User’s Manual
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ASUS All-in-one PC ET1612I Series
システムをリカバリーする
リカバリーパーティションを使用する
リカバリーパーティションには、工場出荷時にシステムにインストールされたOSイメージ及び
各ドライバー、各ユーティリティ等が保存されています。リカバリーパーティションは優れたリ
カバリーソリューションで、ハードディスクドライブが正常に動作していれば、システムのソフ
トウェアを本来の動作状態に復元します。リカバリーパーティションを使用する前には必ずデ
ータファイル(Outlook PST ファイルなど)をUSBフラッシュメモリーやネットワークドライブな
どにコピーし、また各ユーザー設定(ネットワーク設定等)もバックアップしてください。
OSを工場出荷時の状態にリカバリーする(F9 リカバリー)
1. USBキーボードとUSBマウスを必ずUSB2.0のポートに取り付けてから電源ボタンを押します。
本機のリカバリー作業に必要なデバイスは必ずUSB2.0のポートに取り付けます。USB3.0のポ
ートに取り付けられたデバイスは本機のリカバリー作業中に一切動作いたしません。
2. 起動ロゴが表示されたら、キーボードの<F9> を押します。
3. Windows Boot Managerが表示された場合は、「Windows setup [EMS Enabled]」の
項目が選択されていることを確認し、キーボードの<Enter>キーを押します。
4. リカバリー画面の言語を「日本語」に選択し、「Next」をクリックします。
5. 「デフォルトパーティションにOSを復旧する」を選択し、「進む」をクリックします。
6. リカバリーを実行するシステムパーティションが自動で選択されます。「進む」をクリック
します。
7. リカバリーの最終確認画面が表示されます。リカバリーを開始する場合は「復旧」をクリック
します。
リカバリーが実行されるシステムパーティション内(Cドライブ)のデータはすべて削除されま
す。重要なデータは事前にバックアップを実施してください。また、このリカバリーではパーテ
ィションテーブルは工場出荷時の状態に復旧されません。
7. リカバリー作業が完了したら、「再起動」をクリックし、システムを再起動します。
リカバリーパーティションのバックアップを作成する
1. 前のセクション1~4の手順を行います。
2. 「出荷状態をUSBドライブにバックアップする」を選択し、「進む」をクリックします。
3. USBキーボードを取り外します。空きができたUSB2.0ポートにUSBストレージデバイス
を接続し、バックアップ作業を実行します。
接続するUSBストレージデバイスは、容量が最低20GB以上あるものをご使用ください。バック
アップデータのサイズはお使いのPCのモデルにより異なる場合があります。