User Guide
Table Of Contents
- 安全上のご注意
- Chapter 1 製品の概要
- Chapter 2 基本的な取り付け
- Chapter 3 UEFI BIOS設定
- Chapter 4 ソフトウェア
- Chapter 5 RAID
- 5.1 RAID設定
- 5.1.1 RAID定義
- 5.1.2 SATAストレージデバイスを取り付ける
- 5.1.3 UEFI BIOSでRAIDを設定する
- 5.1.4 Intel® Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROM
- 5.1.5 RAIDボリュームを作成する
- 5.1.6 RAIDボリュームを削除する
- 5.1.7 RAIDボリュームを解除する
- 5.1.8 Intel® Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROMを閉じる
- 5.1.9 RAIDボリュームの再構築
- 5.1.10 RAIDボリュームを起動デバイスとしてセットする
- 5.2 Intel® Rapid Storage Technology enterprise (Windows®)
- 5.1 RAID設定
- Chapter 6 マルチGPUテクノロジー
- Chapter 7 付録
1-12
Chapter 1: 製品の概要
Chapter 1
3. MemOK!ボタン
本製品と互換性のないメモリーを取り付けると、システムが起動せず、Q-LEDのDRAM_LED
が点灯します。起動時の自己診断テスト (POST) 中にMemOK! ボタンを押すとMemOK! 機
能が実行され、 一時的にメモリーの周波数、タイミング、電圧などを調整し起動の成功率を
上げることができます。
• DRAM_LEDの位置は、「1.2.8オンボードLED」をご参照ください。
• DRAM_LEDはメモリーが故障している場合や正しく取り付けられていない場合にも点灯
します。MemOK! 機能を利用する前にシステムの電源をオフにし、メモリーが正しく取り付
けられているか確認してください。
• MemOK! ボタンはWindows®OS 上およびS5ステート(電源オフ)では機能しません。
• 調整作業中は、システムはフェイルセーフメモリー設定をロードしテストを実行します。1つ
のフェイルセーフ設定のテストには約30秒かかります。テストに失敗した場合、システムは
再起動し次のフェイルセーフ設定のテストを実行します。DRAM_LEDの点滅が速くなった
場合は、異なるテストが実行されていることを示します。
• メモリー調整を行うため、各タイミング設定のテスト実行時にシステムは自動的に再起動
します。なお、調整作業が終了しても取り付けたメモリーで起動しない場合は、DRAM_LED
が点灯し続けます。
• 調整作業中にコンピューターの電源をオフにする、またはメモリー交換するなどした場合、
システム再起動後にメモリー調整作業を続行します。調整作業を終了するには、コンピュ
ーターの電源をオフにし、電源コードを5秒から10秒取り外してください。
• メモリーのオーバークロックによりシステムが正常に起動しなくなった場合は、POST中に
MemOK! ボタンを押してメモリーを調整し、UEFI BIOS Utilityでデフォルト設定をロードし
てください。
• MemOK! 機能をご利用の際は、事前にUEFI BIOSを最新バージョンに更新することをお勧め
します。最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.com)か
らダウンロードすることができます。
• MemOK!で調整された値を継続的に使用するには、MemOK!実行後UEFI BIOS Utilityを起
動し表示される値を手動で入力して設定を保存してください。