ソフトウェア開発者マニュアル ラスターコマンドリファレンス TD-4410D/4420DN/4510D/4520DN/4550DNWB/ 4210D Version 1.
brother のロゴはブラザー工業株式会社の登録商標です。 ブラザーは、ブラザー工業株式会社の登録商標です。 © 2019 Brother Industries, Ltd. All rights reserved.
本書について ご注意 本資料は、お客様が直接 TD-4xxxD プリンター(「4xxxD」は、お客様がお持ちのモデル名)を制御される場合に必要 な情報を提供するものです。 お客様が以下の内容にご同意いただいた場合のみ、本資料のご利用が可能です。 もしご同意いただけない場合は、お客様は本資料をご利用いただけません。 ご利用条件 お客様は、お客様ご自身で TD-4xxxD プリンターをご利用いただくため(以下「本目的」といいます)に必要な範囲に おいてのみ、本資料を使用し、複製することができるものとします。なお、お客様は次のことを行ってはならないもの とします。 (i) 本目的以外の目的で本資料を複製すること (ii) 本資料を改変し、翻案・翻訳し、または第三者に再頒布すること (iii) 本資料を第三者に貸与・提供すること (iv) 本資料に含まれるブラザーの権利に関する表示を削除・改変すること 無保証 a. 対応モデルおよび本資料のバージョンアップや修正等はブラザーが任意で行うものとし、お客様からの本資料の 内容に関するお問い合わせまたはご要望に対しては一切応じかねます。 b.
更新履歴 バージョン 日時 修正内容 1.00 2019/02/12 TD-4410D/4420DN/4510D/4520DN/4550DNWB 版 新規作成 1.01 2019/04/12 ステータス自動通知のデフォルト値を修正した 1.
ラスターコマンドリファレンス 目次 1. 2. 3. 4. はじめに ································································································· 1 プリンターラスターデータとは ········································································ 2 ラスターデータの印刷手順··········································································· 3 印刷データ ······························································································ 5 4.
ラスターコマンドリファレンス 8.4 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷剥離待ち / 再開フロー ······························ 43 8.5 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷一時停止 / 再開フロー ······························ 44 8.6 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷キャンセルフロー ······································ 45 8.
ラスターコマンドリファレンス 1.
ラスターコマンドリファレンス 2. プリンターラスターデータとは 弊社のプリンタードライバーを使用しないで TD-4xxxD(「4xxxD」はモデル名)を用いた印刷ができます。 そのため、以下のような場合に便利です。 ⚫ Windows 以外の OS から印刷したい場合 (例: Linux PC、モバイル端末等から印刷する場合) ⚫ 既存のシステムに印刷機能を追加したい場合 また、詳細な設定の印刷ができます。 本資料における「ラスター」は、2 値化されたビットマップデータ(ドットの集合)を示します。 本資料を参照し、ラスターデータに初期化コマンドや制御コードを付与してプリンター本体(以降、「本体」)に送ると、 印刷が実現されます。 本書では、このコードを付与し、データを送信する方法について説明をします。 - 2 2.
ラスターコマンドリファレンス 3. ラスターデータの印刷手順 以下に印刷手順を説明します。 詳細なフローは「8. 本体フロー」を参照してください。個々のコマンドの詳細は、「7. 印刷コマンド詳細」を参照してく ださい。 (1) ポートをオープンする ポート (2) ステータスを送付する (プリンタの状況を確認する) At your side (3) 印刷データを送付する (5) ステータスを送付する (印刷完了を確認する) PC、端末等 お使いのプリンター (4) 印刷する (6) ポートをクローズする - 3 3.
