User’s Manual
Table Of Contents
マザーボード ユーザーガイド
2-21
第2章
2.10 コンピューターをはじめて起動する
1. すべての取り付けが完了したらPCケースのカバーを取り付けます。
2. すべての機器の電源がオフになっていることを確認します。
3. 電源ユニットの電源ケーブルを接続します。
4. 電源ケーブルをサージ保護機能付きコンセントに接続します。
5. 次の順にデバイスの電源をオンにします。
a. モニター/ディスプレイ
b. 外部記憶装置(チェーンの最後のデバイスから)
c. システム電源
6. 電源ボタンを押してシステムの電源をオンにすると、システム電源LEDが点灯します。お使
いのディスプレイがグリーン基準に準拠している、またはスタンバイ状態の場合、システム
電源LEDの点灯後ディスプレイは自動的にスタンバイ状態から復帰します。
次に、システムはPOST(Power-On Self-Test)と呼ばれる起動時の自己診断テストを実行
します。POSTで問題が検出された場合、ディスプレイにエラーメッセージが表示されま
す。電源をオンにしてから30秒経過してもディスプレイに何も表示されない場合は、システ
ムがPOSTに失敗した可能性があります。ジャンパー設定や取り付けた機器の状態を確認
しても問題が解決しない場合は、各メーカー様または購入元にお問い合わせください。
7. POST中にキーボードの<F2>または<Delete>キーを押すとBIOS Setup Utilityが起動
します。BIOS Setup Utilityについて、詳しくは第3章をご覧ください。
2.11 コンピューターの電源を切る
OSが起動している状態で電源ボタンを押すと、システムはOSの設定に従いスリープ状態、休止
状態、シャットダウンに移行します。電源ボタンを4秒以上押し続けると、システムはOSの設定に
関わらず強制終了します。強制終了は、システムがハングアップしているなど操作できない状態
でシャットダウンが行えない場合にのみ使用します。強制終了はシステムや各電子部品に負担が
かかります。強制終了をむやみに繰り返すと、故障の原因となりますのでご注意ください。