User manual
1. 安全
1.6 安全上の重要な注意
全般
• このプロジェクターを稼働させる前に、すべての安全上および運用上の注意事項を読んでおく必要があります。
• 安全上および運用上の注意事項は、将来も参照できるように保持しておく必要があります。
• プロジェクターに記載されている警告や運用に関する注意事項は、必ず守ってください。
• すべての運用上の注意事項に従って操作してください。
けがを防ぐために
• 水銀蒸気に関する注意:プロジェクターの使用時には次の点に注意してください。プロジェクターのランプには水銀が使
用されています。ランプ破損時には、水銀蒸気が排出されます。水銀蒸気吸入の危険性を最小限にとどめるために、次
のようにしてください。
- プロジェクターは換気の良い部屋に設置すること。
- ランプ モジュールは寿命に到達する前に交換すること。
- ランプの破損時には速やかに部屋の換気を行い、部屋から退出すること (妊婦がいる場合は特に気をつけてください)。
- ランプの破損時に体調に異常をきたした場合 (頭痛、けん怠感、息切れ、胸を締め付けられるような咳、吐き気など)
は、速やかに医師の診察を受けること。
• 注意:取り扱いが不適切な場合、高圧ランプが破裂する可能性があります。修理点検は、当社認定のサービス担当員にお
問い合わせください。お客さまは、Barco 社に返品する場合をのぞき、ランプ筐体の解体や処分を決して行わないように
してください。
• 本プロジェクターを不安定なカート、スタンド、三脚台、ブラケットまたはテーブルの上に置かないでください。製造業
者によって推奨されている、あるいはプロジェクターと一緒に販売されているカート、スタンド、三脚台、ブラケット、
またはテーブルだけを一緒に使用してください。アプライアンスのマウント作業は、必ず製造業者による指示に従って実
施してください。また、製造業者が推奨するマウント部品を必ず使用してください。
• アプライアンスとカートの組み合わせは、注意して移動する必要があります。急に移動を停止したり、過剰な力を加えた
り、表面に凹凸があると、アプライアンスとカートの組み合わせが転倒する恐れがあります。
• 凹凸のある表面にプロジェクターを配置しないでください。水平で安定した表面にのみプロジェクターを配置してくださ
い。安定していない表面にプロジェクターを配置しないでください。装置が落下し、重大な破損の原因となるほか、ユー
ザーが負傷する可能性があります。
• 警告:高輝度の光ビームが放出されます。稼働中にレンズを覗き込まないでください。目を痛める恐れがあります。プロ
ジェクターがオンの場合に、子供にレンズを覗き込ませないでください。
• 排気口と下部プレートは熱くなりますので、触れないください。排気口に触れたり、その前に他の機器を置かないでくだ
さい。排気口と下部プレートは高温になる場合があり、負傷したり、他の機器を損傷させたりする恐れがあります。ま
た、机は熱による影響を受けやすいため、プロジェクターを机には設置しないでください。
• プロジェクターが稼働中に、排気口を覗き込まないでください。高熱や塵などが噴きだし、目を痛める恐れがあります。
• レンズとキャビネットの隙間に指を挿入しないでください。レンズが移動してしまい、プロジェクターが破損する恐れが
あります。
• 紫外線への曝露:一部の薬物は、紫外線に対する人体の感受性を高めることが知られています。ACGIH (米国産業衛生専門
家会議) では、労働者が 1 日 8 時間に浴びる紫外線量を、1 平方センチメートルあたりの有効紫外線量で 0.1 マイクロワッ
ト未満とするよう勧告しています。スタッフの累積放射レベルがこれらの政府のガイドラインを超えていないことを確認
するため、作業環境の評価を実施することをお勧めします。
• 警告:紫外線放射からの保護:光ビームを直接見ないようにしてください。本製品のランプからは強い光と熱が発せられま
す。ランプの光には紫外線が含まれています。ランプの稼働時は紫外線が放射されるため、眼または皮膚に悪影響を及ぼす
おそれがあります。必要以上に眼や皮膚をランプの光にさらさないでください。ユーザー自身および関係するスタッフの
保護のために、紫外線放射による危険性とその防護方法を周知してください。布目が詰まった上衣や手袋を着用すること
で、皮膚を保護できます。紫外線保護用に作成された防護メガネを着用することで、眼を紫外線から保護できます。ランプ
からは、紫外線のほかに強い可視光も発せられるため、防護メガネを選択する際にはその点も考慮する必要があります。
R5905598JA PHXX シリーズ 28/01/2014
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