が大きい）ほど、潜水時間が長いほど、多くの気体が体内の組織に溶け込みます。空気やナイトロックス（窒素と酸素の混合気体）を用いた潜水では、体内に溶け込んだ窒素が減圧症の原因となるため、ダイバーは窒素の溶け込みや排出を慎重に考慮して潜水計画を立て、実践しなければなりません。本機は、ダイバーの体内組織内の窒素量の様子を減圧理論の仮説にもとづき擬似的にグラフ化して表示します。 ●ハーフタイム（半飽和時間）モデル一般的に減圧理論を論じるとき、「ハーフタイム（半飽和時間）」という概念が用いられます。体内組織に溶け込む窒素は、最初は急速に溶け込み、溶け込む量が増えるに従ってゆっくり溶け込み、最終的には非常にゆっくりとそのときの水圧に応じた値に飽和します。その最終的に飽和する値に対して半分に達する時間を「ハーフタイム（半飽和時間）」と呼びます。体内組織に溶け込む窒素の様子をグラフで表すと図 1 のようになります。逆に、減圧時にお
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USER'S GUIDE 2173 ● 表示例【参考】安全停止と窒素グラフ例1 比較的深い潜水の場合潜水時間少し浮上したので 5分組織のみ窒素が排出される *注）この限界値の境界線は一例です。あくまでも、目安としてください。限界ぎりぎりで安全に余裕が無い限界値に対して安全に余裕ができる呼吸気中の窒素分圧にむけて窒素は溶け込みつづける呼吸気中の窒素分圧にむけて窒素は溶け込みつづける次第に飽和していくポイン組織内の窒素量は、現在水深に相当する窒素分圧に向かって増減する 30m 現在水深に相当する窒素分圧ト窒素量は減少していく現在水深に相当する窒素分圧潜水開始まもないのでほとんど窒素が溶け込まない急速に窒素が溶け込んでいく *注）この限界値の境界線は一例です。あくまでも、目安としてください。 5m 15m 水深 5m相当の窒素分圧にむけて窒素はゆっくり排出される変化のスピードは左のグラフほど速く、右のグラフほど遅い窒素量は増加していく組織内の窒素量が限界値に対して余裕ができた状態（安全停止
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USER'S GUIDE 2173 電池切れ予告機能計測エラーになったときは電池が消耗してきますと“BATT”マークが点灯し、電池切れが近いことを知らせます。電池切れ予告状態になったときは以下の操作ができませんので、速やかに電池を交換してください。 ●ライトの点灯 ●センサーによる計測 ●ログデータ／プロフィールデータの呼び出し ●ダイビングモードへの切り替え ●アラームなどの報音潜水直前の電池切れトラブルを防ぐため、潜水頻度に応じて早めに電池交換を行なうことをおすすめします。＜時刻・カレンダーモード＞＜ダイビングモード＞ 30 52 11 28 xx x 24 ■ 水深エラー計測誤った使用や異常な環境下で使用されたとき、実際にはありえない水深（マイナス 1.