User’s Manual
Table Of Contents
マザーボード ユーザーガイド
2-19
第2章
BIOS FlashBack™ ボタンBIOS FlashBack™ ポート
2.8 BIOS FlashBack™
本書に記載されているイラストはイメージです。Wi-FiモジュールはWi-Fiモデルにのみ搭載さ
れています。
BIOS FlashBack™は、UEFI BIOSの最も安全で、最も簡単な更新方法です。BIOS Setup Utilityや
OSを起動することなく簡単にUEFI BIOSを更新することができます。
BIOS FlashBack™ の使い方:
1. 当社ウェブサイト https://www.asus.com/ からマザーボードの最新のBIOSファイルをダ
ウンロードします。
2. ダウンロードしたファイルをすべて展開します。展開したフォルダー内にある
BIOSRenamer.exe を実行するとファイル名が自動で変更されます。手動で変更する場合
は、仕様概要ページで指定されたBIOS CAPファイル名に変更します。ファイル名を変更し
たBIOSイメージファイルを、USBストレージドライブのルートディレクトリにコピーします。
BIOSRenamer.exe はダウンロードしたBIOSの圧縮ファイルに同梱されています。
3. マザーボードの24ピン メイン電源コネクターに電源ケーブルを接続し通電状態(システ
ムはオフのまま)にします。次に、BIOSイメージファイルを入れたUSBストレージドライブ
をBIOS FlashBack™ に対応するUSBポートに挿入します。
4. BIOS FlashBack™ LEDが点滅するまでBIOS FlashBack™ボタンを約3秒ほど長押しします。
5. BIOS FlashBack™ が完了するとLEDが消灯します。LEDが完全に消灯したことを確認してか
らシステムを起動します。
このほかのUEFI BIOS更新方法については、第3章: UEFI BIOSとRAID をご参照ください。
• UEFI BIOSの更新中は、USBストレージドライブを取り外す、電源プラグを抜く、ボタン/ス
イッチを押す、ジャンパーを変更するなど、一切の行為を行わないでください。更新中に
他の行為を行った場合、更新が中断される可能性があります。
• LEDが5秒ほど点滅した後、点灯して停止する場合は、BIOS FlashBack™ 機能が正常に動
作していないことを示しています。USBストレージドライブが正しく接続されていない、フ
ァイルシステムが対応していない、ファイル名が正しくないなど、いくつかの原因が考えら
れます。再度BIOS FlashBack™ を実行するには、電源を完全にオフにしてからもう一度お
試しください。
• UEFI BIOSの更新にはリスクが伴います。更新に失敗すると、UEFI BIOSが破損、損傷しシ
ステムを起動することができなくなる恐れがあります。UEFI BIOSの更新に伴う不具合、動
作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。