User Guide

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ADOBE AUDITION
ユーザガイド
Paste
Paste
」コマンドは、データをアクティブなクリップボードから挿入ポイントに挿入するか、現在ハイライト
表示されているデータを置き換えます。クリップボードにある波形データの形式が貼り付け先のファイルの形式と異な
る場合は、
Adobe Audition
によって貼り付けの前に自動的に形式が変換されます。
Mix Paste
アクティブなクリップボードにあるオーディオデータと現在表示されている波形をミキシングするには、
Mix Paste
」を使用します。このコマンドは、
Adobe Audition
のマルチトラック機能に対する代替方法と考えること
ができます。クリップボードのデータは、現在の挿入ポイントまたは選択範囲の先頭に挿入または重ね合わせられま
す。クリップボードにある波形データの形式が貼り付け先のファイルの形式と異なる場合は、
Adobe Audition
によっ
て貼り付けの前に自動的に形式が変換されます。
Trim
Trim
」コマンドを使用すると、選択したオーディオの片側または両側にある不要なオーディオ( 無音部分な
ど)を削除できます。波形のハイライト表示された選択部分以外のすべてが削除されます。
注意:削除された部分はクリップボードにはコピーされないので、元に戻す場合は
Edit
Undo
を選択する必要があ
ります。トリミングを実行した後にファイルを保存していない場合は、
File
Revert to Saved
を選択して元に戻すこ
ともできます。
Silence
この機能は、波形の選択した範囲を無音にします。
Silence
」コマンドは、選択範囲の削除や切り取りとは異
なり、前後のマテリアルをつなぎ合わせるのではなく、選択範囲の長さはそのままにして、単にその振幅を
0
にします。
注意:
Silence
」コマンドを実行するには、まず波形の一部または全体を選択する必要があります。
Add to Cue List
このコマンドは、現在のカーソル位置を
Adobe Audition
Cue List
に追加します。
Wave Properties
テキストやグラフィックスを埋め込んだり、特定のパラメータを指定したり、アクティブな波形
に関する情報を表示したりできるタブ付きウィンドウを表示するには、このコマンドを使用します。
サンプルの直接編集
Edit View
で十分にズームインを実行すると、波形の各サンプルを直接編集できます。 これを行う
には、波形のごく一部を選択し、
Zoom to Selection
ボタン
Adobe Audition
Zoom Buttons
1
つ)を使用して
できる限りズームインします。
サンプルレベルまでズームインされた
Wave Display