Motherboard A88XM-A
J8512 初版 第1刷 2013年9月 Copyright © 2013 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. バックアップの目的で利用する場合を除き、本書に記載されているハードウェア・ソフトウェアを含む、すべての 内容は、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ 安全上のご注意.................................................................................................iv このマニュアルについて.......................................................................................v パッケージの内容...............................................................................................vi A88XM-A 仕様一覧...........................................................................................vi Chapter1: 製品の概要 1.1 始める前に..........................................................
安全上のご注意 電気の取り扱い ・ 本製品、周辺機器、ケーブルなどの取り付けや取り外しを行う際は、必ずコンピューターと周 辺機器の電源ケーブルをコンセントから抜いて行ってください。お客様の取り付け方法に問 題があった場合の故障や破損に関して弊社は一切の責任を負いません。 ・ 電源延長コードや特殊なアダプターを用いる場合は専門家に相談してください。これらは、 回路のショート等の原因になる場合があります。 ・ ご使用の電源装置に電圧選択スイッチが付いている場合は、システムの損傷を防ぐために 電源装置の電圧選択スイッチがご利用の地域の電圧と合致しているかをご確認ください。ご 利用になる地域の電圧が不明な場合は、各地域の電力会社にお問い合わせください。 ・ 電源装置が故障した場合はご自分で修理・分解をせず、各メーカーや販売店にご相談ください。 ・ 光デジタルS/PDIFは、光デジタルコンポーネントで、クラス1レーザー製品に分類されてい ます。 (本機能の搭載・非搭載は製品仕様によって異なります) 不可視レーザー光です。ビームを直接見たり触れたりしないでください。 操作上の注意 ・ 作
このマニュアルについて このマニュアルには、マザーボードの取り付けや構築の際に必要な情報が記してあります。 マニュアルの概要 本書は以下のChapter から構成されています。 • Chapter 1:製品の概要 マザーボードの機能や各部位についての説明、及びコンポーネントの取り付けに必要なハ ードウェアのセットアップ手順。 • Chapter 2:UEFI BIOS設定 UEFI BIOS Utilityでのシステム設定の変更方法とパラメータの詳細。 • Chapter 3:付録 製品の規格や海外の法令について。 詳細情報 ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.com/) 1. 多言語に対応した弊社ウェブページで、製品のアップデート情報やサポート情報をご確認 いただけます。 追加ドキュメント 2.
パッケージの内容 製品パッケージに以下のものが揃っていることを確認してください。 マザーボード ASUS A88XM-A マザーボード ケーブル SATA 6Gb/sケーブル×2 アクセサリー I/Oシールド ×1 ディスク サポートDVD ドキュメント ユーザーマニュアル 万一、付属品が足りない場合や破損していた場合は、すぐにご購入元にお申し出ください。 A88XM-A 仕様一覧 対応プロセッサー Socket FM2+ : AMD A-Series / Athlon™ プロセッサー 最大4コアまでサポート AMD Turbo Core Technology 3.0 サポート • AMD Turbo Core Technology 3.0のサポートはプロセッサーによって異なります。 • 最新プロセッサー対応状況は、オフィシャルサイト (www.asus.
A88XM-A 仕様一覧 ストレージ機能 AMD A88X FCH: - SATA 6Gb/s コネクター×6(RAID 0/1/5/10、JBODサポート) LAN機能 Realtek® 8111G ギガビット・イーサネット・コントローラー オーディオ機能 Realtek® ALC887-VD (8チャンネルHDオーディオコーデック) • 8チャンネルオーディオ出力の構成には、フロントパネルにHDオーディオモジュールが搭載さ れたケースをご使用ください。 USB機能 AMD A88X FCH: - USB 3.0ポート×4*(2ポート拡張コネクター×1基、バックパネル×2ポート) - USB 2.0ポート×6(2ポート拡張コネクター×2基、バックパネル×2ポート) 搭載機能 ASUS 5X Protection • USB 3.
A88XM-A 仕様一覧 バックパネル インターフェース PS/2キーボードポート×1 (パープル) PS/2マウスポート×1 (グリーン) HDMI 出力ポート×1 DVI-D出力ポート×1 VGA 出力ポート×1 LAN ポート×1 (RJ-45タイプ) USB 2.0ポート×2 USB 3.0ポート×2 オーディオ I/O ポート×3 (8チャンネル対応) 基板上 インターフェース USB 3.0コネクター×1:追加USB 3.0ポート2基に対応(19ピン) USB 2.0コネクター×2:追加USB 2.