ラスターコマンドリファレンス (1) USB / ネットワークポートをオープンする ご利用の環境で USB / ネットワークポートをオープンします。ポートのオープン方法は本資料では言及しません。 (2) プリンターから送付されたステータスを確認する 「ステータス情報リクエスト」コマンドをプリンターに送信し、プリンターから返されるステータスを解析して、本体の 状況を把握します。「ステータス情報リクエスト」コマンドと「ステータス」の定義については、「7. 印刷コマンド詳細」 の「ステータス情報リクエスト」を参照ください。 (3) 印刷データを送信する ステータスの解析により、本体に印字データに対応した用紙が装着され、かつ、エラーが発生していないことを確 認したら、印刷データを送信します。印刷データの構造は「4.
ラスターコマンドリファレンス 4. 印刷データ 4.
ラスターコマンドリファレンス (3) ラスターデータ ジョブに含まれるページ分繰り返します。 順序 コマンド名称 説明/例 - ラスターグラフィック転送 ピクセルが ON であるデータを含むラスターラインを送ります。 - ゼロラスターグラフィックス すべてのピクセルが 0 であるラスターラインを送ります。 5Ah (固定値) (4) 印字指令 ページの末尾に指定されます。 順序 コマンド名称 説明/例 - 印字指令 最後でないページの末尾に指定します。 0Ch(固定値) - 排出を伴う印字指令 最後のページの末尾に指定します。 1Ah(固定値) 動的コマンドモード切替 本体のモードを元のモードへ戻します。 1Bh, 69h, 61h, FFh 最後 - 6 4.
ラスターコマンドリファレンス 4.2 サンプル (テストページの印刷データ解析) ここでは、プリンタードライバーが作成した印刷データについて解説します。 プリンタープロパティで [テストページ]を印刷した場合を例にして印刷データを確認します。 印刷データはプリンターの印刷設定によって異なりますので、様々な印刷設定で試し、印刷データを作成する際の参 考にしてください。 なお、説明は Windows® 7 環境で行います。ご利用の環境が異なる場合は、同等の手順で行ってください。 プリンタープロパティ テストページ 4.2.
ラスターコマンドリファレンス 3: レジストリエディターが起動されるので、画面左のツリービューより下記のパスの TD-4xxxD をモデル名に置 き換えて、開きます。 \HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Brother Industries, Ltd.\P-touch\Driver\3.0\Brother TD-4xxxD 例: TD-4410D の場合: \HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Brother Industries, Ltd.\P-touch\Driver\3.0\Brother TD-4410D 4: 右側ウィンドウで右クリックし、[新規]→[DWORD(32 ビット)値]を選択します。 5: 追加されたキーの名前を[TIFF Compression]に変更します。 6: 追加したキーを右クリックし、[修正]を選択します。 7: 編集ダイアログが表示されるので、[値のデータ]の値を「1」に変更します。 レジストリエディター(レジストリキー「TIFF Compression」追加後) 4.2.
ラスターコマンドリファレンス ステップ 1: 対象プリンターのポートを「FILE:」に変更します。 [デバイスとプリンター]フォルダーを開き、対象プリンターを右クリックして、プロパティ画面を表示します。プロ パティ画面の[ポート]タブを選択し、[FILE:]をクリックして[適用]ボタンをクリックします。 プリンタープロパティの[ポート]タブ ステップ 2: 印刷物(テストページ)を印刷し、ファイル名を指定します。 今回は、印刷設定はドライバーインストール直後のデフォルト状態で、テストページを印刷してください。(下図 は TD-4550DNWB) ドライバーインストール直後のデフォルト状態 - 9 4.
ラスターコマンドリファレンス テストページを対象プリンターで印刷すると、ファイル名入力用ダイアログが表示されます。(下図参照) 任意のファイル名を入力して[OK]をクリックすると、プリンタードライバーが印刷データを作成し、入力したファ イル名で保存します。 ファイル名入力用ダイアログ ステップ 3: 印刷データをバイナリエディターで開きます。 保存したファイルをバイナリエディターで開きます。表示される数字の羅列が印刷データです。(下図参照) 印刷データは「4.1 印刷データ概要」で説明した (1) 初期化コマンド、(2) 制御コード、(3) ラスターデータ、 (4) 印字指令から構成されています。印刷データの詳細は、「4.2.3 テストページの印刷データの解説」を参 照してください。 印刷データ - 10 4.
