User Guide
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Chapter 3: UEFI BIOS 設定
Chapter 3
External DIGI+ Power Control
CPU Load-Line Calibration [Auto]
CPUへの供給電圧を調整します。高い値を設定することでオーバークロックの限界を引き
上げることができますが、CPUとVRMの発熱量は増加します。
設定オプション: [Auto] [Level 1] - [Level 8]
実際のパフォーマンスは取り付けられたCPUの仕様により異なります。
本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けた上で行ってください。
CPU Current Capability [Auto]
CPUに供給する電流の上限値を設定します。オーバークロック時は高い値を設定すること
で動作を安定させることができます。ただし、VRMの消費電力が上昇します。
設定オプション: [Auto] [100%] [110%] [120%] [130%] [140%]
CPU VRM Switching Frequency [Auto]
CPU用VRMのスイッチング周波数の制御方法を設定します。周波数を高くすることでVRM
の過渡応答を高めることができます。
設定オプション: [Auto] [Manual]
本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けた上で行ってください。
次の項目は「CPU VRM Switching Frequency」を [ Manual] にすると表示されます。
Fixed CPU VRM Switching Frequency (KHz) [300]
CPU用VRMのスイッチング周波数を設定します。
設定範囲は 300kHz ~ 600kHzで、50kHz刻みで調節します。
VRM Spread Spectrum [Auto]
動作周波数を変調させることで信号伝送時の電磁波を低減させ、通常動作時の動作を安
定させるスペクトラム拡散機能の有効/無効を設定します。
* オーバークロック時には、この項目を[Disabled]設定することで、システムの動作が安定
する場合があります。
設定オプション: [Auto] [Disabled] [Enabled]
CPU Power Duty Control [T.Probe]
CPU用VRMの制御方法を設定します。
[T. Probe] VRMの温度バランスを重視します。
[Extreme] VRMの出力電流バランスを重視します。
この設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けた上で行ってください。