Motherboard A58M-A/USB3
J9034 初版 第1刷 2014年3月 Copyright © 2014 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. バックアップの目的で利用する場合を除き、本書に記載されているハードウェア・ソフトウェアを含む、すべての 内容は、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ 安全上のご注意.................................................................................................................iv このマニュアルについて......................................................................................................v パッケージの内容..............................................................................................................vi A58M-A/USB3 仕様一覧...................................................................................................vi Chapter1: 製品の概要 1.1 始める前に..
安全上のご注意 電気の取り扱い ・ 本製品、周辺機器、ケーブルなどの取り付けや取り外しを行う際は、必ずコンピューターと周 辺機器の電源ケーブルをコンセントから抜いて行ってください。お客様の取り付け方法に問 題があった場合の故障や破損に関して弊社は一切の責任を負いません。 ・ 電源延長コードや特殊なアダプターを用いる場合は専門家に相談してください。これらは、 回路のショート等の原因になる場合があります。 ・ ご使用の電源装置に電圧選択スイッチが付いている場合は、システムの損傷を防ぐために 電源装置の電圧選択スイッチがご利用の地域の電圧と合致しているかをご確認ください。ご 利用になる地域の電圧が不明な場合は、各地域の電力会社にお問い合わせください。 ・ 電源装置が故障した場合はご自分で修理・分解をせず、各メーカーや販売店にご相談ください。 ・ 光デジタルS/PDIFは、光デジタルコンポーネントで、クラス1レーザー製品に分類されてい ます。 (本機能の搭載・非搭載は製品仕様によって異なります) 不可視レーザー光です。ビームを直接見たり触れたりしないでください。 操作上の注意 ・ 作業を行う前に
このマニュアルについて このマニュアルには、マザーボードの取り付けや構築の際に必要な情報が記してあります。 マニュアルの概要 本書は以下のChapter から構成されています。 • Chapter 1: 製品の概要 マザーボードの機能や各部位についての説明、及びコンポーネントの取り付けに必要なハ ードウェアのセットアップ手順。 • Chapter 2: UEFI BIOS設定 UEFI BIOSの管理や設定について。 • Chapter 3: 付録 製品の規格や海外の法令について。 詳細情報 1. ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.com/) 多言語に対応した弊社ウェブページで、製品のアップデート情報やサポート情報をご確認 いただけます。 2.
パッケージの内容 製品パッケージに以下のものが揃っていることを確認してください。 マザーボード A58M-A/USB3 ケーブル SATA 3Gb/sケーブル×2 アクセサリー I/Oシールド ×1 ディスク サポートDVD ドキュメント ユーザーマニュアル 万一、付属品が足りない場合や破損していた場合は、すぐにご購入元にお申し出ください。 A58M-A/USB3 仕様一覧 対応プロセッサー Socket FM2+ : AMD A-Series / Athlon™ プロセッサー 最大4コアまでサポート AMD Turbo Core Technology 3.0 サポート • AMD Turbo Core Technology 3.0のサポートはプロセッサーによって異なります。 • 最新プロセッサー対応状況は、オフィシャルサイト (www.asus.com) のプロセッサーサポー トリストをご覧ください。 搭載チップセット AMD A58 FCH 対応メモリー DIMMスロット×2: 最大32GB DDR3 2400(O.C.
A58M-A/USB3 仕様一覧 拡張スロット PCI Express 3.0 x16 スロット* ×1 PCI Express 2.0 x1 スロット ×1 PCIスロット ×1 • PCI Express 3.0 (Gen3) の動作はプロセッサーに依存しています。対応プロセッサーを取り付 け、対応スロットにPCI Express 3.0規格準拠の拡張カードを取り付けることで、PCI Express 3.0 の性能を発揮することができます。 ストレージ機能 AMD A58 FCH: LAN機能 Realtek® 8111GR ギガビット・イーサネット・コントローラー オーディオ機能 Realtek® ALC887-VD (7.1チャンネルHDオーディオコーデック) - SATA 3Gb/s コネクター×6(RAID 0/1/10、JBODサポート) • 7.1チャンネルオーディオ出力の構成には、フロントパネルにHDオーディオモジュールが搭載さ れたケースをご使用ください。 USB機能 ASMedia® ASM1042 コントローラー : - USB 3.