ラスターコマンドリファレンス 4.2.3 テストページの印刷データの解説 前項で出力したテストページの印刷データについて解説していきます。 以下の図は、「4.2.1 事前の準備」で作成した印刷データをバイナリエディターで表示したものです。 印刷データ - 11 4.
ラスターコマンドリファレンス 上記の印刷データの各番号に対応する説明を下記の表にまとめました。 各コマンドの詳細については「7.
ラスターコマンドリファレンス 4.3 ページデータ詳細 4.3.1 解像度 解像度 縦横比 TD-4410D/4420DN/4210D: - 通常 縦方向 203 dpi、横方向 203 dpi 1:1 TD-4510D/4520DN/4550DNWB: 通常 縦方向 300 dpi、横方向 300 dpi - 4.3.2 用紙サイズ (1) 長尺テープ 1 3 5 6 排 出 方 向 2 印刷可能 領域 2 6 4 4 5 1 3 印刷可能領域 排出方向 横方向 番号 縦方向 1 幅 2 長さ 3 印刷可能領域幅(最大印字幅) 4 印刷可能領域長さ 5 幅方向オフセット 6 長さ方向オフセット - 13 4.
ラスターコマンドリファレンス TD-4410D/4420DN/4210D (203 dpi) ID テープ種類 1 2 3 4 5 6 415 RD 102 mm RD 4" 101.6 mm 812 dots →4.3.4 98.6 mm 788 dots →4.3.5 1.5 mm 12 dots →4.3.3 440 RD 90 mm RD 3.5" 90.0 mm 719 dots →4.3.4 87.0 mm 695 dots →4.3.5 1.5 mm 12 dots →4.3.3 439 RD 76 mm RD 2.9" 76.0 mm 607 dots →4.3.4 72.9 mm 583 dots →4.3.5 1.5 mm 12 dots →4.3.3 426 RD 58 mm RD 2.2" 58.0 mm 464 dots →4.3.4 55.1 mm 440 dots →4.3.5 1.5 mm 12 dots →4.3.
ラスターコマンドリファレンス (2) ダイカットラベル 1 5 3 6 印刷可能 2 番号 4 領域 1 幅 2 長さ 3 印刷可能領域幅(最大印字幅) 4 印刷可能領域長さ 5 幅方向オフセット 6 長さ方向オフセット TD-4410D/4420DN/4210D (203 dpi) ID ラベル種類 1 2 3 4 5 6 420 RD 102 mm x 152 mm RD 4" x 6" 101.6 mm 812 dots 152.4 mm 1218 dots 98.6 mm 788 dots 146.4 mm 1170 dots 1.5 mm 12 dots 3.0 mm 24 dots 419 RD 102 mm x 50 mm RD 4" x 2" 101.6 mm 812 dots 49.9 mm 399 dots 98.6 mm 788 dots 43.9 mm 351 dots 1.5 mm 12 dots 3.0 mm 24 dots 421 RD 76 mm x 26 mm RD 3" x 1" 76.
ラスターコマンドリファレンス 4.3.3 フィード量 フィード量(前余白)を定義します。 種別 最小余白設定 最大余白設定 長尺テープ 3.0 mm 0.12" 24 dots (203 dpi) 35 dots (300 dpi) 127.0 mm 5" 1015 dots (203 dpi) 1500 dots (300 dpi) ダイカットラベル 表示上は「4.3.2 用紙サイズ」の「(2) ダイカットラベル」に記載の長さ 方向オフセットを使用します。 ただし、余白用設定コマンドの数値は 0 にしてください。 4.3.4 長さの最大・最小長 長さの最大長と最小長を定義します。 種別 最小長 最大長 長尺テープ 12.0 mm 0.47” 96 dots (203 dpi) 142 dots (300 dpi) 3000.0 mm 118.11” 23977 dots (203 dpi) 35433 dots (300 dpi) ダイカットラベル 固定 固定 オプション装着時にサポートする最小長は以下の通りです。 オプション機能 最小長 ピーラー 12.