1 製品の概要 1.
1.2 マザーボードの概要 システム構築の際は、ご使用されるケースの仕様をご確認の上、本製品がご使用されるケースに 対応していることをご確認ください。 マザーボードの取り付けや取り外しを行う前に、必ず電源コードをコンセントから抜き、すべて の接続コードを外した状態で行ってください。電源コードを接続したまま作業を行うと、ケガや マザーボード、コンポーネントの故障の原因となる恐れがあります。 1.2.1 設置方向 マザーボードのバックパネルをケースの背面部分に合わせ、マザーボードを正しい向きで取り付 けます。 1.2.
1.2.3 マザーボードのレイアウト 1 2 3 4 2 5 20.8cm(8.2in) KBMS CPU_FAN DIGI +VRM ATX12V 23.6cm(9.
1.2.4 レイアウトの内容 コネクター/ジャンパ/スロット/スイッチ/LED ページ 1. キーボード/USBデバイスウェイクアップジャンパ (3ピン KB_USBPWB) 1-13 2. プロセッサーファン、ケースファンコネクター (4ピン CPU_FAN、4ピン CHA_FAN) 1-16 3. ATX電源コネクター (24ピン EATXPWR、4ピン ATX12V) 1-17 4. プロセッサーソケット:Socket FM2+ 1-4 5. DDR3メモリースロット 1-8 6. Clear CMOSジャンパ(3ピン CLRTC) 1-12 7. スタンバイ電源LED (SB_PWR) 1-1 8. SATA 6Gb/sコネクター (7ピン SATA6G_1-6) 1-18 9. ビープスピーカーコネクター(4ピン SPEAKER) 1-19 10. システムパネルコネクター (10-1ピン F_PANEL) 1-19 11. USB 2.0コネクター(10-1ピン USB34、USB56) 1-21 12.
1.3.
1.3.
プロセッサークーラーの取り外し手順 1 3 2 4 5 ASUS A88XM-A 1-7
1.4 システムメモリー 1.4.1 概要 本製品には、DDR3 メモリーに対応したメモリースロットが4基搭載されています。 DDR3メモリーはDDR2メモリーと同様の大きさですが、DDR2メモリースロットに誤って取り付け ることを防ぐため、ノッチの位置は異なります。DDR3メモリーは電力消費を抑えて性能を向上さ せます。 DIMM_B1 DIMM_B2 DIMM_A1 DIMM_A2 次の図は、スロットの場所を示しています。 チャンネル スロット Channel A DIMM_A1、DIMM_A2 Channel B DIMM_B1、DIMM_B2 A88XM-A A88XM-A DIMM Slots A88XM-A240ピン 240-pinDDR3 DDR3 DIMM sockets 1.4.
1.4.3 • デフォルト設定のメモリー動作周波数はメモリーのSPDにより異なります。デフォルト設定 では、特定のメモリーはオーバークロックしてもメーカーが公表する値より低い値で動作 する場合があります。メーカーが公表する値、またはそれ以上の周波数で動作させる場合 はUEFI BIOS Utilityで手動設定を行ってください。 • すべてのスロットにメモリーモジュールを取り付ける場合やオーバークロックを行う場合 は、安定した動作のために適切な冷却システムをご使用ください。 • 最新のQVL(推奨ベンダーリスト)は、オフィシャルサイト (www.asus.
メモリーを取り外す B A A 1.5 拡張スロット 拡張カードを取り付ける前に、本項に記載してある内容をよくお読みください。 拡張カードの追加や取り外しを行う際は、電源コードを抜いてください。電源コードを接続し たまま作業をすると、負傷やマザーボードコンポーネントの損傷の原因となります。 1.5.1 拡張カードを取り付ける 手順 1. 拡張カードを取り付ける前に、拡張カードに付属するマニュアルをよく読み、拡張カードの 使用に必要なハードウェアの設定を行ってください。 2. マザーボードをケースに取り付けている場合は、ケースのサイドパネルを開けます。 3. 拡張カードを取り付けるスロットのブラケットカバーを取り外します。ネジは後で使用する ので、大切に保管してください。 4. 拡張カードの端子部分をスロットに合わせ、拡張カードがスロットに完全に固定されるま でしっかり挿し込みます。 5. 拡張カードのブラケット部をネジで固定します。 6. サイドパネルを取り付け、ケースを閉じます。 1.5.
