User’s Manual
Table Of Contents
- 安全上のご注意
- Chapter 1 製品の概要
- Chapter 2 基本的な取り付け
- Chapter 3 UEFI BIOS設定
- 3.1 UEFIとは
- 3.2 UEFI BIOS Utility
- 3.3 My Favorites
- 3.4 Main
- 3.5 Ai Tweaker
- 3.6 Advanced
- 3.6.1 CPU Configuration
- 3.6.2 Platform Misc Configuration
- 3.6.3 System Agent (SA) Configuration
- 3.6.4 PCH Configuration
- 3.6.5 PCH Storage Configuration
- 3.6.6 CPU Storage Configuration
- 3.6.7 Onboard Devices Configuration
- 3.6.8 APM Configuration
- 3.6.9 USB Configuration
- 3.6.10 HDD/SSD SMART Information
- 3.6.11 NVMe Configuration
- 3.6.12 Thunderbolt(TM) Configuration
- 3.6.13 PCH-FW Configuration
- 3.6.14 Network Stack Configuration
- 3.7 Monitor
- 3.8 Boot
- 3.9 Tool
- 3.10 Exit
- 3.11 UEFI BIOSの更新
- Chapter 4 RAID
- Chapter 5 マルチGPUテクノロジー
- Chapter 6 付録
ASUS Pro WS X299 SAGE II
4-1
Chapter 4
4
Chapter 4 RAID
RAID
4.1 RAID設定
本製品は、Intel® Rapid Storage TechnologyによるRAID (Redundant Array of Inexpensive Disks)
レベル 0、1、5、10 をサポートしています。
RAIDアレイに組み込まれたSATAストレージデバイスにWindows
®
OSをインストールする場
合は、RAIDドライバーディスクを作成し、OSのインストール時にRAIDドライバーを読み込ま
せる必要がある場合があります。
4.1.1 RAID定義
RAID 0(データストライピング ):
S ATA ストレ ージデバイスに 対し パラレル方 式 で デ ータを 読 み/ 書きします。それぞ れ のS ATA スト
レージデバイスの役割はシングルドライブと同じですが、転送率はアレイに参加している台数倍
に上り、データへのアクセス速度を向上させます。セットアップには、最低2台のSATAストレージ
デ バ イ ス( 同 じ モ デ ル 、同 容 量 )が 必 要 で す 。
RAID 1(データミラーリング):
1台目のドライブから、2台目のドライブに、同じデータイメージをコピーし保存します。ドライ
ブが1台破損しても、ディスクアレイマネジメントソフトウェアが、アプリケーションを正常なドラ
イブに移動することによって、完全なコピーとして残ります。システム全体のデータプロテクショ
ンとフォールト・トレランスを向 上させます。セットアップには、最 低2台 の 新しいSATAストレー
ジデバイス、または、既存のドライブと新しいドライブが必要です。既存のドライブを使う場合、
新しいドライブは既存のものと同じサイズかそれ以上である必要があります。
RAID 5(パリティ付きストライピング) :
3台以 上の S ATA ストレージデバイス 間 のデータと パリティ情 報をストライピングします。利 点
は、SATAストレージデバイス のパフォーマンスの向上、フォールト・トレランス、記憶容量の増
加 で す。デ ー タの やり 取り、相 関 的 な デ ー タベースのア プ リケー ション、企 業 内 のリソース 作 成 な
ど、ビジネスにおけるシステムの構築に最適です。セットアップには最低3台の同じSATAストレ
ージデバイスが必要です。
RAID 10(ミラーリング + ストライピング):
データストライピングとデータミラーリングをパリティ(冗長データ)なしで結合したもの。RAID
0とRAID1構成のすべての利点が得られます。セットアップには、最低4台のSATAストレージデバ
イスが必要 で す。