User Guide
第
4
章
38
Multitrack View
の操作
セッションへの既存のオーディオの挿入
マルチトラックセッションを一から録音する場合を除いて、通常、セッションを開始したときに最初に行う作業は、 既
存のオーディオファイルを
Multitrack View
のセッションウィンドウに読み込むことです。
Adobe Audition
では、
Organizer
ウィンドウからファイルをドラッグする方法を含めて、 この作業のためにいくつかの方法が用意されていま
す。多くのユーザにとって最もわかりやすい方法は、
Insert
メニューを使用する方法です。
Insert
メニュー
Insert
メニューには、システムに接続された任意のドライブから波形、
MIDI
、ビデオ、およびビデオのサウンドトラッ
クを挿入するためのコマンドや、
Adobe Audition
の
Edit View
で既に開いているファイルやキューを挿入する機能が
用意されています。トラックを右クリックして、同様の
Insert
メニュー項目を選択することもできます。
セッションへの新しいオーディオの録音
Adobe Audition
の
Multitrack
セッションに録音するには、 録音先のトラックを有効にしておく必要があります。録音
できるようにトラックを有効にするには、そのトラックの
Track Controls
で「
R
」ボタンをクリックします。または、
トラックのブロック以外の任意の場所を右クリックし、コンテクストメニューから「
Record
」を選択します。
システムの複数のデバイス(別のサウンドカードなど)で録音が可能な場合は、録音に使用するデバイスを選択できま
す。トラックの
Recording Device
ボタン(デフォルトでは「
Rec 1
」と表示されている)をクリックして
Record
Devices
ダイアログボックスを表示します。
Record Devices
ダイアログボックスは、トラックのブロック以外の任意
の場所を右クリックし、コンテクストメニューから「
Recording Device
」を選択して表示することもできます。
Record Devices
ダイアログボックスでは、トラックの入力デバイスを選択できるだけでなく、トラックをステレオで
録音するか、左チャンネルのみまたは右チャンネルのみ録音するかを指定したり、トラックを
16
ビットと
32
ビットの
どちらのモードで録音するかを指定することができます。
注意:サウンドカードのミキサーでレベルが正しく設定されていることも確認する必要があります。これには、適切な
入力チャンネルを有効にすることや、入力ボリュームが小さすぎたり(ノイズが多くなる)、大きすぎたり(録音に歪
みが発生する)していないことを確認することが含まれます。