1.5.3 PCI スロット IEEE1394カード、USBカード等のPCI 規格準拠のカードをサポートしています。 1.5.4 PCI Express 2.0 x1 スロット ネットワークカード、SCSI カード等のPCI Express 2.0 規格準拠のx1スロット対応拡張カードをサポ ートしています。 1.5.5 PCI Express 3.0 x16 スロット ビデオカード等のPCI Express 3.
1.6 ジャンパ 1. Clear CMOS ジャンパ (3ピン CLRTC) このジャンパは、CMOSのリアルタイムクロック (RTC)RAMを消去するものです。CMOS RTC RAMのデータを消去することにより、日、時、およびシステム設定パラメータをクリアできま す。システムパスワードなどのシステム情報を含むCMOS RAMデータの維持は、マザーボ ード上のボタン型電池により行われています。 A88XM-A 1 2 CLRTC Normal (Default) 2 3 Clear RTC A88XM-A Clear RTC RAM CMOS RTC RAMのをクリアする手順 1. コンピューターの電源をOFFにし電源コードをコンセントから抜きます。 2. ジャンパキャップをピン 1-2( 初期設定)からピン 2-3 に移動させます。5~10秒間そ のままにして、再びピン1-2にキャップを戻します。 3. 電源コードを差し込み、コンピューターの電源をONにします。 4.
2. キーボード/USBデバイスウェイクアップジャンパ (3ピン KB_USBPWB) PS/2ポートおよびバックパネルUSBポートの給電方法を設定します。接続されたPS/2デバ イスおよびUSBデバイスを使用して、S1ステートからのウェイクアップを有効にするには、ジ ャンパをピン1-2(+5V)に設定します。S3/S4ステートからのウェイクアップを有効にするに は、ジャンパをピン2-3(+5VSB)に設定します。本機能を使用するにはUEFI BIOS Utilityの設 定が必要です。詳細は「2.6.6 APM」をご覧ください。 A88XM-A 1 2 2 3 KB_USBPWB +5VSB (Default) +5V A88XM-A Keyboard and USB device wake up 3.
1.7 コネクター 1.7.1 パックパネルコネクター 2 1 11 3 9 10 8 7 4 5 6 1. PS/2 マウスポート(グリーン):PS/2マウスを接続します。 2. VGA出力ポート:VGAモニター等のVGA対応デバイスを接続します。 3. LAN(RJ-45)ポート:LANケーブル(RJ-45規格)を接続します。LANポートLEDの表示内容は 次の表をご参照ください。 LANポートLED アクティブリンク LED アクティブリンクLED スピードLED 状態 説明 状態 説明 OFF リンクなし OFF 10 Mbps オレンジ リンク確立 オレンジ 100 Mbps 点滅 データ送受信中 グリーン 1 Gbps スピード LED LANポート 4. ライン入力ポート (ライトブルー) :アナログオーディオソースを接続することで音声の入力/ 録音をすることができます。 5. ライン出力ポート(ライム):ヘッドホンやスピーカーなどのアナログ出力デバイスを接続し ます。4.1 / 5 .
7.1チャンネルオーディオ出力の構成には、フロントパネルにHDオーディオモジュールが搭載さ れたケースをご使用ください。 7. USB 2.0ポート1/2:USB 2.0デバイスを接続することができます。 8. USB 3.0ポート1/2:USB 3.0デバイスを接続することができます。 • USB 3.0 ポートではブートデバイスを使用することはできません。 • USB接続のキーボードやマウスを使用してオペレーティングシステムをインストールを行 う場合は、USB 2.0 ポートにデバイスを接続することを推奨いたします。 • AMD FCHが制御するUSB 3.0 ポートは、AMDチップセットドライバーをインストールする ことでUSB 3.0 に対応することができます。 9.
1.7.2 1.
2. ATX電源コネクター (24ピン EATXPWR、4ピン ATX12V) ATX電源プラグ用のコネクターです。電源プラグは正しい向きでのみ、取り付けられるよう に設計されています。正しい向きでしっかりと挿し込んでください。 GND GND +12V DC +12V DC ATX12V A88XM-A EATXPWR +3 Volts +12 Volts +12 Volts +5V Standby Power OK PIN 1 GND +5 Volts GND +5 Volts GND +3 Volts +3 Volts PIN 1 GND +5 Volts +5 Volts +5 Volts -5 Volts GND GND GND PSON# GND -12 Volts +3 Volts A88XM-A ATX power connectors • システムの快適なご利用のために容量 300W以上のATX 12V バージョン2.
