User’s Manual
Table Of Contents
ProArt B760-CREATOR D4
2-32-2
Chapter 2: BIOSとRAID
2.2 UEFI BIOS Utility
BIOS(Basic Input and Output System)とは、マザーボードに接続されたコンポーネント・デバ
イスを制御するシステムプログラムです。コンピューターの起動時に最初に起動するプログラム
で、記憶装置の構成、オーバークロック設定、電源の管理、起動デバイス設定などのシステムハー
ドウェアの設定をすることができます。
本製品にはBIOSに代わるUEFI (Unied Extensible Firmware Interface)が搭載されています。UEFI
BIOS Utility では各種パラメーターの調整や各種機能の有効/無効、BIOSイメージの更新などを
行なうことができます。
コンピューターの起動時にUEFI BIOS Utilityを起動する
システムは起動時にPOST (Power On Self Test) と呼ばれる起動時の自己診断テストを実行
します。このPOST中に<F2>または<Delete>を押すことでUEFI BIOS Utility を起動すること
が で きま す。
• マウスでUEFI BIOS Utilityの操作を行なう場合は、USBマウスをマザーボードに接続して
からシステムの電源をオンにしてください。
• 設定を変更した後システムが不安定になる場合は、デフォルト設定をロードしてくだ
さい。デフォルト設 定に戻すには、<F5>を押すか E xi tメニューの「Load Optimized
Defaults」を 実 行 し ま す。
• 設定を変更した後システムが起動しなくなった場合は、CMOSクリアを実行しUEFI BIOS
Utility設定をリセットしてください。
• UEFI BIOS UtilityはBluetooth デバイスには対応しておりません。
• UEFI BIOS Utility上で、キーボードは英語配列キーボードとして認識されます。
• UEFI BIOS Utility の各項目の名称、設定値、既定値は、ご利用のモデルやUEFI BIOSバー
ジョン、取り付けたハードウェアにより異なる場合があります。
メニュー 画 面
UEFI BIOS Utilityには、EZ Mode とAdvanced Mode の2つのモードがあります。モードの切り替
えは<F7>を押すか、画面右下の「Advanced Mode(F7)」/「 EZ Mode(F7)」ボタンを押すことで簡
単に切り替えることができます。
2.3 ASUS EZ Flash 3 Utility
ASUS EZ Flash 3 Utility は、OSベースのユーティリティを起動することなくUEFI BIOSを短時間で
更 新 することが で きま す。
安全性及び信頼性を確保するため、Load Optimized Defaults を実行しUEFI BIOSの設定を
初 期 設 定 値 に 戻してか ら更 新を 行 なってくださ い。
UEFI BIOSを更新する:
• 安全性及び信頼性を確保するため、FAT32/16ファイルシステムをもつシングルパーティ
ションのUSBメモリーなどをご使用ください。
• UEFI BIOSの更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでください。UEFI
BIOSが破損、損傷しシステムを起動することができなくなる恐れがあります。UEFI BIOS
の更新に伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。
1. BIOSイメージファイルを保存したUSBストレージデバイスをシステムのUSBポートに接続
します。
2. UEFI BIOS UtilityのAdvanced Mode を起動し、Tool メニューから「ASUS EZ Flash 3
Utility」を 起 動 し ま す。
3. DriveフィールドでBIOSイメージファイルが保存されているUSBメモリーを選択し<Enter>
を押しま す。
4. Folderフィールドで更新に使用するBIOSイメージファイルを選択し<Enter>を押します。
5. 読み込まれたBIOSメージファイルが正しいことを確認し、UEFI BIOSの更新を開始しま
す。
6. UEFI BIOSの更新が完了したら、「OK」ボ タ ン を 押 して シ ス テム を 再 起 動 し ま す。