User's Manual
2-14
Chapter 2: UEFI BIOS 設定
2.5.5 DRAM Timing Control
メモリーのアクセスタイミングに関する各処理時間を設定することができます。数値の調節は
<+> <-> で行います。デフォルト設定に戻すには、キーボードで [auto] と入力し、<Enter> を押
します。
この項目の設定を変更するとシステムが不安定になる場合があります。不安定になった場合
は、デフォルト設定に戻してください。
2.5.6 APU Voltage [Oset Mode]
[Oset Mode] プロセッサー固有の基準値に対して電圧を調整します。
CPU Oset Mode Sign [+]
[+] CPU Oset Voltageで指定した値の電圧を上げます。
[–] CPU Oset Voltageで指定した値の電圧を下げます。
CPU Offset Voltage [Auto]
プロセッサー電圧のオフセット調整値を設定します。
CPU Oset Mode Signが[+]の場合:
設定範囲0.00500V~0.50000Vで、0.00500V刻み
CPU Oset Mode Signが[-]の場合:
設定範囲0.00500V~0.30000Vで、0.00500V刻み
2.5.2 Memory Frequency [Auto]
メモリーの動作周波数を設定します。設定オプションはベースクロックの設定に依存して変動し
ます。
設定オプション: [Auto] [DDR3-800MHz] [DDR3-1066MHz] [DDR3-1333MHz] [DDR3-1600MHz]
メモリー周波数の設定値が高すぎると、システムが不安定になる場合があります。不安定になっ
た場合は、設定をデフォルト設定値に戻してください。
2.5.3 APU Multiplier [Auto]
プロセッサーの動作倍率を調整することができます。調節は <+> <-> で行います。
設定可能範囲はプロセッサーにより異なります。
2.5.4 NB Frequency [Auto]
ノースブリッジの動作周波数を調節します。調節は <+> <-> で行います。またテンキーで直接入
力することも可能です。
電圧の設定を行う前にプロセッサーの説明書をご確認ください。設定値が高すぎるとAPUの損
傷、低すぎるとシステム不安定の原因となることがあります。
2.5.7 DRAM Voltage [Auto]
メモリーの駆動電圧を設定します。
設定範囲は 1.185V〜1.800Vで、0.005V刻みで調節します。