User Guide
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ADOBE AUDITION
ユーザガイド
クロスフェードには、主に
3
つの種類があります。均等な割合でフェードする場合は「
Linear
」を、サイン曲線のよう
な傾斜でフェードする場合は「
Sinusoidal
」を選択します。「
Logarithmic
」を選択すると、一定率で信号の振幅が
フェードするので、フェードの一方の端(フェードインするかフェードアウトするかによって異なる)で傾斜が急にな
ります。
注意:ツールバーの
Crossfade
ボタンでは、デフォルトで「
Sinusoidal
」フェードが使用されます。別の種類のクロス
フェードを指定するには、
Edit
メニューまたはコンテクストメニューから「
Crossfade
」を選択します。
「
Crossfade
」で作成されるフェードの曲線を変更するには、
View
メニューで「
Show Volume Envelopes
」オプ
ションおよび「
Enable Envelope Editing
」オプションを有効にします。
Loop Duplicate
「
Loop Duplicate
」は、選択した波形ブロックの、 指定した回数だけ連続するイメージを作成し、
実質的に波形のループを作成します。
Loop Duplicate
ダイアログボックス
•
Repetitions
:このフィールドには、波形ブロックのイメージを作成する回数を入力します。
•
Spacing
:ここには
2
つのオプションがあります。 複製される各波形ブロック間に空白を挿入しないか、または一定
量の空白を均等に挿入するかを指定します。挿入する空白の量は、表示されたフィールドで指定できます。
「
Loop Duplicate
」機能を使用してタイムディレイのエフェクトを作成するには:
1
最初に、
Multitrack View
にソース波形を配置します。
2
配置したら、
Shift
キーを押しながら波形を右クリックし、ドラッグしてイメージを作成します。イメージは新しい
トラック(既存のトラックの下など)に配置する必要があります。
3
次に、イメージを時間上で、元の波形の右にずらします。小量の場合はフェーズシフト( 短時間のオフセット)が
生成され、ずれを大きくするとディレイ(
15
∼
50 ms
のオフセット)またはエコー(
50 ms
以上のオフセット)が生
成されます。
4
この操作を何度か繰り返し、各イメージをさらに右へ少しずつずらします。 また、「
Display Time Format
」を
「
Bars and Beats
」に変更してテンポのディレイを作成し、「
Snapping
」コマンドでルーラー位置にスナップ(「
Snap
To Ruler
」)し、ディレイイメージを各拍子に配置することができます。










