User's Manual
Table Of Contents
- 1 製品の概要
- 2 セットアップ
- 3 一般設定と詳細設定の構成
- 4 ユーティリティ
- 5 トラブルシューティング
- 付録
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• プリアンブルタイプ: ワイヤレス 通 信の 同 期 をとるプリアンブ
ル 信 号 の 長 さ を 選 択 し ま す 。「 ショートプリアン ブル」で は 通
信速度が速くなる可能性がありますが、通信距離や互換性は
低 下 し ま す 。「 ロングプリアンブル」で は 通 信 距 離 と 高 い 互 換
性 を 得 ることが で きます。
• AMPDU RTS: この機能を有効にすると、複数のフレームを送
信する前にグループ化し通信速度を高速化します。802.11g
および802.11bデバイス間の通信では、すべてのAMPDUに
RTS(request to send:送信要求)が使用されます。
• RTSしきい値: RTS (送信要求) 信号を送信するパケットサイズ
を設定します。しきい値を小さく設定することで、複数のデバ
イスを接続している場合などの通信の安定性を向上させるこ
とが で きま す。
• DTIM間隔: DTIM (Delivery Trac Indication Message) とは、
省電力モードのワイヤレスデバイスに対してパケットの送信待
ちであることを伝えるメッセージのことです。DTIM間隔では、
ビーコンに対してDTIMを挿入する間隔を設定します。
• ビーコン間隔: ワイヤレス ネットワ ー クを 同 期 させるた め にアク
セスポイントから送 信 するパケット (ビーコン) の 間 隔を 設 定し
ます。ビーコン間隔を小さくすることでワイヤレスデバイスとの
接続効率は向上しますが、通信効率は低下します。
• Tx バースト: IEEE802.11g通信におけるバースト転送およびデ
ータ圧縮により通信速度を向上させるTxバースト機能の有効/
無 効 を設 定します。
• WMM APSDを有効にする: WMM (Wi-Fi Multimedia) APSD
(Automatic Power Save Delivery) 、ワイヤレスデバイス間にお
ける電源管理機能の有効/無効を設定します。
• A-MPDの最適化: AMPDUのMPDUの最大数を最適化し、エ
ラーが発生しやすいワイヤレスチャンネルにおける送信中の
パ ケ ット の 損 失 を 防 ぎ ま す。