A58M-A/USB3 仕様一覧 バックパネル インターフェース PS/2キーボードポート×1 [パープル] PS/2マウスポート×1 [グリーン] HDMI 出力ポート×1 DVI-D出力ポート×1 VGA 出力ポート×1 LAN ポート×1 (RJ-45タイプ) USB 2.0ポート×2 USB 3.0ポート×2 オーディオ I/O ポート×3 (7.1チャンネル対応) 基板上 インターフェース USB 2.0コネクター×2: 追加USB 2.
製品の概要 1.
1.2 マザーボードの概要 システム構築の際は、ご使用されるケースの仕様をご確認の上、本製品がご使用されるケースに 対応していることをご確認ください。 マザーボードの取り付けや取り外しを行う前に、必ず電源コードをコンセントから抜き、すべて の接続コードを外した状態で行ってください。電源コードを接続したまま作業を行うと、ケガや マザーボード、コンポーネントの故障の原因となる恐れがあります。 1.2.1 設置方向 マザーボードのバックパネルをケースの背面部分に合わせ、マザーボードを正しい向きで取り付 けます。誤った取り付けを行うと、製品の破損、故障の原因となりますのでご注意ください。 1.2.
1.2.3 マザーボードのレイアウト 1 2 18.3cm(7.2in) KBMS 3 CPU_FAN DIGI +VRM 5 CHA_FAN KB_USBWB LAN_USB12 ASM 1042 AUDIO 22.6cm(8.
1.3 プロセッサー 本製品には、AMD A-Series / Athlon™プロセッサーに対応するSocket FM2+ が搭載されています。 A58M-A/USB3 A58M-A/USB3 CPU socket FM2+ Socket FM2+に対応するプロセッサーをご使用ください。プロセッサーは取り付ける向きが決 まっています。破損の原因となりますので、無理にはめ込もうとしないでください。 1.3.
3 1.3.
3 4 5 プロセッサークーラーの取り外し手順 1 4 1-6 3 2 5 Chapter 1: 製品の概要
1.4 システムメモリー 1.4.1 概要 本製品には、DDR3 メモリーに対応したDIMMスロットが2基搭載されています。 DIMM_A1 DIMM_B1 DDR3メモリーはDDR2メモリーと同様の大きさですが、DDR2メモリースロットに誤って取り付け ることを防ぐため、ノッチの位置は異なります。DDR3メモリーは電力消費を抑えて性能を向上さ せます。 チャンネル A58M-A/USB3 スロット Channel A DIMM_A1 Channel B DIMM_B1 A58M-A/USB3 240-pin DDR3 DIMM sockets 1.4.
1.4.3 • デフォルト設定のメモリー動作周波数はメモリーのSPDにより異なります。デフォルト設定 では、特定のメモリーはオーバークロックしてもメーカーが公表する値より低い値で動作 する場合があります。メーカーが公表する値、またはそれ以上の周波数で動作させる場合 はUEFI BIOS Utilityで手動設定を行ってください。 • すべてのスロットにメモリーモジュールを取り付ける場合やオーバークロックを行う場合 は、安定した動作のために適切な冷却システムをご使用ください。 • 最新のQVL(推奨ベンダーリスト)は、オフィシャルサイト (www.asus.
メモリーを取り外す B A 1.5 拡張スロット 拡張カードを取り付ける前に、本項に記載してある内容をよくお読みください。 拡張カードの追加や取り外しを行う際は、電源コードを抜いてください。電源コードを接続し たまま作業をすると、負傷やマザーボードコンポーネントの損傷の原因となります。 1.5.1 拡張カードを取り付ける 手順 1. 拡張カードを取り付ける前に、拡張カードに付属するマニュアルをよく読み、拡張カードの 使用に必要なハードウェアの設定を行ってください。 2. マザーボードをケースに取り付けている場合は、ケースのカバーを開けます。 3. 拡張カードを取り付けるスロットのブラケットカバーを取り外します。ネジは後で使用する ので、大切に保管してください。 4. 拡張カードの端子部分をスロットに合わせ、拡張カードがスロットに完全に固定されるま でしっかり挿し込みます。 5. 拡張カードのブラケット部をネジで固定します。 6.
