operation manual
日本語 | 303
Bosch Power Tools 1 609 92A 2U5 | (27.2.17)
垂直ラインの水平精度の検査
垂直ラインの水平精度チェックをおこなうには、ド
ア用開口部が必要となります。 この際、ドアの前後
両側に 2.5 m 以上のスペースがあること、および
安定した床面が必要です。
– メジャーリングツールをドア開口部から 2.5 m 離
れた、堅い平らな床面に設置します(三脚上では
なく)。本機をクロスライン照射モードで整準さ
せ、レーザーラインをドア開口部に向けます。
– ドア開口部の床部分(点 I)、5 m 離れたドア開口
部の向こう側(II)およびドア開口部の上枠部分
(III)にある垂直レーザーラインの中心点にマー
キングしてください。
– メジャーリングツールをドア開口部の反対側に移
動させ、点 II のすぐ後ろに設置してください。 メ
ジャーリングツールのセルフレベリングが完了し
た後、垂直レーザーラインの中心が点 I から点 II
を通るように調整します。
– 点 III とドア開口部上枠上のレーザーライン中心
の間の誤差 d がメジャーリングツールと垂線との
実際の誤差となります。
– ドア開口部の高さを測定してください。
許容誤差 d
max
は以下の要領で計算してください。
d
max
= ドア開口部の高さ x 2 x 0.3 mm/m
例: ドア開口部の高さが 2 m の場合、許容誤差
d
max
= 2 x 2 m x 0.3 mm/m = 1.2 mm となります。
つまり、両方のマーキング位置の距離は 1.2 mm ま
で許容されます。
垂直ラインの精度確認
垂直ラインの精度は、堅い床の上の、床面と壁面の
間の距離が約 5 m 以上あるスペースで確認してくだ
さい。
– メジャーリングツールを回転プラットフォームに
設置し、床面に置きます。
– メジャーリングツールの電源を入れ、整準させま
す。
– 天井に照射されている上部のクロスポイントの中
央をマーキングします(ポイント I)。さらに、床
面に照射された下方のレーザードットの中央を
マーキングします(ポイント II)。
– メジャーリングツールを 180° 回転させた向きで
設置し、下方のレーザードットの中央がすでに
マーキングしたポイント II に来るように配置しま
す。本機を整準させ、上部のレーザードットの中
央をマーキングします(ポイント III)。
– 天井にマーキングしたポイント I と III の差 d は、本
機の垂直ラインに対する実際の誤差となります。
最大許容誤差 d
max
は以下のように計算します:
d
max
= 2 x 床面と天井との距離 x 0.7 mm/m
例えば床面と天井との距離が 5 m の場合、
d
max
=2x5mx0.7mm/m = 7 mm となります。
マーキングが 7 mm 以内であれば正常です。
2,5 m
2,5 m
2 m
d
5 m
180°
d
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