ラスターコマンドリファレンス 4.3.5 ラスターライン 下図の様に印刷すべきデータがある部分を「ラスターグラフィック転送」で、データが無い部分を「ゼロラスター グラフィックス」に変換してください。実際のテープでは、始めと終わりに「各種モード設定」で指定された余白 (フィード)が付加されます。 排出方向 展開方向 印刷可能領域 ラ スターグラフィック 変換後 RasterLine 4 Zero Raster 1 Zero Raster 1 RasterLine 3 RasterLine 2 RasterLine 1 排出方向 印刷可能領域 ヘッド ラスターグラフィックスのパラメーターとピクセルの関係は次のとおりです。 MSB LSB st 1 B MSB nd LSB 2 B MSB LSB rd 3 B MSB LSB th 4 B ... - 17 4.
ラスターコマンドリファレンス TD-4410D/4420DN/4210D (203 dpi) 全ピン数 832 ピン 右余白ピン数 ラスタライン 左右余白 先頭バイト 印刷可能 領域ピン数 全ピン数 印刷可能領域 最終バイト 左余白 ピン数 第0ピン 排出方向 ヘッド上のピン 長尺テープ: テープ種類 左余白 ピン数 印刷可能領域 ピン数 右余白 ピン数 ラスターグラフィック転送の バイト数 102 mm 22 788 22 104 90 mm 69 695 68 104 76 mm 125 583 124 104 58 mm 196 440 196 104 ダイカット種類 左余白 ピン数 印刷可能領域 ピン数 右余白 ピン数 ラスターグラフィック転送の バイト数 102 mm x 152 mm 22 788 22 104 102 mm x 50 mm 22 788 22 104 76 mm x 26 mm 124 585 123 104 51 mm x 26 mm 225 382 225
ラスターコマンドリファレンス TD-4510D/4520DN/4550DNWB (300 dpi) 全ピン数 1280 ピン 右余白ピン数 ラスタライン 左右余白 先頭バイト 印刷可能 領域ピン数 全ピン数 印刷可能領域 最終バイト 左余白 ピン数 第0ピン 排出方向 ヘッド上のピン 長尺テープ: テープ種類 左余白 ピン数 印刷可能領域 ピン数 右余白 ピン数 ラスターグラフィック転送の バイト数 102 mm 58 1164 58 160 90 mm 127 1027 126 160 76 mm 210 861 209 160 58 mm 316 651 313 160 ダイカット種類 左余白 ピン数 印刷可能領域 ピン数 右余白 ピン数 ラスターグラフィック転送の バイト数 102 mm x 152 mm 58 1164 58 160 102 mm x 50 mm 58 1164 58 160 76 mm x 26 mm 208 864 208 160 51 mm x 26 mm 358
ラスターコマンドリファレンス 5. ステータス 5.1 ステータス概要 ステータスは, 「ステータス情報リクエスト」コマンドに対する応答、及び、エラー発生などの場合に本体からPCへ送 られます。32 バイトの固定サイズです。 序数 オフセット サイズ 名称 値/参照 1 0 1 ヘッドマーク 80h 固定 2 1 1 サイズ 20h 固定 3 2 1 「ブラザー」コード “B” (42h) 固定 4 3 1 シリーズコード 5.2.1 シリーズ・機種を参照してください。 5 4 1 機種コード 5.2.1 シリーズ・機種を参照してください。 6 5 1 国別コード “0” (30h) 固定 7 6 1 電池残量 (未使用) 00h 固定 8 7 1 予約 00h 固定 9 8 1 エラー情報 1 5.2.2 エラー情報 1 を参照してください。 10 9 1 エラー情報 2 5.2.3 エラー情報 2 を参照してください。 11 10 1 メディア幅 5.2.