1.5.2 拡張カードを設定する 拡張カードを取り付けた後、ソフトウェアの設定を行い拡張カードを使用できるようにします。 1. システムを起動し、必要に応じてUEFI BIOSの設定を行います。 2. システム情報ツールなどを使用し、新しく追加された拡張カードにIRQ(割り込み要求)が割 り当てられていることを確認します。 3. 拡張カード用のデバイスドライバーはソフトウェアをインストールします。 PCI カードを共有スロットに挿入する際は、ドライバーがIRQの共有をサポートすること、また は、カードが IRQ 割り当てを必要としないことを確認してください。IRQを要求する2つのPCI グループが対立し、システムが不安定になりカードが動作しなくなることがあります。 1.5.3 PCI スロット IEEE1394カード、USBカード等のPCI 規格準拠のカードをサポートしています。 1.5.4 PCI Express 2.0 x1 スロット ネットワークカード、SCSI カード等のPCI Express 2.0 規格準拠のx1スロット対応拡張カードをサポ ートしています。 1.5.
1.6 ジャンパ 1. Clear CMOS ジャンパ (3ピン CLRTC) このジャンパは、CMOSのリアルタイムクロック (RTC)RAMを消去するものです。CMOS RTC RAMのデータを消去することにより、日、時、およびシステム設定パラメータをクリアできま す。システムパスワードなどのシステム情報を含むCMOS RAMデータの維持は、マザーボ ード上のボタン型電池により行われています。 A58M-A/USB3 1 2 CLRTC Normal (Default) 2 3 Clear RTC A58M-A/USB3 Clear RTC RAM CMOS RTC RAMを消去する手順 1. コンピューターの電源をOFFにし電源コードをコンセントから抜きます。 2. ジャンパキャップをピン 1-2( 初期設定)からピン 2-3 に移動させます。5~10秒間そ のままにして、再びピン1-2にキャップを戻します。 3. 電源コードを差し込み、コンピューターの電源をONにします。 4.
2. USBデバイスウェイクアップジャンパ (3ピン USBPWF) オンボードUSBコネクターに接続されたUSBポートの給電方法を設定します。接続された USBデバイスを使用して、S1ステートからのウェイクアップを有効にするには、ジャンパをピ ン1-2(+5V)に設定します。S3/S4ステートからのウェイクアップを有効にするには、ジャンパ をピン2-3(+5VSB)に設定します。 A58M-A/USB3 1 USBPWF 2 +5V (Default) 2 3 +5VSB A58M-A/USB3 USB device wake-up 3.
1.7 コネクター 1.7.1 パックパネルコネクター 1 3 2 4 10 11 9 5 6 8 7 1. PS/2 マウスポート(グリーン): PS/2マウスを接続します。 2. HDMI出力ポート: HDMIデバイスを接続します。著作権保護技術の1つである HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)にも対応していますので、HD DVD、Blu-ray、その他の著作権保護コンテンツの再生も可能です。 3. VGA出力ポート: VGAモニター等のVGA対応デバイスを接続します。 4.
オーディオ構成表 ヘッドセット 2.1チャンネル ポート ライトブルー (リアパネル) 4.1チャンネル 5.1チャンネル 7.1チャンネル ライン入力 リアスピーカー出力 リアスピーカー出力 リアスピーカー出力 ライム(リアパネル) ライン出力 フロントスピーカー出力 フロントスピーカー出力 フロントスピーカー出力 ピンク (リアパネル) マイク入力 マイク入力 バス/センター バス/センター - - - サイドスピーカー出力 フロントパネル 7.1チャンネルオーディオ出力の構成には、フロントパネルにHDオーディオモジュールが搭載さ れたケースをご使用ください。 8. USB 2.0ポート1/2: USB 2.0デバイスを接続することができます。 9. USB 3.0ポート1/2: USB 3.0デバイスを接続することができます。 · USB 3.0 ポートではブートデバイスを使用することはできません。 · USB接続のキーボードやマウスを使用してオペレーティングシステムをインストールを行 う場合は、USB 2.
