User’s Manual
Table Of Contents
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Chapter 2: 基本的な取り付け
Chapter 2
2.5 システムの電源をオフにする
OSが起動している状態で、電源スイッチを押してから4秒以内に離すと、システムはOSの設定
に 従 い ス リ ー プ 、休 止 状 態 、シ ャ ッ ト ダ ウ ン に 移 行 し ま す 。電 源 ス イ ッ チ を 4 秒 以 上 押 す と 、シ ス
テムはOSの設 定に関わらず 強 制的にオフになります。この機能は、OSやシステムがハング アッ
プ(ロック)して、通常のシステム終了作業が行えない場合にのみご使用ください。強制終了は
各コンポーネントに負担をかけます。万一の場合を除き頻繁に強制終了をしないようご注意く
ださい。
2.4 システムを起 動する
1. すべてのコンポーネントやデバイスの取り付けが完了したら、PCケースのカバーを取り付
けま す。
2. すべてのスイッチがオフになっていることを確 認します。
3. 電源ケーブルをPCケース背面の電源ユニットのコネクターに接続します。
4. 電源ケーブルをコンセントに接続します。
5. 以下の順番でデバイスの電源をオンにします。
a . モニター/ディスプレイ
b. 外部デバイス類(デイジーチェーンの最後のデバイスから)
c. システム電源
6 . 電 源 ユ ニットに スイッチ が あ る 場 合 は スイッチをオン にし ま す。次 に P Cケ ースの 電 源 ボタ
ンを押してシステムの電源をオンにします。正常に電源がオンになるとシステム電源LED
が点灯します。また、ディスプレイがスタンバイ状態の場合、システムの電源をオンにする
とディスプレイは自動的にスタンバイ状態から復帰します。
次に、システムはPOST(PowerOnSelfTest)と呼ばれる起動時の自己診断テストを実行し
ます。このPOST時に問題が確認された場合はBIOSによりビープ音が発せられるか、ディス
プレイ画面上にエラーメッセージが表示されます。
システムの 電 源をオンにしてから30 秒以 上 経 過してもディスプレイ画 面になにも表 示され
ない場合は、電源オンテストに失 敗した可能性があります。ジャンパー設 定や取り付けた
デバイスの状態を確認し、問題が解決しない場合は各メーカーや販売店にご相談くださ
い 。次 の 表 は ビ ープ 音 が 示 す エ ラ ー の 内 容 で す 。
UEFIBIOSビープ 説明
短 い ビープ1回
(・)
グラフィックスカードの検出(正常起動)
クイックブート設定が無効(正常起動)
キーボード検 出エラー
長 い ビープ1回 + 短 い ビープ 2回
同じ パターン で 繰り 返し
( -・・)
メモリー検出エラー
長 い ビープ1回 + 短 い ビープ 3 回
( -・・・)
グラフィックスカード検出エラー
長 い ビープ1回 + 短 い ビープ4回
( -・・・・)
ハードウェアエラー
7. POST中にキーボードの<F2>または<Delete>を押すとUEFIBIOSUtilityを起動すること
ができます。UEFIBIOSUtilityについて、詳細はChapter3をご参照ください。