ラスターコマンドリファレンス 5.2 各部定義 5.2.1 シリーズ・機種 ステータスコード モデル名 シリーズ 機種 TD-4410D “5” (35h) “7” (37h) TD-4420DN “5” (35h) “8” (38h) TD-4510D “5” (35h) “9” (39h) TD-4520DN “5” (35h) “A” (41h) TD-4550DNWB “5” (35h) “B” (42h) TD-4210D “5” (35h) “C” (43h) 5.2.2 エラー情報 1 フラグ マスク 意味 Bit 0 01h (未使用) Bit 1 02h メディア終了 Bit 2 04h カッタージャム Bit 3 08h (未使用) Bit 4 10h (未使用) Bit 5 20h パワーオフ Bit 6 40h (未使用) Bit 7 80h (未使用) - 21 5.
ラスターコマンドリファレンス 5.2.3 エラー情報 2 フラグ マスク 意味 Bit 0 01h (未使用) Bit 1 02h 展開バッファーフル Bit 2 04h 通信エラー Bit 3 08h (未使用) Bit 4 10h 印刷中カバーオープン Bit 5 20h (未使用) Bit 6 40h 用紙送り不能(メディア終了でも使用されます) Bit 7 80h (未使用) - 22 5.
ラスターコマンドリファレンス 5.2.4 メディア幅、長さ メディアの幅と長さを mm 単位で記述します。0 ~ 255 (FFh)。 (a) 長尺テープ *メディア幅: テープの幅を mm で記述します。 *メディア長さ: 00h 固定です。 用紙 メディア幅 メディア長さ 102 mm 66h 00h 90 mm 5Ah 00h 76 mm 4Ch 00h 58 mm 3Ah 00h (b) ダイカットラベル *メディア幅: ダイカット部分の幅を記述します。 *メディア長さ: ダイカット部の長さを記述します。 用紙 メディア幅 メディア長さ 102 mm x 152 mm 66h 98h 102 mm x 50 mm 66h 32h 76 mm x 26 mm 4Ch 1Ah 51 mm x 26 mm 33h 1Ah 5.2.
ラスターコマンドリファレンス 5.2.6 ステータス種類 ステータス種類 値 ステータスリクエストへの返信 00h 印刷終了 01h エラー発生 02h IF モード終了 03h(未使用) パワーオフ 04h 通知 05h フェーズ変更 06h (未使用) 08h ~ 20h (使用不可) 21h ~ FFh 5.2.
ラスターコマンドリファレンス 5.2.8 通知番号 通知 値 無効 00h クーリング(開始) 03h クーリング(終了) 04h 剥離待ち状態 05h 一時停止中 07h - 25 5.
ラスターコマンドリファレンス 6.
ラスターコマンドリファレンス 7. 印刷コマンド詳細 NULL 無効指令 ASCII: NULL 16 進: 00 説明 ⚫ 読み飛ばします。 ⚫ 350 バイトを送ります。 ESC @ 初期化 ASCII: ESC @ 16 進: 1B 40 説明 ⚫ 本体を初期化します。 ESC i S ステータス情報リクエスト ASCII: ESC i S 16 進: 1B 69 53 説明 ⚫ 本体にステータス情報を送信するよう要求します。 ⚫ 32 バイトの固定サイズでステータス情報が返ってきます。 注意: 本コマンドは印字データを本体に送信する前に、1度だけ送ってください。 印刷中に本コマンドを送信しないでください。 - 27 7.
