Installation guide
第
9
章:
Core Audio
の構成(
MacOSX
のみ)
65
以下のような状態では、
Avid Core Audio Manager
に
アクセスすることはできません:
•Pro Tools
を実行している
•
別のアプリケーションが
Direct IO
を使用している
アプリケーションによる
Avid Core Audio Driver
への
アクセスを防止
アプリケーションを起動する際にアプリケーションが
Avid Core Audio Driver
にアクセスする前に、
Shift
キー
を押したままにすると、アプリケーションが
Avid Core
Audio Driver
にアクセスすることを防止できます。特定の
アプリケーション(
Apple Mail
や
iChat
など)では、最
初にサウンドを再生するまでは、
Avid Core Audio
Driver
にアクセスしないため、
Avid
ハードウェアを使用
して再生するのを防止するために、サウンド再生前に
Shift
キーを押したままにする操作が必要になります。
Core Audio Manager
の使用
Avid Core Audio Manager
では、
Core Audio
バッファ
サイズの設定値を変更したりできるほか、
Avid
ハード
ウェアの機種に応じたハードウェア設定ダイアログに直
接アクセスし、
Avid Core Audio Driver
のボリュームを
コントロールしたりミュートしたりできます。また、
Avid
Core Audio Manage
には、
Avid
ハードウェアの機種、
サポートされている
I/O
チャンネル数、および接続されて
いるクライアント(アプリケーション)数を認識する機能
が装備されています。
バッファーサイズ
(使用している
Avid
ハードウェアにより)以下のバッファ
サイズから選択できます。
•64
サンプル
•128
サンプル
•256
サンプル
•512
サンプル
•1024
サンプル
•2048
サンプル
Avid Core Audio Driver
のバッファーサイズを変更して
も、
Pro Tools
側のプレイバック・エンジン・ダイアログ
の
H/W
バッファーサイズの設定値には影響ありません。
Avid Core Audio
ハードウェア・バッファーサイズの設定:
1
Avid Core Audio Manager
のファイル
(
/Applications/Avid/
)をダブルクリックします。
2
バッファーサイズ・ポップアップメニューで、必要な
Core
Audio
バッファーサイズをサンプル数で選択します。一般
的には、バッファーを小さめのサイズに設定するのが望
ましいです。ただし、パフォーマンスに問題が発生する
(レコーディング
/
再生時にクリックやポップなどのノイ
ズが出る)場合は、
Core Audio
バッファーサイズ設定を大
きめにしてみてください。クライアント・アプリケーショ
ンが
Core Audio Driver
に接続されている唯一のクライ
アントの場合、そのアプリケーション側からバッファーサ
イズを変更することもできます。複数のクライアントがア
クティブになっていると、サンプルレートやバッファーサ
イズを変更することはできません。
HW
(ハードウェア)設定ボタン
Avid
ハードウェアの[
HW Setup
]ボタンをクリックす
ると、ハードウェア設定ダイアログが開きます。
[
HW
設定]
ボタンは、別のクライアント・アプリケーションによって
Avid Core Audio Driver
が使用されている場合は使用で
きません。
Core Audio
ハードウェアの設定:
1
Core Audio
クライアント・アプリケーションを終了し
ます。
2
Avid Core Audio Manager
のファイル
(
/Applications/Avid/
)をダブルクリックします。
3
[
HW
設定]ボタンをクリックし、ハードウェア設定ダ
イアログを開きます。
Avid Core Audio Driver
で正常に再生するには、
Avid Core Audio Manager
を最初に起動し、そ
のステータスが「接続中」かどうかを確認してく
ださい。