2. プロセッサーファン、ケースファンコネクター (4ピン CPU_FAN、4ピン CHA_FAN) CPU_FAN CHA_FAN CPU FAN PWM CPU FAN IN CPU FAN PWR GND CHA FAN PWM CHA FAN IN CHA FAN PWR GND プロセッサークーラーなどの冷却ファンの電源ケーブルを接続します。接続する際は、電源 ケーブルグランドライン(GND)がコネクターのグランドピン(GND)に接続されていることを ご確認ください。 A58M-A/USB3 A58M-A/USB3 Fan connectors PCケース内に十分な空気の流れがないと、マザーボードコンポーネントが破損する恐れがあります。 組み立ての際にはシステムの冷却ファン(吸/排気ファン)を必ず搭載してください。また、吸/排気フ ァン の電源をマザーボードから取得することで、エアフローをマザーボード側で効果的にコントロー ルすることができます。また、これはジャンパピンではありません。ファンコネクターにジャンパキャ ップを取り付けないでください。 3.
4. ATX電源コネクター (24ピン EATXPWR、4ピン ATX12V) ATX電源プラグ用のコネクターです。電源プラグは正しい向きでのみ、取り付けられるよう に設計されています。正しい向きでしっかりと挿し込んでください。 GND GND +12V DC +12V DC ATX12V A58M-A/USB3 EATXPWR +3 Volts +12 Volts +12 Volts +5V Standby Power OK PIN 1 GND +5 Volts GND +5 Volts GND +3 Volts +3 Volts PIN 1 GND +5 Volts +5 Volts +5 Volts -5 Volts GND GND GND PSON# GND -12 Volts +3 Volts A58M-A/USB3 ATX power connectors 1-16 • システムの快適なご利用のために容量 300W以上のATX 12V バージョン2.
5.
7.
9. USB 2.0コネクター (10-1ピン USB34、USB56) USB 2.0ポート用のコネクターです。USB 2.0モジュールのケーブルをこれらのコネクター に接続します。このコネクターは最大 480 Mbps の接続速度を持つUSB 2.0規格に準拠し ています。 PIN 1 USB+5V USB_P4USB_P4+ GND PIN 1 USB+5V USB_P6USB_P6+ GND A58M-A/USB3 USB+5V USB_P3USB_P3+ GND NC USB34 USB+5V USB_P5USB_P5+ GND NC USB56 A58M-A/USB3 USB2.0 connectors IEEE 1394用ケーブルをUSBコネクターに接続しないでください。マザーボードが損傷する原因 となります。 USB 2.0モジュールは別途お買い求めください。 10.
1.8 ソフトウェア 1.8.1 OSをインストールする 本製品はWindows® XP Service Pack 3 / Windows® Vista / Windows® 7 / Windows® 8 / Windows® 8.1 オペレーティングシステムをサポートしています。ハードウェアの機能を最大限に 活用するために、OSは定期的にアップデートしてください。 1.8.
2 UEFI BIOS設定 2.1 UEFI BIOS更新 ASUSオフィシャルサイトでは最新のUEFI BIOSを公開しています。UEFI BIOSの更新により、システ ムの安定性、互換性、パフォーマンスの向上が期待できます。ただし、UEFI BIOSの更新には常にリ スクが伴います。使用上、現在の状態で特に問題がない場合はUEFI BIOSの更新を行わないでく ださい。不適切な更新はシステムが起動しない、または不安定になるといった問題の原因となり ます。UEFI BIOSの更新が必要な場合は、本書に記載の指示に従い、慎重に行ってください。 最新のBIOSファイルはASUSオフィシャルサイトからダウンロードすることができます。 (http://www.asus.co.jp) 2.1.
2.1.2 ASUS EZ Flash 2 ASUS EZ Flash 2 Utility は、OSベースのユーティリティを使うことなく、UEFI BIOSを短時間で更新 することができます。 このユーティリティをご利用になる前に、最新のBIOSファイルをASUSのオフィシャルサイトから ダウンロードしてください。 (http://www.asus.co.jp) EZ Flash 2 を使用してUEFI BIOSを更新する 1. 2. 最新のBIOSファイルを保存したUSBフラッシュメモリーをシステムにセットします。 UEFI BIOS Utility のAdvanced Mode を起動し、Tool メニューの「ASUS EZ Flash 2 Utility」 を選択します。 3. 5.
