User's Manual
ASUS SABERTOOTH 990FX R2.0
3-13
Chapter 3
DIGI+ Power Control
CPU Load-Line Calibration [Auto]
CPUへの供給電圧を調節しシステム温度をコントロールします。高い値を設定することにより、電
圧の降下を防ぎオーバークロックの範囲を広げることができます。ただし、CPUとVRMからの発熱
量は増加します。この項目では、電圧の範囲を次の%で設定可能です。
0% (Regular)、25% (Medium)、50% (High)、75% (Ultra High)、100% (Extreme).
設定オプション:[Auto] [Regular] [Medium] [High] [Ultra High] [Extreme]
実際のパフォーマンスは取り付けられたCPUにより異なります。
CPU/NB Load-Line Calibration [Auto]
メモリーコントローラーへの供給電圧を調節しシステム温度をコントロールします。高い値を設
定することにより、電圧の降下を防ぎオーバークロックの範囲を広げることができます。ただし、ノ
ースブリッジチップセットとVRMからの発熱量は増加します。
設定オプション:[Auto] [Regular] [High] [Extreme]
CPU Currrent Capability [Auto]
オーバークロック用にCPUへの電力供給量を設定します。高い値を設定することにより、電圧調整
モジュール(VRM)の消費電力は増加します。
設定オプション:[Auto] [100%] [110%] [120%] [130%] [140%]
DIGI+ Power Control 関連のパラメータを変更中に、サーマルモジュールを取り外さないでく
ださい。正常に動作するためには各所の温度状態を常にモニタリングする必要があります。
いくつかの項目は、数字キーまたは<+> と <-> で数値を入力します。数値の入力を終えたら
<Enter>を押し数値を決定します。なお、デフォルト設定に戻す場合は、キーボードで [auto] と
入力し<Enter>を押します。
CPU/NB Currrent Capability [Auto]
オーバークロック用にメモリーコントローラーへの電力供給量を設定します。高い値を設定するこ
とにより、電圧調整モジュールの消費電力は増加します。
設定オプション:[Auto] [100%] [110%] [120%] [130%]
CPU Power Phase Control [Standard]
動作中のCPU用電圧調整モジュール(VRM)数の制御方法を設定します。システム負荷が大きい環
境でフェーズ数を増やすと、過渡応答と放熱システム のパフォーマンスが向上します。システム負
荷が小さい環境でフェーズ数を減らすと、VRM効率が上がります。
[Standard] CPUの負荷に応じてフェーズをコントロールします。
[Optimized] ASUSが提供する最適な
フェーズ調節プロファイルをロードします。
[Extreme] フルフェーズモードを実行します。
[Manual Adjustment] 手動調節します。
本機能を正確に使用するために、CPUクーラーやケースファンなどのサーマルモジュールを必
ず取り付けてください。