3.
4.
6. デジタルオーディオコネクター (4-1ピン SPDIF_OUT) A88XM-A SPDIFOUT GND +5V S/PDIFポート追加用のコネクターです。S/PDIF出力モジュールを接続します。S/PDIF出力モ ジュールのケーブルをこのコネクターに接続し、PCケースの後方にあるスロットにモジュー ルを設置します。 SPDIF_OUT A88XM-A Digital audio connector S/PDIF出力モジュール、S/PDIF出力モジュールケーブルは別途お買い求めください。 7.
8. USB 2.0コネクター (10-1ピン USB34、USB56) USB 2.0ポート用のコネクターです。USB 2.0モジュールのケーブルをこれらのコネクター に接続します。このコネクターは最大 480 Mbps の接続速度を持つUSB 2.0規格に準拠し ています。 PIN 1 USB+5V USB_P3USB_P3+ GND NC USB34 PIN 1 USB+5V USB_P4USB_P4+ GND A88XM-A USB+5V USB_P6USB_P6+ GND USB+5V USB_P5USB_P5+ GND NC USB56 A88XM-A USB2.0 connectors IEEE 1394用ケーブルをUSBコネクターに接続しないでください。マザーボードが損傷する原因 となります。 USB 2.0モジュールは別途お買い求めください。 9. USB 3.0コネクター (20-1ピン USB3_34) USB 3.0ポート用コネクターです。USB 3.0の転送速度は理論値でUSB 2.
10.
1.8 ソフトウェア 1.8.1 OSをインストールする 本製品はWindows® XP Service Pack 3 / Windows® 7 / Windows® 8 オペレーティングシステム をサポートしています。ハードウェアの機能を最大限に活用するために、OSは定期的にアップデ ートしてください。 1.8.2 • 本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。 • 操作方法や設定方法はご使用のオペレーティングシステムにより異なる場合があります。 詳しい操作方法などは、ご利用のオペレーティングシステムマニュアルをご覧ください。 サポートDVD情報 マザーボードに付属のサポートDVDには、マザーボードを利用するために必要なドライバー、ア プリケーション、ユーティリティが収録されています。 サポートDVDの内容は、予告なしに変更する場合があります。最新のデータは、ASUSオフィシャ ルサイトをご覧ください。 (http://www.asus.co.
1-24 Chapter 1: 製品の概要
2 UEFI BIOS設定 2.1 UEFI BIOS更新 ASUSオフィシャルサイトでは最新のUEFI BIOSを公開しています。UEFI BIOSの更新により、システ ムの安定性、互換性、パフォーマンスの向上が期待できます。ただし、UEFI BIOSの更新には常にリ スクが伴います。使用上、現在の状態で特に問題がない場合はUEFI BIOSの更新を行わないでく ださい。不適切な更新はシステムが起動しない、または不安定になるといった問題の原因となり ます。UEFI BIOSの更新が必要な場合は、本書に記載の指示に従い、慎重に行ってください。 最新のBIOSファイルはASUSオフィシャルサイトからダウンロードすることができます。 (http://www.asus.co.jp) 2.1.
2.1.2 ASUS EZ Flash 2 ASUS EZ Flash 2 Utility は、OSベースのユーティリティを使うことなく、UEFI BIOSを短時間で更新 することができます。 このユーティリティをご利用になる前に、最新のBIOSファイルをASUSのオフィシャルサイトから ダウンロードしてください。 (http://www.asus.co.jp) EZ Flash 2 を使用してUEFI BIOSを更新する 1. 2. 最新のBIOSファイルを保存したUSBフラッシュメモリーをシステムにセットします。 UEFI BIOS Utility のAdvanced Mode を起動し、Tool メニューの「ASUS EZ Flash 2 Utility」 を選択します。 3. 5.
