User Guide
AWARD BIOSの設定
3-12
Chipset Features à Auto Configuration (自動設定)
Auto Configuration
Enabled
Disabled
Enabledにすると,CPUのタイプとクロック・スピード
に応じて, DRAMおよびキャッシュに関連するタイミ
ングは,既定値にセットされます。独自の DRAMタイ
ミングに設定したい場合にはDisableを選びます。
Chipset Features à DRAM Timing (DRAM タイミング)
DRAM Timing
60 ns
70 ns
DRAMのタイミング関連パラメータには,60ns系と70ns
系の2セットが用意されており,この区別を指定すると
後はBIOSが自動的にセットします。
警告: デフォルトのメモリー・タイミングは最適な性能
を得るために60nsになっています。インテルのチップ
セット TX の仕様上の制限から,70nsのSIMMはCPUの
外部クロック周波数が60MHzの場合に限って使うこと
が出来ます。70nsのSIMMを 66MHzのCPU外部クロッ
クの下でお使いになると,不安定なシステムになる恐
れがあります。
Chipset Features à DRAM Leadoff Timing (DRAMリードオフ)
DRAM Leadoff Timing
11/7/3/4
10/6/3/3
11/7/4/4
10/6/4/3
リードオフ(Leadoff)とは,バーストread/write時の
先頭のメモリー・サイクルのタイミングを指します。
このパラメータは実際には,page miss read/write時の
みのリードオフ・タイミングと,その他に「RASプリ
チャージ」のクロック数,および「RAS to CAS 遅れ」
などを規定します。4個の数値は先頭からそれぞれ,
「Readリードオフ」、「Writeリードオフ」、「RAS プ
リチャージのクロック数」、「RAS to CAS遅れ」を表
しています。例えばデフォルトの10/6/3/3は,DRAM
page miss readが 10-x-x-x,DRAM write は 6-x-x-x,RAS
プリチャージが3クロック,そしてRAS to CAS遅れも3
クロックであることを示します。