2.1.3 ASUS CrashFree BIOS 3 ASUS CrashFree BIOS 3 は UEFI BIOSの自動復旧ツールで、UEFI BIOSの更新時に障害を起こした 場合や破損したBIOSファイルを復旧します。破損したBIOSファイルはサポートDVD、またはBIOS ファイルを保存したUSBフラッシュメモリーで更新することができます。 • 本機能を使用する前に、 リムーバブルデバイスに保存されたBIOSファイルのファイル名を 「A58MAU3.CAP」に変更してください。 • サポートDVDに収録のBIOSファイルは最新のものではない場合もあります。最新バージョ ンのUEFI BIOSはASUSオフィシャルサイトで公開しております。USBフラッシュメモリーに ダウンロードしてご使用ください。 (http://www.asus.co.jp) UEFI BIOSを復旧する 手順 1. システムの電源をONにします。 2. BIOSファイルを保存したUSBフラッシュメモリー/サポートDVDをシステムにセットします。 3.
DOS環境でシステムを起動する 1. 最新のBIOSファイルとBIOS Updater を保存したUSBフラッシュメモリーをUSBポートに 接続します。 2. コンピューターを起動し、POST中に を押します。続いてBoot Device Select Menu が 表示されたらサポートDVDを光学ドライブに挿入し、カーソルキーで光学ドライブを選択 し<Enter>を押します。 3. Make Disk メニューが表示されたら、項目の番号を押し「FreeDOS command prompt」の 項目を選択します。 4. FreeDOSプロンプトで「d:」 と入力し、 を押してドライブをDrive C(光学ドライブ) からDrive D(USBフラッシュメモリー)に切り替えます。SATA記憶装置を接続している場合 ドライブパスは異なります。 UEFI BIOSを更新する 手順 1. FreeDOSプロンプトで、 「bupdater /pc /g」 と入力し、を押します。 2.
3. でフィールドを切り替え、BIOSファイルの保存されたUSBフラッシュメモリードライ ブを選択しを押します。次に、カーソルキーで更新に使用するBIOSファイルを選択 してを押します。BIOS Updater は選択したBIOSファイルをチェックし、次のような 確認画面が表示されます。 4. 更新を実行するには「Yes」を選択しを押します。UEFI BIOSの更新が完了したら を押してBIOS Updater を閉じます。続いてコンピューターを再起動します。 UEFI BIOS更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでください。UEFI BIOSが 破損、損傷しシステムを起動することができなくなる恐れがあります。UEFI BIOSアップデー トに伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。 • BIOS Updater バージョン1.
2.
EZ Mode デフォルト設定では、UEFI BIOS Utilityを起動すると、EZ Mode 画面が表示されます。EZ Mode で は、基本的なシステム情報の一覧が表示され、表示言語やシステムパフォーマンスモード、ブート デバイスの優先順位などが設定できます。Advanced Mode へ切り替えるには、 「Exit/Advanced Mode」をボタンをクリックし、 「Advanced Mode」を選択するかを押します。 UEFI BIOS Utility起動時に表示する画面は変更することができます。詳細はセクション「2.8ブー トメニュー」の「Setup Mode」をご覧ください。 温度/電圧/ファンスピード表示 表示言語選択 終了メニュー CPU Volt.
