User’s Manual
ProArt Z490-CREATOR 10G
3-5
Chapter 3
3.6 RAID
本製品は、Intel® Rapid Storage TechnologyによるRAID (Redundant Array of Inexpensive
Disks) レベル 0、1、5、10 をサポートしています。
RAID定義
RAID 0 (データストライピング):
S ATAストレ ージデバイスに対しパラレル方 式で デ ータを読 み / 書きします。それぞれ の S ATA スト
レージデバイスの役割はシングルドライブと同じですが、転送率はアレイに参加している台数倍
に上り、データへのアクセス速度を向上させます。セットアップには、最低2台のSATAストレージ
デ バ イ ス( 同 じ モ デ ル 、同 容 量 )が 必 要 で す 。
RAID 1 (データミラーリング):
1台目のドライブから、2台目のドライブに、同じデータイメージをコピーし保存します。ドライブ
が1台破損しても、ディスクアレイマネジメントソフトウェアが、アプリケーションを正常なドライ
ブに移動することによって、完全なコピーとして残ります。システム全体のデータプロテクション
とフォールト・トレランスを向上させます。セットアップには、最 低2台 の 新しいSATAストレージ
デバイス、または、既存のドライブと新しいドライブが必要です。既存のドライブを使う場合、新
しいドライブは既存のものと同じサイズかそれ以上である必要があります。
RAID 5 (パリティ付 きストライピング ) :
3台以 上のS ATA ストレージデバイス 間 のデータと パリティ情 報をストライピングします。利 点
は、SATAストレージデバイス のパフォーマンスの向上、フォールト・トレランス、記憶容量の増
加 で す。デ ー タ の やり取り、相 関 的 な デー タベース のア プ リケー ション、企 業 内 のリソース作 成 な
ど、ビジネスにおけるシステムの構築に最 適です。セットアップには最 低3台の同じSATAストレ
ージデバイスが必要です。
RAID 10 (ミラーリング + ストライピング):
データストライピングとデータミラーリングをパリティ(冗長データ)なしで結合したもの。RAID
0とRAID1構成のすべての利点が得られます。セットアップには、最低4台のSATAストレージデバ
イスが必要 で す。
RAIDの設定については、RAID設定マニュアルをご覧ください。
各言語のRAID設定マニュアルは弊社Webサイトからダウンロ
ードしてご覧 いただ けます。