User's Manual
Table Of Contents
- このマニュアルについて
- Chapter1: 製品の概要
- Chapter 2: 基本的な取り付け
- Chapter 3 UEFI BIOS設定
- 3.1 UEFIとは
- 3.2 UEFI BIOS Utility
- 3.3 My Favorites
- 3.4 Main
- 3.5 Extreme Tweaker
- 3.6 Advanced
- 3.6.1 CPU Configuration
- 3.6.2 Platform Misc Configuration
- 3.6.3 System Agent (SA) Configuration
- 3.6.4 PCH Configuration
- 3.6.5 PCH Storage Configuration
- 3.6.6 PCH-FW Configuration
- 3.6.7 ROG Effects
- 3.6.8 Onboard Devices Configuration
- 3.6.9 APM Configuration
- 3.6.10 Network Stack Configuration
- 3.6.11 HDD/SSD SMART Information
- 3.6.12 USB Configuration
- 3.6.1 CPU Configuration
- 3.7 Monitor
- 3.8 Boot
- 3.9 Tool
- 3.10 Exit
- 3.11 UEFI BIOSの更新
- Chapter 4: RAID
- Chapter 5 付録
ASUS MAXIMUS IX CODE
2-13
Chapter 2
2.2 UEFIBIOSを更新する
USBBIOSFlashback
USBBIOSFlashbackはこれまでのBIOS更新ツールとはまったく違う、とても便利なUEFIBIOSの
更新手段です。UEFIBIOSUtilityやOSを起動することなく、簡単にUEFIBIOSを更新することができ
ます。CPUやメモリーの取り付けは不要で、特定のUSBポートにBIOSイメージファイルを保存した
USBメモリーを接続し、USBBIOSFlashbackボタンを数秒間押すだけで、スタンバイ電源で自動
的にUEFIBIOSの更新を行なうことができます。
手 順:
1. ASUSオフィシャルサイトからBIOSイメージファイルをダウンロードし、ダウンロードした
ファイルを展開します。
2.
展開によって出現したBIOSファイルの名前を「M9C.CAP」に 変 更 し ま す 。
3. BIOSイメージファイルをUSBメモリーのルートディレクトリにコピーします。
4. コンピューターをシャットダウンし、BIOSイメージファイルを入れたUSBメモリーをUSB
BIOSFlashbackに対応するUSBポートに接続します。
5. USBBIOSFlashbackLEDが点滅を始めるまで、USBBIOSFlashbackボタンを押し続けます。
(約3秒)
USBBIOSFlashbackボタン
• UEFIBIOS更新中はUSBメモリーを取り外す、電源プラグを抜く、オンボードスイッチを押す、
ジャンパスイッチの位置を変更するなど一切の行為を行わないようご注意ください。BIOS更
新中に他の行為を行った場合、UEFIBIOSの更新が中断する可能性があります。
• USBBIOSFlashbackLEDが5秒ほど点滅したあとで点灯状態となる場合は、USBBIOS
Flashback機能が正常に動作していないことを示しています。
考えられる原因:
1.
USBストレージが正しく取り付けられていない。
2.
サポート外のファイルシステム、またはファイル名が正しくない。
このようなエラーが発生した場合は、電源装置のスイッチをオフにするなどしてシステム
の電源
を完全にオフにした後に再度実行してください。
• UEFIBIOSのアップデートにはリスクが伴います。UEFIBIOSのアップデートに失敗すると、UEFI
BIOSが破損、損傷しシステムを起動することができなくなる恐れがあります。UEFIBIOSの
アップデートに伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。
・ USBBIOSFlashbackを実行後システムが起動しなくなった場合は、一旦電源ケーブルを抜いて
システムを完全にシャットダウンした後、再度システム起動またはUSBBIOSFlashbackをお試
しください。
6. USBBIOSFlashbackが完了するとLEDは消灯します。LEDが完全に消灯したことを確認して
システムを起動し、UEFIBIOSUtilityを確認します。
USBBIOSFlashbackポート