User Guide

9
2
章:
ワークエリアについて
Adobe Audition
は、
2
つの主なオーディオプログラムが
1
つになったものと考えることができます。
Adobe Audition
は強力な単一波形エディタであり、モノラルおよびステレオの波形を再生、録音、編集、および処理できます。また、
Adobe Audition
では、ノンディストラクティブ編集環境でリアルタイムエフェクトおよびレベル
/
パンミックス調整
を行いながら、複数のオーディオファイル(最大
128
トラック)をデジタル録音およびミキシングして、単一のサウン
ドカードまたは複数のサウンドカードに出力できます。
この章では、外見は単純でありながら強力なこのプログラムのナビゲーションおよび機能コントロールについて簡単に
説明します。ここでは、
Adobe Audition
2
つの主なワークエリアである
Edit View
Multitrack View
に共通する主
なインタフェイス要素を中心に説明します。それぞれのワークエリアに固有な部分については後の章で取り上げます。
Adobe Audition
では、マウスの右ボタンによる操作が数多く使用されています。 単純な機能ボタン、コント
ロール、ウィンドウまたは波形アクションが表示されているときは、右クリックを試してみてください。
Adobe
Audition
の操作に役立つ、便利なコンテクストメニューやオプションが用意されている場合があります。
Edit View
Multitrack View
Adobe Audition
には、
Edit View
Multitrack View
2
つのワークスペースがあります。
Edit View
を使用する場合、
Adobe Audition
は、モノラルおよびステレオの波形の録音、編集、および処理に使用できる単一波形エディタと考え
ることができます。オーディオファイルはディスク(
CD
を含む)に保存したり、コンピュータにインストールされて
いるサウンドカードで再生できます。