2.1.3 ASUS CrashFree BIOS 3 ASUS CrashFree BIOS 3 は UEFI BIOSの自動復旧ツールで、UEFI BIOSの更新時に障害を起こした 場合や破損したBIOSファイルを復旧します。破損したBIOSファイルはサポートDVD、またはBIOS ファイルを保存したUSBフラッシュメモリーで更新することができます。 • 本機能を使用する前に、 リムーバブルデバイスに保存されたBIOSファイルのファイル名を 「A88XMA.CAP」に変更してください。 • サポートDVDに収録のBIOSファイルは最新のものではない場合もあります。最新バージョ ンのUEFI BIOSはASUSオフィシャルサイトで公開しております。USBフラッシュメモリーに ダウンロードしてご使用ください。 (http://www.asus.co.jp) UEFI BIOSを復旧する 手順 1. システムの電源をONにします。 2. BIOSファイルを保存したUSBフラッシュメモリー/サポートDVDをシステムにセットします。 3.
DOS環境でシステムを起動する 1. 最新のBIOSファイルとBIOS Updater を保存したUSBフラッシュメモリーをUSBポートに 接続します。 2. コンピューターを起動し、POST中に を押します。続いてBoot Device Select Menu が 表示されたらサポートDVDを光学ドライブに挿入し、カーソルキーで光学ドライブを選択 し<Enter>を押します。 3. Make Disk メニューが表示されたら、項目の番号を押し「FreeDOS command prompt」の 項目を選択します。 4. FreeDOSプロンプトで「d:」 と入力し、 を押してドライブをDrive C(光学ドライブ) からDrive D(USBフラッシュメモリー)に切り替えます。SATA記憶装置を接続している場合 ドライブパスは異なります。 UEFI BIOSを更新する 手順 1. FreeDOSプロンプトで、 「bupdater /pc /g」 と入力し、を押します。 2.
3. でフィールドを切り替え、BIOSファイルの保存されたUSBフラッシュメモリードライ ブを選択しを押します。次に、カーソルキーで更新に使用するBIOSファイルを選択 してを押します。BIOS Updater は選択したBIOSファイルをチェックし、次のような 確認画面が表示されます。 4. 更新を実行するには「Yes」を選択しを押します。UEFI BIOSの更新が完了したら を押してBIOS Updater を閉じます。続いてコンピューターを再起動します。 UEFI BIOS更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでください。UEFI BIOSが 破損、損傷しシステムを起動することができなくなる恐れがあります。UEFI BIOSアップデー トに伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。 • BIOS Updater バージョン1.
2.
EZ Mode デフォルト設定では、UEFI BIOS Utilityを起動すると、EZ Mode 画面が表示されます。EZ Mode で は、基本的なシステム情報の一覧が表示され、表示言語やシステムパフォーマンスモード、ブート デバイスの優先順位などが設定できます。Advanced Mode を開くには、 「Exit/Advanced Mode」 をボタンをクリックし、 「Advanced Mode」を選択するかを押します。 UEFI BIOS Utility起動時に表示する画面は変更することができます。詳細はセクション「2.
Advanced Mode Advanced Mode は上級者向けのモードで、各種詳細設定が可能です。下の図はAdvanced Mode の表示内容の一例です。各設定項目の詳細は、本マニュアル以降の記載をご参照ください。 Advanced ModeからEZ Mode へ切り替えるには、 「Exit」をボタンをクリックし、 「ASUS EZ Mode」を選択します。 バックボタン メニュー メニューバー 構成フィールド ヘルプ ナビゲーションキー Last Modified Quick note スクロールバー ポップアップウインドウ メニューバー 画面上部のメニューバーには次の項目があり、主な設定内容は以下のとおりです。 Main 登録したお気に入り項目 基本システム設定 Ai Tweaker オーバークロック関連 My Favorites Advanced 拡張システム設定 Monitor システム温度/電力状態の表示、およびファンの設定 Boot システム起動関連 Tool 独自機能 終了メニュー、及びデフォルト設定のロード Exit 2-8 Chapter
メニュー メニューバーの各項目を選択することにより、各項目に応じた設定メニューが表示されます。例え ば、メニューバーで「Main」を選択すると、 「Main」の設定メニューが画面に表示されます。 メニューバーのAi Tweaker、Adbanced、Monitor、Boot、Tool、Exitにも、それぞれ設定メニューが あります。 バックボタン サブメニューの項目が開かれている場合にこのボタンが表示されます。マウスでこのボタンをクリ ックするかを押すと、メインメニュー、または前の画面に戻ることができます。 サブメニュー サブメニューが含まれる項目の前には、 「>」マークが表示されます。サブメニューを表示するに は、マウスで項目を選択するか、カーソルキーで項目を選択し、を押します。 ポップアップウィンドウ マウスで項目を選択するか、カーソルキーで項目を選択し、を押すと、設定可能なオプシ ョンと共にポップアップウィンドウが表示されます。 スクロールバー 設定項目が画面に収まりきらない場合は、スクロールバーがメニュー画面の右側に表示されま す。マウスや カー
2.3 お気に入り 頻繁に使用する項目をお気に入りとして登録することで、画面の切り替えなどの面倒な操作をせ ずに一画面で各種設定を変更することができます。 お気に入り項目を追加する 手順 1. キーボードでお気に入りに追加したい項目を選択します。マウスを使用する場合は、お気 に入りに追加したい項目の上にカーソルを移動します。 2.