ラスターコマンドリファレンス ESC i a 動的コマンドモード切替 ASCII: ESC i a {n1} 16 進: 1B 69 61 {n1} パラメーター {n1}の定義 0: ESC/P 1: ラスター(こちらに必ず切り替えてください) 3: P-touch Template(デフォルト) 6: SBPL emulation 7: EPL emulation 8: DPL emulation FF: 静的に設定されている本体デフォルトのモード 説明 ⚫ 動的に本体のコマンドモードを切り替えます。本コマンドを受信した本体は電源が切られるまで指定したコマンド モードとして動作します。 ⚫ プリンターにラスターデータを送信する前にはラスターモードに切替える必要があります。 そのためにラスターモードに切替えるコマンドを送ります。 ESC i ! ステータス自動通知モード切替 ASCII: ESC i ! {n1} 16 進: 1B 69 21 {n1} パラメーター {n1}の定義 0: 通知する 1: 通知しない(本体デフォルト) 説明 ⚫ 動的に、印刷
ラスターコマンドリファレンス ESC i U w 媒体情報追加コマンド ASCII: ESC i U w 1 {d1...d127} 16 進: 1B 69 55 77 01 {d1...d127} パラメーター {d1} ~ {d127} 媒体情報を表します。 説明 ⚫ 本体の媒体情報を更新します。 ⚫ 用紙サイズ設定の「用紙コマンドの書き出し」機能で出力されるコマンドをプリンターに送信してください。 注意: 本体に媒体を検知するセンサーがないため、印刷のたびに今から印刷するデータの媒体情報を知らせる必用が あるので、明示的に媒体情報追加コマンドを送る必要があります。 用紙サイズ設定の「用紙コマンドの書き出し」 1. 事前の準備 以下の 2 つをあらかじめインストールをしてください。 ・弊社 TD-4xxxD プリンタードライバー ・バイナリエディター 用紙サイズ設定の「用紙コマンドの書き出し」で出力されるデータは 2 進化されたファイル(バイナリファイル)で す。そのため、バイナリファイルの内容は、バイナリエディターを使って表示/確認してください。 - 29 7.
ラスターコマンドリファレンス 2. [デバイスとプリンター]フォルダーを開き、対象プリンターを右クリックして、印刷設定画面を表示します。 [基本設定]タブの[用紙サイズ設定]ボタンをクリックして、用紙サイズ設定ダイアログが表示されます。 (下図参照) 印刷したい用紙サイズを選択して、[オプション]ボタンの[用紙コマンドの書き出し]を選択すると、用紙コマンドを 書き出すためのファイル書き出しダイアログを表示し、入力したファイル名で保存します。 3. 保存したファイルをバイナリエディターで開きます。 表示される数字の羅列がコマンドデータです。(下図参照) 表示されたコマンドデータの中で、赤枠で囲んだところが媒体情報追加コマンドになります。 その中で、オレンジの枠線で囲んだ 127byte が媒体情報になります。 媒体情報を追加するときに使用してください。 - 30 7.
ラスターコマンドリファレンス ESC i z 印刷情報指令 ASCII: ESC i z {n1} {n2} {n3} {n4} {n5} {n6} {n7} {n8} {n9} {n10} 16 進: 1B 69 7A {n1} {n2} {n3} {n4} {n5} {n6} {n7} {n8} {n9} {n10} 説明 ⚫ 印刷情報を指定します。 ⚫ {n1} ~ {n10}の定義 {n1}: {n2}: 有効フラグ: どの値が有効か指定します。 #define PI_KIND 0x02 // 用紙種類 #define PI_WIDTH 0x04 // 用紙幅 #define PI_LENGTH 0x08 // 用紙長さ #define PI_RECOVER 0x80 // 本体でリカバー処理する 用紙種類 長尺テープ: 0Ah ダイカットラベル: 0Bh {n3}: {n4}: {n3}: 用紙幅 単位: mm {n4}: 用紙長さ 単位: mm 用紙幅 102 mm の長尺テープの場合、n3 =
ラスターコマンドリファレンス ESC i d 余白量(フィード量)指定 ASCII: ESC i d {n1} {n2} 16 進: 1B 69 64 {n1} {n2} 説明 ⚫ 余白量を指定します。 ⚫ 余白量 (ドット) = n1 + n2 * 256 ⚫ ダイカットラベルでは、印字領域の端を余白量 0 とします。 (a) 長尺テープ 用紙 テープ 印刷可能領域 カット線 余白量 (b) ダイカットラベル 用紙 ラベル 余白量(“0”固定) 印刷可能領域 カット線 - 32 7.