バックボタン メニュー サブメニュー メニューバー 構成フィールド ポップアップウインドウ ヘルプ ナビゲーションキー Last Modified Quick note メニューバー 画面上部のメニューバーには次の項目があり、主な設定内容は以下のとおりです。 Main 登録したお気に入り項目 基本システム設定 Ai Tweaker オーバークロック関連 My Favorites Advanced 拡張システム設定 Monitor システム温度/電力状態の表示、およびファンの設定 Boot システム起動関連 Tool 独自機能 終了メニュー、及びデフォルト設定のロード Exit メニュー メニューバーの各項目を選択することにより、各項目に応じた設定メニューが表示されます。例え ば、メニューバーで「Main」を選択すると、 「Main」の設定メニューが画面に表示されます。 メニューバーのAi Tweaker、Adbanced、Monitor、Boot、Tool、Exitにも、それぞれ設定メニューが あります。 2-8 Chapter 2: UEFI BIOS 設定
バックボタン サブメニューの項目が開かれている場合にこのボタンが表示されます。マウスでこのボタンをクリ ックするかを押すと、メインメニュー、または前の画面に戻ることができます。 サブメニュー サブメニューが含まれる項目の前には、 「>」マークが表示されます。サブメニューを表示するに は、マウスで項目を選択するか、カーソルキーで項目を選択し、を押します。 ポップアップウィンドウ マウスで項目を選択するか、カーソルキーで項目を選択し、を押すと、設定可能なオプシ ョンと共にポップアップウィンドウが表示されます。 スクロールバー 設定項目が画面に収まりきらない場合は、スクロールバーがメニュー画面の右側に表示されま す。マウスや カーソルキー、または / で、画面をスクロールすることが できます。 ナビゲーションキー UEFI BIOSメニュー画面の右下には、操作のためのナビゲーションキーが表示されています。表示 されるナビゲーションキーに従って、各項目の設定を変更します。 ヘルプ メニュー画面の右上には、選択した項目の簡単な説明が
2.3 お気に入り 頻繁に使用する項目をお気に入りとして登録することで、画面の切り替えなどの面倒な操作をせ ずに一画面で各種設定を変更することができます。 お気に入り項目を追加する 手順 1. キーボードでお気に入りに追加したい項目を選択します。マウスを使用する場合は、お気 に入りに追加したい項目の上にカーソルを移動します。 2.
2.4 メインメニュー UEFI BIOS UtilityのAdvanced Mode を起動すると、まずメインメニュー画面が表示されます。 メインメニューでは基本的なシステム情報が表示され、システムの日付、時間、言語、セキュリティ の設定が可能です。 2.4.1 System Language [English] UEFI BIOS Utility の表示言語を選択することができます。 設定オプション: [ English] [Русский][한국어] 2.4.2 [Español] System Date [Day xx/xx/xxxx] システムの日付を設定します。 2.4.3 System Time [xx:xx:xx] システムの時間を設定します。 2.4.4 Security システムセキュリティ設定の変更が可能です。 • パスワードを忘れた場合、CMOSクリアを実行しパスワードを削除します。Clear CMOS ジャンパの位置はセクション「1.
Administrator Password 管理者パスワードを設定した場合は、システムにアクセスする際に管理者パスワードの入力を要 求するように設定することをお勧めします。 管理者パスワードの設定手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Create New Password」ボックスにパスワードを入力し、を押します。 3. パスワードの確認のため、 「Confirm New Password」ボックスに先ほど入力したパスワー ドと同じパスワードを入力し、を押します。 管理者パスワードの変更手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Enter Current Password」ボックスに現在のパスワードを入力し、を押します。 3. 「Create New Password」ボックスに新しいパスワードを入力し、を押します。 4.
2.
Target CPU Speed : xxxxMHz 設定保存後のTurbo Core時最大プロセッサー動作周波数の目安が表示されます。 Target DRAM Speed : xxxxMHz 設定保存後の最大メモリー動作周波数の目安が表示されます。 2.5.1 Memory Frequency [Auto] メモリーの動作周波数を設定します。設定オプションはベースクロックの設定に依存して変動し ます。 設定オプション: [ Auto] [DDR3-800MHz] [DDR3-1066MHz] [DDR3-1333MHz] [DDR3-1600MHz] [DDR3-1866MHz] [DDR3-2133MHz] [DDR3-2400MHz] メモリー周波数の設定値が高すぎると、システムが不安定になる場合があります。不安定になっ た場合は、設定をデフォルト設定値に戻してください。 2.5.2 APU Multiplier [Auto] APUの動作倍率を調整することができます。調節は <+> <-> で行います。 設定可能範囲はプロセッサーにより異なります。 2.5.
2.5.7 DRAM Voltage [Auto] メモリーの駆動電圧を設定します。 設定範囲は 1.350V ~1.650V で、0.150V刻みで調節します。 2.5.
CPU Voltage Frequency [300] プロセッサー用電圧調整モジュール(VRM)のスイッチング周波数の制御方法を設定します。スイ ッチング周波数を高くすることでVRMの過渡応答を高めることができます。数値の調節は <+> <-> で行います。設定範囲は200kHz~350kHzで、50kHz刻みで調節します。 CPU Power Duty Control [T.Probe] プロセッサー用電圧調整モジュール (VRM) の制御方法を設定します。 [T. Probe] VRMの温度バランスを重視します。 [Extreme] VRMの出力電流バランスを重視します。 本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けた上で行ってください。 2.6 アドバンスドメニュー プロセッサー、チップセット、オンボードデバイスなどの詳細設定の変更ができます。 アドバンスドメニューの設定変更は、システムの誤動作の原因となることがあります。設定の 変更は十分にご注意ください。 2.6.