2.4 メインメニュー UEFI BIOS UtilityのAdvanced Mode を起動すると、まずメインメニュー画面が表示されます。 メインメニューでは基本的なシステム情報が表示され、システムの日付、時間、言語、セキュリティ の設定が可能です。 2.4.1 System Language [English] UEFI BIOS Utility の表示言語を選択することができます。 設定オプション: [English] [Русский] [한국어] 2.4.2 [Español] System Date [Day xx/xx/xxxx] システムの日付を設定します。 2.4.3 System Time [xx:xx:xx] システムの時間を設定します。 2.4.4 Security システムセキュリティ設定の変更が可能です。 • • ASUS A88XM-A パスワードを忘れた場合、CMOSクリアを実行しパスワードを削除します。Clear CMOS ジャンパの位置はセクション「1.
Administrator Password 管理者パスワードを設定した場合は、システムにアクセスする際に管理者パスワードの入力を要 求するように設定することをお勧めします。 管理者パスワードの設定手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Create New Password」ボックスにパスワードを入力し、を押します。 3. パスワードの確認のため、 「Confirm New Password」ボックスに先ほど入力したパスワー ドと同じパスワードを入力し、を押します。 管理者パスワードの変更手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Enter Current Password」ボックスに現在のパスワードを入力し、を押します。 3. 「Create New Password」ボックスに新しいパスワードを入力し、を押します。 4.
2.
Target CPU Speed : xxxxMHz 設定保存後のTurbo Core時最大プロセッサー動作周波数の目安が表示されます。 Target DRAM Speed : xxxxMHz 設定保存後の最大メモリー動作周波数の目安が表示されます。 2.5.1 Ai Overclock Tuner [Auto] プロセッサーのオーバークロックオプションを選択して、プロセッサーの内部周波数を設定する ことができます。 オプションは以下のとおりです。 [Auto] [Manual] 標準動作周波数で動作します。 ベースクロックなどを手動で設定します。 APU Frequency [100] この項目は「Ai Overclock Tuner」の項目を [Manual] に設定すると表示されます。ベースクロック を調節し、システムパフォーマンスを強化します。数値の調節は <+> <-> で行います。または数字 キーで直接入力します。設定範囲は 90.0MHz 〜 300.0MHz です。 2.5.
2.5.6 DRAM Timing Control メモリーのアクセスタイミングに関する各処理時間を設定することができます。数値の調節は <+> <-> で行います。デフォルト設定に戻すには、キーボードで [auto] と入力し、 を押 します。 この項目の設定を変更するとシステムが不安定になる場合があります。不安定になった場合 は、デフォルト設定に戻してください。 2.5.7 APU Voltage [Offset Mode] [Offset Mode] プロセッサー固有の基準値に対して電圧を調整します。 CPU Offset Mode Sign [+] [+] [–] CPU Offset Voltageで指定した値の電圧を上げます。 CPU Offset Voltageで指定した値の電圧を下げます。 CPU Voltage [Auto] プロセッサー電圧のオフセット調整値を設定します。 設定範囲は 0.00625V〜0.36875Vで、0.
2.5.
CPU Power Duty Control [T.Probe] プロセッサー用電圧調整モジュール (VRM) の制御方法を設定します。 [T. Probe] 動作中の全VRM回路の温度バランスを維持します。 [Extreme] 温度バランスを無視し、出力の安定性を重視します。 本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けた上で行ってください。 2.6 アドバンスドメニュー プロセッサー、チップセット、オンボードデバイスなどの詳細設定の変更ができます。 アドバンスドメニューの設定変更は、システムの誤動作の原因となることがあります。設定の 変更は十分にご注意ください。 2.6.
