User Guide
ASUS X99-E-10G WS
3-17
Chapter 3
CPU Strap
ベースクロック (基準動作周波数) を設定します。この項目はデフォルトで[Auto]に設定さ
れており、UEFI BIOS Utilityの設定をもとにシステムは自動的に最適な値に調整します。
設定オプション: [Auto] [100MHz] [125MHz] [167MHz] [250MHz]
次の項目は「CPU Strap」を [ Auto]以外に設定すると表示されます。
Source Clock Tuner
オーバークロック能力を上げるため、割り当てたCPU Strap(ベースクロック)に
基づき、クロックソース周波数を選択することができます。
設定オプション: [8Ohm dbl] [7Ohm dbl] [6Ohm dbl] [5Ohm dbl] [4Ohm dbl]
[3Ohm dbl] [2Ohm dbl] [Auto]
PLL Selection
使用するPLL(Phase Locked Loop)を選択します。100 MHz を超えるDMI 周波数のオーバ
ークロックを行う場合は [SB PL] を、ジッターの発生を抑えるには [LC PLL] を選択します。
設定オプション: [Auto] [LC PLL] [SB PLL]
Filter PLL
ベースクロック (基準動作周波数) の動作状態に応じて変更を行います。システムを高いベ
ースクロックで動作させる場合は[High BCLK Mode]、基準値に近いベースクロックで動作
させる場合は[Low BCLK Mode]に設定します。
設定オプション: [Auto] [Low BCLK Mode] [High BCLK Mode]
BCLK Frequency
ベースクロック (基準動作周波数) を設定します。設定範囲は40.0 MHz 〜 500.0 MHzです。
この項目は、取り付けたCPUの仕様に基づいて設定することをお勧めします。
Initial BCLK Frequency
オーバークロックを開始する際のイニシャルベースクロックを設定します。システムはオー
バークロックを実行する際にこのイニシャルベースクロックから開始し、通常のベースクロ
ックへ切り替わります。イニシャルベースクロックは、80.0MHz以下に設定することはでき
ません。
Ai Overclock Tuner が [XMP] に設定されている場合、取り付けたメモリーがサポートするXMP
モードが表示されます。
ASUS MultiCore Enhancement
オーバークロック設定を行った際やメモリーの動作周波数を変更した際などに、自動的にパフォ
ーマンスを最適化するASUS MultiCore Enhancement機能の有効/無効を設定します。
設定オプション: [Auto] [Disabled]
CPU Core Ratio
CPUの動作倍率の同期方法を設定します。
[Auto] 自動的にすべてのコアの動作倍率を調整します。
[Sync All Cores] 1コア時の動作倍率上限を、すべてのコアの動作倍率として設定します。
[By Core Usage] アクティブなコア数毎に動作倍率の上限を設定します。
[By Specic Core] 個別にCPU動作倍率を設定することができます。