ラスターコマンドリファレンス M 圧縮モード選択 ASCII: M {n} 16 進: 4D {n} パラメーター {n}の定義 0 無圧縮モード (有効) 1 予約 (無効) 2 TIFF 説明 ⚫ 圧縮モードを選択する。データ圧縮はラスターグラフィック転送のデータ内でのみ有効です。 ⚫ TIFF 圧縮モードのコマンドを確認したい場合は、レジストリの値を変更する必要があります。詳しくは、「4.2.
ラスターコマンドリファレンス 「TIFF 圧縮モード」の説明 圧縮時は、「ラスターグラフィックス転送」コマンドのデータ部分は全ピン数(TD-4410D/4420DN/4210D (203 dpi) は 832 ピン、TD-4510D/4520DN/4550DNWB (300 dpi) は 1280 ピン)のバイト数、 TD-4410D/4420DN/4210D (203 dpi) の場合は 104 バイト分、TD-4510D/4520DN/4550DNWB (300 dpi) の場 合は 160 バイト分を元にします。 下図で、非圧縮時には、オフセットピン数と印刷可能領域ピン数を加えた部分をバイトデータにしますが、 圧縮時には更に未使用ピン数を加えてデータにします。 すなわち、圧縮時には、テープ幅に関わらず、本体で展開すると TD-4410D/4420DN/4210D (203 dpi) では 104 バ イト、TD-4510D/4520DN/4550DNWB (300 dpi) では 160 バイトになります。 圧縮時 ラスタライン 非圧縮時 ラスタライン 第0ピン 先頭バイト オフセット ピン数
ラスターコマンドリファレンス g ラスターグラフィックス転送 ASCII: g {s} {n} {d1} ... {dn} 16 進: 67 {s} {n} {d1} ... {dn} パラメーター {s} 00h {n} ラスターデータ(d1~dn)のバイト数を表します。 ただし、圧縮モードで無圧縮が指定されている場合は以下の値を使用します。 (TD-4410D/4420DN/4210D: n = 104, TD-4510D/4520DN/4550DNWB: n = 160) {d1~dn} ラスターデータ Z ゼロラスターグラフィックス ASCII: Z 16 進: 5A 説明 ⚫ ラスターラインをゼロデータで満たします。 FF 印字指令 ASCII: FF 16 進: 0C 説明 ⚫ 複数ページ印字する際、最後以外のページ末に印字指令として使用します。 Control-Z 排出動作を伴う印字指令 ASCII: Control-Z 16 進: 1A 説明 ⚫ 最後のページ末に印字指令として使用します。 - 35 7.
ラスターコマンドリファレンス ESC i CAN キャンセル ASCII: ESC i 16 進: 1B 69 CAN 18 説明 ⚫ 送信中の印刷データをキャンセルします。ただし、非圧縮の場合は、送信タイミングによって、前のページの印刷 をキャンセルすることがあります。 ⚫ 本体が「Control-Z 排出動作を伴う印字指令」を受け取った後は、印刷はキャンセルされません。 - 36 7.
ラスターコマンドリファレンス ESC i w 印刷ウェイト指定 ASCII: ESC i w {n1} 16 進: 1B 69 77 {n1} パラメーター {n1}の定義 0: ウェイトなし/ノンストップ印刷有効(本体デフォルト) 1 ~ 255 (FFh): ウェイト 0.1[sec] ~ 25.