C6 Mode [Enabled] プロセッサーの1次キャッシュと2次キャッシュの内容をフラッシュし、プロセッサーコア電圧を最 大限まで下げディープスリープ状態に移行するC6ステートの設定をします。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] IOMMU [Disabled] 外部インターフェース仮想化技術AMD-Viの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Bank Interleaving [Enabled] メモリーのバンク (ランク) に対するインターリーブの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Channel Interleaving [Enabled] メモリーのチャンネルに対するインターリーブの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Core Leveling Mode [Automatic mode] 動作させるシステム上の演算ユニット数を設定します。 設定オプション: [Automatic mode] [One core per
S.M.A.R.T. Status Check [Enabled] SSDやHDDなどの自己診断機能S.M.A.R.T. (Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology) の有効/無効を設定します。記憶装置で読み込み/書き込みエラーが発生する と、POST実行中に警告メッセージが表示されます。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] 2.6.
Integrated Graphics [Auto] 統合グラフィックスコントローラーの動作を設定します。 設定オプション: [Auto] [Force] UMA Frame Buffer Size [Auto] この設定は前の項目を [Force] に設定すると表示され、メインメモリーと共有するビデオメモリ ーサイズを設定します。 設定オプション: [Auto] [32M] [64M] [128M] [256M] [512M] [1G] [2G] 2.6.
2.6.
2.7 モニターメニュー プロセッサー温度/電源の状態が表示されます。また、ファンの各種設定変更が可能です。 画面をスクロールすることですべての項目を表示することができます。 2.7.1 CPU Temperature / MB Temperature [xxxºC/xxxºF] オンボードハードウェアモニターはプロセッサーとマザーボードの温度を自動検出しその値を表 示します。なお、[Ignore] にすると、表示されなくなります。 2.7.2 CPU / Chassis Fan Speed [xxxx RPM] / [Ignore] / [N/A] オンボードハードウェアモニターは各ファンのスピードを自動検出し、RPMの単位で表示します。 マザーボードにファンが接続されていない場合は、[N/A] と表示されます。なお、[Ignore] にする と、表示されなくなります。 2.7.
Q-Fan Profile [Standard] プロセッサーファンの最低回転数を設定します。プロセッサーファンの回転数がこの値を 下回ると警告が発せられます。 設定オプション: [Ignore] [200 RPM] [300 RPM] [400 RPM] [500 RPM] [600 RPM] CPU Fan Profile [Standard] プロセッサーファンをコントロールするためのプロファイルを設定します。 [Standard] 温度により自動調整します。 [Silent] 常時低速回転で動作します。 [Turbo] 常時最高速回転で動作します。 [Manual] 温度とデューティサイクルを手動で設定します。 次の項目は「Q-Fan Profile」を [Manual] にすると表示されます。 Q-Fan Upper Temperature [70] プロセッサー温度の上限温度を設定します。プロセッサー温度がこの上限値 に達すると、プロセッサーファンはデューティーサイクルの最大値で動作しま す。CPU温度が上限値を超えた場合、プロセッサーファンは最大回転数で動作 します。 設定範囲
2.7.
2.8 ブートメニュー システムブートに関する設定をします。 画面をスクロールすることですべての項目を表示することができます。 2.8.
USB Support [Partial Initialization] [Disabled] すべてのUSBデバイスはOSが実行されるまで無効状態になります。 最も早くPOSTを完了することが可能です。 [Full Initialization] すべてのUSBデバイスはPOST時に利用可能です。POST完了までの 時間は遅くなります。 [Partial Initialization] POST時間を短縮するためにキーボードとマウスを接続したUSBポ ートのみをPOSTで検出します。 PS/2 Keyboard and Mouse Support [Auto] Fast Bootを有効に設定した場合のPOST時のPS/2キーボードとマウスの動作を設定します。 [Auto] 起動時に接続されているPS/2デバイスをNVRAMに記憶し、起動時間を早くし ます。 [Full Initialization] PS/2デバイスはシステム起動時からに利用可能となり、システムを完全にコン トロールすることができます。この設定はPOSTに時間がかかります。 [Disabled] オペレーティング
2.8.3 Bootup NumLock State [On] [On] システム起動時、キーボードのNumLock 機能をONにします。 [OFF] システム起動時、キーボードのNumLock 機能はOFFの状態です。 2.8.4 Wait for ‘F1’ If Error [Enabled] [Disabled] [Enabled] 2.8.5 この機能を無効にします。 POSTエラー発生時に を押すまでシステムを待機させます。 Option ROM Messages [Force BIOS] [Force BIOS] サードパーティのROMメッセージをブートシーケンス時に強制的に表示させ ます。 [Keep Current] アドオンデバイスの設定に従い、サードパーティROMメッセージを表示させます。 2.8.
