User Guide
5-8
Chapter 5: RAID 設定
Chapter 5
再構築に使用するドライブのサイズは、交換するドライブと同じ容量である必要があります。
5.2.5 RAIDボリュームの再構築
RAIDボリュームの再構築は、冗長性のあるRAIDレベルからのみ変更することが可能です。
RAID未設定ドライブを使用したRAIDボリュームの再構築 (Windows®)
RAID構成時にSATAストレージデバイスが故障した場合は、故障したSATAストレージデバ
イスを交換してRAIDボリュームの再構成(リビルド)をすることができます。ここでは、
Intel® Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROMがRAIDボリュームに組み込ま
れたSATAストレージデバイスのDegraded(縮退)を検出し、RAIDボリュームが設定されて
いないSATAストレージデバイスが接続されている場合の再構築方法を説明します。
手順
1. POST時に「Press <CTRL-I> to enter Conguration Utility.」と表示さている間に<Ctrl + I>
を押します。
2. RAIDボリュームに組み込まれたSATAストレージデバイスのDegraded(縮退)と新たに利
用可能ばSATAストレージデバイスが検出されると次のような画面が表示されます。カーソ
ルキーでRAIDボリュームの再構築に使用したいSATAストレージデバイスにカーソルを合
わせ<Enter>を押します。再構築を実行しない場合は<Esc>を押します。
Select the port of destination disk for rebuilding (ESC to exit):
Port Drive Model Serial # Size
X XXXXXXXXXXX XXXXXXXX XXX.GB
“Degraded” volume and disk available for rebuilding detected. Selecting
a disk initiates a rebuild. Rebuild completes in the operating system.
[ ]-Previous/Next [ENTER]-Select [ESC]-Exit
[ DEGRADED VOLUME DETECTED ]