ラスターコマンドリファレンス ESC i M 各種モード設定 ASCII: ESC i M {n1} 16 進: 1B 69 4D {n1} パラメーター {n1}の定義 1 バイトのパラメーターで、各ビットの意味は下記の通り。 Bit 0 ~ 3: 未使用 Bit 4: ピーラー設定 1:ピーラーによってラベルを剥離する 0: ピーラーによってラベルを剥離しない Bit 5: 未使用 Bit 6: オートカット設定 1:オートカットする 0:オートカットしない Bit 7: 未使用 ESC i K 拡張モード設定 ASCII: ESC i K {n1} 16 進: 1B 69 4B {n1} パラメーター {n1}の定義 1バイトのパラメーターで、各ビットの意味は下記の通り。 Bit 0 ~ 2: 未使用 Bit 3: カットアットエンド 1:最後でカット(デフォルト) 0:最後でカットしない Bit 4 ~ 7: 未使用 - 38 7.
ラスターコマンドリファレンス 8. 本体フロー TD-4xxxD プリンターでは、バッファーリング印刷を行います。バッファーリング印刷とは、1ページ分の印刷データを 受信すると印刷を開始する印刷方式です。 - 39 8.
ラスターコマンドリファレンス 8.
ラスターコマンドリファレンス 8.2 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷エラーフロー PC(ホスト) 本体 無効指令 初期化 本体の状態(メディア など)に問題が無けれ ば、データを送信。 READ あればエラー表示。 送信中表示 ステータスリクエスト ステータス(ステータスリクエストへの 応答ステータス)またはエラー発生 制御コードを送信 本体をリセットする 本体を初期化する 状態 (メディアなど)を 調査して返信 データ受信 ラスターデータを送信 印刷中表示 印刷コマンド(最終ページなら「排出を伴う印字指令(1A)」、 途中ページなら「印字指令(0C)」)を送信 印刷中 READ <フェーズ変更 / 印刷> を受信 ステータス フェーズ変更: 印刷状態 / 印刷中 エラー発生 エラー発生 - 41 8.
ラスターコマンドリファレンス 8.
ラスターコマンドリファレンス 8.
ラスターコマンドリファレンス 8.
ラスターコマンドリファレンス 8.6 USB/Bluetooth 接続バッファーリング印刷キャンセルフロー 本体 PC(ホスト) 無効指令 本体の状態(メディアな ど)に問題が無ければ、 データを送信。 READ あればエラー表示。 初期化 ステータスリクエスト ステータス(ステータスリクエストへの応答ステータス) 送信中表示 制御コードを送信 本体をリセットする 本体を初期化する 状態 (メディアなど)を 調査して返信 データ受信 ラスターデータを送信 ラスターデータを送信 キャンセル実行 「無効指令」 + 「キャンセル」 印刷は実行されない - 45 8.
ラスターコマンドリファレンス 8.7 ネットワーク(標準 TCP/IP ポート)接続バッファーリング印刷通常フロー ※ネットワーク時は OS のポートモニタから印刷データがそのまま送信される。 以下の例は 2 ページの印刷を行った時。 PC(ホスト) 印刷データを特定の大 きさに区切って送信。 本体 印刷データを送信 印刷データを送信 印刷データを送信 印刷データを送信 データ受信 印刷データを送信 印刷データを送信 1 ページ分のデータ を受信したので印刷 開始。 印刷データを送信 1 ページ目の印刷 1ページめのデータここまで 2ページめのデータ送信 BUSY BUSY BUSY 印刷データを送信 プリンターのバッ ファーがフル 印刷データを送信 印刷データを送信 印刷データを送信 BUSY 印刷データを送信 印刷データを送信 印刷データを送信 印刷データを送信 PC 側は印刷データ送信完 了したので、ジョブが消え る。 2ページ分のデータを 受信したので印刷開 始。 印刷データを送信 2ページ目の印刷 PC 側は印刷完了扱い。 - 46 8.
ラスターコマンドリファレンス 付録 A: USB 仕様 USB 仕様 1.
ラスターコマンドリファレンス 付録 B: 開発者ツールサイト(Brother Developer Center)のご紹介 下記のサイトに、開発者の方に役立つ情報掲載しております。ぜひご参照ください。 ・アプリケーション、ツール、SDK の紹介 ・よくある質問 https://www.brother.co.