NX Mode [Enabled] No-execute page protection (NX) 機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] SVM Mode [Enabled] AMD による x86 アーキテクチャのハードウェア仮想化拡張技術と仮想化システムに対するセキュ リティ機能を合わせた技術AMD-V (AMD SVM) の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] CPB Mode [Auto] CPB (Core Performance Boost) モードの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Auto] APM Master enable [Auto] Advanced power management (APM)による電源管理の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Auto] [Enabled] [Disabled] C6 Mode [Enabled] プロセッサーの1次キャッシュと2次キャッシュの内容をフラッシュし、プロセッサーコア電圧を最 大限まで下
OnChip SATA Type [AHCI] Serial ATAインターフェースの動作モードを設定します。 [IDE] SATAデバイスをIDEデバイスとして認識させます。 [RAID] SATAデバイスでRAIDアレイを構築することができます。 [AHCI] SATAデバイス本来の性能を発揮させます。このモードを選択することによりホ ットプラグ機能とネイティブ・コマンド・キューイング (NCQ) をサポートするこ とができます。 SATA Port 5,6 [AHCI] この項目は「OnChip SATA Type」を [AHCI] にすると表示されます。SATA Port 5,6が [AHCI] に設定されている場合は、 ドライバーがインストールされたOSでのみ、これらのポ ートを使用することができます。[IDE] に設定すると OSを起動する前にSATA 6Gb/sポート 5/6に接続されたデバイスにアクセスすることができます。 設定オプション: [AHCI] [IDE] SATA Port 5, 6 [RAID] この項目は「OnChip SATA Type」を[RAID] にすると表示されま
USB Single Port Control 個々にUSBポートの有効/無効を設定することができます。 2.6.
Realtek LAN Controller [Enabled] [Enabled] Realtekギガビット・イーサネット・コントローラーを有効にします。 [Disabled] このコントローラーを無効にします。 Realtek PXE OPROM [Disabled] Realtek ギガビット・イーサネット・コントローラーのオプションROMによるネットワークブートの 有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Asmedia USB 3.0 Controller [Enabled] [Enabled] ASMedia USB 3.0 コントローラーを有効にします。 [Disabled] このコントローラーを無効にします。 Asmedia USB 3.0 Battery Charging Support [Disabled] [Enabled] [Disabled] iPod/iPhone/iPadやBC 1.
Power On By PS/2 Keyboard [Disabled] [Disabled] [Space Bar] [Ctrl-Esc] [Power Key] この機能を無効にします。 PS/2 キーボードのスペースキー(スペースバー)でシステムをONにします。 PS/2 キーボードの でシステムをONにします。 PS/2 キーボードのPower キーでシステムをONにします。この機能を利用する には、+5VSBラインに最低1Aを供給するATX電源を必要とします。 Power On By PS/2 Mouse [Disabled] [Disabled] この機能を無効にします。 [Enabled] PS/2 マウスで電源をONにする機能を有効にします。この機能を利用するに は、+5VSBラインに最低1Aを供給するATX電源を必要とします。 Power On By PME [Disabled] [Disabled] この機能を無効にします。 [Enabled] オンボードLANデバイスおよびPCI/PCI Expressデバイスで起動信号を受信し た際のWake-On-LA
2.
2.7.1 CPU Temperature / MB Temperature [xxxºC/xxxºF] オンボードハードウェアモニターはプロセッサーとマザーボードの温度を自動検出しその値を表 示します。なお、[Ignore] にすると、表示されなくなります。 2.7.2 CPU / CHA FAN Speed [xxxx RPM] / [N/A] オンボードハードウェアモニターは各ファンのスピードを自動検出し、RPMの単位で表示します。 マザーボードにファンが接続されていない場合は、[N/A] と表示されます。なお、[Ignore] にする と、表示されなくなります。 2.7.