Boot from PCIe/PCI Expansion Devices [Legacy OpROM first] 起動に使用するPCI Express/PCI 拡張デバイスの優先タイプを選択します。 設定オプション: [Legacy OpROM first] [UEFI driver first] 2.8.
KEK Management KEK (キー交換キーデータベース、またはキー登録キーデータベース) は、署名データベー ス (db) と失効した署名データベース (dbx) の更新に使用されます。 キー交換キーデータベース (KEK) はMicrosoft® キー登録キーデータベース (KEK) を示します。 Delete the KEK キー交換キーデータベース (KEK) を削除します。 設定オプション: [Yes] [No] Load KEK from File キー交換キーデータベース (KEK) をUSBストレージデバイスから読み込みます。 Append KEK from File 追加されたdb/dbxの管理用にKEKをUSBストレージデバイスから追加します。 読み込むファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている 必要があります。 DB Management 署名データベース (db) は、署名者、または個別のコンピューター上で読み込みが許可され る UEFI アプリケーション、オペレーティング システム ローダー、UEFI ドライバーのイメー ジ ハッシュ
2.8.10 Boot Option Priorities 使用可能なデバイスから、ブートデバイスの起動優先順位を指定します。画面に表示されるデバ イスの数は、ブート可能なデバイスの数に依存します。 2.8.
2.9 ツールメニュー 2.9.1 ASUS EZ Flash 2 Utility ASUS独自機能の設定をします。マウスで項目を選択するか、キーボードのカーソルキーで項目を 選択し、を押してサブメニューを表示させることができます。 ASUS EZ Flash 2 Utility を起動します。を押すと、確認メッセージが表示されます。 カーソルキーを使って [Yes] または [No] を選択し を押して選択を決定します。 詳細はセクション「2.1.2 ASUS EZ Flash 2 」をご覧ください。 2.9.2 ASUS SPD Information DIMM Slot # [DIMM_A1] 取り付けられたメモリーモジュールのSerial Presence Detect (SPD) 情報を表示します。 設定オプション: [DIMM_A1] [DIMM_B1] [DIMM_A2] [DIMM_B2] 2.9.3 ASUS O.C.
2.
付録 ご注意 Federal Communications Commission Statement 3 This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: • This device may not cause harmful interference. • This device must accept any interference received including interference that may cause undesired operation. This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules.
Canadian Department of Communications Statement This digital apparatus does not exceed the Class B limits for radio noise emissions from digital apparatus set out in the Radio Interference Regulations of the Canadian Department of Communications. This class B digital apparatus complies with Canadian ICES-003.
ASUSコンタクトインフォメーション ASUSTeK COMPUTER INC. 住所: 電話(代表) : ファックス(代表) : 電子メール(代表) : Webサイト: テクニカルサポート 電話: オンラインサポート: 15 Li-Te Road, Beitou, Taipei, Taiwan 11259 +886-2-2894-3447 +886-2-2890-7798 info@asus.com.tw www.asus.com.tw +86-21-3842-9911 support.asus.com ASUS COMPUTER INTERNATIONAL(アメリカ) 住所: 電話: ファックス: Webサイト: テクニカルサポート 電話: サポートファックス: オンラインサポート: 800 Corporate Way, Fremont, CA 94539, USA +1-510-739-3777 +1-510-608-4555 http://usa.asus.com +1-812-282-2787 +1-812-284-0883 support.asus.
3-4 Chapter 3: 付録 (510)739-3777/(510)608-4555 800 Corporate Way, Fremont, CA 94539. Asus Computer International Date : Signature : Representative Person’s Name : Jul. 17, 2013 Steve Chang / President This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: (1) This device may not cause harmful interference, and (2) this device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation.