User's Manual
2-16 Chapter 2: UEFI BIOS 設定
CPU/NBLoad-LineCalibration[Auto]
メモリーコントローラーへの供給電圧を調節しシステム温度をコントロールします。高い
値を設定することにより、電圧の降下を防ぎオーバークロックの範囲を広げることができま
す。ただし、ノースブリッジチップセットとVRMからの発熱量は増加します。
設定オプション: [Auto] [Regular] [High] [Extreme]
CPUCurrentCapability[Auto]
CPUに供給する電流の上限値を設定します。オーバークロック時は高い値を設定すること
で動作を安定させることができます。ただし、VRMの消費電力が上昇します。
設定オプション: [Auto] [100%] - [140%]
電圧の設定を行う前にCPUの説明書をご確認ください。設定値が高すぎるとCPUの損傷、低す
ぎるとシステム不安定の原因となることがあります。
CPU/NBCurrentCapability[Auto]
メモリーコントローラーへ供給する電流の上限値を設定します。高い値を設定することによ
り、電圧調整モジュールの消費電力は増加します。
設定オプション: [Auto] [100%] [110%] [120%] [130%]
CPUPowerPhaseControl[Standard]
CPU用VRMの稼働フェーズ数の制御方法を設定します。
[Auto] 自動的に制御
[Standard] CPUの電力情報に基づき制御
[Optimized] ASUS独自の最適化プロファイルに基づき制御
[Extreme] 常に最大フェーズ数で制御
[Manual Adjustment] 手動設定を行います。
CPUVoltageFrequency[Auto]
CPU用電圧調整モジュール(VRM)のスイッチング周波数の制御方法を設定します。スイッチ
ング周波数を高くすることでVRMの過渡応答を高めることができます。
[Auto] 自動的に制御
[Manual] 10kHz 刻みで手動調節
次の項目は「CPUVoltageFrequency」を [Auto] にすると表示します。
VRMSpreadSpectrum[Disabled]
動作周波数を変調させることで信号伝送時の電磁波を低減させ、通常動作時の動作を安
定させるスペクトラム拡散機能の有効/無効を設定します。
* オーバークロック時には、この項目を[Disabled]設定することで、システムの動作が安定
する場合があります。設定オプション: [Disabled] [Enabled]
次の項目は「CPUVoltageFrequency」を [Manual]にすると表示します。