2.7.
2.
2.8.
2.8.
2.8.
次の項目は「OS Type」を [Windows UEFI mode] に設定すると表示されます。 Key Management この項目は「Secure Boot Mode」を [Custom] に設定すると表示されます。Secure Bootキーの管 理を行います。 Install Default Secure Boot keys プラットフォームキー (PK)、キー交換キーデータベース (KEK)、署名データベース (db)、失 効した署名データベース (dbx)、すべてのセキュアブートの規定値を読み込みます。すべて のセキュアブートキーの状態は未読み込みとなり、設定はシステムの再起動後に適用され ます。 Clear Secure Boot keys すべてのセキュアブートキーを削除します。すべてのセキュアブートキーの状態は未読み 込みとなり、設定はシステムの再起動後に適用されます。 Save Secure Boot keys すべてのセキュアブートキーをUSBストレージデバイスに保存します。 PK Management プラットフォームキー (PK) は、許可されていないファームウェアの変更からコン
DB Management 署名データベース (db) は、署名者、または個別のコンピューター上で読み込みが許可され る UEFI アプリケーション、オペレーティング システム ローダー、UEFI ドライバーのイメー ジ ハッシュが登録されています。 Delete the db 署名データベース (db) を削除します。 設定オプション: [Yes] [No] Load db from File 署名データベース (db) をUSBストレージデバイスから読み込みます。 Append db from file より多くのイメージを安全に読み込むために、USBストレージデバイスから署 名データベース (db) を追加します。 読み込むファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている 必要があります。 DBX Management 失効した署名データベース (dbx) は、信頼されなくなったために読み込みが許可されない アイテムの、失効したイメージが登録されています。 Delete the DBX 失効した署名データベース (dbx) を削除します。 設定オプション: [Yes]
2.9 ツールメニュー 2.9.1 ASUS EZ Flash 2 Utility ASUS独自機能の設定をします。マウスで項目を選択するか、キーボードのカーソルキーで項目を 選択し、を押してサブメニューを表示させることができます。 ASUS EZ Flash 2 Utility を起動します。を押すと、確認メッセージが表示されます。 カーソルキーを使って [Yes] または [No] を選択し を押して選択を決定します。 詳細はセクション「2.1.2 ASUS EZ Flash 2」をご参照ください。 2.9.2 ASUS SPD Information DIMM Slot Number [DIMM_A1] 取り付けられたメモリーモジュールのSerial Presence Detect (SPD) 情報を表示します。 設定オプション: [DIMM_A1] [DIMM_B1] 2.9.3 ASUS O.C.
2.
付録 ご注意 Federal Communications Commission Statement 3 This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: • This device may not cause harmful interference. • This device must accept any interference received including interference that may cause undesired operation. This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules.
IC: Canadian Compliance Statement Complies with the Canadian ICES-003 Class B specifications. This device complies with RSS 210 of Industry Canada. This Class B device meets all the requirements of the Canadian interference-causing equipment regulations. This device complies with Industry Canada license exempt RSS standard(s).
ASUSコンタクトインフォメーション ASUSTeK COMPUTER INC. 住所: 電話(代表) : ファックス(代表) : 電子メール(代表) : Webサイト: テクニカルサポート 電話: ファックス: オンラインサポート: 15 Li-Te Road, Beitou, Taipei, Taiwan 11259 +886-2-2894-3447 +886-2-2890-7798 info@asus.com.tw http://www.asus.com +86-21-3842-9911 +86-21-5866-8722 ext. 9101# http://support.asus.com/techserv/techserv.aspx ASUS COMPUTER INTERNATIONAL(アメリカ) 住所: 電話: ファックス: Webサイト: テクニカルサポート 電話: サポートファックス: オンラインサポート: 800 Corporate Way, Fremont, CA 94539, USA +1-510-739-3777 +1-510-608-4555 http://usa.
3-4 Chapter 3: 付録 (510)739-3777/(510)608-4555 800 Corporate Way, Fremont, CA 94539. Asus Computer International Date : Signature : Representative Person’s Name : Feb. 26, 2014 Steve Chang / President This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: (1) This device may not cause harmful interference, and (2) this device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation.